浦和高等学園の年間学費
1,100,000円~/年間
※上記は通信コース/就学支援金適用時の金額
※住所を入力すると通学県内にある学校高校の資料をまとめて請求できます。
浦和高等学園は「友達ができる学校」をコンセプトにした通信制サポート校です。
コンセプトの通り、不登校などで学校に行けなかった生徒の支援に力を入れており、まずは週1日1時間からでも登校できる状態から週5日6時間すべてのコマに出席できるようになることを目標とします。
授業スタイルは集団授業と少人数制授業。
加えて個別指導の時間も確保し、一人ひとりが自分のレベルに合った学習ができる環境も整っています。
学費 | 126万円 |
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スクーリング | 週1日〜5日 |
通学コース | なし |
専門授業 | アート・スポーツ・ライフ・マルチメディア・受験ゼミ |
所在地 | 埼玉県さいたま市浦和区本太2-29-12 |
浦和高等学園はどんな学校? 特徴を解説
浦和高等学園は、不登校や発達障害を持つ生徒の支援に力を入れている通信制サポート校です。
実際に通っている生徒の大半が過去に学校に行けなかった、学校での人間関係に悩んだ経験を持つ生徒。
教師が一人ひとりの特性を見極め、それぞれに合った指導を行うことで学校に通い、人とコミュニケーションを取れるようになる、規則正しい生活を送るなどを目標とします。
浦和高等学園の特徴は毎年1学年20名程度の少人数制システム。
少人数制を採用することで一人ひとりに教師の目が届く環境が整っています。勉強は高校はもちろん、小学校・中学校の振り返りも可能です。
しかもクラス全員で受ける授業だけでなく、一人ひとりの学力レベルに合わせた少人数制授業や個別指導もあるので、学力で遅れを取っている生徒でも問題なく高校卒業を目指せます。
もちろん大学受験サポートも充実。私立だと早慶上智やMARCHクラス、国公立大学への進学実績もあり、学力に問題ない生徒でも自分の進路を実現できます。
加えて就職サポートも手厚く、職業体験などを通して仕事へのイメージを身に着けたうえで就職ができます。
浦和高等学園のコース/カリキュラムについて
浦和高等学園は1学年20名程度の少人数制なので、コースを設けていません。
ただ、全体で行う授業に加えて、大学進学や就職などの進路や本人の学力レベルに合わせて5〜6名程度のグループに分かれた少人数制授業も実施しています。
中でも国語・英語・数学は毎年年度初めに各教科の教師と面談を実施して個別カリキュラムを組みます。
そのため、勉強に遅れを取っている生徒も、学力に問題ない生徒もお互いに足の引っ張り合いをすることなく勉強に取り組めます。
勉強に関しては、午前中は全体授業、午後は個別学習の時間となります。
全体授業の時間は一般の高校の授業でも使う教科書を使用、午後は大学受験に向けた勉強もしくは小中学校の振り返りの時間となります。
また、浦和高等学園では自立学習支援システムすららを採用しています。
こちらのシステムでは小学校低学年から高校3年までの勉強が可能。自分のペースで自宅学習ができる環境を用意することで、生徒の進路実現をサポートしています。
それに加えて学校に通えないなどの理由で授業を受けられなかった生徒や大学受験を希望する生徒に対しては補講も実施しています。
浦和高等学園は少人数制のサポート校ならではのカリキュラムで、行事も充実しています。
毎年スノーボード体験や臨海学校などのイベントを開催。
また、専門科目として音楽やプログラミングの時間も用意されています。
加えて部活動も活発であり、サポート校でありながら学校生活もしっかり満喫できます。
浦和高等学園の学費は高い?
一般的なサポート校の学費は50万円〜100万円程度。これと比べると、浦和高等学園の学費は高めと言えるでしょう。
就学支援金制度も使えますが、10万円程度しか受け取れないので、安くても110万円程度と思っておきましょう。
浦和高等学園は行事が充実してますし、サポートも手厚いです。これだけ手厚いサポートが受けられる環境が整っているのなら、学費が100万円を超えるのも納得でしょう。
浦和高等学園は特に不登校・発達障害への支援が充実しています。
特に勉強に遅れを取っている生徒でも少人数もしくは個別指導で対処してもらえます。そのため、一般の通信制高校だと卒業が厳しい生徒でも卒業できるでしょう。
浦和高等学園のサポート体制ってどう?
浦和高等学園のサポート体制はとても手厚いです。
学校に臨床心理士が3名在籍しており、いつでも精神面でのサポートを受けられます。
また、発達障害を持つ生徒や発達障害の疑いのある生徒に対してはWISC-4などの心理検査を実施。
一人ひとりの発達障害の特性を把握し、それぞれに合った環境で勉強ができるように配慮をしています。
加えて、浦和高等学園は生徒本人だけでなく家族へのサポートも手厚いのが特徴です。
いつでも臨床心理士や教師に相談できる環境が整っており、学校と家庭が連携することで不登校や発達障害など生徒が抱える問題を解決します。
加えて、不登校などの問題を抱える生徒の場合、保護者・家庭そのものに問題があるケースも少なくありません。
そこで保護者もカウンセリングを受けられる環境を提供することで、生徒自身が精神的に安定した生活を送れるよう支援しています。
不登校の生徒に対しては家庭訪問も実施。
教師が家庭に出向くことで生徒と信頼関係を築き、少しずつ学校に来れる状態を目指します。
浦和高等学園のメリット(向いている人)
浦和高等学園は手厚いサポートが魅力的な学校です。
それでは特に浦和高等学園が向いている人の特徴を紹介していきます。
発達障害に悩んできた人
発達障害と言っても、コミュニケーションに問題はないけれども勉強についていけない、学力は問題ないけれども人との会話が苦手など、特性はひとそれぞれで一概には言えません。
そのため、発達障害を持つ生徒は特性に合った支援を受けないと、学校に行くのが困難になってしまいがちです。
しかし、一般の通信制高校だと人手に限界があり、面倒を見切れないでしょう。
浦和高等学園は少人数制なので一人ひとりに目が届く環境です。
そのため、発達障害に関しても一人ひとりの特性を理解したうえでの支援が受けられます。
発達障害の専門的な知識を持った臨床心理士もいるので安心です。
人間関係でトラブルがあって不登校になってしまった生徒
発達障害という言葉は日本だと2010年以降に一気に広まったものであり、特に学力面で問題のない生徒だと、何度トラブルを起こしても気難しい子で片付けられてしまって発達障害であることに気付けないケースがよくあります。
浦和高等学園では心理検査も受けられるので、自分が感じてきた生きづらさの原因を把握し、改善しながら学校生活を送れます。
浦和高等学園のデメリット(向いていない人)
浦和高等学園が向かないのは、放任主義の方が良い生徒です。
浦和高等学園は少人数制で面倒見が良いのが魅力的でしょう。
そのため、自分のペースで勉強したい、勉強以外にもやりたいことがあって時間を自由に使いたいという生徒にはあまり向いていません。
スクーリングも基本的には週5日なので、時間に融通の利きやすい学校を希望する人は、年数日出席すれば良いタイプの通信制高校を選んだ方が良いでしょう。