NHK学園高等学校の学費
98,100円〜/年間
※上記は就学支援金適用時の金額
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NHK学園高等学校の口コミはどう?
「やばい」って検索ワードが出てきたけど、実際はどうなの?
こんにちは、「通信制高校選びの教科書」編集部のまゆみです。
この記事では、通信制高校「NHK学園高等学校」の口コミ評判について詳しく解説しています!
NHK学園高校は「やばい」という検索ワードがあるので心配になるかもしれませんが、実際はそんなことはありません。
色々な通信制高校と比較するとわかりますが、日本で一番歴史のある通信制高校で、色んな年齢の生徒が学びやすい環境が整っている学校です。
色んな通信制高校を調べているけど、色んな学校があって選べない!
3年通うところだし、学校選びで失敗したくないな・・・
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NHK学園高等学校は、60年の歴史を持つ日本で一番歴史のある通信制高校です。
わかりやすいと評判の映像授業「NHK高校講座」を中心に学ぶだけでなく、日々の学習管理やメール・ビデオチャットで気軽に質問ができる「N-gaku ONline Space」を活用し、効率よく高校卒業資格の取得を目指すことができます。
通学コース(週3日)は東京キャンパスのみで、他地域の生徒は、ネット学習を中心に、月1-2回のペースで全国の協力校でのスクーリングに参加します。
NHK学園は20年以上前からネット学習の整備を進めていることもあり、学習コンテンツのわかりやすさ、オンラインでのサポート体制、担任制度など、学びやすい環境が整っています。
「通学をしない、ネット学習という自由な環境で、高校卒業資格を目指す」
のであれば、まず入学候補に挙げたい通信制高校といえるでしょう。
通信制高校を検討している
すべての家庭に読んでほしいこと
「通信制入ったけど子どもが辞めた」
全日制と比較して自由に学べると評判の通信制高校ですが、中には失敗したという声もあります。
その後悔の声は「学校と合わなかった」に集約されます。
不登校支援がある学校を選べば良かった
「通信制高校は不登校生徒を受け入れてもらえる」という安易なイメージで選ぶんじゃなかった
自主学習が基本、不登校生徒へのサポートはなし、やる気がある人だけ引き上げるという感じ。不登校支援がある学校、しっかり時間かけて選べば良かったなあ
学費の安さで公立を選んで失敗
通信制高校ならどこも一緒でしょと、公立を選んだら大失敗。家から遠いし、週2日は通わないと単位取れないし、勉強もつまらない。3年間とても保ちそうにない…。
近所にあるから、学費が安いから、そんな理由で比較をせずに選んでしまうと、学校と合わずに辞めてしまうことも多いです。
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NHK学園高等学校ってどんな学校?
学費 | 98,100円〜 *通信コース/就学支援金適用時 *通学にかかる費用はキャンパスによって異なります |
スクーリング | 月1-2回 or 年1回の集中スクーリング(4日間) |
開講コース | ネット学習コース/ライフデザインコース/登校コース |
入学時期 | 新入学:4月 10月/編入学:4月 ・10月/転入学:随時 |
本校所在地 | 東京都国立市富士見台品2-36-2 |
キャンパス | 東京/札幌/盛岡/仙台/名古屋/大阪/広島/福岡 |
NHK学園高等学校は毎年1000名以上の卒業生を輩出しているという日本最大規模の通信制高校です。
仕事がある人や、自分のやりたいことが明確に決まっている人、主婦の人などがまず最初に検討すべき通信制高校といえるでしょう。
授業は「NHK高校講座」を使って進めていくので、自宅でもどこでも受講可能。
スクーリングも年4日、提携キャンパスに通うだけでOKなので、忙しい人でも自分のペースで高校卒業を目指すことができます。学費もコースによっては10万円代で済むため、経済的な負担も少ないのが大きな魅力です。
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NHK学園高等学校の学費・授業料
NHK学園高等学校は大きく、
1.スタンダードコース(月1-2回投稿)
2.ライフデザインコース(年2-4回)
3.登校コース(週3回/東京本校のみ)
に分かれており、選択コースや登校頻度によって学費は変わります。
1.スタンダードコースの学費
スクーリングは月1〜2回。普段の学習とレポート提出はオンラインで行う、一般的な通信制高校のコースです。
