卒業生が語る!NHK学園高等学校ってどんな学校? 学費や通学コース、生徒の雰囲気を解説します。

<2018年12月:最新情報>

通信制高校は、年明け1月には出願が始まる学校も多く、12月は学校説明会が活発化する時期になります。願書や募集要項は学校説明会に参加しないと手に入らない学校もありますし、人気校は人数制限をしているところもあるので、まずは通学圏内の学校を調べて資料を取り寄せるところからはじめましょう!

通信制高校のパンフレットをまとめて取り寄せる→


こんにちは、過去にNHK学園高等学校を卒業したAINAです。

NHK学園高等学校ってどんな学校?

学校の雰囲気や設備はどんな感じ?と気になる方に向けて、「卒業生の本音」をお話していきます。学校選びの参考にしていただけると嬉しいです。

NHK学園高等学校(通信制課程)の基本情報

年間学費 109,512円~
通学コース ネット学習コース/ネット学習Doitコース/ネット学習海外コース/登校コース/ベーシックコース/教養コース/海外特科コース
スクーリング 月1回〜2回が基本
※集中スクーリングは年4日程度(合宿)
進学先 慶応大学、早稲田大学、同志社大学、明治大学他

NHK学園高等学校は、自宅でテレビやラジオのNHK高校講座を通して授業を受け、高卒資格取得を目指す通信制高校です

4つのコースの中から自分の好きなタイプのものを選べます。

ベーシックコースは郵送によるレポート提出と月1~2回のスクーリングが必要です。

ネット学習Do itコースはネットでのレポート提出と、年間5~10日のみのスクーリングで済みます。基本的な授業はテレビやネットを通して受けるので、どのコースでもあまり変わりはありません。

ですが、スクーリング場所が全国に数か所しかないため、自分の住んでいる場所とスクーリングの場所がどれくらい離れているのかがコースを選ぶ要素になります。

NHK学園高等学校の授業・学生生活ってこんな感じ!

私の場合は工業高校からの転入でベーシックコースを選びました。

月一回のスクーリングと郵送によるレポートの提出です。その他に年2回の試験にも参加しました。

一週間の予定は、基本的にNHK高校講座の授業に合わせて、毎日1~2時間の授業を聞きレポートをまとめ、月に一度の頻度で東京の本校へ郵送するだけ

テレビの授業の時間は朝の早い時間や夜中の事もありますが、基本的にすべて録音か、ネットでも配信されているので、自分の都合のいい時間に勉強することができます。

郵送したレポートは手書きの添削がされた後、返送されてきます。

このコースは授業がデジタルですが、レポートは手書きとかなりアナログな形なので、人によっては不便に感じる事もありますが、私の場合はその形によって勉強しているという感覚が得られていたので合っていたと思います。

授業は自分の好きな時に受講できますが、それをどんどんためていってしまうとレポートが大変なので、できるだけその日のうちに授業は受けた方がいいです。

NHK学園高等学校の教室・設備はどんな感じ?

私が通っていたのは、NHKの東京本校ではなく、関西地方の協力高校でした。

スクーリングはその高校の教室の一室を使って、体育系の授業はその学校の施設を使わせてもらって授業を受けます。

スクーリングは毎月の日曜日だったため、もともとのその学校の生徒はクラブ活動で登校している生徒以外にはだれもいません。

地方の協力高校へのスクーリングの場合は、地元の高校の施設を使わせてもらうので、気になる人は事前に見に行ってもいいかもしれません。

私のスクーリングしていた学校は、普通の高校の教室でしたが割ときれいで、教室にはエアコンも完備されていました。

スクーリングの前日には、学校側が使う教室の備品や生徒の私物を他の場所に移動してくださってもいたようです。

先生の授業は、基本的に1か月間の授業の簡単な復習を兼ねながら、その週の授業を網羅していくというもの。

普通の高校と同じように、それぞれの科目で担当の先生がおられたので、授業は分かりやすく、応用編はあまり触れず基本の理解の確認というスタイルです。

スクーリングの生徒の人数は15~20人で、年齢も16~40代と様々で車椅子で来られている障害者の方もおられました。

NHK学園高等学校のイベント・学校行事について

月1回のスクーリングは、一日授業だけで終わってしまいますが、年に一度だけ遠足という名の交流会がありました

関西圏の大きな公園や、交流施設で一日、体育祭や食事会を先生を含めて行います。

卒業式とその遠足には、東京のNHK本校からも職員の方が来られていました。NHKの生徒は、すでに家族をもっている人が多いので、その遠足には家族の方も一緒にこられていました。

一日の行事といっても、最初と最後の集合、食事の時以外は自由行動なのでほぼ一日家族のみで行動している人がほとんどで、生徒全体として行動するものではなかったです。

イベントではないですが、年に2回実施される試験にも登校しなければなりません。その時にもNHKの職員の方が来られて試験を監督しておられました。

NHK学園高等学校の雰囲気やいじめについて

私のクラスはすでに仕事をして結婚されている方や、障害を持っている方、40歳を過ぎている方と様々な方がおられましたので、授業は基本とても簡単、クラスの中のレベルの低い人に合わせて進んでいきます。

でも、もっと深く勉強したいという人に先生は詳しく教えてくださるので、その点は安心できます。

クラスの生徒は人生経験がある方ばかりなので、基本的に向こうから積極的に話しかけてくれますが、適度な距離感も保ってくれていたのでとても付き合いやすかったです。

スクーリングの生徒の中には、少し訳ありの人を避けいつも一人でいる人もいました。私のように高校を中退して転入している人もいたので、同じような境遇の人は自然と仲良くなりました。

見た目は派手な人もいますが、「仕事をしながら高校の勉強したい」という真面目な人ばかりなので、安心して接することができると思います。

NHK学園高等学校の卒業後の進路について

NHKの通信高校は、進学率がそれほど高くはありません。これは授業のレベルではなく、既に働いている人が多いからです。

私の場合、卒業後地元の電気設備の設計をしている会社に就職しました。高校3年になると、普通の高校と同じように就職や進学の相談に乗ってくれるので、それぞれの希望によって実際的なアドバイスをくださいます。

大学進学に関してはそうですが、就職に関しては自分で探す事が多いです。それぞれ地方の人で地元で仕事を探すという人が多かったからです。

私のクラスの場合、訳5割はすでに仕事をしている人、2割は大学に進学し、2割は就職しました。

NHK学園高等学校のいい点は、すでに仕事をしているクラスメイトが就職のアドバイスをくれるという点です。

面白い事に就職組の一人の生徒は、クラスの他の生徒で、自分で会社を立ち上げている人がいて、その会社に就職を決めました。

今、NHK学園高等学校への進学を考えている方へ


NHK学園高等学校は、自主性がある人にはとてもいい学校です。

勉強したい人は、積極性を保てば広く深く学べます。

実際に仕事をされている方も生徒の中にたくさんおられるため、それもとてもいい経験になります。勉強と社会勉強を同時にしたいと考えている人にはおすすめの通信制高校です!



通信制高校には一般の高校のような受験はありませんが、受け入れ生徒数が決まっているところもあり、募集要項や入試の内容はいち早く取りよせておかないと、後々焦ることも。12月は学校説明会も活発化するので、入学するしないに関わらず、パンフレットだけは早めに取り寄せましょう!


 

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