通信制高校は学校によって出願期間が変わり、長い学校では3月末〜4月末まで受け付けている学校もあります。
この時期から通信制高校への入学を考えるなら、通学圏内にある学校資料をまとめて取り寄せ、出願を受け付けている学校があるかをまず探しましょう。早い学校は翌日には願書や資料が届きます。

*受験にあたっては「説明会参加が必須」という学校もあります。受験間際で焦らないよう、入学願書は今すぐ取り寄せ確認しましょう!
通信制高校って、ネガティブな印象がありますよね。
でも、普通の学校でうまくやれなかった生徒には、通信制高校は、逆に自分の可能性が広げられる環境になったりします。
ここでは、不登校や引きこもりで学校にいけなくなってしまった生徒のお父さん、お母さん向けに、管理人が考える通信制高校のメリットについて書いてみました!
「勉強ができない」=「自分はダメなんだ」
管理人のように、不登校や中退を経験した生徒は、たいていの場合、勉強で成功した経験がありません。
学校という小さな社会においては、勉強の成績が、評価として大きな意味を持っています。
そんな環境の中で勉強ができないと、
「俺はみんなより勉強できないんだ…」
「私は頭が悪いんだ…」
と、自分の評価を必要以上に下げてしまうことにつながります。
自分はやればできるんだ、目標に向かってがんばってみよう、と思える人は「がんばった結果、できた」という経験を既に持っている人がほとんどです。
ところが、
小学校や中学校で勉強がうまくいかなかった管理人のような生徒は、学校の中で、そういった経験を持っていないのです。
本当は、勉強なんかできなくたって、健康だったり、友達思いだったり、足が速かったり、その人なりの良いところがあったりします。
でも、管理人のような生徒は、学校の「勉強」という評価だけで自分を判断して、「勉強ができない=自分はダメなんだ」と、自分の可能性を自分で枠にはめてしまっています。
どうすればやる気を持ってもらえるか
そのような子供たちに明るい希望とやる気を持ってもらうためには、
「がんばったら、できた」という体験をしてもらうのが一番
だと管理人は考えます。
勉強での挫折経験は、勉強をがんばることでしか克服できません。
でも、いきなり難しすぎる課題にチャレンジするのはオススメできません。
「挑戦したけどやっぱりダメだった」となるので、これではかえって逆効果です(笑)
「今いるところから、ほんのちょっとがんばれば達成できること」
にチャレンジして、成功する。
また次のチャレンジが成功する。
また次。そしてまた次。
こんな成功体験を積み重ねることで初めて自分の可能性に気づくことができます。
通信制高校のメリット
そういった環境を得るために「通信制高校」という場所は、とても良い選択だと思います。
なにより、同じような境遇で育ってきた仲間が多いこと。
通信制高校では、もとも不登校だったり、引きこもりだったりといった生徒、なんとなく普通の高校に馴染めなくて通信制高校に流れついた生徒など、「自分と同じような境遇」の生徒がたくさんいます。
また、そういう生徒が多いので、勉強だけで評価が決まるわけではありません。
もともと学校に来れなかった生徒は、週1回だけでも教室に来れたら先生が褒めてくれる、
アルバイトの稼ぎでお洒落な服を買ったらそのセンスを褒めてくれる、、、
など、ほんとうに些細なことでも勉強以外の評価で「認めてくれる」ことが多いのです。
そして、そんな同じ境遇の仲間の存在は、管理人のように、一度はドロップアウトした生徒にとってはとても心強いものでした。
今管理人は、ウェブを作る仕事をしていますが、そのきっかけというのも、通信制の授業でパソコンの授業があり、そこで簡単なHPを作ってみたら、褒められて嬉しかった、という単純な経験が元になっています。
今思えば、ちんちくりんなサイトなのですが「誰かに褒められた」というのがとても嬉しくてそこから学校も、他の勉強も面白くなっていたように思います。
もちろん学校によっては、サポートが充実していないこともありますが、それでも、似た境遇の生徒が、それぞれの形でがんばるというのは一緒なのではないかと思います。
通信制高校について詳しく知ってみたいという方は、まずは近くにある通信制高校のパンフレットを取り寄せてみてください。全日制の高校では体験できない、通信制だからこその自由なカリキュラムに驚かれるはずですよ!
通信制高校は学校によって出願期間が変わり、長い学校では3月末〜4月末まで受け付けている学校もあります。
この時期から通信制高校への入学を考えるなら、通学圏内にある学校資料をまとめて取り寄せ、出願を受け付けている学校があるかをまず探しましょう。早い学校は翌日には願書や資料が届きます。

*受験にあたっては「説明会参加が必須」という学校もあります。受験間際で焦らないよう、入学願書は今すぐ取り寄せ確認しましょう!