富山県立雄峰高等学校の学費
30,000円程度/年間
※上記は通信コース/就学支援金適用時の金額
※住所を入力すると通学県内にある学校高校の資料をまとめて請求できます。

こんにちは、富山県立雄峰高等学校の通信制を卒業したMintyです。
富山県立雄峰高等学校は、富山県内で唯一の公立通信制高校です。学校の雰囲気や設備はどんな感じ?と気になる方に向けて、「卒業生の本音」をお話していきます。
学費情報や偏差値についてもまとめました。学校選びの参考にしていただけると嬉しいです。
失敗しない通信制高校選びのコツ


通信制高校選びに失敗した生徒の口コミをみると、「学校の雰囲気が自分にはあわなかった」「不登校や発達障害があるのに、サポートのない学校に入って苦労した」といった声が目立ちます。
通信制高校は、自学自習が基本の学校から、不登校や大学受験などのサポートに力を入れている学校まで様々。学校選びに失敗しないためには、「自分が住んでいる地域にどんな学校があるのか」を正確に把握することが大事です。
まずは通学圏内にある学校資料をまとめて請求・比較するところからはじめましょう。


*資料請求をしたあとは、気になる学校の説明会に参加してみましょう。学校の雰囲気を知ることで生徒も安心しますし、入学後に後悔することも少なくなります。
*学校によっては「出願には説明会の参加が必須」としているところもあります。資料は早く取り寄せ、募集要項は確認しておきましょう。
富山県立雄峰高等学校(通信制)ってどんな学校?


学費 | 30,000円程度 *就学支援金適用時 |
スクーリング | 月2-3回(日・月・水のいずれかを選択) |
開講コース | 通信制課程(普通科・衛生看護科) 定時制課程(昼間・夜間) |
入学時期 | 4月、10月(転編入のみ) |
陸上競技、バスケットポール、剣道、柔道、卓球、軟式野球、バドミントン、生活研究、文化研究他 | |
本校所在地 | 富山県富山市神通町2丁目12番20号(最寄り駅:富山駅) |



富山県立雄峰高等学校は、1929年開校県内で唯一の公立通信制高校です。
「豊かな個性と豊かな心を持ち、生涯にわたって自ら学び考えながら自己実現に努め、社会の変化に対応して逞しく生きる人間の育成を目指す」を教育目標とし、4学科が設置されています。
主に自宅で学習し、定められたレポートを作成する自学自習が基本です。働きながら高卒資格取得を目指す人が多く学んでいます。
富山県立雄峰高等学校(通信制)の学費
入学料 | 0円 |
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授業料 | 300円/1単位 ※就学支援金対象 |
諸経費 | 14,000円程度 |
教科書代 | 8000-18,000円 |
合計 | 22,000円〜32,000円程度 |
就学支援金の適用や教科書代によって変わりますが、【年間30,000円程度】と考えておけば間違いありません。これとは別に、協力校や本校に行くときの交通費がかかります。



通信制高校といっても、完全に通いのない学校はありません。国が単位取得で必要と認める日数は学校に行く必要があるため、なるべく近くに本校・協力校があるかは事前に調べておきましょう。
富山県立雄峰高等学校に偏差値はある?
今までは通信制と定時制のオープンスクールが開催されていたのですが、今年度は新型コロナウイルスの感染防止のため中止になりました。再開は未定です。
入学願書は本校で交付されます。出願期間は令和3年3月19日~3月22日と3月26日~3月29日と出願期間が若干期間が短めです。
3月26日~3月29日の出願は郵送不可な点に注意してください。
選考は書類と面接で行われます。
募集定員は300名です。基本的に希望者は受け入れてもらえますが、申し込みが多数あった場合は落ちる可能性があるかもしれません。
通信制だからといって油断せず、面接では学習意欲を面接官に伝えましょう!
富山県立雄峰高等学校の授業内容・時間割





私が選択したコースは通信制の普通科で、主に自宅で自習し、レポートを作成し提出する自学自習のコースで、働きながら高校卒業資格取得を目指す生徒が多いです。
学校での時間割は、基本的には1限(8:55~)から7限(~16:08)で、自分が選択している教科の授業を受けます。
この対面授業は各学期9回あって、実施される日は日・月・水曜日です。育祭や卒業式、試験等を含めると必要な登校回数は一年間で25程度になります。
日によっては、授業がない時間帯がある日もあり、例えば、朝1限を受けたら、次の授業は午後からの5限で、それまでの時間はフリータイムというスケジュールの通学日もありました。
単位制の学校なので、生徒一人一人が違う時間割を持っており、自分のクラスメイトやクラスルームというものはありませんでした。
ですが、通信制の生徒と単位制の生徒が同じ授業を受けたりすることがあったり、学校行事では合同でチームを組むこともあります。
決まったクラスやホームルームはなくても、毎回同じ授業に出席する者同士で友達になったりするので、生徒間の交流がないということはありません。
富山県立雄峰高等学校の設備・学習環境はどう?





