通信制高校は学校によって出願期間が変わり、長い学校では3月末〜4月末まで受け付けている学校もあります。
この時期から通信制高校への入学を考えるなら、通学圏内にある学校資料をまとめて取り寄せ、出願を受け付けている学校があるかをまず探しましょう。早い学校は翌日には願書や資料が届きます。

*受験にあたっては「説明会参加が必須」という学校もあります。受験間際で焦らないよう、入学願書は今すぐ取り寄せ確認しましょう!
自分の「声」ひとつで仕事をする職業「声優」。アニメ、映画の吹き替え、テレビやラジオのナレーションなど、非常に幅広い活躍の場があります。
そんな大人気の職業「声優」を、通信制高校に通いながら目指す方法についてまとめてみました。
声優になるにはそもそも何が必要?
声優になるために何か特別な資格が必要なわけではありませんが、一般的には、
- 声優プロダクションに入門するためのオーディションに合格、所属する
- 個人として作品ごとのオーディションを受けて合格、作品に採用される
ことで声優として活動できるようになります。
個人で作品のオーディションを受けて合格するのはとても難しいので、ほとんどの人は、声優プロダクションに所属するところから活動をスタートします。

オーディションに合格するために、声優の勉強をするわけですが、勉強する場所としては
- 声優の専門学校
- オンラインの声優養成スクール
- 声優プロダクションの養成所
- 劇団の養成所
などがあります。
それぞれの方法についてはこちらの記事でまとめています。

通信制高校で声優になるメリット

中学を卒業してすぐに声優になりたい!と思っている生徒は、きっとお父さん・お母さんに、「高校くらい行け!!」って大反対されているのではないでしょうか。
そんな生徒にオススメなのが、「通信制高校に通いながら声優の勉強をする」という選択肢です。高校の勉強と声優の勉強を同時に進めることができます。
声優は、ただセリフをしゃべれば良いだけではありません。声だけですべての感情の起伏を表現できなければいけない仕事です。
自分自身でさまざまな感情を経験していたり、いろいろな社会経験を積んだりしている人の方が表現力に幅が出るのは当然です。
ここを読んでいる生徒にとっても、高校生活でいろいろな経験をして、深く成長して人間力を身につけてからの方が、声優として活躍できる力が深まるのは間違いありません。
声優志望で通信制高校を選ぶときの注意

声優の勉強ができるとアピールしている通信制高校はたくさんありますが、声優を目指す「真剣度」が学校によって結構違うので、注意が必要です。
真剣にプロを目指す学校は、提携している専門学校の授業を同時に受けたり、現役の声優を講師として招いてみっちり授業を行ったり、という体制を整えています。そのため、
- 授業時間はどのくらいか?
- 講師はどんな人たちか?
- 学校の設備はどんなものがあるか?
- デビューの実績は?
ということを、学校資料を読み込んだり、実際に学校訪問をすることで見極めていく必要があります。
よくあるのは、「トライアル」と称してお試し授業は受けることがはできるけれど、学校には声優養成の専門設備がない、というところです。
こうなると、自分がやりたい声優に向けた勉強ができる時間はわずかしかない、、、ということになってしまいます。
高校卒業に向けた勉強の、プラスアルファとして声優の体験ができるのか、あるいは高校生のうちから声優デビューを目指す学校なのか、前者と後者では大きな違いがあります。あなたの本気度によって学校選びは間違えないようにしましょう。
声優になれる通信制高校の抜粋
通信制高校で声優の勉強ができる学校について、いくつかご紹介します。
鹿島学園高等学校 アニメ・マンガ・声優コース【声優専攻】

- インターナショナル・メディア学院と提携
- プロ声優が講師。授業がそのままオーディションに
鹿島学園高等学校で、マイペースに高校卒業資格を目指しながらインターナショナル・メディア学院の高等部で、週3日程度の声優の授業に取り組みます。
鹿島学園高等学校の特徴は・・・
- 全日制普通科の「鹿島学園」への転籍も可能
- 週1~5日制、家庭教師制、全寮制など、多様な学習スタイル
- 月2回のスクーリング、レポート提出、年2回のテストで卒業を目指す
インターナショナル・メディア学院の特徴は・・・
- 人気声優が直接指導!
- 英語など日本語以外の言語の声優を育成!
- 講師が関係する作品に出演できるなど、毎日の授業がオーディション
コースを併設しているかどうかは入学するキャンパスにもよりますので、資料請求で必ず確認されてください。

クラーク記念国際高等学校 クリエイティブコース【声優・放送専攻】

全他の専門学校と提携するスタイルではなく、自校に専門の教室・施設を持っています。毎日の時間割の中に声優の授業が組み込まれているイメージです。高校の必修授業も手を抜かず、習熟度別に学習できます。
クラーク記念国際高等学校 クリエイティブコース 声優・放送専攻の特徴は・・・
- 校舎の中にプロも利用する収録ブースがある!
- 年間150を超えるオーディションが受けられる!
- きめ細かな卒業後の進路指導
全国にあるクラークのキャンパスの中でも、声優専攻に進学できるキャンパスは4つだけなので要注意です。


通信制高校は学校によって出願期間が変わり、長い学校では3月末〜4月末まで受け付けている学校もあります。
この時期から通信制高校への入学を考えるなら、通学圏内にある学校資料をまとめて取り寄せ、出願を受け付けている学校があるかをまず探しましょう。早い学校は翌日には願書や資料が届きます。

*受験にあたっては「説明会参加が必須」という学校もあります。受験間際で焦らないよう、入学願書は今すぐ取り寄せ確認しましょう!