通信制高校って何?

2023年度最新版!学費が安い通信制高校ランキング|全国から入学できる43校の学費を一挙掲載

学費が安い通信制高校ランキング(2023年度最新版)

全国(47都道府県)から入学可能な私立広域通信制高校・全43校の「通信コースの学費」をランキングにまとめました。学校リストは「広域通信制高等学校の一覧(文部科学省調査)」より抜粋しています。

学費が安い通信制高校としては公立通信制高校もありますが(年間学費は4-5万円程度)、公立の通信制高校は県内に1-2校しかないため、単位取得に必要なスクーリング(週1日程度)の交通費が予想以上にかかってきます。

私立通信制高校は高いイメージがありますが、国から支給される就学支援金を差し引けば、年間5-10万円程度で通える学校も多いです。

学費が安い通信制高校を探す上では、

公立校+通学圏内にある私立通信制高校を合わせて探す

というアプローチがおすすめです。

以下、全国から入学できる通信制高校の学費ランキングを掲載します。

全国から入学できる通信制高校の学費ランキング(通信コース)

ランキングデータについて

※年間学費の数字は「国から支給される就学支援金を差し引いた金額(年収590万円未満世帯)」の数字を記載しています。

※通学コースや各種サポートを希望する場合は、追加で費用が発生します。各学校の学費やコースの詳細は「詳細を見る」ボタンをクリックしてください。

※年間学費の数字は「2023年度募集要項」の数字ですが、情報が見つからない一部学校は、2022年以前のデータを記載しています。

学校名 本校所在地 年間学費
※就学支援金適用時
学校詳細
わせがく高等学校 千葉県香取郡多古町 48,000円〜 詳細を見る
並木学院高等学校 広島県広島市中区 49,200円〜 詳細を見る
クラーク記念国際高等学校 北海道深川市納内町 50,000円〜 詳細を見る
明聖高等学校 千葉県千葉市中央区 50,000円〜 詳細を見る
中京高等学校 岐阜県瑞浪市土岐町 50,000円〜 詳細を見る
代々木高等学校 東京都渋谷区上原 50,100円〜 詳細を見る
飛鳥未来きずな高等学校 宮城県登米市米山町 60,000円〜 詳細を見る
日本ウェルネス高等学校 愛媛県今治市大三島町 60,000円〜 詳細を見る
ECC学園高等学校 滋賀県高島市今津町 63,200円〜 詳細を見る
N高等学校 沖縄県うるま市 73,000円〜 詳細を見る
創学舎高等学校 埼玉県深谷市大字血洗島 77,000円〜 詳細を見る
中央国際高等学校 東京都武蔵野市吉祥寺本町 80,000円〜 詳細を見る
相生学院高等学校 兵庫県相生市野瀬 80,000円〜 詳細を見る
今治精華高等学校 愛媛県今治市中日吉町 83,000円〜 詳細を見る
慶風高等学校 和歌山県海草郡紀美野町 85,000円〜 詳細を見る
神村学園高等部 鹿児島県いちき串木野市別府 85,000円〜 詳細を見る
鹿島朝日高等学校 岡山市北区御津紙工 97,000円〜 詳細を見る
NHK学園高等学校 東京都国立市富士見台 98,100円〜 詳細を見る
AIE国際高等学校 兵庫県淡路市 100,000円〜 詳細を見る
ヒューマンキャンパス高等学校 沖縄県名護市三原 102,000円〜 詳細を見る
滋慶学園高等学校 岡山県美作市古町 103,000円〜 詳細を見る
高野山高等学校 和歌山県伊都郡高野町 106,628円〜 詳細を見る
日本航空高等学校 山梨県甲斐市宇津谷 107,000円〜 詳細を見る
鹿島山北高等学校 神奈川県足柄上郡 108,700円〜 詳細を見る
つくば開成国際高等学校 沖縄県那覇市樋川 116,000円〜 詳細を見る
科学技術学園高等学校 東京都世田谷区成城 120,000円〜 詳細を見る
ルネサンス大阪高等学校 大阪府大阪市北区芝田 120,000円〜 詳細を見る
くまもと清陵高等学校 熊本県阿蘇郡南阿蘇村 120,000円〜 詳細を見る
勇志国際高等学校 熊本県天草市御所浦町 140,250円〜 詳細を見る
札幌自由が丘学園三和高等学校 北海道上川郡和寒町 150,000円〜 詳細を見る
明蓬館高等学校 福岡県田川郡川崎町 160,000円〜 詳細を見る
興譲館高等学校 岡山県井原市西江原町 170,230円〜 詳細を見る
第一学院高等学校 茨城県高萩市赤浜 174,820円〜 詳細を見る
こころ未来高等学校 長崎県長崎市愛宕 175,000円〜 詳細を見る
ルネサンス高等学校 茨城県久慈郡大子町 195,000円〜 詳細を見る
ルネサンス豊田高等学校 愛知県豊田市藤沢町 195,000円〜 詳細を見る
屋久島おおぞら高等学校 鹿児島県熊毛郡屋久島町 214,250円〜 詳細を見る
美川特区アットマーク国際高等学校 石川県白山市美川浜町 234,000円〜 詳細を見る
松陰高等学校 山口県岩国市錦町 266,000円〜 詳細を見る
星槎国際高等学校 北海道札幌市厚別区 281,077円〜 詳細を見る
和歌山南陵高等学校 和歌山県日高郡日高川町 313,700円〜 詳細を見る
一ツ葉高等学校 熊本県上益城郡山都町 350,600円〜 詳細を見る
日々輝学園高等学校 栃木県塩谷郡塩谷町 585,500円〜 詳細を見る

