こんにちは!青雲高等学校の通信制を2018年に卒業したKEIです。
学校の雰囲気や設備はどんな感じ?と気になる方に向けて、「卒業生の本音」をお話していきます。
学費情報や偏差値についてもまとめました。学校選びの参考にしていただけると嬉しいです!
兵庫県立青雲高等学校(通信制)の基本情報
住所 | 兵庫県神戸市長田区池田谷町2丁目5 |
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通学コース | 単位制による通信制、普通科 |
スクーリング | 月2-3回、日・月・木曜日 |
学費 | 入学料:500円 生徒会費:1380円 日本スポ-ツ振興センタ-費:220円 生徒互助会入会金・年会費:1700円 同窓会賛助金:200円 受講料:1単位310円 教科書・学習書費:15658円 |
兵庫県立青雲高等学校(通信制)は自由な校風を持っている学校で、現役の高校生から社会人の方まで在籍しています。
基礎だけではなく通信制・単位制の特徴を利用し科目の選択肢を広げ、生徒の希望や適性にあった勉強ができるように努めています。
日曜日のスクーリングでは、全日制高校の綺麗な校舎で授業を受けられるようになっています。単位制で、必須単位以外は自由に選択する事が可能です。
兵庫県立青雲高校(通信制)の学費
兵庫県立青雲高校の学費は次のとおりです。
- 入学料:500円
- 生徒会費:1380円
- 日本スポ-ツ振興センタ-費:220円
- 生徒互助会入会金・年会費:1700円
- 同窓会賛助金:200円
- 受講料:1単位310円
- 教科書・学習書費:15658円
ここから就学支援金が差し引かれ、授業料は実質無料となります。そのため年間の支払い総額は【19,658円/年】となります。
これとは別に、協力校や本校に行くときの交通費がかかります。
通信制高校といっても、完全に通いのない学校はありません。国が単位取得で必要と認める日数は学校に行く必要があるため、なるべく近くに本校・協力校があるかは事前に調べておきましょう。
公立通信制高校は学費が安いのですが、どの都道府県も、県内に数校しかないというのが一般的です。
そのため、スクーリング(通学)に交通費がかかってしまい、学費以外の費用がかかってしまった、という声も。
交通費のことを考えると、家から近い私立通信制高校を選んだほうが、公立校とトータルで支払う費用が変わらず、コスパも良いこともあります。
就学支援金によって、私立の通信制高校も授業料が免除になりますし(施設費など授業料以外はかかります)、サポートや授業内容も充実しているからです。
そのため、学校選びでは、
「家の近くにどんな通信制高校があるか」
を、公立・私立に限らず探してみることからはじめてることをおすすめします。
*こちらのページに住所を入力すると、近所の通信制高校の資料請求をまとめて行うことができます。
兵庫県立青雲高校(通信制)の偏差値
通信制高校は希望をすれば誰でも入学することができるので「偏差値」と呼ばれる基準はありません。
入学願書は令和3年1月6日より本校で交付されます。願書は原則として本校に調査書+願書をセットで直接持参します。出願期間は令和3年2月22日(月)~3月1日(月)です。
郵送にも対応していますが、出願期間が異なります。
郵送の場合は配達日が令和3年2月22日(月)~2月26日(金)です。この期間外に到着した書類は受け付けてもらえないので逆に早く出しすぎないように注意しましょう。
選考は書類と面接で行われます。
募集定員は400名です。基本的に定員には余裕があり希望者は受け入れてもらえますが、申し込みが多数あった場合は落ちる可能性があるかもしれません。
通信制だからといって油断せず、面接では学習意欲を面接官に伝えましょう!
