目黒駅から徒歩5分ほどの場所にある目黒日本大学高等学校 通信制は、日本大学の付属校です。
中学卒業後の新入学だけでなく、他の高校からの転入学や高校中退者の編入学にも対応しています。
様々なライフスタイルの生徒を受け入れ、一人ひとりの夢を叶えるために全力でサポートしている学校です。
進学クラスもあるため、大学進学を目指している方にもおすすめできます。
また、芸能活動やスポーツクラブの練習などに力を入れたい方のサポート体制も万全です。
学費 | 347,000円 |
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スクーリング | 週2~3日(進学クラス)、年間約20日(普通クラス)、年に数回(芸能・スポーツプロフェッショナルコース) |
通学コース | スタンダードコース、芸能・スポーツプロフェッショナルコース |
専門授業 | 基礎科目、スポーツ、芸術演習 |
所在地 | 東京都目黒区目黒1-6-15 |
目黒日本大学高等学校はどんな学校? 特徴を解説
全日制のように学べる
目黒日本大学高等学校 通信制は、通信制高校の可能性を大きく広げた学校と言えます。
それは週2、3日制服を着て登校し、全日制高校に近い形で学ぶことができるからです。
担任の先生がいて、体育大会や文化祭、修学旅行などの学校行事も充実しています。
部活動もあり、友達が作りやすいのも魅力です。
単位修得試験だけでなく、定期試験や「日本大学基礎学力到達度テスト」もあります。
成績や出席状況などが基準を満たした希望者は、試験に合格すれば全日制への転籍も可能です。
自分の時間が確保しやすい
もちろん一般的な通信制高校のように、自宅学習と月数日のスクーリングで学ぶことも可能となっています。
芸術活動やスポーツクラブの活動が忙しい方のために、空いた日にまとめて学習できる体制も整っているのです。
どのコースを選択しても無理なく自分のペースで学習でき、趣味や習い事などの時間も確保しやすいでしょう。
特別スクーリングがある
通常のスクーリングを欠席してしまった生徒へ柔軟な対応をしているのも、目黒日本大学高等学校通信制の特徴です。
体験型の特別スクーリングが用意されており、楽しく学びながら通常スクーリングの欠席を補うことができます。
特別スクーリングには、ウォーキングを行う体育科や科学館を見学する理科、調理実習を行う家庭科などがあり、面白いと評判です。
目黒日本大学高等学校のコース/カリキュラムについて
目黒日本大学高等学校 通信制にはスタンダードコースと芸能・スポーツプロフェッショナルコースの2つが用意されています。
スタンダードコースはさらに進学クラスと普通クラスに分かれているので、それぞれ詳しく確認していきましょう。
アドバンスクラス
週に2、3日制服を着て登校し、大学進学を目指すための高い学力を身に付けるのがアドバンスクラスです。
他のクラスとは異なり、予備校と連携したレベルの高いレポートに取り組みます。
その際は、映像授業やクラウドサービスを利用するのです。
クラウドサービスは学習時間や学習内容を記録でき、教員との情報共有が簡単になります。
1年次のカリキュラムは、国語総合や数学1、数学A、コミュニケーション英語1など9科目と総合的な学習を合わせて23単位を修得するようになっています。
2年次は現代文Bや古典B、日本史Bなど13科目で35単位修得のカリキュラムです。
3年次は文系選択の場合8科目21単位、理系選択の場合8科目30単位のカリキュラムとなっています。
スタンダードクラス
年間20日程度のスクーリングと、自宅でのレポートで学習するのが普通クラスのスタイルです。
スクーリングは通常は土曜日になりますが、平日に登校して教員に質問することもできます。自習室の利用も可能です。
月に2回ほどレポートを提出する必要があり、1回の提出で6、7科目程度の課題があります。
1年に1回単位修得試験があり、基準に達すると単位が修得できるのです。
大学や専門学校へ進学する生徒も多く、面接やAO入試の対策もしています。
芸能スポーツプロフェッショナルコース
芸能プロダクションやスポーツクラブなどに所属している方のみ選択できるのが、芸能スポーツプロフェッショナルコースです。
毎日登校するのが難しい生徒が多いため、補習授業が用意されています。
このコースの生徒だけが受けられる短期集中スクーリングもあり、1日に複数教科の欠席を補うことが可能です。
また、芸術演習やスポーツなど、生徒の芸能やスポーツ活動が単位に繋がるような科目もあります。
卒業のための単位も修得しやすいでしょう。
目黒日本大学高等学校の学費は高い?
