第一学院高等学校の学費
174,820円〜/年間
※上記は通信コース/就学支援金適用時の金額
※住所を入力すると通学県内にある学校高校の資料をまとめて請求できます。
・第一学院高等学校には偏差値はあるの?
・第一学院高等学校の入試内容は?
・入試にあたってなにか対策は必要?
この記事では、通信制高校「第一学院高等学校」に入学するために必要な偏差値や入試情報をまとめています。
通信制高校の試験には学力テストはなく、この第一学院高等学校も、選抜方法は「面接(本人および保護者)」「作文」による判定となります。
不備なく書類を提出すれば合格しますが、定員以上の応募があったときには、キャンパスや通学コースによって選抜をすることが予想されるので、学校資料や入試要項は早めに取り寄せて準備を進めましょう。

学費 | 174,820円〜(詳細) *通信コース/就学支援金適用時 *通学にかかる費用はキャンパスによって異なります |
スクーリング | 月1~2回、年間30日程度 |
開講コース | 【通学スタイル】 D-スタンダード/D-ベーシックコース/高大一貫コース/特別進学コース/総合コース/特化コース/芸能コース/スポーツコース/eスポーツコース/ペットコース/本校通学コース 【通信スタイル】 Mobile High School |
入学時期 | 新入学:4月 / 編入転入:随時 |
本校所在地 | 茨城県高萩市赤浜2086-1 |
キャンパス | 札幌・秋田・盛岡・仙台・郡山・いわき・宇都宮・高萩・水戸・高崎・埼玉・柏・千葉・四ツ谷・立川・町田・横浜・新潟・長野・富山・金沢・甲府・静岡・浜松・名古屋・豊橋・岐阜・四日市・京都・奈良・大阪・神戸・養父・岡山・広島・松山・小倉・博多・熊本 |
第一学院高等学校の偏差値について

第一学院高等学校には「偏差値」と呼ばれる指標がありません。
第一学院高等学校の入試には、国数英といった学科試験がない=学力による選抜がないため、偏差値を測ることができないためです。
これはどのキャンパスでも同様で、選抜方法は、
- 面接(本人および保護者)
- 作文(テーマ:自分の未来について)
のみとなります。
作文は、出願時に提出が求められるもので、筆記試験のような形で、どこかのキャンパスに出向きその場で執筆をするものではありません。準備をする時間があるので、合格はしやすいといえるでしょう。
第一学院高等学校ってどんな学校?特徴を簡単に解説

第一学院高等学校は、茨城県高萩市と兵庫県養父市に本校を持つ、広域性の通信制高校です。
北海道から九州まで、全国主要都市を中心に54のキャンパスを設置(2022年現在)、通信制高校の中でも「通いやすい環境が整っている」学校といえるでしょう。
通信制高校はネットで完結する通信コース(第一学院の場合は「Mobile HighSchoolコース」)もありますが、通学に抵抗がない場合は、最寄りのキャンパスに週1〜程度通い、自学ではわからない部分を先生に直接質問しながら勉強を進めていくほうが効率的です。
また、第一学院高等学校の場合、通学キャンパスには様々な専門授業が学べるコースが用意されています。
キャンパスによって用意されているコースは異なり、施設や講師も変わります。専門授業を目的に第一学院を選ぶ生徒は、
- 最寄りのキャンパスで希望のコースが用意されているかを調べる
- 最寄りでなくても、通学圏内により施設が充実しているキャンパスがないかを調べる
ことをすると、自分が希望とする学校生活が送りやすくなるでしょう。
LINK:第一学院高等学校 資料請求フォーム
第一学院高等学校の入試内容

