フリースクールで高卒資格は取れる?高認との違いと2つのルートを解説

「フリースクールに通いたいけど、高校卒業の資格はどうなるの?」
「高認(高卒認定試験)という言葉を聞くけど、フリースクールとどう関係があるの?」

不登校からの新たな学びの場としてフリースクールを検討する際、多くの方がこの「卒業資格」の問題に直面します。お子さんの将来の選択肢を広げるためにも、その仕組みを正しく理解しておくことは非常に重要です。

この記事では、フリースクールと高校卒業資格の関係、そして将来の選択肢を広げる「高卒認定試験(高認)」について、不登校支援の現場での実例をもとに分かりやすく解説します。

不登校生徒の保護者が選ぶ
総合満足度が高いフリースクール

総合満足度
4.7
マンツーマンで手厚く
高校進学率も◎

トライ式中等部
総合満足度
4.5
勉強/ゲーム/アニメ
が学べて通いやすい

バンタンゲームアカデミー中等部
総合満足度
4.4
ICT+プログラミング
オンライン授業に強い

第一学院中等部

*日本全国どこでもオンラインで学べて、出席認定も受けやすいスクールのみ掲載しています

「不登校になってもフリースクールという選択肢がある」と知っておくだけでも親の精神負担は軽くなります。いざ不登校になるとどうすればいいかわからなくなる方も多いので、情報収集だけは早めにしておきましょう。

目次

【結論】フリースクールだけでは高校卒業資格は取得できない

まず最も重要な結論からお伝えします。原則として、フリースクールに通うだけでは、高校卒業資格(最終学歴が「高卒」になる資格)を得ることはできません

なぜなら、フリースクールの多くは学校教育法で定められた「一条校」ではない、民間の教育施設だからです。

フリースクールは、子どもたちが安心して過ごせる居場所を提供したり、個々の興味関心を伸ばしたりすることを主な目的としており、法的な「学校」とは位置づけが異なります。

「一条校」とは?

学校教育法第1条に規定された、文部科学省が正式に認可した教育機関のことです。小学校、中学校、高等学校、大学などがこれに該当し、卒業すると法的な学歴が認められます。フリースクールの多くは一条校ではないため、通うだけでは高卒資格は得られません。

では、フリースクールに通いながら、将来のために高卒資格を得るにはどうすれば良いのでしょうか。主な方法は2つあります。

高卒資格を得るための2つのルート

フリースクールという安心できる環境を活かしながら、高卒資格やそれに準ずる資格を得るための代表的な2つのルートをご紹介します。どちらのルートもお子さんの状況や目標に合わせて選ぶことが可能です。

ルート①:通信制高校と連携して「高卒資格」を取得する

近年増えているのが、フリースクールが通信制高校の「サポート校」としての役割を担うケースです。

仕組み

生徒は通信制高校に在籍し、卒業に必要なレポート作成やスクーリング(対面授業)のサポートを、通い慣れたフリースクールのスタッフから受けます。通信制高校とフリースクールが連携することで、安心できる環境で高校卒業を目指せるのが大きな特徴です。

特徴

フリースクールという安心できる居場所に通いながら、通信制高校の卒業要件を満たしていくことができます。3年間で卒業すれば、最終学歴が「高卒」となる正規の卒業資格が得られます。レポート作成や学習計画の立案など、一人では難しい部分をフリースクールのスタッフがきめ細かくサポートしてくれるため、無理なく学習を続けられます。

こんな人におすすめ

  • 最終学歴として「高校卒業」の資格が欲しい人
  • 学習やレポート作成に一人で取り組むのが不安な人
  • フリースクールで友達を作りながら勉強したい人
  • じっくり3年間かけて高校卒業を目指したい人

通信制高校との連携型フリースクールでは、トライ式中等部のように個別指導が充実していたり、第一学院高等学校(中等部)のように進路指導が手厚い施設があります。見学や体験授業で実際の雰囲気を確認してみましょう。

ルート②:高卒認定試験(高認)に合格する

もう一つの有力な選択肢が、「高等学校卒業程度認定試験(高認)」に合格することです。

仕組み

フリースクールで学習のサポートを受けながら、年に2回実施される国の試験に合格を目指します。試験科目は8〜9科目で、合格ラインは各科目100点満点中40点程度とされています。自分のペースで必要な科目だけ受験できる柔軟性が魅力です。

特徴

学校に通う必要がなく、自分のペースで学習を進められます。満16歳以上であれば受験でき、一度合格した科目は次回以降免除されるため、数回に分けて挑戦することも可能です。早ければ16歳で全科目合格し、大学受験資格を得ることもできます。

