宇都宮高等学校(通信制)への入学を検討している方へ。卒業生が学校の雰囲気や通学コースの種類、学費について解説します!


宇都宮高等学校を卒業したDonDokoです。

学校の雰囲気や設備はどんな感じ?と気になる方に向けて、「卒業生の本音」をお話していきます。

学校選びの参考にしていただけると嬉しいです。

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自分の通学圏内にはどんな通信制高校があるの? 下記のリンク先から、全国の主要な通信制高校のパンフレットや入学願書をまとめて取り寄せることができます。10月入学に向けて、願書はいち早く取り寄せておきましょう!

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栃木県立宇都宮高等学校の基本情報

住所 〒320-0846 栃木県宇都宮市滝の原3丁目5-70
(最寄り駅:JR日光線 鶴田駅or東武宇都宮線 南宇都宮駅)
通学コース 全日制
通信制
学費 入学金500円
教材費1,000円程度
諸経費8,500円程度
教科書代15,000円程度
スクーリング 週1回(日or火)

栃木県内屈指の進学校である宇都宮高校、その敷地の片隅に通信制棟が建っています。通信制の生徒は主にここで勉強します。

全日制の宇都宮高校は男子校ですが、通信制は男女共学です。

全日制の生徒との交流は、普通に通っていたらほぼありません。通学中にすれ違う程度です。

週に1回授業(スクーリング)に通いますが、日曜、火曜のどちらかを選ぶことができます。

学校側は日曜を推奨しています。

宇都宮高等学校の通学コース


コースは通信制の普通科しかありませんので、そこで勉強しました。

学習の内容は、全日制高校の普通科に似たものかと思います。

国語、世界史、数学、理科、保健体育、情報、芸術(音楽、美術、書道等から選択)、家庭、などといったものです。

学習スタイルは、家で教科書などを読みながらレポートの問題を埋め、締切までに郵送で提出するのが基本です。

しばらくすると添削された物が返ってきます。

レポート作成はもちろん好きな時間にできます。

昼間はアルバイトして夜にレポート作成、という生活も可能です。
そして年2回、前期と後期の期末に試験が行われます。

もちろん一定以上の点数を取らなければなりません。

また、週1回行われる授業(スクーリング)にも通う必要があります。

卒業するには、スクーリングの出席数をクリアする必要があります。

先生に直接聞きたい事、相談したい事があったら、この日にするのが良いと思います。

スクーリングの日は、全日制の高校と同じようなイメージで時間が進んでいきます。

朝8時40分までに登校し、午前中は4時間目までの授業を受けます。個別指導ではなく一斉授業です。

クラスは一応分かれていますが、受ける授業が各々違うという事もあり、中学校までのように「何もするにもクラス単位」という感じではありません。

昼休みに好きな教室でお弁当を食べたら、次は午後の授業の5~6時間目を受けます。

そのあとはホームルームで先生の話を聞いたりして、15時40分ごろ解散です。

宇都宮高等学校の設備の充実度、専門授業の質


設備面は、地方の古い公立校ということでお察しです(笑)。

全日制との格差を感じる所も無くはなかったです。

ちなみにクーラーはありませんでした(最近は学校での熱中症が問題になってきているので、いずれ導入されるのではと期待はしています)。

教室については、生徒数に対して広く余裕があると感じました。授業の際はみんな好きな場所に座っていました。

ただ、日曜と火曜では生徒数に差があるかもしれません。私は火曜に通っていました。

嫌だったのは、体育の授業の際のトイレや着替えの場所です(これは女性の場合です)。

体育館は全日制の男子校と共用のため、トイレは男子用しかありませんでした。

女性も使用OKとのことでしたがやはり抵抗を感じます。

そしてもちろん女子更衣室もなしです。代わりに指定された着替え用の部屋は、倉庫と思しき場所なのでとにかく狭いです。

先生は、県で高校教員として採用された人が、異動で赴任してきています。

ですから、全日制公立高校での指導経験のある人が圧倒的多数だと思います。

授業もそのような雰囲気で行っています。

私はあまり学校の先生と関わりたくないタイプのため、先生にじっくり相談したことはありませんでしたが、友人が放課後に相談した時は丁寧に対応してくれたようです。

宇都宮高等学校のイベントや学校行事


部活動はありますが、週1しか学校に来ないのが基本スタイルのためか、盛んなイメージはありませんでした。

