AIE国際高等学校の偏差値は？入試内容・対策・難易度も解説

この記事では、通信制高校「AIE国際高等学校」に入学するために必要な偏差値や入試情報をまとめています。

通信制高校の試験は簡単なものが多く、作文や面接で合格することがほとんどですが、学校によって試験内容は違うため、学校資料や入試要項は早めに取り寄せましょう。

AIE国際高等学校ってどんな学校？

英語学習に重点を置いた同校は、高校卒業資格を得たい学生だけでは無く、国際社会で活躍することを目指す方にも幅広く利用されています。

AIE国際高等学校は、日本の通信制高校で初めて国際バカロレア教育制度を導入したことで知られます。通信制高校でありながら、世界の大学に進学出来るレベルの教育を受けることが可能な点に、県内は勿論のこと、他府県からも多くの人が受講を求めて訪ねて来ている状況です。

AIE国際高等学校は、学習スタイルに合わせて各コースを選択します。

通信コース	自宅で自学自習する基本コース
通学コース	週1日、週3日、週5日、本校へ通学するスタイル
オンラインコース	週1日、週3日、自ｄ宅でオンライン授業に参加するスタイル
レジデンスコース（学生寮）	学生寮で共同生活を送りながら、週5日、本校へ通学するスタイル
神戸学習センター通学コース	神戸にある学習センターに通学をするスタイル

国際バカロレア教育制度とは？

国際バカロレア教育制度（International Baccalaureate, 略称IB）は、スイスのジュネーブに本部を置く非営利団体である国際バカロレア機構によって管理されている、世界的な教育プログラムです。

IBは、小学校から高校までの3つの段階に分かれており、学生に幅広い教育を提供します。IBの教育プログラムは、学生の批判的思考力、問題解決能力、コミュニケーション能力、調査能力、総合的な学習能力、国際理解などのスキルを養うことを目的としています。

Bは、世界中の学校で採用されており、世界中で認められている教育制度です。IBの修了生は、学術的な成果や社会貢献に対して認定されるIBダイプロマ資格を取得することができます。この資格は、大学や企業などで高く評価され、通信制高校でこの教育プログラムが受けられる学校はAIE国際高等学校のみとなります。

国際バカロレア教育を受けるメリットとは？

国際バカロレア教育のメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。

• 高い学術水準
• 国際的な教育
• 創造性の育成
• 社会貢献への意識
• 語学力の向上
• 多様な分野に対する興味と専門知識の獲得
• IBダイプロマ資格の認定
• 就職やキャリアにおいて有利な立場にあること

英語教育を受けたい、海外の大学で学びたい、将来的にグローバルに活躍する人になりたい、という生徒はAIE国際高等学校を検討する価値があります。

AIE国際高等学校の合格実績は？

主な進学先は次の通りです：米イリノイ大、米パシフィック・ルーテル大、 米セントラルワシントン大、米セントマ ーチンズ大、米ピアスカレッジ、 テイラーズ大 (マレーシ ア) 、名古屋市立大、慶應義塾大、立命館大、関西大、同志社大等

AIE国際高等学校に偏差値はある？

全日制高校とは違い、通信制の高校であるため、AIE国際高等学校には偏差値という概念が適用されていません。

選考方法は「書類審査（願書・作文）」「面接」「筆記試験」となり、総合的に判断されます。筆記試験の点数だけでなく、書類選考と面接内容を含めた選考となるため、偏差値を測ることはできません。

筆記試験内容はコースによって異なります。筆記試験の難易度や範囲は公表されていません。

レジデンスコース・通学コース・オンラインコース	英語・国語
通信コース	国語

AIE国際高等学校の入試情報について

AIE国際高等学校の合否は、

1. 書類審査（願書・作文）
2. 個別面接
3. 筆記試験（国語・英語）

上記の三段階で判断、評価されていきます。

本人が準備するもの

AIE国際高等学校に入学するにあたっては、事前に準備しておくべきものがあります。書類審査で用いる願書と作文です。

願書には、在籍している中学校の調査書も含まれます。早めに学校側に発行を依頼しておきましょう。

願書を提出する際に付与する作文には、自分が学校に対して求めることや、入学してからの学校生活をイメージした内容を記載しておくのが良いでしょう。AIE国際高等学校に入校したいという熱意が伝わる内容であることが大切となるからです。

作文のテーマ

作文は所定用紙に鉛筆で記入します。テーマは下記の中から１つを選びます。

入試の結果は1週間以内

AIE国際高等学校で行われる入試の結果は、1週間以内に発表されます。

資料請求と説明会に参加して情報を集めましょう

遠方に在住していたり、事情があって訪ねて行けなかったりする方には、Webを使っての相談会が提供されています。

AIE国際高等学校では、随時オープンスクールと個別相談会を開催中です。

実際に授業を受けながら、自分のイメージに相応しい内容であるかを判断したり、学習の進め方に関する相談を行ったりすることが可能となっています。

自宅にいながら、入校に関する手続きに関する相談や、学習内容についてのヒアリングを行なえます。

AIE国際高等学校に合格するには？ 面接と筆記試験対策

事前に提出する作文への記載だけでは無く、面接時にも自分が抱く想いを上手に伝えていくことが求められます。

英語を好きで学びたいとか、早くから異文化での生活に馴染んでおきたいなど、AIE国際高等学校で無ければ学べない部分を中心に、自分の想いを面接官に伝えていくことを心掛けましょう。

学校側に熱意を伝えることが重要

英語を中心に学習することで、どのような成長を自らに齎したいかを、面接の際に上手く伝えていきましょう。親御さんに面接官になってもらい、前もって練習しておくのも良いでしょう。

偏差値では判断出来ない魅力がAIE国際高等学校にはある

偏差値が入学基準に適用されていないとは言っても、AIE国際高等学校には全日制高校以上の魅力が備わっています。

国際バカロレア教育制度に準拠した教育カリキュラムや留学制度など、全日制高校では学び取ることが出来ない内容や体験が同校には備わっているからです。

特に留学制度は充実していて、短期間の滞在を実現する体験留学と、海外の大学で認定される単位を取得できる正規留学があります。

自分が求める学習スタイルに応じた留学形態を選んでいけるのも同校の特徴です。AIE国際高等学校の口コミ評判はこちらの記事で解説しています。