山形県立霞城学園高等学校の学費
34,500円〜/年間
※上記は通信コース/就学支援金適用時の金額
※住所を入力すると通学県内にある学校高校の資料をまとめて請求できます。

初めまして、Hiyoriと申します。中学2年生の夏から不登校となり一切登校せず、そのまま全日制を嫌って2008年山形県立霞城学園高等学校通信制に入学、2012年4月にを卒業し、大学進学に至りました。
この記事では、山形県立霞城学園高等学校の雰囲気や学校の設備、学費について【卒業生の本音ベース】で解説しています。
この学校に入学するかの判断基準にしていただければと思います。
失敗しない通信制高校選びのコツ


通信制高校選びに失敗した生徒の口コミをみると、「学校の雰囲気が自分にはあわなかった」「不登校や発達障害があるのに、サポートのない学校に入って苦労した」といった声が目立ちます。
通信制高校は、自学自習が基本の学校から、不登校や大学受験などのサポートに力を入れている学校まで様々。学校選びに失敗しないためには、「自分が住んでいる地域にどんな学校があるのか」を正確に把握することが大事です。
まずは通学圏内にある学校資料をまとめて請求・比較するところからはじめましょう。


*資料請求をしたあとは、気になる学校の説明会に参加してみましょう。学校の雰囲気を知ることで生徒も安心しますし、入学後に後悔することも少なくなります。
*学校によっては「出願には説明会の参加が必須」としているところもあります。資料は早く取り寄せ、募集要項は確認しておきましょう。
山形県立霞城学園高等学校ってどんな学校?


学費 | 34,500円程度 *就学支援金適用時 |
スクーリング | 月2回(日)+補充指導日 月2回(水) |
開講コース | 単位制による通信制課程 ・普通科/服飾科 午前・午後・夜間の定時制 |
入学時期 | 4月 |
本校所在地 | 山形県山形市城南町1-1-1丁 霞城セントラルビル |
霞城学園高等学校は定時制(Ⅰ〜Ⅲ部)と通信制(Ⅳ部)に分かれています。また通信制には、技能連携校の学生さんのための服飾科という枠があります。
通信制は単位制ですが、他に一定の在籍年数・出席日数・必修科目修得・特別活動時間(体育など)も必要です。
スクーリング頻度は日曜日・水曜日ともに月2回程度設定されています。
霞城学園高等学校は交通アクセスの良いビル内にある学校を本部としますが、他県内4ヶ所の公共施設にて出張授業が行われます。場所や時間の都合をつけて学習を進められるように配慮されています。
通っている人々はほとんどが10代〜20代の方ですが、生涯学習として学び直す高齢者の方もいらっしゃいます。服装や髪型に規定はありませんし、指定カバンや指定の制服もありません。
また、入学にかかる費用は教科書等含めて多くても4〜5万円程度に収まります。
山形県立霞城学園高等学校の学費について


入学料 | 500円 |
---|---|
授業料 | 300円/単位 |
教科書代 | 23,000円 |
諸会費 | 11,000円 |
初年度学費 | 34,500円 ※就学支援金適用時 |
山形県立霞城学園高等学校は、公立の通信制ということもあり、学費はかなり安く抑えることができます。
就学支援金を活用することで、授業料は実質無料。教科書代などの諸費用のみで通学することができます。
山形県立霞城学園高等学校に偏差値はある?入試内容を解説





山形県立霞城学園高等学校は通信制の高校なので「偏差値」と呼ばれる基準はありません。
3月中に願書の受付が行われます。
霞城学園高等学校の入試では必要に応じた面接と、1テーマに沿った一斉作文が判断材料になります。
面接は終始リラックスした雰囲気で、志望理由や入学したらやりたいことなどを質問されます。作文では志望者の学力や知識よりも、最低限の読み書きと一般常識を見ているようでした。
意外と黒髪スーツ姿は少なく、ラフな普段着で着ている方もいらっしゃいましたが、身綺麗な服装の方が印象が良いことは間違い無いでしょう。
筆者が受験した頃には学力検査もあったのですが、小学校高学年〜中学校1年生レベルの内容だったので、学力はあまり重要視していないようです。
山形県立霞城学園の授業内容・時間割は?





他の通信制高校と同じようにコツコツと単位を取得し卒業をめざします。
霞城学園高等学校では一般的に、次の過程で単位を習得していきます
- 学校指定の教科書・副読書を使ってレポートに解答し、学校に持ち込みor郵送で提出
- レポートが合格点に到達するまで繰り返し学習して再提出(スクーリング等で教員に質問したり、直接解法・解説を聞いても良い)
- レポートの指定範囲を合格した後に、テストを受け、合格点に到達するまで再テストし、単位修得
出席日数さえ考えなければ、レポートの入った郵送物を自宅と学校で往復させるだけで学習は進みます。(郵送費も学校への郵送物と言うことで安価ですが、いちいち封筒を書くのは面倒です)
レポートは穴埋め形式が基本なので、答えは教科書・副読書にありますが、一部の科目は応用的な考えや短文記述が必要です。後はテストを受けるために、テスト実施日に会場(学校や関連施設)へ向かうだけです。
時間割は習得したい単位の科目によって調整したり、時間帯や曜日によって都合が悪い場合は、曜日やスクーリング施設をずらすことができます。
山形県立霞城学園高等学校の設備・学習環境はどう?





