不登校特例校とフリースクールの違いは?費用や卒業資格、選び方を解説

「学校には行けないけれど、学べる場所を探したい」

不登校の子どもを持つ保護者の方が新たな学びの場を探し始めると、「不登校特例校」と「フリースクール」という二つの選択肢にたどり着くことが多くあります。

しかし、この二つは名前が似ているようで、その仕組みや役割は大きく異なります。両者の違いを正しく理解しないまま選んでしまうと、「こんなはずではなかった」と後悔につながる可能性もあります。

この記事では、不登校特例校とフリースクールの法的な位置づけから費用、学習内容まで、5つの重要な違いを分かりやすく比較・解説します。

この記事を読めば、どちらがお子さんにとって最適な選択肢なのか、その判断基準が明確になるはずです。

不登校生徒の保護者が選ぶ
総合満足度が高いフリースクール

総合満足度
4.7
マンツーマンで手厚く
高校進学率も◎

トライ式中等部
総合満足度
4.5
勉強/ゲーム/アニメ
が学べて通いやすい

バンタンゲームアカデミー中等部
総合満足度
4.4
ICT+プログラミング
オンライン授業に強い

第一学院中等部

*日本全国どこでもオンラインで学べて、出席認定も受けやすいスクールのみ掲載しています

「不登校になってもフリースクールという選択肢がある」と知っておくだけでも親の精神負担は軽くなります。いざ不登校になるとどうすればいいかわからなくなる方も多いので、情報収集だけは早めにしておきましょう。

目次

そもそも「不登校特例校」と「フリースクール」とは?

まず、それぞれの基本的な定義を確認していきましょう。

不登校特例校とは?

不登校特例校は、文部科学省が定める要件を満たし、学校として正式に認められている「一条校」です。正式名称は「不登校児童生徒を対象とする特別の教育課程を編成して教育を実施する学校」といいます。

最大の特徴は、不登校の児童生徒の実態に配慮し、学習指導要領の内容にとらわれず、特別に編成された柔軟なカリキュラムで学べる点にあります。少人数での授業や、体験学習、カウンセリングの充実など、子どもが安心して学校生活を再開できるよう様々な工夫がされています。

そして最も重要な点は、正式な学校であるため、卒業すれば小・中・高等学校の卒業資格を得られることです。出席日数も正式な記録として認められます。

フリースクールとは?

フリースクールは、学校教育法に定められた「学校」ではなく、NPO法人や民間企業などが運営する教育施設です。

法的な学校ではないため、その活動内容は非常に多様です。学習支援に力を入れる場所もあれば、体験活動や人との交流を通じて子どもの心のエネルギーを充電することを目的とした「居場所」としての役割を重視する場所もあります。決まったカリキュラムがなく、子どもの興味や自主性を尊重した自由な活動が魅力です。

ただし、フリースクールを卒業しても、それ自体で小・中・高等学校の卒業資格を得ることはできません。フリースクールに通う子どもは、元の学校に籍を置いたまま(在籍扱い)、フリースクールに通う形が一般的です。

フリースクールは法的には「学校」ではありませんが、出席扱い制度を活用すれば、在籍校の出席日数として認められます。内申書への影響も最小限に抑えられるため、高校進学を目指すお子さんにも選ばれています。

【5つの視点】不登校特例校とフリースクールの違いを徹底比較

では、両者の違いを5つの具体的なポイントで詳しく見ていきましょう。

違い①:法的な位置づけと「卒業資格」

これが最も大きな違いです。

不登校特例校は、文部科学省に認可された正規の学校です。そのため、卒業すれば履歴書にも書ける正式な学歴となり、次の進学や就職に直接つながります。

一方、フリースクールは法的には「習い事」や「塾」に近い民間施設です。フリースクールへの通学を在籍校の「出席扱い」にしてもらう制度はありますが、そのためには在籍校の校長の許可が必要です。卒業資格は、在籍している元の学校から得ることになります。

不登校特例校フリースクール
法的位置づけ学校教育法第1条に定められた「一条校」民間の教育施設
卒業資格○ 正式な卒業資格が得られる△ 在籍校の卒業資格(出席扱い制度の利用が必要)
出席日数○ 正式な出席として記録△ 在籍校の校長判断で出席扱い可能

