さくら国際高等学校

さくら国際高等学校の通信制ってどう?学費・口コミ評判・学費免除制度の有無

さくら国際高等学校ってどんな学校?

さくら国際高等学校の年間学費

280,000円~/年間

資料請求する(無料)
※上記は通信コース/就学支援金適用前の金額
※住所を入力すると通学県内にある学校高校の資料をまとめて請求できます。

さくら国際高等学校は長野県上田市にキャンパスを持つ通信制高校です。さくら国際高等学校は2005年に開設され、学校法人上田煌桜学園が経営しています。東京に分校がある他、全国各地に教育連携施設を設置しています。

・地域密着の行事が豊富にある

・文化財級の木材建造物の校舎で学べる

自然豊かなキャンパスで自立心を育むことが可能です。さくら国際高等学校は不登校や中途退学経験者でも温かく迎えてくれる文化があるので、そうした境遇にある生徒にもおすすめできる学校です。

さくら国際高等学校ってどんな学校?

さくら国際高等学校 公式サイト参照:さくら国際高等学校 公式サイト
住所 〒386-1433 長野県上田市手塚1065
卒業率 98%
学費 年間61万円
スクーリング 週3回~
通学コース 通学型コース(週3~5回)/集中スクーリングコース(通信制)/美術・イラストコース(2022年4月開設)
合格先実績 東京大学◇京都大学◇筑波大学◇東京外国語大学◇東京工業大学他
所在地 長野県上田市手塚1065番地

さくら国際高等学校のキャンパスは上田駅から車で約25分、舞田駅から徒歩で約20分の場所にあります。上田駅と舞田駅からスクールバスが出ています。

「自立」「自ら学ぶ」を学校の理念として、1クラス15人から20人の少数精鋭で授業を受けられるのが特徴です。また地域に密着した交流活動も盛んに行われています。近隣の保育園・小学校の生徒との交流や、環境美化活動が積極的に行われ、勉強面だけでなく心の成長も促します。

さくら国際高等学校の通学コース・カリキュラム

さくら国際高等学校の通学コース・カリキュラム解説さくら国際高等学校では用意している授業コースは以下のとおりです。

・通学型(普通コース)

・通学型(美術・イラストコース)

・集中スクーリング型

通学型(普通コース)

普通コースとは、週3日から週5日キャンパスに登校して学習するコースです。制服は採用されておらず、自由な格好で登校することができます。始業時間も9時45分からなので、余裕を持って通学できることでしょう。

1年生は国語・数学・英語の3科目の基礎を重点的に固めます。2・3年生は全科目において習熟度別にクラスが割り振られるため、自身のペースで学習が可能です。選択授業には囲碁・着付け・和太鼓などユニークなものが数多くあります。体験学習や修学旅行も予定されています。少数精鋭の授業に加え、キャリアガイダンスや職業体験学習も実施。その成果として国公立大学をはじめ、多くの難関私立大学の進学実績があります。

通学型(美術・イラストコース)

美術・イラストコースは2022年4月に新設されたばかりです。週5日通い、その内火曜日と木曜日の午後に美術・イラストの授業が受けられます。

授業内容はデッサン・水彩・油彩・デジタルイラスト製作と多岐にわたります。夏休みにはデッサンや絵画制作の夏期実習や、美術館を訪問する現地実習も開講され、美術に関する知識や技術を深めることが可能です。

学生生活の3年間を通して個性や完成を磨き、美術系の大学や専門学校の進学を目指します。また入学時には美術の知識は必要とされず、未経験者が多いので安心して通うことができます。

集中スクーリング型

自宅が遠方であったり、不登校気味であったりと、毎日キャンパスへ通うのが難しい人を対象にしているのが集中スクーリング型です。自宅での学習を集中的に行い、集中スクーリングは20日だけです。年間66通のレポートの提出をして、2月に試験を受けることで単位を取得していきます。学習相談を頻繁に行ってくれることに加え、心の相談室も設置されています。

さくら国際高等学校には、生徒のニーズに合わせた様々なコースが用意されています。学費は、コースごとに異なっております。以下の表は初年度に必要になる学費です。

さくら国際高等学校の学費情報(2023年度)

さくら国際高等学校の学費・授業料

本校通学型の学費

入学金 10,000円
学費 700,000円(週5日通学)
施設費 20,000円
初年度学費 730,000円 
※就学支援金適用前の金額

集中スクーリング型

入学金 10,000円
学費 250,000円
施設費 20,000円
初年度学費 280,000円 
※就学支援金適用前の金額

※本校通学型は学費とは別に、教材費、災害共済掛金、修学旅行金、卒業関係費などの積立【12,000円/月】があります

※1単位につき4,812円から12,030円の範囲で国の就学支援金が支給されるので、実際に負担する金額は、ここで挙げたものよりも安くなります。

本校通学型の学費は70万円前後

本校通学型の学費は70万円弱となっており、平均的な通信制高校の学費と比べると高額ではあるものの、通学型の学費と比較するとそこまで高いわけではありません。

なお、さくら国際高等学校では、生徒一人ひとりに合わせて授業をするとともに、ハイレベルな施設も備えていることから、そういった点を踏まえるとこれらの学費は決して高すぎるとは言えません。

通信制学費は28万円で平均的

一方、通信制の集中スクーリング型の学費は280,000円となっており、これは他校と比べて平均的な水準です。

生徒のニーズに合わせて登校日数を選ぶことができるほか、全国各地に学習センターが設置されているため、地方在住の学生にとっても通いやすいというのが同校の魅力です。キャンパスでは、授業を受ける以外にも、進路相談に乗ってもらったりすることも可能ですので、積極的に利用すればより充実したスクールライフが送れるようになるはずです。