入学金 | 35,000円 |
---|---|
施設設備充実費 | 20,000円 |
教育運営費 | 40,000円 |
生徒会費 | 2,000円 |
教材費 | 1科目2,000円程度 |
教材送料 | 1,100円 |
授業料 | 288,000円 ※就学支援金の対象 |
就学支援金による割引額 | 世帯年収 〜590万円:-288,000円 世帯年収 590〜910万円:-115,488円 世帯年収 910万円〜:-0円 |
合計学費 | 98,100円〜386,100円+教材費 |
2.ライフデザインコースの学費
学びの多様化学校(不登校特例校)として文部科学省から認められた特別カリキュラムが受けられるコースです。コミュニケーションの基本を学ぶことで、社会で生きる力を身につけることができます。
入学金 | 35,000円 |
---|---|
施設設備充実費 | 20,000円 |
教育運営費 | 100,000円 |
生徒会費 | 2,000円 |
教材費 | 1科目2,000円程度 |
教材送料 | 1,100円 |
授業料 | 264,000円 ※就学支援金の対象 |
就学支援金による割引額 | 世帯年収 〜590万円:-264,000円 世帯年収 590〜910万円:-115,488円 世帯年収 910万円〜:-0円 |
合計学費 | 158,100円〜422,100円+教f材費 |
3.登校コースの学費
週3日の登校で学習ペースをつくります。生徒同士や先生との関わりの中で学べる、通信制と全日制高校の両方の良さがあるコースです(東京本校のみ)
入学金 | 35,000円 |
---|---|
施設設備充実費 | 20,000円 |
教育運営費 | 160,000円 |
生徒会費 | 2,000円 |
教材費 | 1科目2,000円程度 |
教材送料 | 1,100円 |
授業料 | 360,000円 ※就学支援金の対象 |
就学支援金による割引額 | 世帯年収 〜590万円:-288,720円 世帯年収 590〜910万円:-115,488円 世帯年収 910万円〜:-0円 |
合計学費 | 334,380円〜623,100円+教材費 |
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NHK学園高等学校の学費は高い?
NHK学園高等学校の学費をまとめると、以下のようになります。
スタンダードコース(月1-2回登校) | 98,100円〜386,100円 |
---|---|
ライフデザインコース(年2-4回登校) | 158,100円〜422,100円 |
登校コース(週3日/東京本校のみ) | 334,380円〜623,100円 |
私立通信制高校の一般的な学費は、登校のない通信コースで年間10-20万円程度となっています。NHK学園高校の通信コース(スタンダードコース)の学費は、就学支援金適用時の学費で98,100円なので、平均学費と比べて【同じ〜安い】学費といえるでしょう。
東京都国立市富士見台にある本校に通学する場合は、週3日登校で334,380円となっています。週3日登校の学費としては、こちらも平均的な学費といえます。
通信コースの学費は年間10万円程度なので、生徒本人がアルバイトで学費を支払ったり、母子家庭でも検討しやすい価格帯といえるでしょう。
通信制高校は、同じくらいの学費でも、オンライン教育の充実度や学びやすさが異なります。
オンライン教育の充実度=卒業のしやすさにも直結するので、検討する上では、近隣にある通信制高校を検索・資料請求を行い、比較してみるのがおすすめです。
NHK学園高等学校のコース/授業内容
NHK学園高等学校の特徴として、
・インターネットを利用した自宅学習がメインのネット学習コース
・週3日程度登校し授業を受ける登校コース
といった複数のコースから自分に合ったものを選べることが挙げられます。
スタンダードコース&ライフデザインコース
スタンダードコースとライフデザインコースでは、NHKのEテレやラジオ第2で放送している「NHK高校講座」を視聴して勉強を進めます。
NHK高校講座はHP上でスマホでも見られるため場所や時間にとらわれず、自分の好きなペースで学習できるのが最大の強みです。
自分がどの科目をクリアしたかなどの学習の達成具合ははインターネット上で確認します。またレポートの提出も同じくインターネット上で行います。このレポートは記述式の問題となっていて、紙でのレポートと比べ、遜色ありません。
教師はメールを通じて質問に答えたり、解説するだけではなく、テレビ電話を通じてリアルタイムで勉強を教えてもらうことができます。