平成25年に建て替えられた新築の建物で、外観も内装もまだまだ綺麗ですし、学校内は窓が多く明るく清潔感があります。
教室の広さは70平米程度で、通信制の場合、クラスの生徒数はその授業によって違い、2、3人の生徒で授業を受ける時や20人程度の生徒がいる時もあります。
自分の机というものはなく、授業ごとに教室が変わるので、自分の好きな席に適当に座ります。
学校施設は、必要最低限という感じで、一般的な県立高に比べると少し素っ気ないようにも思います。
教室の数も少ないですし、面積的にも小さく、学校設備・自由に使える運動備品や楽器等もかなり少ないです。
図書室はありますが、古い本が多く、全体的に本の量はとても少ないです。
でも他に自由に使える設備がないので、授業がない時に、図書室で本を借りて、外のベンチで読んだりしていました。
雄峰高校の校内は学校というよりも、市民ホールのような事務所的な雰囲気があると思います。
富山県立雄峰高等学校のイベントや学校行事





体育祭は必履修科目の一つでしたので、全学科、全コースの生徒が集まる唯一の機会でした。
毎年、富山県の運動競技場で盛大に行われており、普段全く会わない人たちが一堂に集まるので、雄峰高校には、こんなに生徒がいたんだなと驚きました。
私はラインダンスをしたのですが、数少ない高校生活の思い出になりました。
他にはボランティア活動という行事があり、学校周辺をゴミ袋を持って、歩き回り、ごみを回収しました。
部活動に関しては、通信制の生徒は毎日通学するわけではないので、特定の部活に入って、毎日運動をしているような生徒はいませんでしたが、昼間部の生徒の試合を応援に行ったことはあります。
通信制の生徒にはイベントや行事がとても少ないのですが、昼間部や夜間部の生徒には、遠足や球技大会がありました。
普通の全日制の高校のようなスポーツ合宿や修学旅行、学園祭等はありませんでした。
富山県立雄峰高等学校にいじめはある?学校の雰囲気について
また年齢もバラバラでしたので、同じ学校の生徒、という仲間意識のようなものは湧かなかったです。



そもそも自分のクラスというものがないので、いじめもありません。
生徒の中には普通の高校でいじめられて、雄峰高校に転入してきた人や問題を起こして退学になった、不良・ヤンキーと呼ばれるタイプの人もいました。
高校卒業資格を取るために入学した30歳以上のシングルファザーや子持ちの16歳もいました。
学校内では、生徒同士は話せば普通で何か問題が起こることもなかったのですが、あまりお互いに興味を持たないような雰囲気があるかもしれません。
人付き合いが苦手な人にとっては、過ごしやすい学校だと思います。
富山県立雄峰高等学校 卒業後の進路
基本的に生徒次第、形式上、担当教諭に進路報告があると言う感じで、何かアドバイスを受けるようなこともありませんでした。
私は雄峰高校の通信制課程を卒業後、富山県内の飲食店に就職しました。
雄峰高校の卒業生の進路は、ほとんどが就職でした。
雄峰高校に通いながら、すでに正社員として働いている生徒も多かったので、高校卒業後も変わらずその会社で働き続けるという生徒も多かったです。
卒業生の中には、美容専門学校へ進学し美容師を目指す生徒や、私立大学へ進学した生徒もいましたが、かなり少数です。
雄峰高校から推薦してもらい、大学入学を目指した生徒もいましたが、通信制の学科からの入試突破は難しいようでした。
雄峰高校での学校生活を悩んでいる方へ



雄峰高校での学校生活を選ぼうかと悩んでいる人は、一般的な昼間高校への入学はすでに選択肢に入っていないかもしれません。
自由な校風や自分で選択できる授業はある意味、全て自己責任の厳しさがあります。
授業に遅れればシビアに単位を落とします。進級できません。自分の単位を把握し、自己管理できる人には向いている高校です。自分に甘い人には、簡単に入学できても、卒業は難しい学校と言えます。
失敗しない通信制高校選びのコツ


通信制高校選びに失敗した生徒の口コミをみると、「学校の雰囲気が自分にはあわなかった」「不登校や発達障害があるのに、サポートのない学校に入って苦労した」といった声が目立ちます。
通信制高校は、自学自習が基本の学校から、不登校や大学受験などのサポートに力を入れている学校まで様々。学校選びに失敗しないためには、「自分が住んでいる地域にどんな学校があるのか」を正確に把握することが大事です。
まずは通学圏内にある学校資料をまとめて請求・比較するところからはじめましょう。


*資料請求をしたあとは、気になる学校の説明会に参加してみましょう。学校の雰囲気を知ることで生徒も安心しますし、入学後に後悔することも少なくなります。
*学校によっては「出願には説明会の参加が必須」としているところもあります。資料は早く取り寄せ、募集要項は確認しておきましょう。