通信制高校は学校によって出願期間が変わり、長い学校では3月末〜4月末まで受け付けている学校もあります。
この時期から通信制高校への入学を考えるなら、通学圏内にある学校資料をまとめて取り寄せ、出願を受け付けている学校があるかをまず探しましょう。早い学校は翌日には願書や資料が届きます。

*受験にあたっては「説明会参加が必須」という学校もあります。受験間際で焦らないよう、入学願書は今すぐ取り寄せ確認しましょう!
福岡県立博多青松高校の通信課程を卒業したハッシーです。
学校の雰囲気や設備はどんな感じ?と気になる方に向けて、「卒業生の本音」をお話していきます。
学校選びの参考にしていただけると嬉しいです。


福岡県立博多青松高校の基本情報
住所 | 福岡市博多区千代1丁目2番21号(最寄り駅:JR九州吉塚駅) |
---|---|
通学コース | 定時制:普通科/情報学科 通信制:普通科 |
学費 | 入学料:470円 授業料:10,000~55,000円 (登録する単位数によって変動) |
スクーリング | 前記後期それぞれ9回(土・日) 特別スクーリング(2日間) |
学校での授業は土曜日、日曜日のみで平日は、自宅学習でレポ-トを仕上げ提出します。指定学生服はなく私服で登校。
授業は選択式で一年間、自分の取得したい単位数から授業を選択します。
なので1限目、3限目、5限目だけ授業という場合もあり、1限目3限目だけ授業を受けて下校するという事もできます。
福岡県立博多青松高校の通学コース
私が、選択したのは通信制過程、普通科で学習方法は自分が学習したい科目を選択し卒業に必要な修得単位を取れば卒業できます。
なので、3年間で必ず必要単位を取得する必要はなく、自分のぺ-スに合わせて自分で時間割を作ります。
私の場合は、3年間で必要単位全て取得したので3年間で卒業しました。
学習方法は、平日はレポ-ト自己学習によるプリントの提出です。
レポ-トが仕上がった時点で郵送し添削されたレポ-トが戻ってきます。
必要点数を満たさなければ再提出。合格点数に届くまでレポ-トは提出しなければなりません。
通学は土曜日と日曜日。月に2回程。自分の選択した授業に出席します。
授業も科目により決められた回数、出席しなければなりません。
基本的には土曜日か日曜日のどちらかで出席回数を満たすことができます。
最後にテスト、各科目一定基準以上の点数をとならければ再テストとなり追試に受からなければその科目の単位はもらえません。
普通高校と違うのは科目の単位がとれないだけで留年といった概念はありません。
レポ-ト、スク-リング、テスト3つの条件を満たすことで卒業となります。
福岡県立博多青松高校の設備の充実度、専門授業の質
学校はそれほど大きくはく、中央には中庭があり授業のない時には中庭でゆっくり休んだり自己学習する事ができます。
運動場もありません。体育館は一階と二階があり体育の授業は体育館で行われます。
授業は、教室に先生が来て授業するのではなく授業が行われている教室に自分が行くというもので人気の科目は教室も広く不人気な科目の教室はせまいです。
基本的な学習は、レポ-トに重きを置かれているため授業の回数は少なく、あまり先生から授業で学ぶというよりは自己学習がメインになります。
授業にさえ出席すればいいので、私の場合はよく授業中に眠っていました。
自分から進んで学ぶというのが基本で眠っていても怒られる事はありませんでした。
このことから生徒が主体性を持たなくては卒業する事はできず先生も世話は焼いてくれません。
私も真面目ではなかったのでテスト等には苦しめられました。
授業においては出席する生徒も毎回顔ぶれが変わり先生たちとも仲良くなる機会は少ないです。
私が通っていた頃は専門的な授業も少く。基本的な科目で授業は構成されております。
福岡県立博多青松高校のイベントや学校行事
3年間で取得しなければいけないのは、各科目の単位だけではありません。
特別授業なるものが存在します。特別授業とはなにか?それはホ-ムル-ム、運動会や修学旅行、遠足などに一定回数、出席しなくてはいけないというものです。
博多青松高校は、福岡県で人気の通信制学校で、福岡県全域から生徒が出席します。
ホ-ムル-ム、イベントは福岡県を6つに分けた北九州地区、筑豊地区、筑後地区、福岡東部地区、福岡西部地区、福岡南部地区と地域ごとにグル-プとなって参加します。
私は、もっとも人数の少ない筑豊地区でした。
筑豊地区のホ-ムル-ム人数は少なく、みんな仲が良かったですね。
イベントは、必ずしも出席する必要がなかったので、私が参加したのは3年間で運動会の1回のみでした。
イベント自体はホ-ムル-ムで顔を合わせている人たちと参加するのでそれなりに楽しかった記憶があります。
学校の行事に参加したい人は積極的に参加していたのでイベントが好きな人はちゃんと楽しめます。
福岡県立博多青松高校の雰囲気やいじめ
ホ-ムル-ムには、3年間を通して二十数回程しか出席する必要はなく、私の在学中はイジメなどなかったと思います。
というのも私は、学校が嫌いだったので必要最低限しか特別授業を受けておりません。
ホ-ムル-ムに参加すると、仲良くしゃべる人はいたし、いくつかのグル-プはありました。
この学校のシステムではいじめようにもいじめのやりようがないんです。
授業は、基本的にバラバラで特別授業も最低限、出席すれば行く必要がありません。
なので、いじめが起こりません。
逆に友達を作りたい人は、特別授業に参加すれば同じ地区の人と関われるので友達も作りやすいともいえます。
私は、この学校の個人の主体性によって環境を作る事を選択できる仕組みは素晴らしいと思います。
福岡県立博多青松高校の卒業後の進路
私は、卒業後に北九州自動車整備専門学校に進学しました。
進学して気づいた事があります。先生が嫌いだったことを思い出した。
私は、この博多青松高校に行く前は全日制の高校に通っていました。
当時の私は素行も良くはなく入学して一ヵ月で謹慎処分。
この謹慎処分で不登校になりました。当時の担任は何度も学校に来るように呼びかけられましたが私はそのまま退学しました。
専門学校に進学するとその時の思い出がよみがえり結局三ヵ月で退学しました。
今、思い返すと決められたル-ルの中で生きるのが苦手だったのだと思います。
学校をやめた後は起業し十年以上、自営業を営んでおります。
自分でル-ルを作っていくこの博多青松高校で自ら目標を作り達成し卒業する。
このプロセスが自分の中に自信となって存在します。
周りの生徒もどちらかといえば進学したいというよりは、高校卒業の資格が欲しいといった人の方が多かったです。
どちらかといえば、普通という事からはみ出た人間ばかりです。
まず自分から進んで学習できる人でないとこの学校は向いてません。
しかし自分から進んで、こんな高校生活送りたいと思えば実現できる学校でもあります。
自分の人生は自分で決めるという強い想いを持った人にとってはイイ学校だと思います。
通信制高校は学校によって出願期間が変わり、長い学校では3月末〜4月末まで受け付けている学校もあります。
この時期から通信制高校への入学を考えるなら、通学圏内にある学校資料をまとめて取り寄せ、出願を受け付けている学校があるかをまず探しましょう。早い学校は翌日には願書や資料が届きます。

*受験にあたっては「説明会参加が必須」という学校もあります。受験間際で焦らないよう、入学願書は今すぐ取り寄せ確認しましょう!