大阪府私立長尾谷高等学校なんば校を卒業したコタロウです。
学校の雰囲気や設備はどんな感じ?と気になる方に向けて、「卒業生の本音」をお話していきます。
学校選びの参考にしていただけると嬉しいです。
大阪府私立長尾谷高等学校(なんば校)ってどんな学校?
住所 | 〒556-0016大阪市浪速区元町1-11-1 JR・南海・近鉄・阪神・地下鉄難波(なんば)駅32番出口より350m |
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通学コース | 海外語学スクーリングコース 公務員コース スキルアップコース ベーシックコース |
学費 | 入学金:50,000円 授業料:9,000円(履修1単位につき) 施設設備費:24,000円(年額) 特別活動費:12,000円(年額) ※ただし、入学月より月額1,000円 諸活動費:600円(年額) 卒業経費:7,000円(3年次のみ、寄贈品・アルバム代) 同窓会費:3,000円(3年次のみ) |
長尾谷高等学校(なんば校)は、大阪・難波という好立地条件で通学としても都心部に出る楽しさを含めて通いやすい場所にあります。
スケジュールを自分で組み、大学生活を先取りするようなカリキュラムになっているので自分で動くことの大切さを学べます。
長尾谷高等学校(なんば校)の授業内容・時間割
一般的な高校と学ぶ内容は同じです。
各学期終了時に規定の単位の習得が必要になるので、最低その単位を得るために出席しなければいけません。
もちろん全日程出席するのも可能。出席が困難な場合は自宅学習という完全な通信制もあります。
年に二回のスクーリングのみの出席にも対応しているので自分の体力や気持ちと相談しながら通えます。
授業自体もハイスピードではなく、ゆっくりとひとつひとつ学ぶことができます。
また、自習室も常に解放されているので友達と一緒に勉強すること、食事をすることもできるので学校に行くこと学校に楽しいと思えるような環境になっています。
基本教科以外には体育も存在し、近くにある相撲の大会にも使われる大阪府立体育館を使用しての授業と、会場が豪華なのもポイント。
体力を鍛える運動というよりはグループ分けされたスポーツを自分たちのペースですることができるので、いつも動かない分ちょっとしたリフレッシュ感覚で授業を受けられます。
基本的に強制されないのでその分自分で選んで学ぶことが大事です。
長尾谷高等学校(なんば校)の設備・学習環境はどう?
しかし教室ひとつずつにおいては一般的な高校のクラスの部屋と変わりはありません。
一般の高校よりも一回の授業に出席する人数は少ない時が多いので窮屈感を感じることはありませんでした。
先生は単位制や通信制の学校にも関わらず一人一人認識するスピードも早く、積極的に話しかけてくださることが多いので自ずと会話をする機会も増えていきます。
勉強のことはもちろん、進学先の検討についても相談に積極的に乗ってくれる人たちが多い印象です。
大学に行きたい、となれば学校の知識も多彩にお持ちなので色んな話を聞いてくれると思います。
実際進学を希望して先生に相談に行く人たちはたくさんいました。
今作ることができる自分の学びに対するリズムを慣らしながら、将来を考える余裕を作れる場所と感じます。
未来が見えなくても考える力と時間を見つけることができ、そのまま相談することができる相手がいる環境が長尾谷高等学校の魅力です。
長尾谷高等学校(なんば校)のイベントや学校行事
なので、学生生活らしいもの、といえば経験していないのが現状です。
しかし、冬にはクリスマスパーティなど、ちょっとしたイベントは多く、授業で知り合った仲間と楽しんだり、その場で初めて会う人と友達になったりと学内の人に出会う小さなイベントは多々ありました。
それも長時間というわけではないので「ちょっと参加してみようかな」と気軽に飛び入りできるものでした。
そしてもちろん途中退室もありなのでとても行きやすく感じました。
学園祭などはないので一般の人交えての機会というのは基本ありませんでした。そういうのが苦手だった私にとってはとても有り難かったです。
説明会や相談会については随時行っているようで、具体的な日にちは頻繁に取り上げられます。
それ以外にも直接連絡を取れば個人での見学等も可能です。いつでも快く対応してくださるので気軽に一度、覗きにいってみるのも良いと思います。
長尾谷高等学校(なんば校)にいじめはある?学校の雰囲気について
なので、いじめや喧嘩というものには一切出会ったことはありません。
それどころか話す機会を自ら作らなければあまりないので勇気を出して声をかける。そして友達になる。
というケースが最も多くて、良い雰囲気な時ばかりでした。
生徒としては新学校を目指すからこそ一般の高校よりも時間に制限されない単位制を選んだ人や、仕事をしながら通っている人など様々です。
一番多いのはやはり現役高校生。女の子が比率的には多いイメージでした。
みんなアルバイトや本職をしながら通う凛々しい子たちばかりなので、しっかりした人たちが多かったように思えます。
長尾谷高等学校(なんば校) 卒業後の進路
そうでない人は真っ直ぐに就職していました。このどちらかが大半でした。
大学に進んだ人も実際その後働くことを既にイメージしながら大学選びをしていたので、偏差値の高い大学に進学する人もいましたし、就職に強い場所を厳選して選んで進学した人たちもいます。
そのあたりの情報も先生たちは潤沢に揃えていらっしゃるので、そのサポートもあり全員スムーズに将来を決めていたと思います。
また、余裕ある学生生活の中で仕事に就きたいと考える人も多いので、正社員として、高卒で新入社員となり頑張って行く人たちもいました。
私も兼ねてから好きだったファッションを活かすアパレル職に就職しました。
長尾谷高等学校(なんば校)の入学を検討している生徒へ
毎日同じ場所に行き、同じ人たちの中で生活することに苦痛を感じる人はたくさんいると思います。
その中で我慢できるなら良いですが、そうじゃない人に「それを頑張らなくてもいい場所はあるんだよ」とこの学校を見て知ってほしいです。
でもそれは逃げではけしてなくて、「自分で自分のやることや自分の道を選ぶ」ということです。
それは普通にみんなと同じように過ごすよりも大変かもしれませんが、自分に余裕と自信もつきますし、何より毎日が楽しくなります。
今の苦しい毎日を変えるために、一歩踏み出してみませんか?