立志舎高等学校ってどう?学費・偏差値・口コミ評判を確認する

卒業生が解説!立志舎高等学校ってどんな学校?
卒業生

立志舎高等学校を卒業した稔です。

・立志舎高等学校の学費は高い?
・立志舎高等学校に偏差値はある?
・学校の雰囲気や設備はどんな感じ?

と気になる方に向けて、「卒業生の本音」をお話していきます。学校選びの参考にしていただけると嬉しいです。

通信制高校を検討している
すべての家庭に読んでほしいこと

「通信制入ったけど子どもが辞めた」

全日制と比較して自由に学べると評判の通信制高校ですが、中には失敗したという声もあります。

その後悔の声は「学校と合わなかった」に集約されます。

不登校支援がある学校を選べば良かった
「通信制高校は不登校生徒を受け入れてもらえる」という安易なイメージで選ぶんじゃなかった
  
自主学習が基本、不登校生徒へのサポートはなし、やる気がある人だけ引き上げるという感じ。不登校支援がある学校、しっかり時間かけて選べば良かったなあ

学費の安さで公立を選んで失敗

通信制高校ならどこも一緒でしょと、公立を選んだら大失敗。家から遠いし、週2日は通わないと単位取れないし、勉強もつまらない。3年間とても保ちそうにない…。

近所にあるから、学費が安いから、そんな理由で比較をせずに選んでしまうと、学校と合わずに辞めてしまうことも多いです

後悔しないためには、通学エリアにある学校を3~5校比較するのは必須

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学校のパンフレットを見比べるだけでも特徴はわかりますし、「この学校だけは違うな」と取捨選択もできます

住所を入力するだけで簡単に取り寄せることができるので、通信制高校の比較がまだできていない家庭は、利用してみてください。

人気校は早めに募集を締め切る学校もあります。出願には学校説明会の参加が必須、など学校によって条件があることもあるので、募集要項は急いで取り寄せ確認しましょう

目次

立志舎高等学校ってどんな学校?

立志舎高等学校ってどんな学校?
学費87,200円〜
*通信コース/就学支援金適用時
*通学にかかる費用はキャンパスによって異なります
コース&スクーリング平日(通学)コース:週5~6日登校
土曜(通信)コース:約隔週1日登校
入学時期新入学:4月 / 編入転入:随時
本校所在地東京都墨田区太平2丁目9−6
キャンパス東京墨田区

立志舎高等学校は、通常の通学を行い単位を取得するコースもある通信制高校です。平日通学コースの他、平日は自宅学習+土曜日のみ通学する土曜(通信)コースがあります。

通信では珍しく部活動に積極的に取り組んでいる高校であり、軟式野球部はと大会での優勝経験もあるなど、ある程度の実力があります。学年ごとに修学旅行もあり、旅行先に海外があるなど、学生同士のコミュニケーションを取る場の多い通信制高校です。

立志舎高等学校の通学コース・カリキュラム

立志舎高等学校は、

・平日コース(週5日通学)
・土曜コース(月2日通学)

の2つのコースに分かれています。

平日コース

平日コースは次の3つのコースに分かれています。

1.特進クラス

特進クラスは、国公立大学や難関私立大学合格を目指すクラスです。生徒一人ひとりの学力を伸ばすために、ゼミ学習をフルに活用し、進学希望先に応じて国立文系クラス、理系クラス、私立文系クラスに分かれ、それぞれ特徴に合わせたカリキュラムで指導します。

平日は19時までの補講を行い、土曜日には難関校への合格に向けた弱点克服講座などを提供します。そのため、予備校や塾に頼らずに実力を養えるように設計されています。2年次からは文系と理系の進路別に勉強内容が変わります。特進クラスの主な特徴としては、進路別のカリキュラムや平日の補講、土曜日の弱点克服講座があります。

2.進学クラス

進学クラスは私立大学や専門学校への進学を考える生徒のためのクラスです。ゼミ学習での指導は、一人ひとりの学力を伸ばすと同時に、コミュニケーション能力を身につけることができるので、面接が重視される総合型選抜や学校推薦型選抜でも役立ちます。1年次は基礎をしっかり学ぶことに主眼を置き、ゼミ学習で教師のアドバイスを受けながらじっくりと勉強を進めて行きます。2年次からは文系、理系の志望別に対応して勉強していきます。

3.普通クラス

普通クラスは、専門学校進学や就職を考えている生徒のためのクラスです。クラブ活動や学校行事を楽しみたい生徒、アルバイトや自分の趣味に時間を費やしたい生徒など、それぞれの希望に合わせて3年間の高校生活を充実させることができます。また、選択科目の授業もあるため、自分の興味に合わせて授業を選択することができます。友だち同士で協力しながら楽しく学べるゼミ学習により、多くの友人を作ることができます。

土曜コース

平日は自宅学習、月2回程、土曜日に通学するコースです。自分のペースで学べる柔軟なカリキュラムが用意されています。土曜コースでは、生徒たちは自分自身で学習計画を立てて時間管理を行い、アルバイトやスポーツ、芸能レッスンなどに参加することもできます。

学校側は、先生と生徒とのコミュニケーションを重視しており、全ての担任は専任教師で構成されています。生徒はスクーリングで直接先生から授業を受け、質問することも可能。さらに、自習室では、生徒たちは担当の先生と直接対面して質問や相談をすることができます。

ここでは、勉強だけでなく、進路や将来のことについても先生と相談することができます。この学校では、人と人がふれ合うことによって信頼関係や人間性が育まれると信じられており、ITを使った授業よりも、先生と直接対面する授業を重視しています。

立志舎高等学校に偏差値はある?