また通信制がメインであるものの、希望すれば部活動や学校イベントに参加することも可能です。授業をオンラインで受けつつ、週に何度かは学校に通って部活動で汗を流すといった通学方法も可能ですので、身体を動かすのが好きな生徒にとっても通いやすい高校となっています。

さくら国際高等学校に学費免除制度はある?学費サポートや奨学金情報

さくら国際高等学校の学費サポート制度

さくら国際高等学校では、学費免除制度は用意されていませんが、その代わりに就学支援金や各種奨学金を利用することが可能です

就学支援金制度

さくら国際高等学校は国の就学支援金制度の対象校です。世帯年収が590万円未満の家庭では最大で月額24,750円、世帯年収が590~910万円未満の家庭では月額9,900円が授業料から差し引かれます。

都道府県・市区町村の奨学金制度

都道府県や市区町村では域内の居住者向けに様々な奨学金を用意しています。一般的には、家庭の経済状況が厳しいといった一定の条件を満たす場合にのみ支給が認められるようになっていますが、自治体によって条件が異なるため、もし自分が受給要件を満たしているようであれば、申し込んでみると良いでしょう。

長野県には「高等学校等奨学金」や「高等学校定時制通信制課程修学奨励金」という制度の対象校です。「高等学校等奨学金」は、世帯年収の要件はありますが、無利息で月額10,000円の奨学金が貸与されます。

「高等学校定時制通信制課程修学奨励金」は経済的困難で、経常的収入を得る職業に就いている学生に対して、無利息で月額14,000円の奨励金が貸与されます(卒業した場合は償還が免除されます)。

LINK:長野県の奨学金制度(県公式HP)

生活福祉資金や母子福祉貸付

これらの就学支援金や奨学金以外では、生活福祉資金や母子福祉貸付といった制度を利用することもできます。前者については、市区町村の社会福祉協議会、後者については、市区町村の母子福祉担当が窓口になるので、利用を希望する場合は問い合わせてみましょう。

さくら国際高等学校の口コミ・評判

さくら国際高等学校の口コミ評判(良い口コミ・悪い口コミ)

アットホームでとても雰囲気の良い学校です。授業についていけるか、クラスメイトと仲良くできるかどうかという不安もなく、安心して学ぶことができました。(通学生)

個性を大切にしてくれるし、自由な校風が気に入っています。勉強も、丁寧に教えてもらえます。スクーリングでの農業体験も楽しかったです!ふだんできないことができました。(通信制コース)

しず(2015卒業)
しず(2015卒業)

学費はとても安かったです

単位制で全然学校行く日もなく時間割表と日程を貰いその日だけ行くような感じです。

体育などもあり使ってない小学校の体育館で卓球したりなど普通の高校と変わらないと思います。

英語の先生がとっても優しかったです。ほぼ授業よりも遊びをメインとしていて英語の単語でビンゴをやるなど楽しかったです。1番に当たれば景品(お菓子)も貰えました。

年齢層は大人の人が多かったです。25〜30歳まで人数は4人程度でした。

通学するには自分の家からは遠かったです。学校の最寄りの駅では学校行きのバスが出てます。優しい男のおじさんでした。

電車の時間とバスの時間が全然合わなくて電車早く着けばバス来るまで待つなど交通の便は不便です。

さくら国際高等学校に偏差値はある?入試情報について

さくら国際高等学校は通信制の高等学校のため、偏差値という概念がありません。

出願期間は新入生が1月から3月、編入生・転入生が3月(4月1日以降の入学も可能)です。ただし出願前に学校説明会か個別見学に出席し、面談を受ける必要があります。選考方法は以下の通りです。

・学力試験
・面接試験
・調査書
・志願理由書(美術・イラストコースのみ)

試験内容

さくら国際高等学校の入試内容と対策

学力試験は国語・数学・英語の3教科で、試験時間は合計で30分です。出題範囲は中学生で学習する基礎的な問題ばかりですので、試験前位によく復習しておきましょう。

志願理由書は、どうしてさくら国際高等学校に入学したいのか、入学してなにを学びたいのかを丁寧に書きましょう。提出する前に、友人や両親に添削してもらうことを推奨します。

面接試験は保護者同伴です。あらかじめ面接官に話す内容を書き出しておきましょう。また当日に志願者と保護者の面談内容が一致しないと、面接官に好印象を持たれません。保護者とよく話し合って、面談内容をすり合わせておきましょう。

さくら国際高等学校が向いている生徒/向いていない生徒

さくら国際高等学校に向いている生徒

さくら国際高等学校に向いてる人

・引きこもり・不登校経験者
・少数精鋭の授業を受けたい
・美術系の進学を考えている

さくら国際高等学校は「自立」を理念としているため、様々な事情により学校に通えなくなった人を受け入れ、そして卒業させています。

また1クラス15人から20人で授業を受ける形式というのは全国的にも稀です。教師にきめ細かく指導を受けたいと考えている生徒にはおすすめです。さらに3年間美術・イラストをみっちり学びたいという人はさくら国際高等学校を推奨します。

さくら国際高等学校に向いていない生徒

さくら国際高等学校に向いてない人

・自宅での学習が苦手
・多くの学友と切磋琢磨したい
・自宅がキャンパスから離れている、または近隣に教育連携施設がない

集中スクリーン型では自宅での学習が中心となります。自己管理が苦手な人は合わない可能性があります。

またさくら国際高等学校では、1学年あたり通学型が総勢40名、集中スクリーン型が20名です。少数精鋭が売りではありますが、人数が少なく寂しいと感じる人もいるでしょう。さらに通学型・集中スクリーン型のどちらにせよ、一定数の出席日数が必要です。通える範囲内にキャンパス・教育連携施設がない場合には、再考の余地があります。