スタンダードコースのスクーリングは月1~2回で、全国にある協力校か、東京本校に登校します。あるいは10月から12月に行われる、4日間の集中スクリーニングに参加することもできます。
一方、ライフデザインコースのスクーリングは年間2~4回でNHK学園高等学校のコースの中で最低限の登校日数で済みます。
NHK学園高等学校のオンライン授業について(生徒の口コミ)
ユウトさん 2020年卒業・登校コース
評価:
NHK高校講座の動画を視聴後、配られた簡易的な問題集に答えを書き込み、郵送する形で授業は進みます。切手はついていて、無料で送れます。NHK高校講座の動画は飽きないような工夫がされており、内容も非常に充実した素晴らしいものでした。今思えば、大学入試にも全然通用する応用の効いた授業だったと思います。
動画の形式は登場人物の個性的な先生と十代の自分と同じくらいの男の子女の子が進めていくものです。例えば、理科や化学、物理の科目では、身近な現象にふと十代の登場人物が疑問を感じ、個性的な先生が登場しそこから勉強内容がスタート。前置きはいつも長めだなと感じましたが、内容は不思議と頑張らなくとも頭に入ってくるものでした。
ゲストの先生も有名な大学の教授だったり、しっかり勉強できます。科目によってはラジオで学習を進めていました。
登校コース
登校コースでは、週3日(水・木・金)登校し、勉学に励みます。
1クラス20~25人の少人数制で、生徒の学力に合わせたクラス編成が行われます。これにより授業の難易度が適切になり、少人数指導も合わさって「勉強についていけない」と生徒があきらめてしまう時も安心です。
タブレットを使用したIT授業も取り入れており、更にはAIにより生徒の苦手分野を発見し、生徒一人ひとりに合わせた専用の問題集を与えられ効率的な学習が行えます。
放課後には授業で分からなかったことを質問できたり、部活動を行ったり、学園祭や遠足があったりと、学校生活を楽しむことが出来ます。
NHK放送センターで番組制作現場を見学するというNHK学園高等学校ならではの行事も。また、先生やカウンセラーの先生に直接、気軽に相談することもできます。
NHK高等学校の施設・設備について(生徒の口コミ)
マキさん 2019年卒業・登校コース
評価:
NHK学園高等学校は、通信制高校ながら、校舎・設備ともに充実しています。グラウンドや図書館、食堂、理科実験室など、全日制の学校と同様の設備が揃っています。ただ、学校の雰囲気は「高校」というわけではなく、高齢者の生徒もいるためか学内にはエレベーターもありました。階段が急なので、十代の私も一生懸命上っていた記憶があります。
グラウンドは結構広く、校舎がL字型になっており、その中が全てグラウンドになっています。サッカーゴールやらサッカーボールやら備品も充実しており、体育の授業をするには十分です。通信制高校にしてはかなり贅沢な校舎といえるでしょう。
どんな境遇の生徒でも通いやすい環境
またこの学校には10代から80代までの人が通っており、
「色んな年代の人が学んでいるのが普通」
という雰囲気になっています。
他の通信制高校でも社会人受け入れがある学校は多いのですが、やはり現役中高生の年代(15歳〜18歳)が多くなります。ここまで幅広い年代が通っているのはNHK学園だけといえるでしょう。
逆に、あまりに色んな年代の人が学んでいるので「学校」という雰囲気はなく、高校生で転編入する人は、戸惑うこともあるかもしれません。このあたりは、あなたがどんなキャンパスライフを送りたいか?を意識しながら、他の学校と比較してみてください。
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NHK学園高等学校の進学実績
NHK高等学校からの進学実績ですが、さすがに年間大勢の卒業生を輩出しているだけあって、慶應大学、早稲田大学、同志社大学、明治大学などの私立大学を中心に卒業生を輩出しています。
●国公立大学
岡山県立大学、小樽商科大学、北九州市立大学、埼玉大学、東京海洋大学、東京都立大学、弘前大学、広島市立大学、琉球大学 など
●私立大学
青山学院大学、愛知医科大学、大阪医科薬科大学、大阪芸術大学、学習院大学、神奈川大学、関西大学、関西医科大学、神田外語大学、北里大学、京都外国語大学、近畿大学、慶應義塾大学、神戸薬科大学、芝浦工業大学、女子美術大学、聖マリアンナ医科大学、多摩美術大学、津田塾大学、東海大学、東京工科大学、東京工芸大学、東京女子大学、東京電機大学、東京農業大学、東京薬科大学、東京理科大学、中央大学、中部大学、日本大学、日本医療科学大学、日本獣医生命科学大学、日本薬科大学、兵庫医科大学、広島工業大学、法政大学、武蔵野美術大学、明治学院大学、明治大学、立教大学、立命館アジア太平洋大学、立命館大学、早稲田大学 など
