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卒業生が語ります!武蔵野星城高等学校ってどんな学校?

武蔵野星城高等学校を卒業したさやこです。

学校の雰囲気や設備はどんな感じ?と気になる方に向けて、「卒業生の本音」をお話していきます。

学校選びの参考にしていただけると嬉しいです。

武蔵野星城高等学校ってどんな学校?

住所 埼玉県越谷市新越谷 2-18-6 (最寄り駅:新越谷駅)
通学コース 総合・進学コース(週5日)
一般コース(週1日)
学費 一般コース
入学金:20,000円
授業料:7,000円
施設費:0円
教育充実費:0円
実習費:0円
教材費:実費(科目により異なる)
積立金:0円
スクーリング 週1日(金曜日)

自分にあったコースを選んで通学することで、生徒一人一人がペースで学校生活を送ることができます。

小規模な学校の為、先生と生徒の距離も近くしっかりサポートしてくれる学校です。

武蔵野星城高等学校の授業内容・時間割


私が選択したのは総合コース(週4日)です。(※現在週4日登校するコースはありません)

月曜日から木曜日まで学校に登校し授業を受けていました。

1時間の授業が45分で構成されており、小学校と変わらない時間割になっています。

週4日の登校コースで特徴的だったのが、月曜日、火曜日は5~6時間目まであり普通の学校と同じでしたが、水曜日、木曜日は午前中だけで授業が終わり、お昼休みなしで下校というスタイルでした。

月曜火曜は国語数学理科社会と基本的な授業を受け、水曜木曜は自分で選択した情報処理コースと家庭科コースに分かれます。

その選択した授業では資格を取ることが可能でした。

私は情報処理コースを選択していたので、水曜と木曜の午前中はパソコン室に入り、タイピングの練習やエクセルでの表作成を勉強し、その中での希望した人ががワード検定やワープロ検定エクセル検定等を受けていました。

部活動に入っている人は水曜木曜の授業が終わった後、お昼を持参して部活動を行っている人もいます。

武蔵野星城高等学校の設備・学習環境はどう?


キャンパスの内装は私立の割には質素な感じだなという印象を受けました。

校舎が1、2年生と3年生で2つに分かれており、3年生の教室の上に体育館があります。

教室の広さは1クラス30人が小学校の時のように机を並べて収まるほどで一般的な大きさでした。

体育館は天井が高くとても広く感じますが、実際はバトミントンコートが3面張れるほどの面積です。

グラウンドが校舎から離れていて、少し歩くので、体育の時間の時は早めに移動が必要でした。

それから私は実際に利用したことはありませんが、学校内にカウンセリングルームがあり、悩みなどがあった時はスクールカウンセラーがそこで対応してくれます。

情報処理の時間に使っていたパソコンルームでは50台ほどのパソコンが並んでおり、1人1台必ずいきわたるようになっていました。

パソコンを教えてくれる先生も感じが良く、説明が丁寧で分かりやすかったですし、初心者からそれなりに使っている人まで、質問すれば一人一人に対応してくれていた覚えがあります。

武蔵野星城高等学校のイベントや学校行事


イベントや学校行事は一般的な高校に比べると少なかった覚えがあります。

ですがメインの稲穂祭と呼ばれる文化祭や、スポーツ大会(一般の学校では体育祭のようなもの)はとても楽しかったです。

稲穂祭ではクラスごとに出し物を決めますが、私の代では飲食と展示が多かったです。

クラスで一致団結し、一つのものを作り上げていく過程から、売り出したものが完売した時の達成感は今でも覚えています。

先生達も色んなクラスへ顔を出し、生徒たちとコミュニケーションをとってくれていました。

1年生でも3年生の教室へ行って気軽に話したりすることもでき、普段とはまた違った1日になります。

スポーツ大会では、いくつかの競技の中で一人一人が参加する競技を決め、クラスの中でチームを作り参加します。

私の時はバドミントン、バスケット、サッカーなどがありました。

1年生から3年生まで全学年参加のトーナメント戦です。

普段あまり話したことのないクラスメートとも同じチームになったりしますが、スポーツを通してコミュニケーションをとることが出来るのでスポーツ大会が終わった後も気軽に話したりする仲になれました。

武蔵野星城高等学校にいじめはある?学校の雰囲気について


生徒一人一人が自分のペースで学校生活を送っているので、学校全体的にのほほんとした緩やかな雰囲気です。

活発な生徒から、大人しそうな生徒まで色んなタイプの人が通っていますが、2パターンで考えると大体半々くらいの割合でした。

同じようなタイプの生徒でグループが出来ることが多かったです。

自分のペースで学校生活を送っているせいか、自分とは関係ないグループに関して特に干渉してくる事はなく、いじめなどもなかったように思えます。

担任の先生もそうですが、教科を持ってくれている先生や他学年の先生も、生徒とすれ違うたびに声をかけていたし、生徒から好かれる先生が多かったので誰かしらが先生と話している状況も多くみられました。

常に誰かが気にかけてくれているという状況だったので、とても安心できる環境でした。

武蔵野星城高等学校 卒業後の進路


許可制ですが星城高校ではアルバイトが可能です。

星城高校では「アルバイトは人間性を豊かにする社会勉強の一つ」という考えがあり、私も共感しアルバイトを始めました。

私は昔からコミュニケーション能力が低く、接客業なんて自分には向かないと思っていましたが、高校生活で身についたコミュニケーション能力と、当時やっていたアルバイトの経験を活かし、卒業後は接客業ににつくことが出来ました。

また周りの生徒は、就職を選ぶ人が半分くらいいました。

就職も幅広く、料理人見習いになる人や、某大手スーパーに就職する人、空港での業務に携わる人もいました。

進学する人たちの中では併設されている保育の専門学校、美容の専門学校に進む人が多かったです。

私は中学時代不登校でした。

ですがこの高校に通い始めてから、人とのコミュニケーションがうまくとれるようになったと思います。

不安だった勉強面でも基礎の基礎から教えてくれるので、授業スピードに遅れを取ることはありませんでした。

学力に不安を感じている人、自分のペースで学校生活を送りたい人にはとてもオススメしたい学校です。