こんな人におすすめ

  • 早く大学受験資格が欲しい人
  • 学校という組織に所属せず自分のペースで学びたい人
  • 特定の科目だけ集中して対策したい人
  • 最短ルートで次のステップ(大学・専門学校)に進みたい人

高卒資格取得をサポートするフリースクール

通信制高校との連携や高認対策に力を入れているフリースクールを厳選しました。お子さんの目標に合わせて選べます。

トライ式中等部

施設数全国120箇所以上
通所頻度週1日〜週5日
通学スタイル通学型・在宅型・オンライン型
費用お子さまに合わせて最適な料金プランを作成。料金プランのご提案・ご相談は無料

トライ式中等部は、個別指導のトライグループが運営するフリースクールです。小学生から中学生まで幅広く受け入れており、一人ひとりの学習状況に合わせた完全マンツーマン指導が最大の特長です。

≫トライ式の資料を請求する

トライ式中等部は、個別指導のノウハウを活かした学習支援が特徴です。通信制高校との連携はもちろん、高認対策も個別カリキュラムで対応してくれます。

バンタンゲームアカデミー中等部

施設数20箇所12都道府県
通所頻度週1日〜週5日
通学スタイル通学制/オンライン併用可(キャンパス・コースにより異なる)
費用詳しくは資料請求でご確認ください

ゲーム・イラスト・eスポーツなど、クリエイティブ分野に特化した教育を行う「バンタンゲームアカデミー中等部」。中学生の段階から、制作や表現を中心とした学びに取り組めるスクール。少人数制のクラスで、無理なく通いやすい環境が整っています。

≫バンタンゲームアカデミー中等部の資料を請求する

バンタンゲームアカデミー中等部は、ゲーム・IT・デザインなどの専門分野を学びながら、通信制高校の卒業資格を目指せるユニークなスクールです。

第一学院中等部

施設数37箇所22都道府県
通所頻度オンライン+月1〜4回
通学スタイルオンライン・通学型
費用キャンパスによって異なるため資料請求で確認

第一学院中等部は、オンライン教育が充実しているフリースクールです。ICTを活用した個別サポートが充実しており、月1〜4回の通学指導で不登校生徒にも対応。在籍中学校との連携で、中学校の出席として認められることもおあります。

≫第一学院中等部の資料を請求する(無料)

第一学院高等学校(中等部)は、全国展開する通信制高校のサポート校で、進路指導や心のケアが充実しています。

そもそも「高卒認定試験(高認)」とは?

高認とは、「高等学校を卒業した者と同等以上の学力があること」を国が認定する試験です。様々な理由で高校を卒業できなかった人のために設けられています。

高認のメリット

高認に合格すると、以下のようなメリットがあります。

  • 大学・短大・専門学校の受験資格が得られる
    高認合格者は、大学や専門学校を受験できます。進学を目指すなら必須の資格です。
  • 就職や一部の国家資格の受験において、高卒者と同等に扱われる
    求人の「高卒以上」という条件をクリアでき、就職の選択肢が広がります。
  • 自分のペースで学習でき、最短ルートで次のステップに進める可能性がある
    16歳で合格すれば、同級生より早く大学受験に挑戦することも可能です。

高認の注意点:最終学歴は「高卒」にはならない

ここで非常に重要な注意点があります。高認に合格しても、それだけで最終学歴が「高卒」になるわけではありません。あくまで「高校卒業と同等の学力がある」と認定されるだけで、最終学歴は「中卒」のままです。

高認合格後に大学や専門学校に進学し、そこを卒業すれば、その学校が最終学歴となります。就職活動などでは「高卒以上」の条件を満たせる場合が多いですが、学歴そのものが変わるわけではないことを理解しておく必要があります。

💡 高認と高卒の違い
項目高認合格高校卒業
最終学歴中卒(学歴は変わらない)高卒
大学受験資格✅ あり✅ あり
履歴書の記載「高卒認定試験合格」「○○高等学校卒業」
就職の扱い企業により「高卒以上」扱い高卒として扱われる

高認はあくまで「学力証明」であり、「学歴」ではありません。ただし、大学や専門学校に進学すれば、その学校が最終学歴になるため、進学を前提とする場合は非常に有効な選択肢です。

「通信制高校卒業」と「高認合格」、どちらを選ぶべき?

