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札幌自由が丘学園三和高等学校ってどう?学費・偏差値・口コミ評判

札幌自由が丘学園三和高等学校の年間学費

453,000円~/年間

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※上記は札幌学習センター/就学支援金適用時の金額
※住所を入力すると通学県内にある学校高校の資料をまとめて請求できます。

札幌自由が丘学園三和高等学校は、北海道上川郡にある私立の通信制高校で、札幌と和寒の2カ所に校舎があります。

もともとフリースクールであったことから、少人数制を導入し、一人ひとりに目が行き届くきめ細やかなサポートを行っているというのがこちらの学校の特徴となっています。

そのため、講師にしっかりと寄り添ってもらって、自分の力を伸ばしていきたいと考えている方であれば、こちらの学校を検討して損はないでしょう。

札幌自由が丘学園三和高等学校ってどんな学校?

学費 694,800円
スクーリング 週5日、月1日
通学コース 普通科
本校住所 北海道上川郡和寒町三和412(札幌自由が丘学園三和高等学校和寒校)
キャンパス所在地 札幌、和寒
学校URL https://www.sapporo-jg.com/sanwa/

札幌自由が丘学園三和高等学校の特徴は、次の通りです。

  • 不登校支援の実績がある
  • 南の島に修学旅行に行ける
  • 合宿スクーリングがある

札幌自由が丘学園三和高等学校ってどう?通学コースを解説

ここではこれらの特徴について詳しく見たうえで、同校のコースの内容や卒業後の進路についても併せて紹介します。

学校の特徴

札幌自由が丘学園三和高等学校は、1993年に設立されたフリースクールが前身であり、その頃から不登校になってしまった生徒の支援活動に力を入れてきました。

2009年に通信制高校になった後も、その精神は引き継がれており、不登校になった生徒が新たな一歩を踏み出せるように、サポートに万全を期しているのです。

また、同校では2年生の9月に修学旅行があるのですが、その先は何と鹿児島の与論島となっています。

北海道とは全く違った環境で、その土地の言葉や食文化などを肌で体験して学べる貴重な機会となっており、参加した生徒から好評を博しています。

加えて、1年次の夏と冬、2年次の冬、3年次の夏の合わせて4回の合宿スクーリングが行われるというのも、こちらの学校の特徴です。

4泊5日のスケジュールで、和寒本校において、カヌーや茶道、職業経験など仲間と一緒に充実したひと時を過ごすことが可能です。

コースの内容

札幌自由が丘学園三和高等学校の普通科には、平日は札幌学習センターに登校してキャンパスで学ぶ通学コースと、自宅学習が基本で月に1日だけ和寒本校に登校する在宅学習コースの2種類が用意されています。

国語や英語、数学、理科、社会といったどこの高校でも学習する基本的な科目に加え、郷土の文化や歴史について学ぶ北海道科やカヌーのスキルを習得できるカヌー科といった同校ならではのユニークな科目を履修することも可能です。

また、学校行事も充実しており、前述の修学旅行以外にも、ヨット体験や学園祭、競歩遠足などが実施されており、卒業生の中にはこれらを思い出の出来事として挙げる者も少なくありません。

これらのイベントを通じて、北海道の大自然の中で、仲間たちとともに高校生活を満喫することができるでしょう。

卒業後の進路

札幌自由が丘学園三和高等学校の卒業生には、札幌大学や旭川大学をはじめとする道内の大学に加えて、東洋大学や大東文化大学、日本大学といった道外の大学に進学する者も少なくありません。

それ以外にも、短期大学や専門学校など、その進路は実に多種多様です。

また、すべての生徒が進学するわけではなく、一部の生徒は卒業後に企業などに就職しています。

札幌自由が丘学園三和高等学校の学費情報(2023年度)

入学金 60,000円
授業料 538,800円
施設費 78,000円
教材費 28,000円
本校宿泊学習 50,000円
年間合計目安 694,800円

札幌自由が丘学園三和高等学校に学費免除制度はある?学費サポートや奨学金情報

ここでは、札幌自由が丘学園三和高等学校の生徒が利用できる学費支援制度や奨学金制度について見ていきます。

学費支援制度

札幌自由が丘学園三和高等学校では独自の学費支援制度は設けられていません。

もっとも、だからといって利用できる制度が何もないというわけではありません。

というのも、希望する生徒は、国の高等学校等就学支援金を受給して、学費の負担を一定程度軽減することができるからです。

ただし、この支援金を受給できるのは、世帯年収が910万円以下の場合のみとなっていますので、収入がそれ以上であれば申請しても認められないという点に注意する必要があります。

奨学金情報

学校が用意している奨学金制度はないものの、自治体や他の団体から奨学金を受けられる可能性はあります。

もしそういった奨学金の受給を希望する場合は、まずは利用できる制度やその受給条件、申請方法などを確認するために、学校の窓口に問い合わせてみるとよいでしょう。

札幌自由が丘学園三和高等学校に偏差値はある?入試対策について

札幌自由が丘学園三和高等学校の入試には学力試験がないため、同校には偏差値は存在しません。

しかしながら、だからと言って誰でも入学できるわけではありません。

ここでは、入学するために受けなければならない入試の内容に加えて、必要な対策について見ていきます。

入試内容

こちらの学校の入試は、じぶん推薦入試と一般入試の2種類があります。

じぶん推薦入試の出願条件は、同校の専願者であって、事前面談に加えて3回以上体験授業に参加している者であることとされており、試験内容は面接と書類審査のみとなっています。

一方、一般入試は、事前面接に加えて1回以上体験授業に参加していれば誰でも出願可能です。

試験内容は、じぶん推薦入試と同じく、面接と書類審査となっています。

必要な対策

学力試験がないため、合格に向けて特別に勉強する必要はありません。

ただし、面接や書類審査があるので、志望動機を聞かれた場合に明快に答えられるように準備しておいた方がよいでしょう。

札幌自由が丘学園三和高等学校が向いている人・向いていない人

向いている生徒

札幌自由が丘学園三和高等学校に向いているのは、次のような生徒です。

  • 少人数制を希望する生徒
  • 不登校になりがちな生徒
  • 大自然を満喫したい生徒

こちらの学校は1学年の定員が50人となっているため、少人数で学びたいと考えている方に適しています。

また、全身のフリースクールの時代から培ってきたノウハウを活かして不登校になった生徒をサポートしてくれるので、学校に通えるか不安だという方にも向いているでしょう。

北海道の歴史に触れたり、カヌーを体験できる授業も用意されており、大自然を満喫したい方にもぴったりです。

向いていない生徒

次のような生徒は、札幌自由が丘学園三和高等学校には向いていないかもしれません。

  • 難関大学への進学を希望する生徒
  • レポート作成が得意ではない生徒

進学に特化したコースが用意されていないので、難関大学に進学したいという方にはこちらの学校は向かない可能性があります。

また、単位を取得するためにはレポートの課題に取り組まなければならないため、文章を書くのが苦手という方にも適していないかもしれません。