学費の安い通信制高校を選ぶときの注意・考え方

上記の通り、私立通信制高校であっても、通信コースであれば年間学費は10万円以内に収めることができます。ただし、学校選びにはいくつか注意があるので、3つのポイントを解説していきます。

1.通学圏内にキャンパスがある学校を選ぶ

全国から入学可能な通信制高校は数多くありますが、通信コースのサポートは限定的で、オンラインでのサポートは意思疎通が難しいこともあります。

通信制高校は自宅学習が基本となりますが、「通学をしたい」「勉強のサポートを直接受けたい」という生徒向けに、通学キャンパスを用意している学校がほとんどです。

通学キャンパスの場所は学校により異なり、「N高等学校」のように全国各地にキャンパスを持つ学校もあれば、「一ツ葉高等学校」のように九州+関東圏の一部のみキャンパス展開をしている学校もあります。

・途中で通学コースに切り替えたい

・勉強や進路の相談を直接したい

となったときに途中でコース変更ができるよう、「通学キャンパスが自宅の近くにある」通信制高校を選ぶようにしましょう。

2.通信コースのカリキュラムが充実している学校を選ぶ

通信制高校は自宅学習が基本ですが、学校によって通信コースのクオリティが異なります。

自宅学習の場合、「通信コースの勉強内容が面白いか、進めやすいか」というのは大きなポイント。

教科書を自分で読み進めながら紙のレポート提出をする従来型の学校もあれば、iPadやスマートフォンで映像授業を受けつつ、レポート提出もオンラインで完結する学校も増えています。学習のしやすさや生徒のライフスタイルを考えると、「オンラインでの授業が充実している学校」を選ぶのが大事といえるでしょう。

オンライン授業も、学校によってそのクオリティや内容が異なります。

・「NHK高校講座」で授業を進める学校(NHK学園高等学校他)

・独自の映像授業を用意している学校(N高等学校第一学院高等学校他)

・ベネッセの「スタディサプリ」を閲覧できる学校(ルネサンス高等学校興譲館高等学校他)

など、オンライン授業の内容/環境に注力している学校を選ぶほうが、「単位習得がしやすい=勉強が継続しやすく卒業がしやすい」ことになります。

3.オンラインでのサポートが充実している学校を選ぶ

通信コースは学費が安い分、生徒の自学自習が求められます。そのため、

・映像授業が充実していない/つまらない

・サポート範囲が限られている

・サポートへの問い合わせが面倒(電話対応のみなど)

