新潟県立高田南城高校の年間学費
30,000円~/年間
※就学支援金を差し引いたおおまかな年間学費
※上記から住所入力すると、通学圏内にある学校資料をまとめて請求できます
こんにちは!新潟県立高田南城高等学校の通信制を卒業したサイです。
学校の雰囲気や設備はどんな感じ?と気になる方に向けて、「卒業生の本音」をお話していきます。
学費情報や偏差値についてもまとめました。学校選びの参考にしていただけると嬉しいです。
新潟県立高田南城高等学校ってどんな学校?
住所 | 新潟県上越市南城町3丁目3-8(最寄駅:高田駅) |
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通学コース | 普通科 |
学費 | 30,000円程度 |
電話番号 | 025-524-0523 |
スクーリング日数 | 週2日(火・日) |
高田南城高等学校は、新潟県上越市にある公立の定時制、通信制の高校です。最寄り駅は、高田駅から徒歩約20分です。
校舎のすぐ目の前には日本三大夜桜で知られる高田公園があります。
新潟県立高田南城高等学校は、昭和43年に創業しました。
「全国一、面倒見のよい定時制・通信制高校」
「全国一、進路希望達成率の高いて定時制・通信制高校」
の2つをスローガンに掲げています。
通信制過程は「だれでも・いつでも・どこでも」学ぶことができるいことをモットーに、学びの場を提供しています。
また、不登校傾向の生徒や特別な支援を必要とする生徒へきめ細かい対応もしています。
新潟県立高田南城高校の学費
新潟県立高田南城高校の学費は入学料500円、年間の授業料、生徒会費や諸経費、教科書・ 学習書等の費用、指定靴代金を含め、年間40,000円程度です。
ここから就学支援金が差し引かれ、授業料は実質無料となります。そのため年間の支払い総額は【30,000円程度/年】となります。
これとは別に、協力校や本校に行くときの交通費がかかります。
通信制高校といっても、完全に通いのない学校はありません。国が単位取得で必要と認める日数は学校に行く必要があるため、なるべく近くに本校・協力校があるかは事前に調べておきましょう。
公立通信制高校は学費が安いのですが、どの都道府県も、県内に数校しかないというのが一般的です。
そのため、スクーリング(通学)に交通費がかかってしまい、学費以外の費用がかかってしまった、という声も。
交通費のことを考えると、家から近い私立通信制高校を選んだほうが、公立校とトータルで支払う費用が変わらず、コスパも良いこともあります。
就学支援金によって、私立の通信制高校も授業料が免除になりますし(施設費など授業料以外はかかります)、サポートや授業内容も充実しているからです。
そのため、学校選びでは、
「家の近くにどんな通信制高校があるか」
を、公立・私立に限らず探してみることからはじめてることをおすすめします。
*こちらのページに住所を入力すると、近所の通信制高校の資料請求をまとめて行うことができます。
新潟県立高田南城高校に偏差値はある?
通信制高校は希望をすれば誰でも入学することができるので「偏差値」と呼ばれる基準はありません。
選抜方法は出願時に提出する書類と面接です。ただし、募集人数は若干名なため注意してください。多数申し込みがあった場合は落ちる可能性があります。
新潟県立高田南城高等学校の授業内容・時間割
通信制の場合、授業のある日は毎週日曜日と火曜日です。授業のある日のことをスクーリングと呼びます。
1時間目(8:50~)から5時間目(~15:20)まで授業が連続して続くわけではなく、自分の履修している科目の授業にだけ出席するという流れです。
時間割によっては1日2コマの授業しかないということもあります。
出席日数が決まっているため、最低限の出席日数に足りていれば、それ以降の授業に出る必要はありません。
したがって、スクーリングは週に2日ありますが、週1日の登校や、次の週は登校しないということも可能です。
登校する日が少ないので、家ではレポートや課題を行い、郵送にて学校に提出します。
担当の先生が採点し、間違ったところを訂正して返送してくれます。返ってきたレポートを確認し、復習するという勉強方法です。
分からなかったところは学校に電話をするなどの手段で指導を受けることもできます。
私は自分のペースで勉強し、解らない問題などがあればスクーリング時に先生に質問していました。
新潟県立高田南城高等学校の設備・学習環境はどう?