偏差値が存在しない第一学院高等学校ですが、それでも入学するためには試験を受けて合格しなければなりません。
資料請求で入試内容を確認
まず、入試を受ける前に資料請求を行う必要があります。あるいはオープンスクールや学校説明会に参加することでも良く、そのときに資料をもらうことができます。
もしオープンスクールや学校説明会に参加できない場合、別途個別相談も受け付けているので事前に確認してみると良いです。
出願手続きはウェブ上でも可能
続いて入試を受ける前に出願手続きが必要ですが、これはウェブでの出願が可能です。
ただし、中学校あるいは高等学校で作成する書類に関しては、郵送または直接持参するようにします。
入試科目は当日面接と作文(事前提出)の2つ
そして、いよいよ入試の日。日程については出願後に電話或いは郵送で案内されるので、それに従って試験を受けることになります。
入試科目は面接と作文のみで、学力試験は行っていません。学力をはかることはないので、偏差値を心配する必要はありません。
しかも作文は出願時に提出するため、入試当日は面接のみ受ければ良いということになります。ただし面接は本人だけでなく、保護者が同伴して実施されることは知っておくと良いです。
合格発表は試験から1週間後
合格発表は入試後1週間前後であり、本人と在籍校に対して郵送が行われます。合格の場合、本人に対して合格通知書と振込用紙が送られます。
そして指定された期日までに、必要書類と学納金を納入することで手続きが完了です。
LINK:第一学院高等学校 資料請求フォーム
第一学院高等学校の入試対策

第一学院高等学校の場合、入試で不合格になることは基本的にはありません。
ただし、通学コースを選んだ場合は、各キャンパスに受入定数がありますので、出願者が殺到した場合は、面接と作文の内容で選抜を行なうことになります。
また、各キャンパスには「芸能コース」「美容コース」「ペットコース」など、専門授業を学ぶことができるコースが用意されていますが、応募者多数の場合は「希望のコースに入れない」ということも考えられます。
上記のことを考えると、面接や作文でしっかりとした回答ができるよう、
- 学校資料を取り寄せて「どんなことが学べる学校か」を把握する
- 学校説明会や体験授業に参加しておく
- この学校で自分は何をやりたいのかを考えておく
ことをした上で出願するほうが安心といえます。
作文の対策について
出願時には作文提出がありますが、テーマは「自分の未来について」です。これは入試でふるいをかけるためではなく、入学後の適性をはかるための課題といえます。
もし、将来の夢が具体的にあればそれを書けば良いし、それが見つかっていなくてもなりたい自分像を書けば問題ないでしょう。大切なことは、自分が今思っていることを自分の言葉で書くことなのです。
面接試験について
入試当日は面接が実施されます。ほとんどの生徒は人生初の面接なので、かなり緊張するかもしれませんね。
しかし、落とすための面接ではなく、アットホームな雰囲気で行われるので、必要以上に心配することはありません。
質問内容についても、何故この高校を選んだかや、通信制高校に入ってやりたいことなど、事前に回答を考えておくことが可能なものが多いです。
ただし、第一学院の面接は「保護者同伴で行われる面接」であるため、面接中に親子で食い違いがないようにすることが大切です。
面接が終わると緊張が取れてつい気が緩んでしまいます。
気が緩んだところを学校関係者に見られてしまうと、マイナスの印象を与えてしまいかねないので、学校を出るまでは面接が続いていると考えておくことが肝心です。
LINK:第一学院高等学校 資料請求フォーム
偏差値がない第一学院高等学校の進学実績は?