という学校を選んでしまうと、勉強のわからない部分がそのままになってしまいかねません。3年間での卒業が難しくなったり、なかには中退してしまう生徒もいます。

実際、サポートが限られている公立通信制高校の3年間での卒業率は【4-6割程度】と言われています。

高校卒業資格を取得する上で、オンラインサポートの内容・サポート体制の有無は重要といえるでしょう。

オンライン授業/サポートが充実している学費が安い通信制高校

上記3つのポイントを踏まえて、通信コースのカリキュラム/サポートが充実している通信制高校をピックアップしてご紹介します。

1.N高等学校 (73,000円〜/年

N高等学校のトップページ画像

N高等学校の年間学費

73,000円~/年間

資料請求する(無料)
※上記は通信コース/就学支援金適用時の金額
※住所を入力すると通学県内にある学校高校の資料をまとめて請求できます。

N高等学校は、日本で最もオンライン学習に力をいれている通信制高校のひとつです。

N高等学校の学校運営は、ニコニコ動画の運営元であるdwangoと、文芸やエンターテイメントで有名なKADOKAWAが提携して行っています。

独自の映像授業に加えて、課外授業の動画コンテンツ(大学受験対策やプログラミング、Webデザイン等)で将来の選択肢を広げることができます。オンラインで課外授業も受けることができるのは、他の通信制高校にはない特徴です。

サポートとしては、生徒一人ひとりにオンライン上で担任がつき、電話やメール、Slackなどで質問可能。通学キャンパスも全国33箇所にあるため、途中で通学コースに切り替えもしやすいです。

LINK:N高等学校の学校資料請求フォーム

2.NHK学園高等学校(98,100円〜/年

NHK学園高等学校のトップページ画像

NHK学園高等学校の年間学費

98,100円~/年間

資料請求する(無料)
※上記は通信コース/就学支援金適用時の金額
※住所を入力すると通学県内にある学校高校の資料をまとめて請求できます。

NHK学園高等学校は、日本最大の通信制高校であり、歴史も古い学校です。これまでの累計卒業生は76000人超という、「誰でも入学しやすく、学びやすい通信制高校」といえるでしょう。

カリキュラムは、NHKで放送されている「NHK高校講座」と連動。PCやタブレットにも対応した教育システムで勉強を進めていきます。NHK高校講座は誰でも閲覧できるので、入学前に授業のクオリティを確認することができ安心です。

学習は「N-gaku Online Space」という独自システムで管理。学習の進捗状況を確認したり、電話/メール/チャットでわからないことを質問することができます。

単位取得に必要なスクーリングも、全国40箇所から選ぶことが可能。誰でも入学しやすく、学習しやすい通信制高校といえるでしょう。

通信制高校の学費はいくら?基本の考え方

通信制高校の授業料は、1単位あたりの費用で計算されます。

私立の通信制高校の授業料平均は、1単位あたり9,000円程度。年間約25単位を取得することを考えると、授業料は年間225,000円となります。

ただ、こちらの授業料は、国から支給される「就学支援金制度」により減額されます。

通信制高校の学費が安くなる就学支援金

就学支援金とは、高校に通う費用の一部を国が負担してくれる仕組みです。

具体的な支給額は以下のとおりです。

就学支援金の支給額

  • 1単位あたりの支給額:4,812円〜12,030円
  • 年間25単位履修した場合の支給額 :120,300円〜300,750円

就学支援金は、世帯年収によって支給金額が変わります。この支給金額は2020年4月に改定になり、590万円未満の家庭では1単位12,030円が支給となります。

世帯年収に応じた支給金額は次のとおりです。

世帯年収が590万円未満:1単位/12,030円

世帯年収590〜910万円未満:1単位/4,812円

世帯年収910万円以上:支援金なし

通信制高校のほとんどは単位制で、授業料は1単位12,030円以下の学校が約97%を占めています。

そのため、世帯年収が590万円未満の家庭では、授業料は全額免除(無料)となります。

通信制高校にかかるその他の費用

授業料は就学支援金によって無料〜大幅に削減されますが、通信制高校の通学にかかる費用は授業料だけではありません。

特にオンラインではなく、通学するタイプの学校は、授業料以外にも以下のような費用が学校生活にかかります。

授業料以外にかかる費用

  • 入学金
  • 施設費
  • 特別活動費(イベント参加)
  • 教育充実費
  • 専門科目の授業料

基本的には、通学頻度が高くなればなるほど授業料以外の費用は高くなり、通学のないネットコースは安くなります。

世帯年収を把握した上で、授業料以外の費用を計算していきましょう。

年収590〜910万円未満の世帯への支給額は、「1単位あたり4,812円」となっており、910万円以上の世帯には就学支援金は支給されません。

通信制高校の学費を調べるときは、世帯年収に応じて、授業料の部分から就学支援分を差し引いて計算をしましょう

通信制高校の平均学費はどのくらい?

