おおぞら高等学院(東京キャンパス)ってどう?卒業生に聞いてみた

しぇり(卒業生)

おおぞら高等学院(旧:KTC中央高等学院)東京キャンパスのウイークデイコースを卒業したしぇりです。

学校の雰囲気や設備はどんな感じ?と気になる方に向けて、「卒業生の本音」をお話していきます。

学校選びの参考にしていただけると嬉しいです。

目次

おおぞら高等学院(東京キャンパス)ってどんな学校?

住所〒160-0023 東京都新宿区西新宿8-13-6
(最寄り駅:地下鉄丸の内線西新宿駅 ①番出口より徒歩4分)
通学コースウイークデイコース
ツーデイコース
ワンデイコース
特別進学コース
個別指導コース
スクーリングコースにより異なります。年1回だけのコースも有

おおぞら高等学院(旧:KTC中央高等学院)は、通信制高校・屋久島おおぞら高等学校のサポート校で年に1回、屋久島にスクーリングに行きます。

普段はキャンパスに通い、授業を受けながらレポートを行い高校卒業資格を取ります。勉強以外にもトライアルレッスンといい、スポーツ、クッキング、メイクなど様々な選択授業があり、楽しくキャンパス生活を送れますよ。

KTCおおぞら高等学院(東京キャンパス)の授業内容・時間割

しぇり(卒業生)

わたしは一般的な高校のように毎日通って高校生活を楽しみたかったので、ウイークデイコースを選択し、月曜から金曜まで平日は毎日キャンパスに通っていました。

1日3時間の授業を受けます。

授業時間は朝9時20分から12時10分までで、授業時間に合わせて行けばよいので、朝もそれほど早くありません。

全員受ける授業は午前中だけで、昼食時間を挟んで12時50分から14時20分まではトライアルレッスンという選択授業があります。

12時10分以降は自由で、トライアルレッスンで受けたいものがあれば受けますが、特に受けたいものがない場合は帰っても大丈夫です。

昼食を食べて帰る子もいたり、中には先生に教わりながら遅れてしまったレポートを行ったり勉強をしている子もいました。

わたしの場合は、トライアルレッスンを受けない日でも、昼食を食べて下校時間までそのまま友だちや先生と話をしていることが多かったです。14時半には下校になります。

おおぞら高等学院の詳細については、「おおぞら高等学院ってどう? 評判や学費・口コミ評判」のページで、入試情報は「おおぞら高等学院の偏差値は?入試内容や難易度を調べました」のページでも解説しています。

おおぞら高等学院(東京キャンパス)の設備ってどう?

しぇり(卒業生)

おおぞら高等学院・東京キャンパスはビルの1階にあり、2つのビルに分かれています。

新しいビルではありませんが、明るい開放的な感じの空間です。教室は完全に個室になっている教室とパーテーションで分けられている教室がありました。

設備は一般的なものでもちろん冷暖房やトイレはありますが、特別な設備はありません。自動販売機が1つありました。

1クラスあたりの人数は20人程度です。

先生方は親しみやすく話しやすい先生方が多く、先生というより友だちのように話せる先生もいました。授業もわかりやすく楽しくしてくれる先生が多かったです。

トライアルレッスンでプロの方が来て授業をしてくれることもあります。

ヘアメイクなどを受けましたが、プロの方に教われる機会はなかなかないので楽しく本格的な授業を受けられて良かったです。

キャンパスにプロの先生が来て授業を行う場合、特別な設備はないので通常の教室に先生が持ってきてくれた鏡などを置いて授業を行っていました。

KTCおおぞら高等学院(東京キャンパス)のイベントや学校行事


東京キャンパスの学校行事としては、一般的な高校と同様に入学式、卒業式はあります。

個人面談はありましたが授業参観はありません。保護者会はありました。

イベントは大きなものは学院祭があります。その他、その年によって違っていましたが、動物園に行ったりディズニーランドへの遠足もありました。

イベントは強制ではなく、通信制高校らしく自由参加です。学院祭も全員がやらなければならない訳ではありませんでしたが、みんなで考えてお店を出したり、積極的に参加すると楽しめます。

