「通信制高校には偏差値ってあるの?」
「勉強が得意じゃないんだけど、私でも合格できるの?」
と思われる方もいらっしゃると思います。
こちらの記事では、通信制高校の偏差値や入試事情について、そして、偏差値よりも知っておきたい、通信制高校の選びの手順について解説します!
通信制高校の偏差値ってどのくらい?
最初に結論から書くと、
偏差値に関しては、通信制高校に進学をされる場合は「あまり気する必要はない」というのが本音だったりします。これは有名通信制高校、私立高、公立校、すべての学校に共通していることになります。
というのも、通信制高校には、一般の高校のような学力を測る入試試験というものはないからです。
入試は書類選考(作文)と面接試験のみとなり、偏差値が影響するような学力試験は特にありません。
必要書類を提出して、決められた試験日に試験を受ければ、基本的にはどんな生徒でも合格することができる、という学校がほとんどです。
例として、飛鳥未来高校の入試情報を掲載しておきます。
↓↓↓
参考:飛鳥未来高校の公式ブログに掲載されていた入試情報
入試の内容は、書類選考と面接試験です学力試験は特にありません。
また、受験資格として、学校説明会に参加をすることが必要となります。受験を検討していて、まだ説明会に参加をしたことがない方はお早めにご参加ください。
そして、実際の授業が見れるのは来週までとなります学校の雰囲気を実際に体感してもらえるこの機会にぜひご参加ください。
有名校を中心に50校ほど募集要項をみてみましたが、学力で合否が決まるような試験を実施している学校はありませんでした。
通信制高校はもともと、
- ふつうの学校(全日制の学校)に通うことができない
- 引きこもりなどで学校にいけなくなってしまった
- 学校の勉強以外にやりたいことが明確にある
といった、なんらかの理由で全日制高校に通えなくなってしまった生徒の「受け皿」となる学校としてつくられました。
そのため、どんな生徒でも試験を受ければ合格することができますし、偏差値を問われるようなことはありません。
偏差値より大事なこと!通信制高校選びの流れ、あなたは知っていますか?
そのため、「どの学校を選ぶのか?」ということが、偏差値以上にとても重要になっていきます。
ここでは、どんな手順で学校選びを進めていけばいいかについて、3つの手順を解説していきます!
ステップ1:近くにある通信制高校をリストアップしよう!
まず、「通える範囲内にどんな学校があるか?」を探すことをしていきます。
通信制高校というと、
「自宅で学習をしたりレポートを書くなら、この学校でもいいじゃん」
なんて思われるかもしれませんが、、、
自分ひとりで勉強を進めていくのはなかなか大変ですし、定期的に通学して、わからないことは先生に聞いたほうが3年間で高校を卒業しやすいです。
通える範囲にどんな高校があるかは、こんな風に探します↓
「住んでいる地域+通信制高校」と検索すると、その地域にキャンパスがある学校が出てきます。まずは、無理なく通える範囲にある通信制高校を探してみましょう!
ステップ2:複数校のパンフレットを取り寄せよう!
次に、学校の資料請求をしていきます。
学校によって全然雰囲気やカリキュラムが違いますので、いくつかの学校を比較するためにも3~5校ほどまとめて取り寄せてみることをオススメします。
ひとつひとつの学校を検索して、住所を入力して資料を請求して・・・とやると大変ですので、今回はこちらのサイトを使ってパンフレットをまとめて取り寄せてみます▼
こちらのサイト、全国の通信制高校のパンフレットを、無料で、まとめて取り寄せることができる便利サイトです。
住んでいる地域を入力すると、通える範囲にある高校をいっぺんに表示してくれるので、学校を比較するにはもってこいといえます。
学校の情報はインターネットでも閲覧できますが、やっぱり紙のパンフレットの方がわかりやすい!
資料請求をすることで、その学校がどんな雰囲気の学校か、どんな専門を学べるコースがある学校なのかもわかります。
通信制高校はキャンパスによって学費が違うところも多く、インターネットでは学費を掲載していない学校も多くあります。正確な学費は資料請求をするのが一番わかりやすいですね。
もし特別な専門や、留学をしたい!という目的があるなら、それが学べるかを必ず確認するようにしましょう!
その3:学校訪問をする!
最後に、実際に学校を訪問して、雰囲気や学校設備を確認していきます。
学校の雰囲気があなたに合うかどうか、見極めることはとても大事です。
「自分は大人しいのに、入学してみたら周りはみんな金髪・メイク。全然自分に合わなかった……」
なんて話もよく聞きます。
また、美容やメイク、漫画や声優など「専門スキル」を学びたい方は、この学校訪問をしっかりやるようにしてくださいね。
というのも、「専門が学べます」と言っても、その授業の質はピンキリだからです。
入学はしたものの全然思った勉強ができず、結局その学校を退学してしまった、、、というような声もあるほどです。
- その学校はどんな設備を持っている?
- あなたが受けたい専門の授業は、週にどれくらいある?
- どんな経歴の先生が教えてくれるの?
こうしたことを意識しながら学校見学をしていくと、あなたのイメージに合う学校が見つかるはずです!
まとめ:
以上、通信制高校を選ぶ3つの手順についてお話してきました。
これまでの流れをまとめると、
- 通える範囲にある通信制高校をリストアップする!
- 複数校のパンフレットを取り寄せる!
- 学校訪問をする!
という手順になります。
この流れで学校を探すことによって、あなたにピッタリの学校が見つかる可能性はぐっと高まりますので、ぜひこの手順通りに学校を選んでみてくださいね!
通信制高校には一般の高校のような受験はありませんが、受け入れ生徒数が決まっているところもあり、募集要項や入試の内容はいち早く取りよせておかないと、後々焦ることも。入学するしないに関わらず、パンフレットだけは早めに取り寄せましょう!