偏差値がない第一学院高等学校ですが、だからといって「大学に行けない」「進学実績がない」わけではありません。通信制高校の自由なカリキュラムを活かして大学進学に特化した授業を展開しています。
第一学院高等学校の主な大学合格実績(2022年度)は次のとおりです。こちらの実績は、第一学院高等学校の進学実績ページから抜粋しています。
国公立大学への進学実績
京都大学 | 一橋大学 | 北海道大学 | 東北大学 |
千葉大学 | 名古屋大学 | 九州大学 | お茶の水女子大学 |
東京学芸大学 | 名古屋市立大学 | 京都府立大学 | 広島大学 |
福島大学 | 山形大学 | 金沢大学 | 埼玉大学 |
静岡大学 | 愛知教育大学 | 京都工芸繊維大学 | 和歌山大学 |
岡山大学 | 島根大学 | 鳥取大学 | 他多数 |
第一学院高等学校は、北海道から九州まで日本全国にキャンパスを持っていることもあり、進学先の国公立大学のバリエーションも多岐に渡っています。
2022年度の進学実績は上々で、生徒数2805名の内 79%もの生徒が希望する学校へ進学しています。
海外大学への進学実績
アサンプション大学 | クイーンズランド工科大学 | スタンフォード国際大学 | ヘルプ大学 |
など |
第一学院高等学校は、海外語学研修や語学留学プログラムにも力を入れている通信制高校として有名です。
アメリカ州立 ウエスタンイリノイ大学や州立 テネシー大学マーチン校などと提携しており、 グローバルな職場で働きたい生徒や確かな英語力を身に着けたい生徒の強い味方になってくれるでしょう。
私立大学への進学実績
早稲田大学 | 慶應義塾大学 | 上智大学 | 東京理科大学 |
国際基督教大学 | 明治大学 | 青山学院大学 | 立教大学 |
中央大学 | 法政大学 | 学習院大学 | 南山大学 |
関西大学 | 関西学院大学 | 同志社大学 | 立命館大学 |
芝浦工業大学 | 津田塾大学 | 東京女子大学 | 日本女子大学 |
学習院女子大学 | 愛知大学 | 愛知医科大学 | 他多数 |
私立大学への合格実績も、関東・関西圏を中心に、有名私大・難関私大への合格実績がしっかり出ています。
第一学院高等学校は、まずスクーリングの仕方により3つのコースに分かれます。
- 本校通学コース
- 週2~5日の通学コース
- オンラインコース
と、自分で自由に通学スタイルを決めることができますが、大学進学を考えているのなら週2~5日の通学コースにある、
- D-プレミアムコース
- D-スタンダードコース
の二択になるでしょう。
Dプレミアムコースでは志望校の試験科目に合わせた受講が可能となっており、早期からから目標に向けた勉強に専念できるという全日制とは違う通信制のメリットが全面に出ているコースです。
一方D-スタンダードコースは新潟産業大学との提携により新潟産業大学・ネットの大学 managaraへ優先的な進学が可能となっており、スムーズに大学まで進学できるのがメリットのコースです。
行きたい大学が決まっている、難関校に挑戦したいのであればDプレミアムコースです。
第一学院高等学校に落ちた!どうすればいい?

通信制高校は
・キャンパスの募集定員以上に応募がある
・規則や校風に合わない生徒とみなされる
という2つのことがない限り、正規の手続きを踏めば合格をすることができます。
万が一、第一学院高等学校に落ちてしまったという場合は、他の通信制高校を検討してみましょう。
通信制高校は通信コースの場合、4月以降も途中入学できる高校も多いです。お住まいの地域にキャンパスがないという場合も、全国から生徒の受け入れをしている広域通信制高校がありますので、そちらを探してみましょう。
全国から入学可能な通信制高校は、下記のページでまとめています。学費が安い学校を中心に掲載しているのでご参考ください。

失敗しない通信制高校選びのコツ

通信制高校選びに失敗した生徒の口コミをみると、「学校の雰囲気が自分にはあわなかった」「不登校や発達障害があるのに、サポートのない学校に入って苦労した」といった声が目立ちます。
通信制高校は、自学自習が基本の学校から、不登校や大学受験などのサポートに力を入れている学校まで様々。学校選びに失敗しないためには、「自分が住んでいる地域にどんな学校があるのか」を正確に把握することが大事です。
まずは通学圏内にある学校資料をまとめて請求・比較するところからはじめましょう。

*資料請求をしたあとは、気になる学校の説明会に参加してみましょう。学校の雰囲気を知ることで生徒も安心しますし、入学後に後悔することも少なくなります。
*学校によっては「出願には説明会の参加が必須」としているところもあります。資料は早く取り寄せ、募集要項は確認しておきましょう。