立志舎高等学校 偏差値はある?

立志舎高等学校に偏差値はありません。平日コース、土曜コースともに、入学にあたっては、過去の成績よりも今後のやる気を重視して選考が行われます。

筆記試験は必要ありません。面接や作文によって、やる気を重視しています。高校を不登校になった方、転入した方、中退した方にも相談に乗っています。また、出欠や成績に不安のある方や、日本語が不得意な外国籍の方にも相談に乗っています。偏差値に関係なく、入学が可能です。入学相談は毎日、随時受け付けています。

選考方法

推薦入学(A推薦)書類審査および面接
推薦入学(B推薦)書類審査、作文および面接
一般入学書類審査、作文および面接

立志舎高等学校の授業内容・時間割

立志舎高等学校 授業内容・時間割

曜(通信)コースを選択しました。月に1-2日登校すれば、他は自宅での学習が認められるコースです。

ただし、決められたレポートと学期ごとの試験での赤点を免れなければ補講が発生し、補講は必ず登校して受講しなければ単位が取得出来ない、というシステムでした。

元々全日制の高校に通っていましたが、自身が病気で1年休学したことにより単位が取得できず進級出来なかったために本校へ転入しました。

どうしても友人と同じ代で卒業、進学したかったために高校1年分の単位を取得して、その後高校卒業程度認定試験を受験する(高校1年分の単位があれば受験科目が減る)ために不足単位を取得する目標があり入校しました。

一般的な学校生活を送ることが目的ではなく、最短で必要な単位が欲しかったために、通学が最低限で必要な本コースを選択しました。

毎月1回登校する土曜日を除けば、他は全てアルバイトを行っていましたが、毎日勉強はしていませんでしたが、都度提出を求められるレポートに困ったことはありませんでした。

試験に関しても、一夜漬けとまでは行かないが、一般的な全日高校の試験期間よりも短い期間で勉強して合格は出来るレベルでした。

全体で見ても学業、アルバイト、プライベートをうまく両立出来たバランスの良いスクールライフが送れていました。

立志舎高等学校の設備・学習環境はどう?

立志舎高等学校 設備はどう?

正直に申し上げますと、校舎はあまり広いとは言えず、駅から徒歩10分ほどかかるため、登校は億劫でした。

教室の広さは一般的で、1クラスあたり20〜30人ほどでしたが、登校が月に1度の関係上、休む生徒も多く、出席率は悪かったです。専門的な授業は受けていませんでしたが、一般授業においては、教師の対応方法がテンプレートそのままで、かなり事務的に進められていました。

学校というよりも塾に通っている感覚でした。ただ、真面目に授業を聞いている生徒が少なく、どちらかというと単位のために仕方がなく出席している生徒が殆どであったため、教師もそれを理解していたのか、生徒に対しての質問などはほとんどありませんでした。

ただ、授業は事務的な印象でしたが、不登校や不良、何か目標のある方など、様々な目的を持った生徒がいるため、生徒個人に対しては事情を考慮した上で接してくれている印象がありました。

私自身も高校1年分の単位を取得し、高校卒業程度認定試験(大検。高校1年度の単位があれば受験項目が減るため)での合格が目的で入学したのですが、教師の方は初めから理解した上で対応してくださっていました。

立志舎高等学校のイベントや学校行事

立志舎高等学校 イベント・学校行事

初めの説明にも記載しましたが、軟式高校野球の都大会優勝経験もあるため、部活に関しては全校を上げて応援する風潮があります。

ただし、私が通っていた錦糸町キャンパス内の通信コースの生徒はあまり興味がなさそうで、特に会話の中に出てくることもほとんどありませんでした。

修学旅行は毎年行われており、中には海外等の旅行先も存在していました。

全日高校よりも就学旅行については、比較的豪華な設備のある旅先がほとんどでした。

また、通信高校らしく、修学旅行への参加は原則自由で、不参加だった場合も特に理由を問われることはなく、色々な事情のある生徒に対して配慮がされていました。

各イベントの雰囲気は錦糸町キャンパスだけかもしれませんが、少しやんちゃな生徒の参加傾向が強く、おとなしかったり、ワイワイすることが苦手な人は参加しても楽しくないかもしれません。

基本的に教師陣も、事情がなければ生徒に対しては最低限の対応しかしていない印象であり、よほどのことがない限り止めに入ったりすることはありません。そのため、おとなしい方は参加自体が難しいかもしれません。

立志舎高等学校にいじめはある?学校の雰囲気について

立志舎高等学校 いじめはある?

