こんにちは、当サイト「通信制高校選びの教科書」にご訪問いただきありがとうございます。
このサイトは、通信制高校を卒業した生徒にインタビュー・アンケートをした情報をもとに、通信制高校の選び方や有名学校の評判をまとめています。
このページでは「通信制高校って何?」ということについて説明していきます!
通学圏内の高校を調べよう!
自分の通学圏内にはどんな通信制高校があるの? 下記のリンク先から、全国の主要な通信制高校のパンフレットや入学願書をまとめて取り寄せることができます。
検索できる学校の一例
実録!通信制高校を選ぶ手順
昨年、不登校の娘さんの通信制高校選びを経験されたお母さんに、「どんな手順で、娘さんの通信制高校を選んだのか?」についてインタビューしてみました。通信制高校の流れを確認したい生徒・親御さんはこちらの記事をご覧ください。
通信制高校って何?
通信制高校とは、その言葉のとおり、
「通信教育で高校の勉強ができる学校」
を意味します。
「高校」というと、毎日制服を来て学校に通学をするのが思い浮かびますが、
通信制高校は、インターネットを活用した授業や、決まった時間に登校する決まりがない学校が多く、
指定の「単位数」を取得することで高校卒業をめざします。
登校のスタイルも様々で、
週5日型
全日制の高校と同じように、制服を着用して学校に通います。部活動がある学校も。
週2-3日型
週の半分を通学し、残りの時間をアルバイトや自分のやりたいものに使うスタイル。
集中スクーリング型
普段はインターネット授業や教科書を中心とした自宅学習。そして年に数回、泊りがけで体験型の学習をするスタイル。
専門・資格取得コース型
高校卒業資格をとるための勉強の他、美容やプログラミングなどの専門授業を受けることができるコース。
・・・など、学校によって用意しているコースが違います。
こうした登校のスタイルは、学校側で決められていることもありますが、多くの通信制高校は「自分で」決めることができます。
色んな通信制高校の形
通信制高校といえば、
- 自宅でコツコツひとりで勉強
- 働きながら高校卒業の資格をとる
というイメージがありますが、最近はいろんな形の通信制高校が増えてきています。
たとえば、、、
不登校の生徒の受け入れを前提とした、不登校サポートのカウンセラーを常備している学校もありますし、
大手塾や予備校と提携をして、進学校以上に勉強に集中できる環境を整えている学校もあります。
ゲームやイラスト、美容、看護、プログラムといった、自分が将来なりたい職業に就くための専門的な勉強をすることができる学校も増えてきています。
そのため、
- 普通の高校には馴染めなかったけど勉強はしたい
- 高校は中退したけど大学に進みたい
- 学校の勉強の他に、音楽の本格的な勉強がしたい
など、いろいろな目的に合わせて学校を選ぶことができるのです。
あなたは、どんな通信制高校に進みたいですか?
通信制高校を卒業するまで
高等学校(高校)の卒業には、次の2つの方法があります。
「学年制」
「単位制」
という2つです。
学年制とは、一般的な全日制の高校が採用している制度で、学年ごとに必要な修得単位数が決められていて、それをクリアしないと進級ができない制度です。
「テストの成績が悪すぎて、留年!」
というのは、この学年制で進級ができなかったパターンですね。
一方で、通信制高校は
「単位制」
を採用しています。
単位制の場合は、3年間で高校卒業に必要な「74単位」を取得することを目指します。
3年間で卒業に必要な単位を取得すればいいため、年度によって授業数を調整したり、
午前中は学校の勉強、午後は自分の夢に向けた専門の勉強をするなど、自由なカリキュラムで勉強をすることができるのが特徴です。
また、学年制、単位制、どちらの制度でもまったく同じ高校卒業資格をとることができます。
通信制高校というと、一般の高校よりも卒業資格で劣っていると思われる方も多いのですが、実際にはそんなことはなく、大学進学などに影響はありません。
通信制高校を3年間で卒業するために
通信制高校というと、「学校に行かなくてもいい」というイメージがあると思います。
たしかに通学のない、完全な通信制コースの学校もありますが、そうなると、高校3年間で必要な勉強を自分一人で行わなくてはならなくなります。
通学圏内にある通信制高校を選んだ方が、勉強でわからない箇所を先生に聞くことができますし、毎日の過ごし方についても相談することができます。
つまり、完全な通信コースに比べて、週1回でも通学をしたほうが卒業はしやすくなります。
そのため、通信制高校を選ぶときには、
- まずは通える範囲の通信制高校を検索、学校の資料を取り寄せる
- その中で行きたい学校を絞り込んでいく
という流れで探していくのがおすすめです。
通信制高校には一般の高校のような受験はありませんが、受け入れ生徒数が決まっているところもあり、募集要項は早めに取り寄せて準備が必要な学校もあります。
気になる学校があったら、とりあえず資料だけでも取り寄せておきましょう!