先生も協力して一緒に盛り上げてくれます。

スクーリングは年に1回、屋久島おおぞら高校の屋久島キャンパスへ行きます。

スクーリングは授業を受けて勉強をする時間もありますが、世界遺産にもなっている屋久島なので、ハイキングして山や滝を見たり、自然を体験することができて貴重な経験ができます。

4人部屋なので、みんなで泊まって一緒にご飯を食べて、というのが楽しいです。全国のキャンパスから生徒が集まるので友達もできますよ。

おおぞら高等学院(東京キャンパス)にいじめはある?学校の雰囲気について

しぇり(卒業生)

東京キャンパスには、通信制サポート校ということで一般的な高校に比べて本当にいろいろな生徒がいました。

すごく派手な生徒からすごくおとなしい生徒まで様々です。

初めは自分とは全然違う子がたくさんいることに少し驚きましたが、それをみんなが受け入れている感じでした。

派手な子でも話してみると意外と仲良くなれたりして、派手な子がおとなしい子をいじめるなどといったこともありませんでした。

あとは先生がすごくみんなのことを良くわかっているのと、何でも話やすい雰囲気だったので、何かトラブルが起きそうなときなどもすぐに相談することができるのでその点は安心でした。

先生が全員の生徒の名前と顔を把握し、登校すると先生方みんながおはよう!と元気に声をかけてくれ明るい気持ちになれました。

KTCおおぞら高等学院(東京キャンパス) 卒業後の進路

しぇり(卒業生)

おおぞら高等学院卒業後、わたしは大学に進学しました。

高校に入学するときは、ひとまず高校をちゃんと卒業しようという気持ちだけで、大学に進学するかどうかまでは全く考えてはいませんでした。

両親は進路に関しては何も言わず自分の好きなようにしなさいと言っていましたが、学校に通って先生ともいろいろ話をする中で大学に行ってみようという気持ちになりました。

自分が大学に合格できるのかどうかはすごく不安でしたが、先生が面接や論文の指導を何度もしてくれたことで合格できたと思います。

周りの友達は大学や短大、専門学校に進学する子が多く、大学よりはどちらかというと専門学校に進む子の方が多かったかもしれません。あまり就職する子はいませんでした。

しぇり(卒業生)

おおぞら高等学院・東京キャンパスは、高校を卒業したい、まずはその思いがあれば頼もしく優しい先生方がサポートしてくれる学校です。

屋久島に行ったり、勉強以外のトライアル体験ができるなど、一般的な高校ではできない体験で視野を広げることができます。心からおすすめできる学校です!

通信制高校を検討している
すべての家庭に読んでほしいこと

「通信制入ったけど子どもが辞めた」

全日制と比較して自由に学べると評判の通信制高校ですが、中には失敗したという声もあります。

その後悔の声は「学校と合わなかった」に集約されます。

不登校支援がある学校を選べば良かった
「通信制高校は不登校生徒を受け入れてもらえる」という安易なイメージで選ぶんじゃなかった
  
自主学習が基本、不登校生徒へのサポートはなし、やる気がある人だけ引き上げるという感じ。不登校支援がある学校、しっかり時間かけて選べば良かったなあ

学費の安さで公立を選んで失敗

通信制高校ならどこも一緒でしょと、公立を選んだら大失敗。家から遠いし、週2日は通わないと単位取れないし、勉強もつまらない。3年間とても保ちそうにない…。

近所にあるから、学費が安いから、そんな理由で比較をせずに選んでしまうと、学校と合わずに辞めてしまうことも多いです

後悔しないためには、通学エリアにある学校を3~5校比較するのは必須

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学校のパンフレットを見比べるだけでも特徴はわかりますし、「この学校だけは違うな」と取捨選択もできます

住所を入力するだけで簡単に取り寄せることができるので、通信制高校の比較がまだできていない家庭は、利用してみてください。

人気校は早めに募集を締め切る学校もあります。出願には学校説明会の参加が必須、など学校によって条件があることもあるので、募集要項は急いで取り寄せ確認しましょう

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