通信制に関しては、自分のクラス・担任の先生はいますが、自分の教室、自分の席がありません。
授業がない時や昼食を食べるときは休憩室を使用していました。その休憩室はいろいろな生徒が自習に使用したり、仲のいい人同士で談笑していました。
体育の授業の際は、バスケットボール、テニス、バドミントンのラケット、野球のグローブ、バッドなどの用具もあり、体育の自由競技の時間は好きな競技を選んで、バドミントンを楽しんでいました。
実際、私が体育でバドミントンの相手を探していた時、かわいい女子生徒がいました。
声をかけようか迷いましたが、彼女も相手を探していたため、私から声をかけて一緒にバドミントンをしました。
その授業のおかげで彼女とは仲良くなることができました!私が今までプレイしたバドミントンの中で一番思い出深いバドミントンになりました。
新潟県立高田南城高等学校のイベントや学校行事
学校行事やイベントは体育祭、文化祭、遠足、体験学習など様々なものがありました。
全日制の高校と異なり、体育祭、遠足などの行事は強制参加ではなく、単位取得の一環として、自由に参加することができます。
私は運動がとても苦手で、子供のころから体育祭や体育の時間が嫌でしたし、苦手でした。
したがって、私は高校時代、体育祭には出たことがありません。
私が参加したイベントで一番印象に残っているのは、遠足です。
学校のある上越市の名所を歩いてまわるような遠足でした。小高い山の上にある戦国時代の城跡を先生から案内してもらい見学しました。
現在では石碑が建っているだけですが、この辺りの歴史に触れることができ、とても感動しました。
また先生から脇野田駅を案内してもらいました。脇野田駅は現在の上越妙高駅で北陸新幹線の駅です。
上越妙高駅を利用した際は「昔、ここに見学しにきたなぁ」と思い出します。当初はあまり進んで参加したいとは思っていませんでしたが、今となっては学校行事にも参加してよかったと思っています。
新潟県立高田南城高等学校にいじめはある?学校の雰囲気について
学校全体やクラスの雰囲気については、自分の教室や席がないので、毎日顔を合わせるクラスメイトというものはいません。
しかし、雰囲気はとてもよく、いじめなどは経験しませんでした。もちろんいじめの現場を目撃することもなかったです。
どのような生徒が通学していたかというと、小中学校時代に不登校になり、全日制の高校に通うことができなかった生徒、またいじめや非行など様々な理由があり、退学や中退し、この高校に転入してきた生徒、ほかには中卒で仕事に就いたが、高校を卒業したいため、仕事をしながら通学する生徒などがいました。
年齢も幅広く、様々な立場や環境の生徒がいましたが、学校の雰囲気もよかったため、通いやすいと思います。
新潟県立高田南城高等学校 卒業後の進路
卒業後の私の進路は京都にある四年制の大学に進学しました。
この高校で勉強したこととは直接関係はありませんでしたが、日本史がとても好きだったため、日本史が学べる大学を選びました。
新潟県内には日本史を学べる大学があまりなく、担任の先生に相談しました。
すると先生は親身になって相談にのってくれ、京都にある大学を調べて教えてくれました。
その先生のおかげで、受験し、無事に入学することができました。
また周りの友人は、私と同じように四年制の大学に進学する人もいましたし、専門学校に進学し、資格取得を目指す人もいました。
また、もともと仕事をしながら通学していた生徒はそのまま自分の職場で仕事に専念していました。
高校が卒業できて良かった、と話していました。
今、新潟県立高田南城高等学校への入学を悩んでいる生徒、これから入学をする生徒の皆さん、悩んでいるならやってみよう!前へ進もう!!
私は全日制の高等学校にない良さがこの高校にはあると思います。
今まで不登校で学校に行けなくなった人、働きながら高校卒業を目指す人、頑張って、第一歩を踏み出して下さい。