通信制高校で勉強する女生徒の写真

通信制高校は登校頻度を自由に選ぶことができる他、一般科目に加えて専門授業を受けることができるコースがあるなど、バラエティに富んだカリキュラムが特徴です。

通信制高校の学費の考え方としては、

通学のない通信コースメイン=学費が安くなる

通学メインのサポート重視=学費が高くなる

と考えるのが良いでしょう。

その上で、通学コースが増えるとどう学費が変わるのか、平均学費の例を下にまとめてみました。

通信制:自学型(通信)コースの平均学費

入学金 50,000円
授業料 225,000円 ※25単位習得/就学支援金対象
補修費やその他の費用 なし〜50,000円
就学支援金  
合計 275,000円

就学支援金を差し引いた年間学費 ▶ 100,000円〜154,700円

 通信制:週3日通学コースの平均学費

入学金 30,000円
授業料 225,000円 ※25単位習得
補修費やその他の費用 230,000円
合計 485,000円

就学支援金を差し引いた年間学費 ▶ 260,000円〜364,700円

通信制:週5日通学コースの平均学費

入学金 50,000円
授業料 225,000円 ※25単位習得
補修費やその他の費用 520,000円
合計 795,000円

就学支援金を差し引いた年間学費 ▶ 570,000円〜674,700円

*****

この一覧をみると、通学のない通信コースの学費のほうが安く済みますが、通学なしのコースを選択するかはよく考えて決めるようにしましょう。

というのも、通学しない場合、自分でスケジュールを決めて勉強をしていかないと単位修得ができないため、わからないことが出てくると、そこで止まってしまい、ついていけなくなってしまうこともあるからです。

そのまま時間が経ち、最悪の場合は通信制高校も辞めないといけなくなっていしまった、、、という声もたまに聞きます。

高校卒業資格を確実に取るためにも、月数回〜週1回は最低でも登校することをおすすめします。

最近では、通信コースといっても、わからないことはオンラインで先生が指導してくれるような通信制高校も増えてきました。通信コースを選ぶ場合は、学校が用意しているサポート体制を確認するようにしましょう

通信制高校+サポート校を併用するときの学費について

サポート校とは、「通信制高校卒業を”サポートするための”支援学校」です。

通信制高校のように文科省に認可されている学校ではないため、高校卒業に必要な単位習得をすることはできません。

提携している通信制高校に入学し、テストなどはそこの高校を受けながら、普段はサポート校で勉強を受けたり、専門授業や課外授業などを受けながら勉強していきます。

サポート校に入学する場合は、提携している通信制高校にも入学する必要があります。

年間25-35万円という通信制高校の年間学費に加えて、20-70万円程度(通学頻度に寄って金額が異なります)の年間学費が上乗せされます。

サポート校+通信制高校に通う場合の平均学費

週1日通学 280,000円
週2日通学 390,000円
週3日通学 548,000円
週5日通学 785,000円

*上記以外に通信制高校の学費が必要になります。

サポート校の授業料にも就学支援金は適応される?

就学支援金はサポート校の授業料には適応されません

支給対象となるのは、公立・私立の高校(全日制・通信制・定時制)や高等専修学校となっています。

サポート校は対象になっていませんが、サポート校に入学すると自動的に提携先の通信制高校にも入学することになるので、そちらの授業料が割引され、結果的に負担が軽くなります。

就学支援金はサポート校の対象になりませんが、県によっては、サポート校を利用する低所得世代の経済的負担の軽減するための補助金を用意しているところがあります。

例えば、長野県の「通信制高校サポート校等就学支援事業」では、サポート校利用者につき年1回/10万円を上限とし、合計4回まで補助金が支給される制度があります。

就学支援金と比べてサポートを受けられる家庭は限られますが、経済的な負担を軽くする制度が住んでいる自治体にあるかは確認しておきましょう。

就学支援金以外の支援金/学費支援制度について

就学支援金の他にも、都道府県が独自に用意している学費免除補助があります。

こちらは、地域によって学費免除の内容や対象とする学校が異なります。私立の通信制高校に関して、授業料減税の対象措置がとられているのは、全国25府県にとどまっています。

