卒業生が語る!大分県立爽風館高等学校ってどんな学校? 学費や通学コース、生徒の雰囲気を解説します。

10月を過ぎたら通信制高校探しを本格化させましょう!。願書受付は年明けすぐに開始する学校がほとんど。まずは近所にどんな学校があるか調べて、良い学校があるか探してみましょう!

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大分県立碩信高等学校普通科(現:大分県立爽風館高等学校)を卒業したヤマツです。

学校の雰囲気や設備はどんな感じ?と気になる方に向けて、「卒業生の本音」をお話していきます。

学校選びの参考にしていただけると嬉しいです。

大分県立爽風館高等学校の基本情報

住所 〒870-8505 大分県大分市上野丘二丁目10番12号
大分駅より徒歩20分
通学コース 普通(l部)
普通(ll部)
普通(lll部)
商業(lll部)
通信制課程
スクーリング 約20日
学費 通信制課程:年間約30,000円

県内にあった通信教育部を1968年に独立して大分県立碩信高等学校となりました。

当時は九州内で唯一の通信制課程だけの独立した単位制の高等学校でしたが、現在では県内の定時制高校2校と統合され、大分県立爽風館高等学校として再編されています。

基本的にはレポートを郵送し、添削されて返送されます。

レポートの課題はNHKで放送される番組をもとに作られており、放送を見ればレポートは簡単に埋められるものでした。

また、月に2回程度の登校が必要でした。

レポートと登校で必要数を達成し、試験の結果も合わせ単位取得となります。

大分県立爽風館高等学校の通学コース


私は高校1年生までは地元の商業高校へ通い、2年時に大分県立碩信高等学校の普通科へと転校しました。

なのである程度単位を取得している状態でのスタートでした。

通信制なので基本的には定期的に自分が選択した教科の課題(レポート)用紙が自宅へ郵送されてきます。

レポート用紙自体が折るとそのまま郵送できるようになっており、課題をこなした後に切手を貼り学校へ郵送、担当の先生より添削されたものが後日また自宅へ返送されてきます。

また、月に2回程度スクリーングという登校日があり、試験までにある程度出席しないと受験資格がなくなります。

登校といっても場所は大分県立碩信高等学校ではなく、私の場合住んでいるところが県北だったので県北にある別の高校で日曜日に教室を借りてスクーリングを開く形で行っていました。

なので基本的には自宅で勉強、レポートのやりとりを郵送で行い、月に2回か1回登校、条件を満たして年に2回の試験、その全てで一定の条件を満たして単位取得、という時間割です。

大分県立爽風館高等学校の設備の充実度、専門授業の質


登校時の学校自体は先述の通り、大分県立碩信高等学校ではなく近い地域の高等学校を日曜日に借りてのスクーリングとなるので借りる先の学校の設備そのままでした。

年単位で借りる高等学校が変わることがあるので、設備自体も変わりやすかったです。

普通の授業は私服での登校、体育の授業だけはジャージに近しいものを持参し、着替える必要がありました。

ただ、現在は県内の定時制高校と統合され、学校名・住所ともに変わっているので、登校の場所が変わっている可能性があります。

スクーリングは選択制なので、その授業のスクーリングを必要とした生徒だけの出席となり、また地域別でもあったので教室に20人以下のことがほとんどだったように思います。

普段の勉強方法がNHKの番組を見て、その内容に沿ったレポートを書く形式だったため、授業もその時期の放送・レポートに則った内容の授業でした。

難しいものもとくになく、テレビの放送とスクーリングで困るようなことはありませんでした。

大分県立爽風館高等学校のイベントや学校行事


学校行事としては年に1回、遠足のようなものがありました。

バスでの移動で、駅で集合・解散です。

これは必須参加ではなく希望制ではありましたが、スクーリング以外の特別活動が何時間か必要なため、ほとんどの人が参加することになります。

通信制のみで、スクーリングの教室がかぶらない限り顔を合わせない人も多いため、このイベントが一番、他の生徒と接する機会があるものでした。

とはいっても普段仲のいい人とどうしても固まって動いてしまうもので、新しい交流はほとんど見られませんでしたが、それぞれがそれぞれに楽しめるようにもなっていたので、嫌な思いをしたり他の生徒との何かで困るようなことはまずありませんでした。

現在の統合された大分県立爽風館高等学校では、定時制の生徒もいるため、文化祭やスポーツ大会など、私が通っていた当時よりもイベントや内容が増え、規模も大きくなっているようです。

なのでもし、普段関わらない生徒とも必ず関わる必要がでてきているのなら、碩信高等学校の時よりは気まずくなったりすることがあるかもしれません。

大分県立爽風館高等学校の雰囲気やいじめ


大分県内では唯一の通信制高校となるため、やはり様々な方がいらっしゃいます。

それこそ派手な方から大人しい人、年齢が平均より上めな人から現役高校生の歳の人までです。

ただ、通常の全日制高校とは違い、必ず他の生徒と無理にかかわり続ける必要もなく、「クラス」という概念がないせいか、自分の仲の良い人達以外にいじめや迷惑をかけるような行為をすることはまずありませんでした。

スクーリングの際、授業と授業の合間に話し声がうるさい生徒などはどうしても居ましたが、基本的には授業に対して他の生徒で困ったりするようなことはなかったので、よほど神経質などではない限り、自分達は自分達、と割り切って安心して通うことのできるスクーリングでした。

大分県立爽風館高等学校の卒業後の進路


私は在学中に体を壊したこともあり、卒業後はフリーター、少しして通信販売の会社へ就職しました。

普通科の選択だったため「高等学校卒業」という経歴のためだけに通ったようなもので、特にカリキュラムで役に立った部分があるということは私にはありませんでした。

周りの友人は大学進学の人も多少いましたが、やはり卒業場所が関係のない会社への就職の人が多かったです。

通信制の高校には事情がある方が多いので、フリーターという人も一定数いました。

現在の統合された大分県立爽風館高等学校では、進路資料室や、就職希望の生徒へ向けたセミナーの開催など、専用の校舎がある分学校側の支援も充実しているようなので、以前よりもずっと進学・就職ともに一人で考えずにやっていけるように思えます。


通信制を希望するという以上何かしら事情はあるかと思います。

ですがこちらの高校は、登校も基本月に2回、勿論必要時間数を取得すれば登校数も減らせますし、自宅でしなければいけない勉強についても、テレビ放送を元に授業が進むので大変わかりやすいです。

そのため、学業以外の時間が十二分に確保できます。先生もちゃんと相談に乗ってくれます。

「高等学校卒業」という経歴がほしいけれども、学業にあまり時間を割きたくない方にはぴったりだと思います。

ただ、専門的な授業や応用な問題まではいかないので、専門で学びたい分野がある人・高校で得た知識量がかなり要求される進学先を希望している人には不向きかもしれません。

また、月2回程度でもどうしても人に会いたくない人、進学さえできればなんでもいい、といった人はこちらの学校へいくよりも「高等学校卒業程度認定試験」というのがあり、これに合格すると大学受験もできるので、そちらの取得だけでも十分だと思います。

どちらにせよ、全日制へ通わずともできること・就職できる先はたくさんあります。

今の自分にできること・今の自分にしかできないことをじっくり考えて後悔のないようこれから通信制を考えている方たちには頑張ってほしいです。

通信制高校には一般の高校のような受験はありませんが、受け入れ生徒数が決まっているところもあり、募集要項や入試の内容はいち早く取りよせておかないと、後々焦ることも。入学するしないに関わらず、パンフレットだけは早めに取り寄せましょう!


 

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