通信制高校の面接試験、服装や質問事項は?落ちることはあるの?

通信制高校では、選考方法の一つとして面接試験を実施しているところが多いです。

定時制高校とは面接試験の目的が異なっているため、服装や質問事項がどのようになっているのか気になる人も少なくありません。

今回は、そんな通信制高校の面接試験に関する疑問を解説していきます。

通信制高校を検討している
すべての家庭に読んでほしいこと

「通信制入ったけど子どもが辞めた」

全日制と比較して自由に学べると評判の通信制高校ですが、中には失敗したという声もあります。

その後悔の声は「学校と合わなかった」に集約されます。

不登校支援がある学校を選べば良かった
「通信制高校は不登校生徒を受け入れてもらえる」という安易なイメージで選ぶんじゃなかった
  
自主学習が基本、不登校生徒へのサポートはなし、やる気がある人だけ引き上げるという感じ。不登校支援がある学校、しっかり時間かけて選べば良かったなあ

学費の安さで公立を選んで失敗

通信制高校ならどこも一緒でしょと、公立を選んだら大失敗。家から遠いし、週2日は通わないと単位取れないし、勉強もつまらない。3年間とても保ちそうにない…。

近所にあるから、学費が安いから、そんな理由で比較をせずに選んでしまうと、学校と合わずに辞めてしまうことも多いです

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人気校は早めに募集を締め切る学校もあります。出願には学校説明会の参加が必須、など学校によって条件があることもあるので、募集要項は急いで取り寄せ確認しましょう

目次

通信制高校の面接試験の目的は?

通信制高校には学力を測るための筆記試験がない代わりに、面接試験を設けているところがほとんどです。

そのため通信制高校に合格するかどうかは面接試験に大きくかかっていると考えられているのですが、そもそも面接試験を行う目的は生徒側の人柄を知るためだとされています。

通信制高校側は希望している生徒を受け入れる姿勢を持っているため、基本的に面接試験で落ちるということはほとんどありません。

通信制高校の面接で落ちる場合

ただ、どんなに通信制高校に入りたいと生徒側が考えていても、入学してから問題を起こす生徒を受け入れることはリスクが高いなどの理由で避けたいと考えています。

このため通信制高校の面接試験は、

・入学してから学校側に迷惑をかける
・問題を起こすような生徒ではないかどうか

を見定めるために行われています。

これまで学校生活で問題を起こしてきた生徒の場合は、自分が入学してから問題を起こしたり迷惑をかけることはないとアピールしていかなければいけません。

このように目的や落ちるポイントを理解して面接試験を行っているということを踏まえておけば、試験対策も考えやすくなっています。

面接試験ではどのような服装が望ましいのか

通信制高校では服装や髪形などを自由にしてもいいというところが多いため、面接試験の時の服装もそこまできちんとしておかなければいけないということはありません。

ただ、どんなに自由な服装が許されていても、ある程度服装について考えておく必要はあります。

例えば新入学の場合は中学の時の制服のまま臨んだ方が無難だと考えられていますし、転入学や編入学であればこれまでの学校で身につけていた制服で臨む方がいいとされています。

このように制服がある場合は制服で面接試験に臨んだ方が、常識的な服装と判断されやすいのです。

制服がない場合の面接試験の服装は?

では制服がない場合や制服があっても身につけることができない場合はどうすればいいのかというと、その場合は常識的な範囲での服装を意識する必要があります。

分かりやすく言えば、

「カジュアル過ぎないシンプルかつ清潔感のある服装」

を指していて、例に挙げると襟付きのシャツなどが挙げられています。

襟付きのシャツがなくても清潔感のあるものであれば面接の際に咎められることもありませんし、服装で問題があると判断される可能性は低いです。ただ学生らしさをアピールしたいからと、ジャージで面接試験に臨むのは避けた方がいいです。

ちなみに髪型や髪の色に関しても常識的な範囲のものであれば、基本的に落ちる心配はありません。このため赤髪や金髪など派手な色は避け、奇抜な髪形を控えることがポイントです。

面接試験でされる質問内容は?