例:大阪府の補助金

たとえば大阪府は、世界年収が590万円未満の場合は、国の就学支援金と大阪府補助金を合わせて、私立学校の学費が無償となる設定がなされています(私立高校生等に対する授業料等の支援について)。

例:東京都の事例

東京都でも、都が認可する私立通信制高校の授業料軽減助成の対象とするようになりました(私立都認可外通信制高校在学生授業料助成金)。

世帯年収590万円〜910万円未満の世帯に対して、在学校の授業料を上限に、国の就学支援金と合わせて25万8000円まで助成されます。

こうした仕組みがありますので、まずはお住まいの県の補助金や助成金を探してみましょう。

こうした助成金を受けるためには、各自治体が認可をしている私立通信制高校に限ります。助成金の申請を考えている方は、入学を希望する学校がこうした助成金の対象学校になっているか、学校説明会などで確認されるようにしてください。

公立の通信制高校の平均学費はどのくらい?

公立の通信制高校の学費についても解説します。

公立通信制高校は、地方自治体(都道府県)が運営しており、全国に78校が開設されています。

公立通信制高校は地方自治体の予算内で運営されているので、入学者はその地域に住んでいる人か、在勤者となります。その地域の中学卒業、またはそれと同等の人なら誰でも入学することができます。

学費は、私立の通信制高校同様に就学支援金の対象となっていますが、授業担当総額の就学支援金(1単位あたり336円、月額520円)により、授業料は無料になることがほとんどです。

年間にかかる学費は、入学金、教材費、その他の会費など含めて、年間1〜5万円程度となります。

公立の通信制高校に通う場合の注意

ただ、公立の通信制高校に入学する生徒は、「自分のことは自分でする」という心構えが必要です。

担任制度もあるのですが、平均すると生徒67人につき教員1人となり、生徒の自学自習が前提とされています。

中学時代に不登校であったり、勉強についていけるかどうか不安という生徒は、公立の通信制高校を選んでしまうと卒業できないケースも多いです。

私立の通信制高校も、安い学校であれば年間学費10万円程度で通うことができるので、

自分は自主学習前提の公立校でやっていけるか

という部分で判断し、不安な生徒は私立校を含めて広く学校を探すようにしましょう。

通信制高校の学費についてのよくあるQ&A

通信制高校の「進学コース」などには授業料以外の費用がかかりますか?

かかります。 私立の通信制高校では、生徒の大学進学を指導する「進学コース」「特進コース」を設置している学校が増えてきました。通信制高校の年間学費は、1単位5,000円〜12,000円程ですが、進学コースを希望する場合は、この授業料とは別に指導料がかかることがほとんどです。 通信制高校は、全日制の学校と比べてカリキュラムを自由に組むことができるため、志望校の受験に集中したカリキュラムをつくることもできます。指導形態も個別指導、少人数指導など、生徒のレベルに合わせることができるような形態がとられることが多いです。 進学コースを選択する場合は、 ・卒業生の実績に志望校への進学実績があるかどの偏差値レベルの大学まで対応しているか をよく調べた上で検討しましょう。

全日制の私立高校と通信制高校、学費が高いのはどっち?

全日制の私立高校の方が学費は高くなります。   全日制の私立高校の平均学費は、就学支援金を差し引いた金額で年間60-90万円程度となります。一方通信制高校は、通学頻度を自分で選ぶことができるため、たとえば通信コース(通学なし)の場合は、年間10万円程度、週1日通学の場合は年間20-25万円程度と、通学頻度によって学費を調整することができます。   通信制高校の場合も、 ・週5日通学コースを選択する ・大学受験に向けた進学コースに入る ・美容師免許取得に向けた専門授業・実習授業を受ける ことになると、学費は高くなります。全日制の私立高校か、それ以上の学費(年間100-120万円程度)がかかります。  

私立通信制高校で一番学費が安い学校はどこ?

当サイト調べでは、わせがく高等学校の通信コース(年間48,000円 ※就学支援金適用時)が最安値です。   私立通信制高校も、国からの就学支援金の適用で、年間学費10万円以内で入学できる学校が増えています。通信コースの学費は【年間5-10万円程度】で済む学校も増えているので、学費の安さだけでなく、通学圏内にキャンパスを持つ学校や、オンラインでの授業/サポートが充実している学校選びをすることが大切といえます。