違い②:学習内容とカリキュラム

不登校特例校は、正規の学校として学習指導要領をベースにしたカリキュラムを組みます。ただし、その進め方や内容は非常に柔軟で、子どものペースに合わせた個別学習や、基礎からの学び直しに多くの時間を割くことができます。

対してフリースクールには、国が定めたカリキュラムはありません。運営団体の方針によって内容は千差万別です。個人の興味をとことん追求するプロジェクト型の学びや、芸術活動、自然体験など、学校の教科の枠にとらわれない学びが可能です。

たとえば、トライ式中等部では、マンツーマンの個別指導で一人ひとりの学力に合わせたカリキュラムを提供し、高校進学を見据えた受験対策も行っています。一方で、ゲームやアニメの制作を通じて学ぶバンタンゲームアカデミー中等部のように、興味を起点とした専門的な学びを提供するスクールもあります。

違い③:費用

費用面でも違いがあります。

不登校特例校には公立と私立があります。公立であれば、通常の公立校と同程度の費用(給食費や教材費のみ)で通うことができます。私立の場合は、学校ごとに授業料が設定されており、一般的にフリースクールよりも高額になる傾向があります。

フリースクールの費用は、月額3万円から5万円程度が相場と言われていますが、運営母体や支援内容によって大きく異なります。公的な補助が少ないため、ある程度の費用負担は必要になります。ただし、自治体によっては補助金制度が利用できる場合もあります。

施設名月額費用の目安備考
不登校特例校(公立)給食費・教材費のみ授業料無償
不登校特例校(私立)5万円〜15万円程度学校により大きく異なる
フリースクール3万円〜5万円程度スクールにより1万円台〜10万円超まで幅広い

費用を抑えたい場合は、月額3万円以下の格安フリースクールや、オンラインフリースクールも検討してみましょう。

違い④:教員とスタッフ

不登校特例校は学校なので、授業を担当するのは教員免許状を持つ「先生」です。加えて、スクールカウンセラーやソーシャルワーカーなど、専門の資格を持つ職員が配置されている場合が多くあります。

フリースクールでは、必ずしも教員免許状は必要ありません。スタッフの経歴は様々で、心理カウンセラーや元不登校経験者、特定の分野の専門家など、多様なバックグラウンドを持つ大人が子どもたちと関わります。

フリースクールのスタッフは教員免許を持たないことが多いですが、不登校の子どもへの理解が深く、一人ひとりに寄り添った柔軟な対応が強みです。見学の際には、スタッフの雰囲気やお子さんとの相性を確認しましょう。

違い⑤:入学のプロセス

不登校特例校に入学するためには、通常の学校と同じように、入学試験や面接、書類選考といった手続きが必要です。学力試験よりも、子どもの意欲や状況を理解するための面接が重視される傾向にあります。

フリースクールの入会プロセスは、施設によって様々ですが、一般的には見学や体験利用を経て、本人と保護者との面談の上で決定されることが多いです。試験はなく、その場の雰囲気にお子さんが合うかどうかが重視されます。

フリースクールの見学では、スタッフとの対話、施設の雰囲気、在校生の様子を確認することが重要です。お子さん自身が「ここなら通えそう」と感じられるかどうかを最優先に考えましょう。

どちらを選ぶべきか?お子さんの「今」に必要なのは?

不登校特例校とフリースクール、この二つに優劣はありません。どちらが良いかは、お子さんの現在の心身の状態や、何を求めているかによって決まります。

こんな場合は「不登校特例校」がおすすめ

  • 正式な学校の卒業資格が必要
  • 学習指導要領に沿った教育を受けたい
  • 公的な認可を受けた学校環境が安心
  • 高校進学など明確な目標がある
  • 教員免許を持つ先生に教わりたい

もし、お子さんに学ぶ意欲があり、高校進学など明確な目標に向かって進みたいという気持ちがあるならば、「不登校特例校」が力強い選択肢になるでしょう。

こんな場合は「フリースクール」がおすすめ

  • まずは安心できる居場所が必要
  • 興味のあることから学びを始めたい
  • 柔軟で自由度の高い学習環境を求めている
  • 心と体をゆっくり休めたい
  • 同じような経験を持つ仲間と出会いたい