まず通信制高校の面接試験にかかる時間は、平均でおよそ10分程度となっています。

長くても20分、早い場合は5分程度で終わることもあるため、深い部分を質問されるということはほとんどありません。

このためあまり難しいことを考える必要はなく、質問された内容に関して素直に返答していくというスタイルで問題ないと言えます。

そんな通信高校の面接試験でほぼ確実にされる質問内容として挙げられているのが、志望動機です。

通信制高校側にとって最も重要なのは、どのような理由で入学しようと思ったのか、入学してからどのようなことを学びたいと考えているのかなど、自分たちの学校を選んだ理由とされています。

志望動機を答えるときのコツ

ただこの質問内容は難しく考えて返答するよりも、簡潔に答えた方が好印象を与えやすい傾向が見受けられます。

そのため長々と志望動機を答えるよりも、理由をはっきりとわかりやすく伝えることが大切です。

志望動機以外に面接試験で聞かれる質問としては、何故通信制高校を選んだのか、中学校での生活や自身の趣味、卒業後の進路などがあります。

いずれも素直に簡潔な返答をすることが望ましいと考えられているので、自分の思っていることや気持ちをあらかじめまとめておくことがおすすめです。

質問内容に答えるときにの注意

ちなみに質問内容に対してため口で返答することはNGとされているため、きちんと敬語で受け答えできる練習をしておく必要があります。

さらに面接試験中はスマホの電源を切っておくことが基本となるので、質問に答えられないからとスマホをいじることは厳禁です。

通信制高校に落ちるケースはある?

基本的に学校側に迷惑を掛けたり問題を起こすようなことがないと判断されれば、面接試験で落ちることはほとんどありません。

また面接試験で常識的な返答をした場合も、落ちることはほとんどないと言えます。

ただ通信制高校の面接試験の目的は生徒の人柄を知るためのものであり、入学してから問題が起きないかどうかを見定めるためのものです。

このため面接試験の際に常識的な返答ができなかったり、ふざけた服装や態度を取るような生徒は落ちる可能性があります。

面接試験以外の落ちる可能性

また面接試験以外にも作文の提出を選考方法に入れている通信制高校も少なくありません。

そのような場合は作文の内容がテーマや課題に沿っていなかったり、作文の内容を質問して答えられない場合も落ちる可能性があるようです。

ほかには以前通っていた学校での素行が問題ありと判断された場合も、面接試験の内容が良かったとしても落ちる可能性が高くなっています。

例えば授業を真面目に聞いていなかった、サボることが多かった、法律違反を犯してしまったり対人トラブルをよく起こしていたなどのケースです。

先生たちがみている「対人トラブル」を起こしそうな生徒かどうか

通信制高校は学校に直接通うことは少ないため、対人トラブルがあっても問題はないと思う生徒もいます。

ただ通信制高校を利用する生徒の中には学校でのいじめが原因で定時制高校に通えなくなった生徒も多く、学校側としては定時制高校よりも対人トラブルの有無に厳しい傾向が見受けられます。

このため対人トラブルを起こしやすい生徒はほかの生徒に危害を加える可能性があると判断されるため、落とされてしまうようです。

通信制高校の面接試験は基本やポイントを押さえておけば問題はない

通信制高校の面接試験は生徒の人柄を把握するためのものなので、落とすために行われるものではありません。

このため志望動機を明確にして、面接試験の基本を押さえておけば落とされることはほどんどないと言えます。安心して試験対策をすすめていきましょう!

通信制高校を検討している
すべての家庭に読んでほしいこと

「通信制入ったけど子どもが辞めた」

全日制と比較して自由に学べると評判の通信制高校ですが、中には失敗したという声もあります。

その後悔の声は「学校と合わなかった」に集約されます。

不登校支援がある学校を選べば良かった
「通信制高校は不登校生徒を受け入れてもらえる」という安易なイメージで選ぶんじゃなかった
  
自主学習が基本、不登校生徒へのサポートはなし、やる気がある人だけ引き上げるという感じ。不登校支援がある学校、しっかり時間かけて選べば良かったなあ

学費の安さで公立を選んで失敗

通信制高校ならどこも一緒でしょと、公立を選んだら大失敗。家から遠いし、週2日は通わないと単位取れないし、勉強もつまらない。3年間とても保ちそうにない…。

近所にあるから、学費が安いから、そんな理由で比較をせずに選んでしまうと、学校と合わずに辞めてしまうことも多いです

後悔しないためには、通学エリアにある学校を3~5校比較するのは必須

通信制高校の一括資料請求サービスを活用すれば、住所を入力するだけで、通学エリアにある学校のパンフレットを簡単に取り寄せることができます。

学校のパンフレットを見比べるだけでも特徴はわかりますし、「この学校だけは違うな」と取捨選択もできます

住所を入力するだけで簡単に取り寄せることができるので、通信制高校の比較がまだできていない家庭は、利用してみてください。

人気校は早めに募集を締め切る学校もあります。出願には学校説明会の参加が必須、など学校によって条件があることもあるので、募集要項は急いで取り寄せ確認しましょう

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