母数も大きな学校になりますし、学費も安いこともあり、大学進学を希望する生徒は予備校や塾と併用していることも多いです。
大学受験に特化したコースもないので、どれだけのレベルの大学を狙えるかは進学前に確認しておきましょう。
通信制高校は、
・高校卒業を目的とした高校
・大学進学を目指すコースのある高校
と分かれています。大学進学を目指す場合は、進学実績の高い通信制高校も合わせて比較してみましょう。
NHK学園高等学校の口コミ・評判
マキさん 2019年卒業・通信コース
評価:
オーストラリアにバレエ留学しているのですが、NHK学園には海外からでもインターネットを通じて学べるeコースがあり、海外からでも単位取得ができるので助かっています。他にも何人かバレエ留学をしているようなのでライバルの存在を感じながら勉強とバレエを続けています。
ユウトさん 2018年卒業・通信コース
評価:
高校には行かずに整備士として働いていたのですが、整備士の資格だけは高卒資格が必要と知り、もう一度高校入学を決意しました。働きながら高校の勉強を進めるのは大変でしたが、NHK学園には年代の違うたくさんの人が通っていたので「自分もがんばろう」と思い勉強を続けてきました。卒業証書がもらえたときは感動で身体が震えるほどでした。
マリコさん 2019年卒業
評価:
幅広い世代の方が通っているので「これが高校生活?」というほど地味な毎日でした。ふつうの高校生活を想像するとギャップで拍子抜けしてしまうと思います。NHK学園は社会人やお仕事をしている人が多く通っているので、高校中退後になんとなく来てしまったり、ハッキリとした目的意識がないと続かないかもしれません。
マサトさん 2017年卒業・通学コース
評価:
僕はいじめによる不登校で中学校にはほとんど行くことができませんでした。高校受験の頃には更に入院もしていたので、高校に入るのは正直諦めてました。
NHK学園ではそんな僕でも自分のペースで通うことができ、授業もとても楽しかったです。今は大学4年生なのですが、小学校の先生を目指しています。NHK学園では、少しでもいいので自分の出来ることをこつこつやっていくことが大事だということを学びました。
ケイトさん 2020年卒業・通学コース
評価:
福岡の協力校に通っていました。学校は綺麗で広くエレベーターもあり、学食が充実しています。通学は月に2回、後はレポート提出、またテレビ、ラジオでNHK高校講座を視聴しレポート作成し、郵送する必要があります。
レポートは教科書を見れば、大体が回答できるものばかりで、そこまで難しく感じることはありませんでした。不定期ですが、本校の先生が、協力校に訪問して下さることもあり、学習や単位の相談にものっていただきました。働きながら通うことができるので、生徒の年齢も幅広く、風通しがよかったです。
カナミさん 2020年卒業・全日制
評価:
学費は受講する科目数にもよりますが、大体1年に30〜35万程度です。通信制高校ということで色々な不安がありましたが、先生方がとても優しく、レポートの添削なども丁寧でした。
ただし、授業はスクーリングで通う学校の先生から受けることになるので、そこは当たり外れがあるかもしれません。課題や進路の相談は本校(NHK学園)の先生にすることができ、やはり丁寧にサポートしていただいていた記憶があります。
進学実績なども知ることができ、NHK学園高等学校から国公立大学に進学した人も何人もいるようでした。通学制よりも学費はリーズナブルですし、その割にしっかりしたサポートと質があったと思います。古くからある通信制高校なので、そこも安心できるポイントです。
明宏さん 2020年卒業・通学コース
評価:
学費がそこまで高くないにも関わらず、レポートの添削もしっかりしており、登校した際も先生のケアは手厚かったです。学校自体が大きく、教室数も多かった印象です。音楽室や調理室、もちろん体育館やグラウンドも揃っておりどこも清潔感はあったし不足感はありませんでした。
大学受験の際も、非常に気にしてくださり、面接練習をお願いすると快諾してくださった上に入退室から受け答えまで指導してくださいました。全体的に支払う学費に対して不満はほぼなく、むしろ妥当、もしくはそれ以上のことをしてくれる通信制高校だと思います。
先生方も一人一人に寄り添って接してくださるのでそういった点でも通いやすく、続けやすい学校だと思います。
※独自調査のアンケートにより集めた口コミから抜粋
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NHK学園高等学校にいじめはある?
