こちらのページでは聖進学院の学費をまとめています。
情報はホームページと学校資料から抜き出していますが、カリキュラムによって学費は変わります。あなたが通うキャンパスの正確な学費は、パンフレットを取り寄せて確認しましょう!
2021年度 聖進学院の年間学費
普通コース | 個別コース | 福祉コース | 音楽コース | |
入学金 | 80,000円 | 80,000円 | 80,000円 | 80,000円 |
施設料 | 40,000円 | 20,000円 | 110,000円 | 110,000円 |
教材費 | 30,000円 | 30,000円 | 30,000円 | 30,000円 |
授業料 | 422,000円 | 512,000円 | 422,000円 | 422,000円 |
合計 | 572,000円 | 642,000円 | 642,000円 | 642,000円 |
- 納付金は前期・後期の二分割納入
- 入学金は初年度のみ
- 音楽コースの施設料の中には楽器代・ステージ衣装代などは含まれていない
- 校外学習・修学旅行費は含まれていない
上記の聖進学院の費用に加えて、提携通信制高校の費用が年間40万円程度必要です。
聖進学院はどんな学校?
聖進学院は、NPO法人東京教育カウンセリング研究所から公式サポートを受けており、発達障害で悩む生徒の自立支援を得意とする通信制サポート校です。
それぞれの発達課題に配慮した授業を通じ、生徒は感情コントロールの方法や社会性を身につけることが可能です。
たとえば「言語理解」に課題のある生徒でも授業をスムーズに理解できるよう、イラストや映像を見せたり、板書をすぐ消さず残しておいたり、抽象的な言葉の使用を避けたりといった工夫がされています。
物忘れが多い、集中力が続かないといった課題には、授業を15分単位にしたり、1回ごとの指示を短くしたりと対応しています。
生徒の気持ちを重視してくれる
全教員が定期的にカウンセリング講座を受講していることも、聖進学院の特徴です。
相手の立場になって共感しようとする「カウンセリングマインド」の習得が目指されており、教師の考えを押しつけず子どもの気持ちを重視することが徹底されています。
また、教員間での情報共有も重視。生徒それぞれの個性や出席状況を全員で把握し、トラブルを抱えていそうな生徒には教師全体で対応することが可能です。
自分のペースで通学することができる通信制高校
集団行動が苦手な生徒でも、聖進学院なら「個別コース」で学校生活になじむことができます。個別学習から始め、グループ学習、集団学習へと移行し、「普通コース」で集団授業を受けることも可能です。
登校する日や時間は自分で決められるので、自分にとってちょうどいいペースで学習を始められます。小学校の範囲から丁寧に教われるクラスも、専門学校・大学への進学を目指すクラスもあるため、どの段階にいる生徒でも目標に向けて成長することができるでしょう。
また、「福祉コース」では在学中に資格を取得することも可能なので、卒業後の自立に向けた準備ができます。
聖進学院の4つのコースと学費
普通コース(年間学費:572,000円)
普通コースは「高卒資格」の取得はもちろんのこと、生徒に社会で生きる力を身に着けさせることを目標にしています。
学習は生徒ひとりひとりが授業の内容が分かるところまで戻ってから始まります。勉強の「分かる」が楽しいことだということから学ぶためです。
また社会で生きるためには人とのつながりが不可欠です。そのためクラブや学校行事に積極的に参加して人とのつながりを作る模擬的なことができます。
3年間キッチリ学び、大学進学、専門学校進学、就職活動などのサポートが行われます。
個別コース(年間学費:642,000円)
個別コースは人がたくさんいる場所が苦手、一人の方が落ち着くといった集団生活が苦手な生徒向けのコースです。
最初はできるだけハードルを下げた生徒にとって負担の少ない登校回数にできたり、朝はじまるのが遅かったりとゆっくり目のペースで学習を進めることができます。
ゆっくりなペースで大丈夫なら個別から少人数へ、少人数から集団へと移ることも可能です。もちろん移らないことも可能です。
福祉コース(年間学費:642,000円)
3年間で介護職員実務者研修を修了するのに必要な勉強を学ぶことができるコースです。
招待は福祉関係の仕事に就きたい生徒が対象となります。
演習と実務経験は全て授業時間内で行われるので外部に講習を受けに行かなくていいといったメリットがあります。
1年間で介護職員初任者研修を、3年間で介護職員実務者研修を修了できます。
音楽コース(年間学費:642,000円)
高校卒業に必要な勉強の他、プロミュージシャンによる各楽器の授業を受けることができるコースです。
プロデビューを目指している生徒だけが対象というわけではなく「ただカッコいいと思って」というような軽い動機の生徒でも受け入れてもらえます。
聖進学院の学費って高い?
聖進学院は、通信制高校のサポート校です。通信制高校を卒業できるよう、勉強や課題をサポートします。そのため、聖進学院だけでなく、提携先の通信制高校・大智学園高等学校にも入学する必要があります。
聖進学院には4つのコースがあり、それぞれの学費(2020年度)は以下のとおりです。大智学園の学費に加え、入学金・施設料・教材費が含まれます。
普通コース:914,000円
個別コース:984,000円
福祉コース:984,000円
音楽コース:984,000円
高等学校等就学支援金制度で
なお、国の高等学校等就学支援金制度により、世帯年収に応じて以下の金額が給付されます。
約590万円未満:252,000円
約590万円以上約910万円未満:101,052円
聖進学院に通う際は大智学園の学費も払う必要があるため、通信制高校のみの場合と比べればどうしても総額が高くなります。
しかし、「子どもの習熟度に合わせ丁寧に教えてほしい」というニーズに応えてくれることと、不登校サポートも兼ねているため、そうしたサポート料金も含まれていることを考えれば費用に納得しやすいと思います。
聖進学院には学費免除はある? 奨学金制度についても解説
聖進学院には学費免除制度はないのですが、高騰就学支援金制度がつかえる他、教育ローンや自治体が用意している奨学金制度を利用することができます。
教育ローンが使える
聖進学院の学費を支払うにあたっては、国の教育ローン(教育一般貸付)および学校提携の教育ローンを利用できます。
国の教育ローンは、世帯年収が一定以下の場合に利用可能です。勤続年数や居住年数などの条件に該当する場合、世帯年収の上限がさらに引き上げられます。
扶養内の子が1人:790万円以下
扶養内の子が2人:890万円以下
扶養内の子が3人:990万円以下
国の教育ローンでは、350万円までの借り入れが可能です。
年1.66%の固定金利なので、返済計画を比較的立てやすい特徴があります。連帯保証人が必要ですが、教育資金融資保証基金による機関保証も可能です。一定の保証料は必要なものの、親族に保証人を頼まなくてすむのは大きなメリットといえるでしょう。
自治体独自の奨学金も
また、自治体によっては奨学金があります。
たとえば保護者と生徒が都内に住んでいる場合、「私立都認可外通信制高等学校在学生授業料助成金」を受けることが可能です。
世帯年収が約590万円~約910万円の範囲であれば、高等学校等就学支援金と合わせて254,000円まで支給されます。どのような支援制度を利用できるかは、聖進学院に相談することが可能です。
東京と埼玉で学校説明会が開かれているほか、電話やLINEで個別の相談も受け付けています。