霞城学園高校の設備は一般的な全日制高校と同レベルです。
霞城学園高等学校の校内には体育館や図書室、パソコン室、音楽室、など、普通の学校と遜色ない設備があります。
学習スペースは「ホール」と呼ばれる机と椅子が大量に並んだ部屋や、空き教室(日曜日は意外と埋まっています)、ビルの角の空間に置かれたテーブルと椅子を使うことができます。消しかすの処理などルールはありますが、窮屈さはありません。
ビル内にあるから良い意味で学校らしさがない。トイレがキレイ!
また余談ですが、ビル内施設なのでトイレが明るくて綺麗です。エレベーターを降りればすぐにコンビニがあるので、その点もうっかり筆記具を忘れたとき等に利便性が高いです。
個人的には図書室で過ごすのが好きで、自習スペースがあることももちろん、古い文庫から流行の実用書までしっかり揃っていました。
「クラス分け」はあるもののその単位で行動することはほぼ無く、ひとり〜小グループで利用申請するのが一般的です。授業は日ごとで教室が指定されており、そこに履修者が集まる形です。
山形県立霞城学園高等学校のイベント・学校行事


良くも悪くもクラスで集まって何かをする、というシーンはほとんどありません。霞城学園高等学校の通信制では、通常の学校と異なり「全員でこの日に集まり、何かする」という機会はほとんどありません。
入学式や卒業式も、仕事などの都合で欠席することがあります。強いて言うなら、体育の実技授業(本格的ではなく、ボールを追いかけているだけでOKです)で人がしっかり集まって、声を掛け合っていた印象です。
友だち作りや単位取得におすすめ。部活動!
部活動については、運動部と文化部がそれぞれ複数設置されています。いずれの部活も県大会で良いレベルまで進んだ、成人の部で成績を残した、など楽しみ合える人々が切磋琢磨しているようでした。
筆者は単位習得目当てに「PCキャリア部」という部活(いわゆるパソコン部)になんとなく所属して、なんとなくワープロ検定等を受けたりなどしていましたが、単位習得要件が少々面倒だったため、半年くらいしか顔を出していなかったように記憶しています。
山形県立霞城学園高等学校にいじめはある?


私が通っていた時はクラスでの交流がなくみんなソロ活動だったのでいじめは発生しませんでした。
筆者は入学時から徹底して「高校卒業資格を取る」ためだけに通学していたので、友人をつくったり、何かグループに所属するつもりは全くありませんでした。ご飯も一人でしたし、自習も一人でした。そのような人は私以外にも何人かいた様子ですし、特別浮いている様子はありませんでした。
グループを作ることは稀。基本的に「おひとり様」
特に壮年の方や高齢者の方も堂々とひとりで行動されているようでした。話が弾む相手は教員のようでしたし、当然かもしれません。
生徒の中には、いわゆる「陽キャ」と言われる人々もいましたが、彼らの関心は自分の属するグループ、そして自分が社会で属しているグループ(いわゆるアルバイト等)ですから、見知らぬ単独行動者に興味を向けることはありませんでした。
スクーリング中に最低限の返事や挨拶をすることができれば、いじめの対象になることはないでしょう。
山形県立霞城学園高等学校 卒業後の進路について





私は冒頭に述べた通り「高校卒業資格を得る」ために入学したのですが、その先には国公立大学への進学を据えていました。
私が進学を具体的に決めたのは3年目の秋頃だったので、卒業年数を4年間に延長し、それまでの期間は大学受験に備える期間としました。
具体的には、本校カリキュラムの学習レベルが「高校基礎レベル」止まりであったため、目標校へのギャップを埋めるための、受験用参考書学習をプランニングしました。
これについて、担任であった教員に伝えた時には非常に驚かれましたが、自分の学習プランを伝えると、できるだけ協力する姿勢を見せてくれました。
一応、過去にも国公立・私立大学に進学した実績はありましたが、滅多なことではないため、それなりの苦労があることは教員にもわかっているようでした。
他の学生はどうかと言えば、すでに就職していた方はそのままで、大抵の方は新規就職、あるいは進路未定のまま卒業の予定のようでした。
山形県立霞城学園高等学校に進学を考えている生徒へ



局、筆者は無事に大学進学し、その後大学院を修了して就職していますので、「通信制でも勉強できる」ということは担保できるかと思います。
問題は目標とプランニングでした。「何をしたいか」と「どうしたら良いか」です。
そういった問題解決思考ができる方は、むしろ時間を自由に使える通信制の方が、自分の糧になると思います。
筆者も、参考書以外に沢山の文学作品を読んで、それは今でも「学生生活」の中で一番眩しい記憶になっています。
失敗しない通信制高校選びのコツ


通信制高校選びに失敗した生徒の口コミをみると、「学校の雰囲気が自分にはあわなかった」「不登校や発達障害があるのに、サポートのない学校に入って苦労した」といった声が目立ちます。
通信制高校は、自学自習が基本の学校から、不登校や大学受験などのサポートに力を入れている学校まで様々。学校選びに失敗しないためには、「自分が住んでいる地域にどんな学校があるのか」を正確に把握することが大事です。
まずは通学圏内にある学校資料をまとめて請求・比較するところからはじめましょう。


*資料請求をしたあとは、気になる学校の説明会に参加してみましょう。学校の雰囲気を知ることで生徒も安心しますし、入学後に後悔することも少なくなります。
*学校によっては「出願には説明会の参加が必須」としているところもあります。資料は早く取り寄せ、募集要項は確認しておきましょう。
山形県立霞城学園高等学校 卒業生の口コミ評判
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