ユウトさん 2020年卒業・登校コース
評価:
自分のクラスはいじめは特になく、各々がグループになったり個人で動いたり本当にそれぞれでした。NHK学園高等学校は生徒の年齢差があり、社会人やお年寄りの方もいるので、いじめに発展するような雰囲気ではそもそもありません。
僕は、少し年上のお兄さんとのみ喋ったりしていました。校舎に行っても基本誰かと喋ることはほぼなかったです。学校に行っても話すことがないので、いつも一人で音楽を聴きながら次の授業まで課題を進めたり、図書館にいたり、スマホのゲームをしたり気ままに過ごしていました。
いじられキャラは一人いて、柄の悪い二人組によく揶揄われていましたが、いわゆる「いじめ」という雰囲気ではなかったです。クラスも平和で同じクラスという団結感はなんとなくありました。が、誰もが仲良しでよく喋り合うことはなく、みんなそれぞれ個人主義でした。それぞれいろんなバックグランドがあるためか、友人というほどの距離感の人はあまりいない様子でした。連絡先の交換も僕はしてません。体育でたまに活躍すると、さっきの柄の悪い二人組に気に入られがちでした。
NHK学園高等学校が向いている生徒・向いていない生徒
向いている生徒
NHK学園高等学校は、週5日決まった時間に登校する必要がない学校です。
・中学校でつらい思いをして登校拒否となった
・起立性障害などにより決まった時間に登校することが難しい
といった生徒におすすめできます。
また、インターネットを利用してどこからでも授業を受けることができるため、より多くの時間を夢をかなえるための努力時間に充てたい人や、海外で頑張っている方にもおすすめと言えます。
少ない日数で定期的に登校し、学校生活も楽しみたいという方にも、東京周辺に在住の方であれば合っていると言えるでしょう。
向いていない可能性がある生徒
一方で、全ての人におすすめできるとも言えません。NHK学園高等学校には様々な世代の方が在籍し、学びを深めています。主婦の方、社会人の生徒も多いため、一般的な「高校」と思って入学するとイメージが異なる可能性が高いです。
・同じ高校生の年代の人を中心に関わりたい
・通信制高校でも学校行事やイベントをたのしみたい
という方は、違う学校を調べてみた方が良いかもしれません。
また、登校コースを行っている学校は東京本校だけですので、東京周辺に在住でない方は、週3日登校するコースは選択できません。東京周辺以外に住んでいる方で、少ない日数で定期的に登校したい方にはおすすめできません。
学校選びで失敗したくない場合は、近くにある通信制高校の資料がまとめて請求できるサイトを利用するのが便利です。
近所にどんな学校があるかわかりますし、オープンキャンパスや説明会情報も手に入ります。
家族で相談するときも、紙媒体の資料が手元にある方が話しやすいですよ。
通信制高校を検討している
すべての家庭に読んでほしいこと
「通信制入ったけど子どもが辞めた」
全日制と比較して自由に学べると評判の通信制高校ですが、中には失敗したという声もあります。
その後悔の声は「学校と合わなかった」に集約されます。
不登校支援がある学校を選べば良かった
「通信制高校は不登校生徒を受け入れてもらえる」という安易なイメージで選ぶんじゃなかった。自主学習が基本、不登校生徒へのサポートはなし、やる気がある人だけ引き上げるという感じ。不登校支援がある学校、時間かけて選べば良かったなあ
学費の安さで公立を選んで失敗
通信制高校ならどこも一緒でしょと、公立を選んだら大失敗。家から遠いし、週2日は通わないと単位取れないし、勉強もつまらない。3年間とても保ちそうにない…。
近所にあるから、学費が安いから、そんな理由で比較をせずに選んでしまうと、学校と合わずに辞めてしまうことも多いです。
後悔しないためには、通学エリアにある学校を3~5校比較するのは必須。
通信制高校の一括資料請求サービスを活用すれば、住所を入力するだけで、通学エリアにある学校のパンフレットを簡単に取り寄せることができます。
学校のパンフレットを見比べるだけでも特徴はわかりますし、「この学校だけは違うな」と取捨選択もできます。
簡単に取り寄せることができるので、通信制高校の比較がまだできていない家庭は、利用してみてください
NHK学園高等学校の口コミ評判
良かった点は自分のペースで勉強を進められるところです。映像で学ぶ学校でしたので、好きな時間に好きな場所で授業を受けることができ、自室で受けたり・カフェで受けたり・電車の中で受けたりと自由度が高く、長時間教室に座っているのが苦手な私には合っていました。
逆に悪かった点は友達との距離感が遠いため、休日に遊びに行ったりは殆どなく、「ザ・高校生活」を求めている人は物足りない3年間になるところです。
部活動も学校として力を入れていないので、大学入試や今後の就活の際にエピソードに困る場合があるかと思います。
また、高校で行う授業は基礎の基礎しかやらないため、大学に進学を検討している方は塾に通うことが必須だと思います。
