武蔵野星城高等学校の年間学費
40,000円~/年間
※一般コース/就学支援金適用時
※上記は通信コース/就学支援金適用時の金額
※住所を入力すると通学県内にある学校高校の資料をまとめて請求できます。
武蔵野星城高等学校は埼玉県越谷市にあり、2002年に設立されて以来、埼玉県を中心に全国から生徒を受け入れている通信制高校です。
学校法人小池学園が運営する学校の1つで、専門学校東萌ビューティーカレッジ、埼玉東萌短期大学が併設されています。
・通信制と登校学習を融合させた「登校コース」では大学進学を目指せる
・「一般コース」では、趣味や仕事と勉強が両立できる
・スクールカウンセラーが設置され、不登校でも安心して入学できる
小規模で、生徒同士や先生との距離が近い通信制高校です。
武蔵野星城高等学校ってどんな学校?
住所 | 埼玉県越谷市新越谷 2-18-6 |
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学費 | 登校コース:930,000円〜 一般コース:40,000円〜 |
スクーリング頻度 | 月1日〜 |
通学コース | 登校コース(週5日) 一般コース(月1-2回登校) |
専門授業 | 本校併設の「専門学校 東萌ビューティーカレッジ(美容科 通信制)とのダブルスクール可能 |
武蔵野星城高等学校は令和5年度の定員が140名の小規模な通信制高校で、全日制と同じように高校生活を楽しむことも、働いたり子育てしたりしながら学ぶことも可能です。
「D・Y・Csystem(Discover Yourself Class)」は武蔵野星城高等学校独自のシステムで、入学後にクラスに馴染めなかった生徒が一時的に避難できるクラスです。
D・Y・Cでは、生徒が教室に戻れるようにサポートします。
生徒の自主性を高めるために、金曜日をノーチャイムデイとしているのもユニークです。スクールカウンセラーに相談できるカウンセリングルームは、登校コース・一般コースともに利用可能となっています。
武蔵野星城高等学校ってどう?通学コースや特徴を解説
武蔵野星城高等学校には、
- 登校コース
- 一般コース
が用意されています。
登校コースは、週5日通学する全日制スタイル。一般コースは在宅学習が中心で、通学は月1回~2回です。原則としてコース変更はできないので、入学時に自身の希望に合ったコースを選びましょう。
転入は可能ですが、定員に達している場合は転入できません。食堂はなく、多くの生徒が弁当を持参しています。許可を受ければアルバイトも可能です。
登校コース
登校コースは、平日は制服を着て登校するコースです。ショートホームルームが、朝8時45分から始まります。
学年制と単位制を併用しており通常は4時限目までで、14時05分に終わり55分の授業です。ショートホームルームのあと掃除を行い、部活動(希望者のみ)になります。
5時限目まである日は15時15分までです。令和4年度の入学生からはタブレット端末を利用して全員が「スタディサプリ」に加入し、個別に最適化された授業を行えるようになりました。
1年次は英語や数学などの基礎や基本を重視した学習と、郊外活動などの体験的な学習です。
登校コースの2年次
2年次からは成績と進路希望によって、
・大学進学クラス
・総合クラス
に分かれます。
大学進学クラスでは大学と短大の進学を目指して基礎から応用までの幅広い学習と、進学向けのカリキュラムを行います。
総合クラスは就職と進学を目指すクラスで、1年次と同様基礎を重視する学習と体験学習です。
登校コースの3年次
3年次になると大学進学クラスは、
・大学進学コース
・保育コース
に分かれます。
保育コースでは併設の埼玉東萌短期大学と連携して、保育士と幼稚園教諭を目指す生徒をサポートします。
総合クラスから保育コースを選ぶ場合は、体験学習の時間に受講となります。
一般コース
一般コースは制服がなく、放送視聴による在宅学習が中心の高校の卒業資格を得られるコースです。
登校日は土曜日で月1回~2回、授業開始時間に合わせて登校し授業が終われば下校できます。放送視聴でスクーリングの一部が免除されます。
前期・後期ごとに単位が認定され、希望者は併設の専門学校東萌ビューティーカレッジ(美容科・通信制)に同時に通って、美容師国家試験の受験資格をえることも可能です。
武蔵野星城高等学校の学費
登校コースの学費
入学金 | 200,000円 |
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授業料 | 360,000円 |