イベント、学校行事は全日制高校と同じような物だと思います。

体育大会、文化祭、生徒会選挙、修学旅行などです。

強制参加ではなく自分がやりたいものをやって、特別活動の単位を満たせればそれで良いという制度になっています。

ですから、あまりガツガツ厳しくやるイメージではありません。

私の参加したイベントは特に問題なく、和やかで良い雰囲気でした。

たとえば文化祭は、あまりガツガツしない、悪く言えば「しょぼい」感じがしましたが、みんな楽しく和気あいあいとやっていました。

また、文化祭は全日制の方と同日に行われますので、全日制棟の方まで遊びに行くことも簡単にできます。

文化祭の力の入れようはやはり全日制の方が数段上だな、というのが正直な感想でした。

特別活動の単位はすぐにクリアできてしまいますが、イベント・行事にはなるべく参加することをおすすめします。

他の人との交流を深めることができ、いい思い出になります。

宇都宮高等学校の雰囲気やいじめ


生徒の質や学力については、この学校の性質上、ピンからキリまで居ます。

年齢層は、入学時で15~19歳くらいが主だと思います。不登校や高校中退を経験した人が多かったです。

中退や不登校になった理由を聞いたことはありませんが、勉強が苦手でついていけなくなったのかな、という感じの人もいました(その人は苦労しつつも無事卒業できていました)。

不良のような感じの人もいましたが、距離を置いていたこともあり特に害はなかったです(先生は困っていたかもしれませんが)。

その他、身体の事情で全日制高校に通うのが難しい人、年配の人も数人いました。

休み時間は、大抵の人は友達と楽しくおしゃべりしていました。

とはいえ1人で過ごしたいという人は、それはそれで問題ないと思います。

授業ごとに各々教室が違うという事もあり、1人でいるとかそうでないとか、皆あまり気にしないと思います。

ただ、話しかけられたら答えた方が良いでしょう(笑)。

いじめは、自分の知る限りではありませんでした。

宇都宮高等学校の卒業後の進路


まず私の場合ですが、大学に進学しました。2年生の夏ごろから「大学に行きたい」と思い、予備校に通い始めました。

そして卒業してから1年浪人した後、大学に入学しました。

本当は浪人したくなかったのですが、卒業時点では、自分の学力が志望大に合格するレベルに達していなかったのです。

そして、もっと予備校で勉強すれば志望大レベルまで行けるのではないかという思いがあり、浪人することを決めました。

そして1年浪人して予備校に通い、志望の大学に合格することができました。

他の人の卒業後の進路は、専門学校、家事手伝い、フリーター、という人がいました。

就職する人もいるようです。

一応学校で進路相談はやってくれますが、基本的には各自の自主的な行動に委ねている印象です。


宇都宮高校通信制は、現状、不登校や高校中退などで行き場を失った人の受け皿になっています。先生方もそこはよく分かっていて

「週一で通うなんて…」
「いちいちレポート提出なんてできないかも…」

という自信喪失状態の人でも入学を認めてくれます。

たとえ入学時は気が乗らなかったとしても、高校卒業資格を得るために前向きに頑張ってほしいと思います。

勉強が苦手だったり、学校に通うのが苦手だったりしても、救済措置があります。

先生方も、卒業できるようにフォローしてくれます。

また、友達がいれば楽しく過ごすことができ、勉強へのモチベーションも上がりますが、

「キラキラした学校生活なんか必要ない。高卒資格が取れればそれでいいんだ。」

と割り切ってしまっても良いと思います。個人の自主性が尊重されている学校なので、その辺りは各々好きにやっています。

そしてこれは大学を目指したい人に向けてですが、率直に言ってしまうと、この宇都宮高校通信制の学習のみでは偏差値50超の大学に合格することは不可能です。

全日制の宇都宮高校は県内最高レベルですが、通信制になると最低レベルです。

大学に行きたいという思いが少しでもあるなら、なるべく早い段階から塾などで別途勉強していくことをオススメします。

あるいは、別の高校への入学を検討した方がいいと思います。

どんな進路に進むとしても、無事卒業できれば達成感を感じますし、自分への自信にもつながります。



通信制高校には一般の高校のような受験はありませんが、受け入れ生徒数が決まっているところもあり、募集要項や入試の内容はいち早く取りよせておかないと、後々焦ることも。入学するしないに関わらず、パンフレットだけは早めに取り寄せましょう!


 

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