学力的にはFランレベルに入れるぐらいなので、しっかりと外部機関を利用して+αで勉強しないと一定レベルの大学には行けないと思ったほうがよいです。
一生に一度の高校生なので、何を3年間で重要視するかをよく周りと相談しながら考えて、通信制の高校に入るか検討したほうが良いかと思います。
レポートを毎月1~2通提出するが、切手代が1通5円と非常に安かったです。体育の授業が体力的にきつい。体育館内を走らせるし、バトミントンもバレーも試合形式でいきなりやらされました。
学校は日曜日に通学するが、基本的にそこの高校の部活動が優先なので、体育館の使える時間が限られていたり、行動範囲はここまでとか細かいルールがありました。
教員は非常勤講師や定年退職後の先生が主で、現役感はないからすごくマイペースに授業をうけることができるし、ノートをとる必要もなかったです。
ずっと提出用のレポートをやっているだけなので、授業というよりは家庭学習の部分の補足というレベル。ただ、授業ごとの出席回数の下限が決めれれているので、必ず全部出席しないといけないわけではないです。足りなかった分は冬休みに強制的に来させられました。
単位制なので、テストを受けなければならないが、赤点はないでえす。ただ、点数があまりにも悪いと追加のレポートがやってきます。ただしそんなに難しくはなかったです。NHK高校講座を観ないとできないレポートが多いので、録画したりネット放送で見るようにしていました。ただ、NHKラジオの場合はリアルタイムじゃないと視聴できなかったので時間合わせが大変でした。
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NHK学園高等学校のよくあるQ&A
- NHK学園高等学校はどんな通信制高校ですか?
-
NHK学園高等学校は日本最大規模であり定番の通信制高校です。授業はTVやラジオの「NHK高校講座」を使用し自宅で受講可能です。スクーリングは年4日で、提携キャンパスに通うだけなので、忙しい人も自分のペースで学べます。また、学費が安く経済的な負担が少ないのも大きな魅力です。
- NHK学園高等学校の学費はいくらですか?
-
就学支援金を適用して年間およそ42,000円です。
- NHK学園高等学校の偏差値はいくつですか?
-
NHK学園高等学校は偏差値がありません。NHK学園高等学校の通信制コースには学科試験が用意されていないため、基準となる学力が存在していません。学力に不安がある生徒でも、高校卒業したいという気持ちがあれば入学することができます。
- NHK学園高等学校は何年通えば卒業できますか?
-
新入学の場合、3年間の在籍で卒業することができます。毎日通学する必要はなく、3年間で74単位以上の取得と、決まった日数のスクーリング(通学/面接授業)をすることで高校卒業資格が得られます。転編入の場合、所定の手続きを踏むことで前学校の単位を引き継ぐことができます。
- NHK学園高等学校はどこの学校ですか?
-
本校は東京都国立市富士見台品2-36-2にあります。キャンパスは東京/札幌/盛岡/仙台/名古屋/大阪/広島/福岡に設置されており全国から入学することができます。
- NHK学園高等学校出身の有名人・芸能人は?
-
Every Little Thingの藤田恵美、モデルの安めぐみ、女優の杉田かおるなどがこの学校の卒業生です。
- NHK学園高等学校卒業後の進路は?
-
- 慶應義塾大学、早稲田大学、東京都立大、学青山学院大学、小樽商科大学、学習院大学、関西大学、神奈川大学、弘前大学、北九州市立大学などの合格実績があります。
- NHK学園高等学校はやばいって本当?
-
NHK学園高等学校は「やばい」という検索がありますが、卒業生の口コミを検証しても、それに見当たるものはありませんでした。
ネガティブな口コミとしては、
・学校の授業内容だけでは大学進学は難しい
・NHK学園は様々な境遇・年代の人が通っているため、一般的な「高校生活」を期待して入学すると、イメージが違う
などが挙げられますが、逆にいえば、「高校卒業資格は取得できる」「様々な生徒がいるのでいじめなどに発展しない」というメリットもあります。
NHK学園高等学校は知名度も高く、高校生、主婦、フリーター、社会人、お年寄りまで、様々な境遇・年代の生徒が通っています。通信コースは年1回の集中スクーリング(4日)で済みますし、学費も安いです。デメリットの側面も理解した上で、目的のためにこの学校を選択するのであれば、充実した学生生活が送れるでしょう。
NHK学園高等学校 東京本校に通っていた生徒インタビュー
NHK学園高等学校(東京本校)ベーシックコースを卒業した羽鳥です。
NHK高等学園の雰囲気や設備はどんな感じ?と気になる方に向けて、「卒業生の本音」をお話していきます。
学校選びの参考にしていただけると嬉しいです。
NHK学園高等学校(東京本校)ってどんな学校?