施設設備費 | 60,000円 |
教育充実費 | 150,000円 |
教科書・教材費 | 約30,000円 |
制服・体操服台 | 約139,000円 |
積立金 | 月20,000円(年間240,000円) *体験的学習・スタディサプリ・生徒会費・校外学習・修学旅行費用等 |
タブレット費用 | 約48,000円 |
就学支援金 | ▲297,000円 *世帯年収590万円未満の家庭の場合 |
初年度合計 | 930,000円 |
一般コースの学費
入学金 | 20,000円 |
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授業料 | 200,000円(25単位取得時) |
教科書代 | 約20,000円 |
就学支援金 | ▲200,000円 *世帯年収590万円未満の家庭の場合 |
初年度学費 | 約40,000円 |
武蔵野星城高等学校には学費免除制度はある?学費サポートや奨学金情報
武蔵野星城高等学校には、独自の授業料軽減制度はありません。
学校法人小池学園 卒業生/兄弟姉妹特別優遇制度
登校コースで祖父母や父母、兄弟姉妹が卒業生だったり、同年度に入学したりする時には申請により入学金が免除される制度です。一般コースの生徒が、東萌ビューティーカレッジに同時入学する場合は入学金が免除されます。
就学支援金+埼玉県独自の補助金
武蔵野星城高等学校では国の就学支援金と埼玉県独自の補助が受けられ、家庭の収入によって登校コースでは年間最大297,000円の支給が受けられます。
一般コースは1単位当たり最大8,000円です。埼玉県外に住んでる場合は、県の補助は受けられません。
埼玉県在住で保護者全員の住民税が非課税の世帯と、生活保護受給世帯は私立高等学校等父母負担軽減事業補助を、東京都在住の場合は授業料助成金を受けることが可能です。全コースが対象になります。
奨学金制度
武蔵野星城高等学校の奨学金は、登校コースで2年次から大学進学クラスに進み、4年制大学進学を目指す学習態度が真面目な生徒が対象です。選ばれた奨学生にのみ、奨学金が支給されます。その他、各都道府県の奨学金が受けられます。
武蔵野星城高等学校に偏差値はある?入試情報について
登校コースの入試内容
武蔵野星城高等学校の登校コースの入試は3回に分けて行われ、単願の場合は第1回入試となり国語・数学・英語の学力確認試験と面接があります。
単願希望者:自己推薦書の提出が必要
併願:国語・数学・英語の学力確認試験と記述面接
※記述面接は、「志望理由」などを記述する面接になります
第3回入試は単願・併願の両方が対象となり、内容はそれぞれ同じです。第3回の入試後に定員に余裕があれば、2次募集が行われることがあります。武蔵野星城高等学校は、偏差値を公表していません。
一般コースの入試内容
一般コースの入試も2回に分けて行われますが、2回とも単願・併願が同時に行われます。試験内容は、「作文」と「面接」です。単願希望者は自己推薦書の提出が必須です。
一般コースにも偏差値はありません。両コースとも単願出願者には優遇制度が設けられており、高校が出している条件を満たす人は内申点が加点されます。
単願出願には、生徒と保護者の個別相談会への出席が必須です。
武蔵野星城高等学校が向いている生徒/向いていない生徒
武蔵野星城高等学校は、
- 不登校の経験がある生徒
- 大学や短大に進学したい生徒
- 仕事や趣味などと勉強を両立したい生徒
など、幅広く受け入れています。目立ったいじめもなく、優しくておとなしい生徒が多いので内向的な人でも通いやすいです。
部活の数は少なめですが県大会出場の実績もあり、サッカーやフラダンスなどの部活で活躍したい人にも向いています。姉妹校と提携しているので、保育士や幼稚園の先生になりたい人や、美容師の資格を取りたい人にもよいでしょう。
向いていない可能性がある人
向いていない可能性のある人は、
- 難関大学への進学を考えている人
- 登校頻度を自由に決めたい人
といえます。
武蔵野星城高等学校には大学進学コースはありますが、進路実績をみると、早慶上智やMARCHレベルの大学には進学していません。このレベルの大学を狙う生徒は、別途予備校などに通う必要が出てくる可能性があります。
また、武蔵野星城高等学校には「月1-2回登校の一般コース」か、「週5日登校の登校コース」のどちらかを選択することになります。
週1回通いたい、自分のペースで登校頻度を調整したい、という生徒には、それに適したコースがありません。武蔵野星城高等学校のコースに自分が合っているかを考えた上で、志望することをおすすめします。