目黒日本大学高等学校 通信制普通クラスの学費は以下のようになっています。
入学金(初年度のみ) | 50,000円 |
授業料 | 243,000円 (9,000円/単位) |
施設設備費 | 10,000円 |
教育充実費 | 30,000円 |
生徒会費 | 20,000円 |
補助教材費 | 10,000円 |
教科書 | 20,000円 |
同窓会費(3年度のみ) | 12,000円 |
合計で333,000円程度となりますが、芸能・スポーツプロフェッショナルコースの場合さらに教育充実費が+20,000円かかり、合計が357,000円となります。進学クラスは入学金以外の全項目で高くなり、学費の合計は582,000円です。
目黒日本大学高等学校通信制の学費は平均より高め
通信制高校の学費の平均は、週3日程度通学するタイプの場合400,000円程度となっています。
これと比較すると、目黒日本大学高等学校通信制の進学クラスの学費は高いと言えるでしょう。
週1日程度通学するコースの学費の平均は25万円程度なので、普通クラスの学費も高めと言えます。
また、一般的に専門科目も学べるようなコースの学費は高くなる傾向にあり、1,000,000円近くになる学校もあります。
それと比べれば、芸能スポーツプロフェッショナルコースの学費は安いと言えるでしょう。
就学支援金を活用しよう
通信制高校の学費には、国の就学支援金制度の利用が可能です。
支給金額は保護者の世帯年収によって変わりますが、年間最大225,000円ほど支給される場合もあります。
就学支援金を活用すれば、目黒日本大学高等学校通信制の学費の高さは、それほど気にする必要はないでしょう。
目黒日本大学高等学校のサポート体制ってどう?
目黒日本大学高等学校 通信制はサポート体制も充実しています。クラス制で担任教師もいるため、生徒一人一人の学習状況を把握しやすいのです。
相談もしやすく、時には保護者とも連携しながら進路や学習に関する悩みを解決に導いてくれるでしょう。面接やグループディスカッションの練習体制も整っています。
また、学校には養護教諭やスクールカウンセラーが常に待機しており、心や体の不調があっても安心です。
スクールカウンセラーには、保護者の方も相談できるようになっています。
進路説明会やキャリアガイダンスなども開催されており、進路に関するサポートも問題ありません。
目黒日本大学高等学校のメリット(向いている人)
目黒日本大学高等学校 通信制のメリットは、進学クラスがある点でしょう。
実績も豊富で、有名大学への進学を希望している方には特におすすめです。
部活動や学校行事が充実しているのもメリットとなります。特別教室や図書館などの施設が充実しているのも魅力です。
全日制のような学校生活を送り、友達との交流も楽しみたい方には最適でしょう。
スクールカウンセラーが常駐しているので、体調や精神面に不安がある方にもおすすめできる学校と言えます。
目黒日本大学高等学校のデメリット(向いていない人)
目黒日本大学高等学校 通信制のデメリットは学費が高い点です。
就学支援金制度の利用条件を満たせない家庭の場合、学費が負担になる可能性もあります。学費をなるべく抑えたい方には向いていない学校でしょう。
必要になるスクーリングの日数が多いのも、場合によってはデメリットと言えます。
通学が難しい方が入学を希望する場合、事前に保護者や学校とよく話し合うようにして下さい。
また、美容や芸術といった専門分野を学べるコースがないため、卒業後に専門職に就職を考えている方にも不向きな学校と言えます。