通信制高校は学校によって出願期間が変わり、長い学校では3月末〜4月末まで受け付けている学校もあります。
一校ずつ出願を受け付けているか確認するのは大変なので、通学圏内にある学校資料をまとめて取り寄せ、出願を受け付けている学校があるかを急いで探しましょう。早い学校は翌日には願書や資料が届きます。

*受験にあたっては「説明会参加が必須」という学校もあります。受験間際で焦らないよう、入学願書は今すぐ取り寄せ確認しましょう!
通信制高校で単位を履修するためには、
- レポートの提出(添削指導)
- スクーリングの参加(面接指導)
- テストを受ける
という3つのプロセスを踏む必要があります。
といっても、「レポートって何?」「スクーリングって何をするの?」という生徒も多いと思いますので、この記事でご紹介していきます!
通信制高校のレポートとスクーリングについて
通信制高校のレポートとは?
通信制高校における「レポート」とは、国語や数学など、各科目の内容の理解度を試す小テストのようなものです。
レポートといっても、何か文章を提出するものではなく、マークシート形式で教科書の内容を確認するものが多く、難易度はさほど高くありません。授業を受けていれば問題なく回答ができるものが多いため、レポートの記入→提出さえ行っていれば、単位を落とすことは少ないでしょう。
科目によってレポートの提出回数が決まっているのですが、各課科目毎に年1〜3通、年間ですべての教科を合わせて60通ほどのレポートを作成・提出します。
通信制高校のスクーリングとは?
通信制高校における「スクーリング」とは、通信制高校を卒業するために、最低限学校に通わなければならないプログラムのことです。
通信制といっても、全く学校に通う必要がないわけでなく、最低限の登校をしなければ卒業認定を受けることはできません。
このスクーリングの頻度は各学校によって様々で、週1回〜の登校を課している学校もあれば、年1回の合宿形式の集中スクーリングを用意している学校もあります。
合宿形式のスクーリングや、キャンプやレクリエーションといった体験型の授業を、全国の同級生と一緒に学ぶことができますよ。
通信制高校におけるレポートとスクーリングの回数
通信制高校におけるレポートとスクーリングの回数は平均すると以下の通りです▼
国語、数学、地理等
- レポート提出:3通(年)
- スクーリング:1回(年)
理科、芸術、英語など実技・実習を伴う教科
- レポート提出:3通(年)
- スクーリング:4回(年)
体育
- レポート:1通(年)
- スクーリング:5回(年)
となります。
教科や科目ごとにレポート提出やスクーリングの回数は異なるのですが、実技を伴う教科はレポートの提出が少なく、実技指導の回数が多くなりますね。
1年間、25単位を履修した場合にすると、
スクーリング:20日間程度
レポート:約60通
というのが、通信制高校での年間レポート・スクーリング回数となります。
レポートを提出してマイペースに高校卒業を目指そう

通信制高校では、1年間に履修できる最大単位数は各校で決められています。
たとえば1年間に35単位まで履修できる場合、1年、2年次である程度の単位を履修して、3年次は大学受験の専念することもできます。
逆に、不登校などを経験した生徒は、1年次は少なめの履修にして身体を慣らしつつ、徐々にペースアップをすることもできます。
生徒の都合に合わせて履修速度を変えられるというのは、通信制高校の大きな特徴のひとつといえるでしょう!
不登校で通学が難しいという生徒だけでなく、高校の勉強以外にやりたいことがあるからと、積極的に通信制高校に進む生徒もたくさんいるんだよ!



通信制高校は学校によって出願期間が変わり、長い学校では3月末〜4月末まで受け付けている学校もあります。
一校ずつ出願を受け付けているか確認するのは大変なので、通学圏内にある学校資料をまとめて取り寄せ、出願を受け付けている学校があるかを急いで探しましょう。早い学校は翌日には願書や資料が届きます。

*受験にあたっては「説明会参加が必須」という学校もあります。受験間際で焦らないよう、入学願書は今すぐ取り寄せ確認しましょう!