私が通ったキャンパスは全体的にやんちゃな生徒が多く、一般的にはあまり良い印象が無い生徒が集まっていました。

ただ、各生徒ごとに学校外の友人が多いらしく、比較的高校生にしては大人な対応ができている生徒が多い印象です。いじめなどは知る限り発生しておらず、よくも悪くも他人行儀なコミュニケーションが多々生まれておりました。

ただし、授業態度が悪く、騒いだりはしないが寝ている生徒が多かった為、その点で指導されている生徒はいました。一見ヤンキーのような見た目の生徒が多かったですが、話してみると普通の生徒で、なおかつ相手に対して気の使える方が多い印象です。

恐らくいろいろな事情(不登校、いじめ)などの過去がある方が多いので、それに対して気を使っていたのかもしれません。

立志舎高等学校 卒業後の進路

立志舎高等学校 卒業後の進路

卒業はしていませんが、無事に高校1年分の単位を取得して、目的の高卒認定試験にも合格することが出来ました。

その後、家庭の事情があり大学への進級は諦め、働き始めました。進学は出来なかったものの、当初の目的であった他校の友人と同年に高校卒業の資格を得ることが出来ました。

また、過去数度転職をしましたが、必ずどこでも最終学歴で中卒不可のところが多いためこの高校で単位を取れてよかったと思っております。

教師からの干渉が少なく、「月1の登校」「毎月のレポート提出」「学期ごとの試験で合格」の最低限をこなせれば卒業出来た学校なので、考え方が効率的になったのかもしれません。

その結果かはわかりませんが、現在では上場企業の某IT企業で働いています。

卒業生

この学校は良くも悪くも教師からの干渉が少ない学校なので、何か明確な目的を持って入学することをおすすめします。

例えば芸能関係の仕事をしたい、登校したくない、などの理由を持った生徒も降りました。

また、過去に高校を卒業出来ずに働かれていて、おとなになってから入学されている方もいましたが、そういった方(働きながら)でも通えるので、そういった方におすすめです。

立志舎高等学校のよくあるQ&A

立志舎高等学校はどんな通信制高校ですか?

立志舎高等学校は、通信制の中で独特の特徴を持っています。多くの通信制高校が年に数回のスクーリングを設ける中、立志舎高等学校は定期的なスクーリングが必須となっています。学校に毎日行くことが難しくても、しっかりとしたサポートを受けながら進学を目指したい生徒にピッタリです。

立志舎高等学校の偏差値はいくつですか?

就学支援金を適用して年間およそ30万円です。

立志舎高等学校は何年通えば卒業できますか?

新入学の場合、3年間の在籍で卒業することができます。毎日通学する必要はなく、3年間で74単位以上の取得と、決まった日数のスクーリング(通学/面接授業)をすることで高校卒業資格が得られます。転編入の場合、所定の手続きを踏むことで前学校の単位を引き継ぐことができます。

立志舎高等学校はどこの学校ですか?

本校は東京都墨田区太平2-9-6です。キャンパスは東京にのみあります。

立志舎高等学校出身の有名人・芸能人は?

プロボクサーの高野人母美がこの学校の卒業生です。

立志舎高等学校卒業後の進路は?

東京大学、京都大学、東京工業大学、慶應義塾大学、早稲田大学、東京医科歯科大学、東京女子医科大学、上智大学、国際基督教大学、東京理科大学などの合格実績があります。

通信制高校を検討している
すべての家庭に読んでほしいこと

「通信制入ったけど子どもが辞めた」

全日制と比較して自由に学べると評判の通信制高校ですが、中には失敗したという声もあります。

その後悔の声は「学校と合わなかった」に集約されます。

不登校支援がある学校を選べば良かった
「通信制高校は不登校生徒を受け入れてもらえる」という安易なイメージで選ぶんじゃなかった
  
自主学習が基本、不登校生徒へのサポートはなし、やる気がある人だけ引き上げるという感じ。不登校支援がある学校、しっかり時間かけて選べば良かったなあ

学費の安さで公立を選んで失敗

通信制高校ならどこも一緒でしょと、公立を選んだら大失敗。家から遠いし、週2日は通わないと単位取れないし、勉強もつまらない。3年間とても保ちそうにない…。

近所にあるから、学費が安いから、そんな理由で比較をせずに選んでしまうと、学校と合わずに辞めてしまうことも多いです

後悔しないためには、通学エリアにある学校を3~5校比較するのは必須

通信制高校の一括資料請求サービスを活用すれば、住所を入力するだけで、通学エリアにある学校のパンフレットを簡単に取り寄せることができます。

学校のパンフレットを見比べるだけでも特徴はわかりますし、「この学校だけは違うな」と取捨選択もできます

住所を入力するだけで簡単に取り寄せることができるので、通信制高校の比較がまだできていない家庭は、利用してみてください。

人気校は早めに募集を締め切る学校もあります。出願には学校説明会の参加が必須、など学校によって条件があることもあるので、募集要項は急いで取り寄せ確認しましょう

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