北豊島高等学校の年間学費
45,252円~/年間
※上記は通信コース/就学支援金適用時の金額
※住所を入力すると通学県内にある学校高校の資料をまとめて請求できます。
北豊島高等学校は自由な校風と高い進学率を持つ私立の通信制高校です。
北豊島高等学校は大正15年に設立された全日制過程の中学校・高等学校を母体として、平成4年に設立されました。
校則のない自由な校風で「1人1人の生徒に無限の可能性がある」という創立者の信念に基づき、生徒の強みを発見し伸ばすために惜しみないサポートをしてくれる学校です。
通信制高校の入学試験は面接と作文という場合が多いですが、北豊島高等学校ではコースによって異なる学科試験があります。
このためか卒業後の進路も、大学や専門学校を希望する人が多くなっています。
学費 | 329,252円~ |
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スクーリング | 週1回(年間約20日)~ |
通学コース | オリジナルコース/スタンダードコース |
専門授業 | 基礎科目、一般教養 |
所在地 | 東京都荒川区東尾久6-41-12(通信教育学習センター) |
北豊島高等学校はどんな学校? 特徴を解説
北豊島高等学校は通信制ですが通学での学習にも力を入れているため、東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県・茨城県に住んでいる人しか入学できません。
北豊島高等学校の特徴をご紹介します。
基礎学習にも受験にも対応
北豊島高等学校は、自分に合わせた学習方法で目指す進路を選べる通信制高校です。
不登校などで学習が遅れている場合は基礎や基本的な学習を、自分のペースで進めて行くことができます。
全日制とは異なり時間に余裕があるので自分の興味に合わせて様々なジャンルの本を読んだり、未知の体験や経験を積むことは将来の役に立つでしょう。
しっかり学習し進学を目指す人には、希望すればスクーリング以外に登校形態での授業を受けることが可能です。
この他にも主要5教科について受験対策型の演習講座を受けられます。
自分の夢と両立できる高校生活
北豊島高等学校では勉強以外に、将来芸能やスポーツ、芸術などの方面で活躍したいプロフェッショナルの卵も応援しています。
それぞれがプロを目指してレッスンやトレーニングを続けながら無理なく学習できるように、生徒1人1人に合わせた学習計画を生徒と相談して担任の先生が作成してくれます。
教科指導も進路指導も充実しています。
北豊島高等学校のコース/カリキュラムについて
北豊島高等学校には2つのコースがあります。
オリジナルコース
オリジナルコースは進学を目指す人向けのクラスです。
学年によるカリキュラムの区別はなく、半年を1学期として単位を取得できるセメスター制度を取り入れています。
セメスター制は1年間を2期に分け、1つの科目の授業が1期(半年)で完了します。このメリットは自分の得意な季節にがんばるといった単位の取得が可能な点です。
自由参加で博物館の見学や保育体験などができるチャレンジプログラムもあり、出席すると特別活動の出席数になります。
主要5教科の基礎学力の充実を目指す登校形態の平日特別講座や、2年次以降、進路に合わせた受験対策ができる演習講座が受けられます。
スタンダードコース
スタンダードコースには2つのクラスがあります。
通常のクラスは働きながら高校卒業の資格を取りたいなど、様々な事情の人に対応しているクラスです。
高校レベルの基礎的な学習を自分のペースで自主的に行いながら、興味に合わせた進路に進むことができます。
3年間で無理なく卒業できるように、あらかじめ履修科目が共通科目として年次ごとにセットになっています。
不認定科目は年次にかかわらず履修でき、金曜日のスクーリングも支障があれば相談にのってもらえます。
スタンダード・プロフェッショナルクラス
スタンダード・プロフェッショナルクラスは、名前の通り芸能やスポーツ、芸術などの方面でプロを目指す人のためのクラスです。
担任が作成するオーダーメイドの学習計画で、レッスンやトレーニングと高校の学業を両立させることができます。
卒業後はプロデビューやプロアスリート、芸術系・スポーツ系などの大学や専門学校への門戸が開かれています。
北豊島高等学校の学費は高い?
北豊島高等学校の各コースの年間学費を、他の私立の通信制高校と比較します。
オリジナルコースの年間学費
入学金:80,000円
施設費:50,000円
教育運営費(年額):80,000万円
育成会(PTA):5000円
日本スポーツ振興センター:252円
授業料(26単位):390,000円
合計:605,252円
一般的に通学の多いサポート重視型は、授業料が高くなる傾向にあります。
オリジナルコースのスクーリングは週2回です。
週2日通学コースの平均年間学費
入学金:30,000円
施設設備費:41,000円
特別講座費用など:199,000円
教育充実費:30,000円
授業料(25単位):225,000円
合計:525,000円
週2日通学するコースとしては、北豊島高等学校の学費は高いといえます。
特に入学金と授業料が高額で、授業料の平均は1単位9,000円に対し北豊島高等学校では15,000円となっています。
スクーリング以外に、希望者は平日特別講座が受けられることも考慮すべきです。
スタンダードコースの年間学費
入学金:80,000円
施設費:10,000円
教育運営費(年額):30,000円
育成会(PTA):5,000円
日本スポーツ振興センター:252円
授業料(26単位):234,000円
合計:329,252円
スタンダードコースは週1回の通学です。
週1日通学コースの平均年間学費
入学金:5,000円
施設費:20,000円
授業料(25単位):175,000円
合計:252,000円
北豊島高等学校のスタンダードコースも、通信制高校の平均年間学費と比較すると高めになっています。
原因はやはり入学金と授業料で、授業料は平均では1単位7,000円に対し北豊島高等学校では9,000円です。
北豊島高等学校のサポート体制ってどう?
しかし通信制高校を選ぶ際は、サポート面も比較する必要があります。
北豊島高等学校では特別に不登校や引きこもりの支援はしていませんが、通学や勉強に不安がある人や大勢が集まる場所が不安な人のために入学個別相談を行っています。
また専門家のアドバイスが必要なときは、臨床心理士や公認心理士の資格を持つスクールカウンセラーに相談することができます。
カウンセリングは入学を検討中から、生徒と保護者が対象になっています。
オリジナルコースでは、放送視聴によってスクーリングの1部が免除されます。
北豊島高等学校は進路指導に力を入れており、ハローワークと連携して毎年6月に開かれる「進路・進学ステーション」や進路の実現に向けた具体的なキャリアガイダンスが開かれています。
北豊島高等学校のメリット(向いている人)
北豊島高等学校には、学習意欲や目的意識の高い人が向いています。
自律的、自主的に学習に取り組むことで、不登校などで1度諦めた夢も叶えることができるかもしれません。
勉強したいあらゆる年代の人が、自分のペースで学ぶことができます。
スキューバダイビングのインストラクターを目指したりイラストを投稿するなど、好きなことをとことん追求したい場合にも応援してもらえる学校です。
北豊島高等学校のデメリット(向いていない人)
前述の通り北豊島高等学校は、目的を持って学習を進める生徒が多い学校です。
漫然と、ただ高校の卒業資格が欲しいという人には向いていません。
週に1回はスクーリングでクラスメートとも会うので、何の目標も持っていない自分とクラスメートを比較して辛くなるはずです。
しかしクラスメートと触れ合う中で自らの興味に気づき、夢を持つことができる可能性はあります。
高校の厚いサポートを受けて、自分の夢を具体的に実現できるかもしれません。