2月の受験シーズン前に、1月末はどの通信制高校も、説明会やオンラインでの個別相談会が活性化しています。「入学には説明会参加が必須」という学校もあるので、入学願書はすぐにでも取り寄せて確認しましょう。

*早い学校は、翌日には願書や説明会資料が届きます。家族で話し合う時間が取るためにも、複数校の資料を取り寄せて検討しましょう。
発達障害を抱えていると、高校へ進学するのは難しいと考えている人もいるのではないでしょうか。
そんなときには、通信制高校へ入学するという選択肢を考えてみてください。
大阪には、発達障害へのサポート体制が万全の通信制高校があります。こちらの記事では、発達障害に理解がある大阪の通信制高校の紹介、学校を選ぶコツについてお話します。

発達障害の生徒が通信制高校を選ぶメリット
発達障害と一言で言っても、その分類はとても難しいものがあります。
- 特定のものへの拘りが強い「自閉症」
- 読み書きなど特定のことができない「学習障害」
- 集団行動がとれない「アスペルガー症候群」
など、発達障害の症状は多岐に渡るため、一般の高校に通学して授業を受けることが困難です。
たとえば、一般的な高校では主要5科目の教科を受けなくてはなりませんが、自閉症の場合は、自分が興味を持たない教科には全く興味を示さないことがあります。周りと同じペースで勉強を続けることが非常に難しいです。
一方、通信制高校なら年に数回登校するだけで、後は自宅学習になるため、生徒は自分のペースで学習することができます。
通信制高校では必修科目以外にも専門性が高いコースも揃っているので、自分が好きな分野を選ぶことができますし、一人一人の障害の度合いや性格などにあわせて、個別指導をしてくれます。
こうしたサポートを受けるためには、「発達障害へのサポート体制」が整っている通信制高校を選ぶ必要があります。大阪には様々な通信制高校があり、こうした発達障害への理解・サポートがある学校があります。
発達障害に理解のある通信制高校の選び方

通信制高校を選ぶときには、学費や通いやすさで決めてしまう人もいるでしょう。
ですが、発達障害では様々な障害があるため、選び方も慎重になる必要があります。まずは、一人一人の障害にあわせたサポートをしてくれるかどうかが重要です。
通信制高校のなかには、スクーリングを年に数回おこなう学校もあります。そのときに、どのような指導をするのか保護者は事前にチェックしておくと安心ですね。
発達障害に理解のある通信制高校の選び方
生徒のなかには、学力の遅れが著しく授業についていけないこともあります。そういった生徒に対して個別に相談に乗ってくれるかどうかも確認しておきましょう。
また、発達障害がある生徒のなかにはメンタル面でナーバスになっている生徒もいます。
集団に馴染めず孤立をしたり、光や音に敏感でパニックに陥る生徒もいるので、スクーリングのときにトラブルになる可能性もあります。
社会福祉士や臨床心理士の資格を持っているカウンセラーが常駐している通信制高校なら、生徒のメンタル面も支えてくれるので、万が一スクーリングでトラブルがあってもすぐに対処することが可能です。
大阪の通信制高校を選ぶときには、生徒や保護者が安心して高校生活を送れるように工夫しているかどうかが重要です。
大阪で発達障害に理解がある通信制高校は?
通信制高校では、学科試験があるところもありますが、一般の高校とは違い書類選考と面接だけで入学できるところが多いです。
そのときに、生徒が不満を抱いたり通うことを拒否した場合は、保護者は無理に入学を勧めないようにしましょう。周囲から見てどれだけ素晴らしい学校が大阪にあっても、決めるのは生徒本人です。
少しでも拒絶の態度が出ているならおすすめはできません。生徒が通いたいと思える学校を探すことがなによりも大切です。
1.大阪でおすすめの通信制高校「しんあい高等学院」

大阪府でおすすめの通信制高校は、「しんあい高等学院」です。発達障害の受け入れに特化した通信制高校なので、細かいニーズにも対応してくれます。
入学試験では生徒だけではなく、保護者の面接もおこなわれるので、不安なことや心配なことを事前に質問することも可能です。
また、入学試験では作文と心理検査の結果を提出するので、一人一人の障害や学習の特性にあった対応が可能で、勉強だけではなく人とのかかわり方など、自立に対してのサポートもしてくれます。
年に1回のスクーリングでも、生徒にあった環境を提供してくれるので、集団が苦手な場合でも安心です。特別支援の知識が高い専門スタッフが常駐しているので、様々な相談に乗ってもらうこともできます。企業とのインターンシップ制度もあるので、就労に向けた対策も可能です。
2.大阪のおすすめの通信制高校「八洲学園高等学校」

発達障害のなかには、集団が苦手で、自宅から出ることも困難な人もいます。そんなときには、大阪府堺市にある「八洲学園高等学校」が大きな助けになってくれます。
通学時間を選ぶことができる「マイスタイルクラス」で、自分のタイミングで学校へ行くことができますし、教師が家庭を訪れ指導してくれる「ホームサポートクラス」があるので安心です。
家庭という慣れた環境の方が、生徒の精神状態にあわせた学習をすることが可能です。また、特別支援学校教諭免許状を所持した教師が在駐し、生徒だけではなく家族のメンタル面も支えてくれます。
そして、高校は3年間で卒業しなくてはと焦る保護者もいるかもしれません。ですが、「八洲学園高等学校」では5年制クラスがあるので、学力に不安があっても大丈夫です。焦らずに自分のペースで勉強ができます。

3.大阪のおすすめの通信制高校「あおい高等学院」

通信制高校で勉強しながら、人とのコミュニケーションを学びたいという人におすすめなのが大阪府枚方市にある「あおい高等学院」です。
最大週4日自由登校ができるので、自分のタイミングで学校に通うことが可能です。
発達障害のなかには、決められたルールが守れない人もいます。「あおい高等学院」には時間割がないので、生徒が自由な時間を過ごすことができます。
高校の勉強も学べて、なおかつ人とのコミュニケーションや集団での過ごし方を学べるので、自立を促すことができます。また、就労に関する支援もおこなっているので、子供の将来が不安な保護者にとっても安心できる通信制高校です。
発達障害に適した通信制高校を選ぼう!
発達障害があると高校に通うのは難しいと諦めている生徒や保護者もいるでしょう。ですが、通信制高校という選択肢があります。
発達障害に体するサポートが充実していたり、就労に対しての相談に乗ってくれるところもあるので、まずはそれぞれの高校の特徴を調べて、無理せずに通えるところを探すようにしましょう。
2月の受験シーズン前に、1月末はどの通信制高校も、説明会やオンラインでの個別相談会が活性化しています。「入学には説明会参加が必須」という学校もあるので、入学願書はすぐにでも取り寄せて確認しましょう。

*早い学校は、翌日には願書や説明会資料が届きます。家族で話し合う時間が取るためにも、複数校の資料を取り寄せて検討しましょう。