住所 | 東京都国立市富士見台2-36-2 (最寄り駅:JR中央線国立駅から徒歩18分、JR南武線谷保駅から徒歩8分) |
---|---|
通学コース | ネット学習コース ネット学習Doitコース ネット学習海外コース ベーシックコース 登校コース 教養・海外特科コース |
入試内容 | 偏差値・入試内容の詳細 |
スクーリング | 1~2回/月 毎月の指定日登校が困難な人に、集中スクーリング(4日間)を実施している。 ネット学習の利用でさらに軽減も可能 |
NHK学園高等学校は、日本で初めてできた広域通信制高校としての長い歴史を持つ通信制高校です。
NHK高校講座など他の通信制高校に見られない独自の学習システムと、多様なコース設定で、目的に合った方法で高校卒業を目指すことのできる学校です。通信制高校の本校は東京・国立市富士見台にあり、私は本校キャンパスに通っていました。
NHK学園高等学校(東京本校)の授業内容・時間割
私は東京本校の「ベーシックコース」を選択しました。
ベーシックコースとは、普段は自宅でNHK高校講座を視聴してリポートを作成・提出し、それと合わせて月1~2回のスクーリングで東京本校もしくは全国の協力校に登校して卒業を目指すコースです。
スクーリングの他に年2回の試験を受けなければなりませんが、年間を通じて15日程度の登校日数で卒業を目指すことができ、他の通信制高校に比べて登校日数が少ないのが特徴です。
また、毎月指定された日に登校するのが難しい人のために、4日間連続の集中スクーリングなども実施しています。
スクーリングのある日は朝の9時半から夕方5時まで授業がありますが、それ以外の日は基本的に自宅で放送を視聴してリポートを作成するだけだったので、自分のペースで学習を進めることができたのが良かったと感じています。
放送視聴はテレビ・ラジオだけでなくパソコンやスマートフォンからも視聴することができるので、いつでも気が向いたときにリポートを進められるのが魅力的でした。
スクールライフについては、私は一年生の6月から本校のバレーボール部(週1日)に所属していたので、授業のために登校するよりも部活のために登校する頻度の方が圧倒的に多かったです。
NHK学園高等学校(東京本校)の設備・学習環境はどう?
私が通っていた東京都国立市にある東京本校は、国立市の豊かな自然の中にあり落ち着きと解放感を感じられる校舎でした。東京にある通信制高校は色々とみてみましたが、環境が良かったこともり、NHK学園高等学校を選びました。
授業を行う教室や、体育館、校庭、理科室、図書室、美術室、音楽室など普通の高校にあるものがほとんど揃っているため、とても快適な高校生活を送ることができます。
教室の広さは60人ほどが入れる広さで、各クラスだいたい30~40人ほどでした。教室から体育館、体育館の更衣室、トイレまで、施設のどこを見てもいつも清潔が保たれていて綺麗です。
スクーリングではリポート作成に役立つ内容の分かりやすい授業をしてくれるので、難しくてついていけないということはありません。
授業やリポート作成で分からないところがあったときは、その科目の先生なら誰でも質問することができ、丁寧に教えてくださいます。
どの先生も優しくて生徒思いなので、学習の進め方から進路相談、個人的な悩み相談にまでのってくれます。校舎の設備から先生の質まで、高い満足度が得られる学校です。
NHK学園高等学校(東京本校)のイベントや学校行事
東京本校では、年間を通じて様々なイベント・学校行事が行われます。
春には入学式や運動会が行われます。夏には生徒会主催の夏祭りが開催され、各部活の活動発表や、どんな人でも参加できるアクティビティが行われます。
10月には一大イベントである学園祭が開催され、各クラスの出し物やダンス部・フォークソング部・演劇部などの発表の場がありとても盛り上がります。
学園祭は毎年多くの卒業生や地域の方などが訪れるため、一年の中で一番の盛り上がりを見せるイベントとなっています。冬には一年の終わりとして各曜日コースの1~3年生クラス対抗で、球技大会が行われます。
ベーシックコースならではのイベント
また、ベーシックコースでは各曜日生の親睦を深めるために、一年に一度、遠足が行われます。