どちらのルートが良いかは、本人の目標や価値観によって異なります。以下の比較表を参考に、お子さんと一緒に考えてみましょう。

項目通信制高校卒業高卒認定試験(高認)合格
最終学歴高卒になる中卒のまま
資格取得まで原則3年間の在籍が必要試験に合格すればOK(年齢条件あり)
学習スタイルレポート、スクーリング、単位認定試験独学または予備校・フリースクール等で試験対策
費用年間10〜30万円程度(通信制高校+サポート校)受験料のみ(8,500〜9,500円)※予備校利用は別途
メリット履歴書に書ける「高卒」学歴が得られる
同年代との交流がある
サポートが手厚い
自分のペースで短期集中も可能
早ければ16歳で大学受験資格取得
費用が安い
デメリット卒業までに時間がかかる
費用がかかる
学歴自体は変わらない
自己管理が必要
こんな人向け最終学歴を「高卒」にしたい
仲間との関わりも持ちたい
じっくり学びたい
早く大学受験資格が欲しい
自分のペースで効率よく学びたい
進学を前提としている

選び方のポイント

  • 最終学歴としての「高卒」にこだわりたい、仲間との関わりも持ちたい
    トライ式中等部第一学院高等学校などの通信制高校と連携したフリースクールがおすすめ
  • とにかく早く大学受験資格が欲しい、自分のペースで効率よく学びたい
    → 高卒認定試験を目指し、フリースクールで学習サポートを受けながら対策
  • 進学はまだ決めていないが、将来の選択肢を広げたい
    → まずは通信制高校に在籍しながら、フリースクールで居場所を確保

迷ったときは、フリースクールの見学や体験授業に参加して、スタッフに相談してみましょう。お子さんの状況に合わせた最適なルートを一緒に考えてくれます。

フリースクールが提供する進路サポート

フリースクールは単なる「居場所」ではなく、将来の進路を見据えた学習・生活支援を提供する場でもあります。高卒資格取得に向けた具体的なサポート内容をご紹介します。

実際の成功事例

🌟 事例①:中2から不登校、高認を経て大学進学

中学2年生から不登校になったAさん(現在19歳)は、フリースクールに通いながら高認対策に取り組みました。16歳で全科目合格し、1年間の受験勉強を経て希望の大学に合格。「同級生より1年早く大学生になれたことで、自信を取り戻せました」と話しています。

🌟 事例②:通信制高校で高卒資格取得、専門学校へ

中学3年生の6月からフリースクールに通い始めたBさん(現在18歳)は、トライ式中等部のサポートを受けながら通信制高校に在籍。3年間で無事に高校を卒業し、現在はゲーム専門学校でプログラミングを学んでいます。「フリースクールで自分のペースを取り戻せたことが、一番大きかった」と振り返ります。

まとめ:フリースクールは未来へのステップを支える場所

フリースクールに通うだけでは高校卒業資格は得られませんが、そこでの学びや経験は決して無駄にはなりません。通信制高校と連携して着実に「高卒資格」を目指す道、あるいは高卒認定試験を活用して次のステージへジャンプする道。フリースクールは、どちらの道を選ぶにしても、学習面・精神面で大きな支えとなってくれる場所です。

まずはお子さんが安心して過ごせる環境を確保し、その上で、本人の希望や将来の目標に合わせて最適なルートを一緒に探していきましょう。

🌱 次のステップ:今日からできること

「不登校=終わり」ではありません。お子さんに合った学びの形を見つけることで、新しい道が開けていきます。焦らず、一歩ずつ進んでいきましょう。

最初に検討したいフリースクール

「子どもにあったスクールを選びたい」
「フリースクール選びで失敗したくない」

そんな方は、まずは気になるフリースクールの資料請求をしてみましょう。

資料請求でわかること

・具体的なカリキュラムの内容
・在校生の生の声
・卒業後の進路実績
・専攻コースの詳細
・学費サポートの有無
・入学までの流れ

パンフレットには載っていない、フリースクールの「リアル」が分かるはずです。

どのフリースクールにするか迷った場合は、全国に学習拠点が多く(120ヶ所以上)個別指導をしてくれる「トライ式中等部」がおすすめです

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記事監修

阪口 裕樹のアバター 阪口 裕樹 編集長

自身の発達障害の経験から「生徒一人ひとりに合った学校選びをサポートしたい」という想いで2013年からサイト運営を開始。卒業生への直接取材と、公式サイトや資料に基づいた徹底的な情報検証を続け、現在は年間110万人が訪れるサイトになりました。このフリースクール選びのサイトでは読者が本当に知りたい情報を、分かりやすく誠実にお届けすることをお約束します。

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