兵庫県立青雲高等学校(通信制)の通学コースと時間割について
兵庫県立青雲高等学校での過ごし方ですが、基本的には、アルバイトと両立をしていましたので、平日のスクーリング日程を選んでいました。
平日では、小さな校舎で授業を受けるカリキュラムとなっていますが、それでも十分に学習できる環境です。
学校生活の楽しみは、学食でした。全日制の高校と併設されていますので、私達、青雲高校の生徒も施設を利用する事が可能でした。
学食を食べるために食堂を利用する事が出来たので、スクーリングの日には昼食が楽しみでした。友人と楽しく安くて美味しい料理を楽しめました。
学校生活の基本は授業にありますが、授業の内容はレポートに沿った展開でしたので、自宅学習で分からない事があれば授業に参加をすると理解を深める事が出来ると同時に、質問などをする事も出来ます。
そのため、学習面で不満を持った事はありません。
兵庫県立青雲高等学校の設備の充実度
キャンパスの設備は、日曜日のスクーリングならば、文句はないです。
全日制の高校のキャンパスを利用していましたので、快適で広い校舎を自由に使うことができます。
設備も充実しており、パソコン教室なども活用出来る環境です。平日のスクーリングになると、青雲高校のキャンパスですので、設備は正直、不十分なものでした。
授業の人数はバラバラではありますが、10人前後で受ける事が多い印象です。
教室の広さとしては、全日制のキャンパスでは、勿体ないくらいの広さで授業を受けられました。青雲高校の教室の場合には20人で限界のような狭いスペースの教室です。
普通科ですので、専門などはありませんでしたが、教員の質は普通です。自宅学習の際にも、電話で質問等をする事が出来るようになっており、電話対応だけでレポート内容を教えられるだけの技量を持っている教員が多いです。
兵庫県立青雲高等学校のイベントや学校行事について
基本的に、社会人など、働きながら学ぶ事に焦点を合わせていた印象がありますので、学校行事は少ないです。
しかし、修学旅行はオーストラリアで格安の費用で行く事は出来ました。また、課外活動では、動物園の散策などをする事も出来ました。
合宿形式のスクーリングはありません。修学旅行が生徒と集団生活をする唯一の機会となっていました。
修学旅行はアルバイトの都合上、参加をする事は出来ないので分かりません。課外活動では、基本的に自由に行動する事が出来ました。
友人がいれば楽しく過ごせるイベントになります。自由行動で一人になる方も多いので、課外活動から友人を作る方も多く、全体的に楽しい雰囲気でした。
動物園の散策に参加をしましたが、地元のスポットでも、いつもと違う友人達と楽しめたので、新鮮な気持ちになりました。とても良い雰囲気でしたので、修学旅行も楽しい活動になっていたと思います。
兵庫県立青雲高等学校のクラスの雰囲気やいじめについて
学校全体の雰囲気は、静かな雰囲気を持っていました。
決して覇気がないと言う訳ではありません。授業などでは、しっかりと学習をしていますので、静かです。
昼食時になると賑やかさはありました。クラスの雰囲気も基本的には静かなものですが、クラスで活動をする事はHRくらいでした。
様々な生徒がいました。現役が多い印象はありますが、社会人の方やフリーターの方もいました。
クラス内にいじめは絶対にありませんでした。静かな雰囲気で、決して他人を傷付けようと考えて学校に来る生徒はいませんでした。
安心して通える環境でした。いじめなどはありませんので、ストレスも少なく、友人以外は他人と関わろうとする人も少ないので、一人でも、友人同士でも安心です。
とにかく私の印象では「静かだった」です。
兵庫県立青雲高等学校卒業後の進路について
卒業後の進路は、4年制の大学でした。偏差値は低い大学ではありましたが、取得したい資格も手に入れて満足な進路でした。
学校での授業は、高校の基本的な事でしたので、大学に通っていた時には真面目に勉強をしていて良かったと思いました。カリキュラム自体は進路に影響しませんでしたが、働きながら、将来の学費を貯める事が出来たので良かったです。
基本的に進学が多い傾向にありました。大学に通うために予備校に入学して浪人をする進路を選択する人が多い傾向です。通信制の勉強では決して受験には足りない勉強量でしたので、当たり前なのかもしれません。
また、就職をする人も多かった印象がありますが、この場合は学校の推薦などよりも、自分で仕事の求人を見つけて就職活動をする人しか知りません。
これから兵庫県立青雲高等学校に入学される方へ
勉強が苦手な方でもしっかりと指導してくれる先生がいますので、進級出来ない生徒はほとんどいません。安心して学習に取り組むことができる通信制高校ですよ!