高校中退者の就職率ってどう?よくある就職先や正社員雇用の可能性を解説

<2018年12月:最新情報>

通信制高校は、年明け1月には出願が始まる学校も多く、12月は学校説明会が活発化する時期になります。願書や募集要項は学校説明会に参加しないと手に入らない学校もありますし、人気校は人数制限をしているところもあるので、まずは通学圏内の学校を調べて資料を取り寄せるところからはじめましょう!

通信制高校のパンフレットをまとめて取り寄せる→

高校をやめたあとに、何をするか。

その中で最も多いとされる選択肢が「就職する」ということです。

しかし現状として、高校中退者の就職事情はどうなのでしょうか?

高校中退者の就職率

「内閣府は2011年3月29日、高校中退者の意識に関する調査結果を発表した。

それによると高校中退者の半数以上が現在就業中だが、うち3/4強がフリーター・パートの雇用形態にあることが分かった。

正社員は2割足らずでしか無く、中退者の多くが経済的に不安定な状態に置かれているのが確認できる」(2011年)

上記のように「経済的不安定な状態に置かれているという現状」が示唆されています。

そうなると、やはり今の日本の経済状態においては、「就職」という選択肢はあまり有効的ではないということがわかります。

加えて、最低限の基準として「高卒資格」が就職先にとっても有効なものになってきます。

高校中退者って今は何をしているの?

前述した就職者以外の高校中退者は、今何をしているのでしょうか。

上記と同じ時期に行われたアンケート調査では

  • 仕事を探している
  • 在学中
  • 家事の手伝い

この3つが就職以外で数値の高かったものです。

仕事を探している・家事の手伝いをしているという状況は、厳しい言葉でいうと「ニート」同然なので就職希望と同じ扱いにされてしまいます。

また、在学中というのは中退後に、編入試験を受けて別の高校に入学した人のことを指しています。

この場合、学費は別途かかりますが、再度新しいスタートを切るというポイントから見れば良い決断と言えます。

可能な限り「高卒資格」は取っておいたほうがよいでしょう。それが一般教養を身につけているという判断材料にもなります。

高校中退者が従事している仕事

今日本の現状としては、高校中退者の従事している仕事の中で最も比率が多いのは土木建築関係です。

これは、最初から特別な資格も必要ありませんし体力をやる気さえあれば人員不足解消のために、採用されることが多いのです。

実際に私の同期の友人たちの中で、高校中退をした人はほとんどが土木建築関係で修行を積みながら働いています。(例えば、とび職などですね)

この点については、建築会社によってアルバイト採用なのか、正社員採用なのかは若干の違いがあります。

しかし、土木建築関係は最低限の保証しかされず、朝は早く肉体労働なので、かなりの高校中退者は続かずにやめてしまいます。

給料は確実に普通のバイトよりもいいのですが、疲労やなれない作業での精神的ストレスはあるでしょう。そのへんのことは留意しておく必要がありますね。

就職、正社員雇用は難しいのか?

前述した内容を除けば、「難しい」と言わざるを得ません。

コンビニやカラオケ店などではいつでも雇用がありますが、それはほぼ「アルバイト」採用ですし、「正社員昇格あり」と書いていても5年~10年ほど働かないと正社員雇用はもらえない場合が多いです。

また、高校中退という肩書きがあるだけで、良いように使われてしまう理不尽な現状もあります。

どこかの企業に就職する場合にも、面接時に「高校はどこですか?」と聞かれるともうアウトと言わざるを得ません。日本の現状において「高校中退」というのはあまり良い響きではないからです。

就職する、という以外の選択肢もある!

また、ここには登場していませんが、私の友人は高校を中退後にバイトで貯金を貯めて海外に留学しています。

彼は、そのまま外国の大学へ進学できるように、留学先の国でバイトをしながら貯金をしています。

高校をやめたからといって、日本国内だけが選択肢にあるわけではないのです。準備期間が2年かかったとしても、たった2年の遅れぐらいならどうとでもなります。もっとゆとりを持って自分の目標を立ててみましょう。

ボランティア活動に従事するのもよし、NPO団体に入団(悪徳団体には注意しましょう)して社会貢献するのもいいでしょう。

必ずしもサラリーマンをしていて定収入があることが幸せとは限りませんし、それだけが正解ではありません。

焦る必要はないので、自分なりに納得のできる答えを見つけ出してくださいね!



通信制高校には一般の高校のような受験はありませんが、受け入れ生徒数が決まっているところもあり、募集要項や入試の内容はいち早く取りよせておかないと、後々焦ることも。12月は学校説明会も活発化するので、入学するしないに関わらず、パンフレットだけは早めに取り寄せましょう!


 

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