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家庭教師の料金相場はどのくらい?中学生の場合(対面/オンライン)

子供が中学生になり、進級・進学の為の勉強に向けて家庭教師を利用したいと考えているけど、月の費用ってどのくらいかかるんだろう?という方のために、家庭教師を利用する際の料金の相場について詳しく解説します。

目次

家庭教師の2つの種類

まず料金の前に、家庭教師と言っても、大きく分けて2種類の家庭教師に分けられます。

1.家庭教師会社から派遣される家庭教師

1つ目が、「家庭教師会社」から派遣される家庭教師です。

家庭教師会社とは、家庭と教師の仲介業をしている会社で現役の大学生や、長年家庭教師として活動しているプロの方を雇用している会社などがあります。

テレビを見ていると家庭教師の○○といったCMが流れてくることはありませんか?それらは全て家庭教師会社に値します。

家庭教師会社を利用するメリットは、面接や試験を受けて採用された教師のみが在籍しているため、ある程度の実力が保証されている点です。

急な日にち変更や、担当教師の変更などのトラブル対応がスムーズに解決するので、安心して家庭教師を依頼する事が出来ます。

個人契約の家庭教師

もう1つが、「個人契約」の家庭教師です。

これは、会社などの仲介なしに直接、家庭教師本人と契約する方法です。知り合いに紹介してもらったり、ネットや口コミなどで募集をかけて探す方法があります。

大手派遣会社にはないメリットと言えば、生徒個人に合わせた柔軟な対応が出来るという点です。1対1で個人に合わせた指導が出来るという事は、弱み強みを把握し最適な学習プランを組めることに繋がります。

家庭教師サービスの料金の仕組みについて

家庭教師は集団塾に比べて、高いというイメージを持たれている方は少なくないでしょう。

実際、家庭教師サービスを利用したいけど、料金形態についていまいち理解していないという方も多いです。家庭教師を探す前に、まずはどのような料金形態になっているのかを知っておきましょう。

家庭教師にかかる5つの費用

家庭教師派遣会社を利用する上で、多くの会社で払う事になる料金は主に5つです。

1.派遣会社と契約した後に請求される「入会費」

2.受験情報や学習プランの作成などのサポートサービスに生じる「管理費」

3.自宅まで来ることになる家庭教師への「交通費」

4.指定された教材を使用し購入する場合の「教材費」

→会社によっても異なりますが、悪質な会社であれば入会費がタダで安いと称しながらも、契約後には高額な教材を請求してくるといった会社もあるため、家庭教師サービスの料金を比較する際には、注意して見る必要があります。

5.「仲介手数料」

→仲介手数料とは、会社が家庭に対し教師を紹介する事への手数料の事です。個人契約の場合はこの、仲介手数料がかからないため家庭教師会社と比べて、初期費用が安く済む可能性が高くなるという仕組みになっています。

料金相場

家庭教師の種類と料金の仕組みが分かったところで、それぞれを利用する際の注意点にも触れながら料金相場を詳しく解説します。

家庭教師会社の料金相場

中学生が家庭教師会社を利用する際の料金相場は、

プロ家庭教師:5000~7000円/1時間

大学生教師:4000~6000円/1時間

と言われています。

個人契約の料金相場

一方、個人契約で中学生が家庭教師を利用する際の料金相場は、

プロ家庭教師:4000~6000円/1時間

大学生教師:2000~3000円/1時間

といったところです。

1回の授業90分、週2回、大学生教師に依頼するとして1か月の料金を計算し比べてみると、家庭教師会社は月額60000円、個人契約では月額21250円と大きく差が出る結果となりました。

指導料に含まれる仲介手数料

家庭教師会社と個人契約の料金の違いで大きな分岐点となるのは、「仲介手数料」の有無です。

家庭教師会社ならではの料金で、家庭教師の料金が高いというイメージはこれが原因と言えるのではないでしょうか。

仲介手数料というのは指導料に含まれている事がほとんどです。

実際、指導料がなぜこんなに高いのかという疑問を持った際に、調べてみると仲介手数料が含まれていたという事が多くあります。

入会金や管理費、教材費などを別途で払うとなると指導料だけでは留まらないため、それでも安心できる教師を選びたい、確実に結果を出したいという家庭には、家庭教師会社を利用することをおすすめします。

また、個人契約よりは高い費用を求められますが、逆に上限がある程度決まっていて安定性があるというのも、家庭教師会社の特徴の一つです。

個人契約の家庭教師はリスクも

大して個人契約の家庭教師は、仲介会社と比べると安く済みますが、その分起こりうるトラブルに対するリスクは大きくなります。

仲介会社と違い、質の良い家庭教師を選ぶ事も、料金の相談も全て自らで行うので、契約までの手間と時間はそれなりにかかってしまいます。

急に日にちを変更したくなっても代わりがいないので、予定が合わなければその日の指導はなくなってしまいます。料金を無駄に払う事にも繋がりかねないですね。

ただやはり、会社に所属していないので使用教材の自由や、多少の時間変更などの細かな融通が利きます。そのため、契約さえしっかりしていれば、安くて分かりやすい費用で抑えられます。

 

安い料金の家庭教師サービスの選び方

高くても子供のために質の良い家庭教師をつけられるなら…とは言っていても、やはり費用は少しでも抑えたいですよね。そのため、少しでも費用を安く抑えられるような家庭教師サービスの選び方を教えます。

後々、なるべく無駄な料金をかけずに済むような家庭教師会社を選ぶには、

「比較・口コミ・体験」

が重要です。

比較とは、様々な家庭教師会社を調べ、入会費が掛かるのか、手数料は取られるのかなどを計算して比べてみる事です。家庭教師会社の中でも、仲介手数料がタダという所は増えてきているので、まずは調べてみましょう。

次に、周りに実際に利用している人にサービスや料金についての口コミを聞くことが大事です。

調べるだけでは分からないこともたくさんあるので、実際の声というのは貴重な情報源の一つです。

おすすめは、

  • Google Mapの口コミ
  • Yahoo知恵袋の口コミ

そして、ここがいいなという所が決まれば入会の前に体験してみる事をおすすめします。

料金に見合った指導が受けられるのか、子供との相性は良さそうかなどは想像よりも体験をする方が確実な情報を得られます。

「料金」だけにこだわらずに

中学生は小学生の頃とは違い、周りの環境や勉強する範囲も大きく変化します。

家庭教師の料金相場について解説しましたが、家庭教師を雇う1番の目的は「お子さんを成長させること」です。

価格にこだわりすぎて、成長の妨げになることがないように注意して良い家庭教師を見つけましょう。

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