一方で、まずは心と体を休め、安心して過ごせる「居場所」を確保したい、好きなことや人との関わりの中からエネルギーを取り戻したい、という段階であれば、「フリースクール」が最適な環境になるかもしれません。

たとえば、トライ式中等部は全国120ヶ所以上に拠点があり、マンツーマン指導で学習の遅れを取り戻しながら高校進学を目指せます。第一学院中等部は、ICT教育とプログラミング学習に強く、オンライン授業にも対応しています。

💡 選択のポイント
  • お子さんの現在の状態を最優先に考える
  • パンフレットだけでなく必ず見学や体験に行く
  • お子さん自身が「ここなら通えそう」と感じるかを確認
  • 不登校の親の会で情報収集する
  • 焦らず、複数の選択肢を比較検討する

💡 最初に検討したいフリースクールTOP3

不登校のお子さんの学習をサポートする、出席扱い制度が利用しやすい評判の高いフリースクールを厳選しました。

トライ式中等部

施設数全国120箇所以上
通所頻度週1日〜週5日
通学スタイル通学型・在宅型・オンライン型
費用お子さまに合わせて最適な料金プランを作成。料金プランのご提案・ご相談は無料

トライ式中等部は、個別指導のトライグループが運営するフリースクールです。小学生から中学生まで幅広く受け入れており、一人ひとりの学習状況に合わせた完全マンツーマン指導が最大の特長です。

≫トライ式の資料を請求する

バンタンゲームアカデミー中等部

施設数20箇所12都道府県
通所頻度週1日〜週5日
通学スタイル通学制/オンライン併用可(キャンパス・コースにより異なる)
費用詳しくは資料請求でご確認ください

ゲーム・イラスト・eスポーツなど、クリエイティブ分野に特化した教育を行う「バンタンゲームアカデミー中等部」。中学生の段階から、制作や表現を中心とした学びに取り組めるスクール。少人数制のクラスで、無理なく通いやすい環境が整っています。

≫バンタンゲームアカデミー中等部の資料を請求する

第一学院中等部

施設数37箇所22都道府県
通所頻度オンライン+月1〜4回
通学スタイルオンライン・通学型
費用キャンパスによって異なるため資料請求で確認

第一学院中等部は、オンライン教育が充実しているフリースクールです。ICTを活用した個別サポートが充実しており、月1〜4回の通学指導で不登校生徒にも対応。在籍中学校との連携で、中学校の出席として認められることもおあります。

≫第一学院中等部の資料を請求する(無料)

まとめ:焦らず、お子さんに合った学びの場を探そう

不登校特例校とフリースクールの違いを5つの視点から解説してきました。

不登校特例校は正式な学校として卒業資格が得られ、学習指導要領に基づいた教育を受けられます。一方、フリースクールは法的な学校ではありませんが、柔軟で自由度の高い学びができ、出席扱い制度を活用すれば内申書への影響も最小限に抑えられます。

大切なのは、パンフレットやウェブサイトの情報だけで判断せず、必ず親子で見学や体験に行き、その場の雰囲気やスタッフの方々と直接話してみることです。お子さんが「ここなら通えそう」と前向きに感じられる場所を、焦らず一緒に探していきましょう。

最初に検討したいフリースクール

「子どもにあったスクールを選びたい」
「フリースクール選びで失敗したくない」

そんな方は、まずは気になるフリースクールの資料請求をしてみましょう。

資料請求でわかること

・具体的なカリキュラムの内容
・在校生の生の声
・卒業後の進路実績
・専攻コースの詳細
・学費サポートの有無
・入学までの流れ

パンフレットには載っていない、フリースクールの「リアル」が分かるはずです。

どのフリースクールにするか迷った場合は、全国に学習拠点が多く(120ヶ所以上)個別指導をしてくれる「トライ式中等部」がおすすめです

≫トライ式中等部の資料を無料請求してみる

記事監修

阪口 裕樹のアバター 阪口 裕樹 編集長

自身の発達障害の経験から「生徒一人ひとりに合った学校選びをサポートしたい」という想いで2013年からサイト運営を開始。卒業生への直接取材と、公式サイトや資料に基づいた徹底的な情報検証を続け、現在は年間110万人が訪れるサイトになりました。このフリースクール選びのサイトでは読者が本当に知りたい情報を、分かりやすく誠実にお届けすることをお約束します。

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