遠足は生徒が出した案で行き先が決定し、都内の水族館や動物園、ディズニーランドなどに団体で出かけます。このように一年を通じて、普通の定時制の高校と同じように様々なイベントを経験することができます。
何より魅力的なのは、卒業式がNHKホールで行われることです。紅白歌合戦の会場で卒業証書を受け取ることができるというのは、なかなか得られない貴重な経験でしょう。立派な会場で晴れやかな門出を迎えることができます。
NHK学園高等学校(東京本校)にいじめはある?学校の雰囲気について
私の通っていた東京本校のベーシックコースには、中学卒業後すぐに入学した10代の生徒から主婦や社会人の方、発達障害の生徒、さらには60代の方まで、様々な年齢の方が在籍していました。
そのため一人で黙々と授業を受ける人から友達をたくさん作る人まで色々なタイプの人がいて、良い意味で周りを気にせず自由な雰囲気がありとても居心地が良かったです。
私が在籍していた土曜日コースは穏やかで真面目な生徒が多く、授業中の私語はほとんどありませんでした。
友達を作ることを目的としていない人が多かったので学校外でも遊ぶような友達は数人しかできませんでしたが、クラスの生徒同士は仲が良く、問題を起こすような生徒もいなかったです。
数年前から始まった週三日通学して卒業を目指す登校コースの生徒は、比較的年齢層が低く、学校内で騒いだり問題を起こす生徒もいるようですが、ベーシックコースではそのような話は聞いたことがありませんでした。
それぞれ不登校になった過去や様々な事情を抱えて通信制高校に来ているため、お互いを尊重する気持ちを持っている生徒が多く、いじめなどは絶対に起こらない雰囲気がありました。
また、学校に来る回数が少ない分、先生方のサポートが厚く、どんな先生も親身になって学園生活をサポートしてくださるので、不登校の経験がある私でも安心して楽しく高校生活を送ることができました。
NHK学園高等学校(東京本校) 卒業後の進路
私はNHK学園高等学校の卒業後、四年制大学に入学しました。
大半の生徒は卒業後、大学・短大か専門学校に進学します。私のクラスの人の進路は大学・短大と専門学校でちょうど半々くらいでした。
特に四年制大学や専門学校の指定校推薦は毎年増え続けているため、一般受験せず推薦合格する人が多い印象です。
私は四年制大学を一般受験しましたが、学校に行く回数も少なくすみ、リポートもコツさえ掴めばそんなに負担ではなかったため、空いた時間を受験勉強に費やすことができたのが合格の理由だったと考えています。
担任の先生や進路相談の先生が生徒一人ひとりの進路を真剣に考えてくださるため、安心して進路を選ぶことができました。
高校の授業内容だけでセンター試験をクリアするのはさすがに難しいと思いますが、通信制高校で学費が安い分、普通の高校生よりも塾にお金をかけることもできるため、より受験勉強に集中することが可能です。
また、夏にNHK学園高等学校の生徒だけの進学説明会も行われ、各大学や専門学校の担当の方と直接話すことができたり、NHK学園高等学校の生徒向けのオープンキャンパスも開催されたりと、進学に関しては学校全体で力を入れている印象です。
NHK学園高等学校の東京キャンパスにこれから通う生徒へ
高校は卒業したいけれど、沢山の選択肢の中から自分にあったペースで卒業したいという方には、NHK学園高等学校はぴったりだと思います。
ほとんど出席日数のないeコースから週三日で出席する登校コースまで、自身の生活に合わせた高校生活を送ることができます。
また、人と接するのが苦手な人でも落ち着いて勉強を進められるような環境なので、不登校や引きこもりの経験がある生徒も多数います。
そして何よりも魅力的なのが、高校卒業だけを目的とした他の定時制・通信制高校とは違って、学びというものの大事さを高校生活を通して実感することができるという点です。
それにはやはり、日本で初めてできた通信制高校であるという伝統と、伝統に基づいた確かな学習システムによる学びやすさ、生徒一人一人を卒業まで見守る先生方の暖かさが深く関わっていると思います。
通信制高校とは思えないくらい充実した高校生活を送りたい方は、ぜひNHK学園高等学校に来てください。
NHK学園高等学校の学費
98,100円〜/年間
※上記は就学支援金適用時の金額
※住所を入力すると近くの人気校資料をまとめて請求できます