コードアカデミー高等学校は、高卒資格とプログラミングの知識を同時に得られる通信制高校です。
IT業界は今や急速に発展し、IT技術者の需要が高まっています。
そこでコードアカデミー高等学校では、高校生から本格的にプログラミング・インフラなどITについて本格的に学べる環境を用意しています。
プログラミングに特化した学校なので、コードアカデミー高等学校に集まる生徒もITに興味のある生徒しかいません。
そんな環境に高校時代から身を置くことで、周りよりもひと足早くITのエキスパートを目指せます。
学費 | 40万円 |
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スクーリング | 年数日(夏・冬) |
通学コース | なし |
専門授業 | プログラミング |
所在地 | 長野県上田市中央1-2-21 |
コードアカデミー高等学校はどんな学校? 特徴を解説
コードアカデミー高等学校は映像授業を用いた通信教育にて、高等教育とプログラミング教育を実現している通信制高校です。
主に不登校だった、体調を崩してしまったけれどもプログラミングを学ぶ意欲のある生徒を受け入れています。
好きなことを通して自分に自信を付けられる環境の学校なので、不登校だった生徒もスクーリングで他の生徒と積極的に関わりを持てるようになるのが、コードアカデミー高等学校のメリットです。
通信制高校となると様々な人が集まるのでスクーリングが心配かもしれませんが、コードアカデミー高等学校があるのは長野県であり、集まっている生徒は主に長野県周辺の生徒。
また、中学生〜高校生のうちにプログラミングに興味を持つ生徒は多少成績に偏りがあっても論理的思考に長けている人が多いです。
実際に元々は偏差値の高い高校に通っていたけれども体調を崩して通えなくなってしまったというような生徒を多く受け入れており、気質が穏やかな生徒が集まっているのもコードアカデミー高等学校のメリットでしょう。
大学進学へのサポートも手厚く、東京工業大学や早稲田大学、慶應大学のような名門大学への進学者も輩出しています。
コードアカデミー高等学校のコース/カリキュラムについて
コードアカデミー高等学校のカリキュラムは、一般の高校の勉強とプログラミング教育を並行して行います。
一般的なプログラミングが学べる通信制高校だとWスクールという形になるので、通信制高校を卒業するための勉強とプログラミングの勉強の両方をこなすのは大変です。
それに対してコードアカデミー高等学校を運営する信学会は通信制高校を運営しており、プログラミングが通信制高校のカリキュラムの1つとして組み込まれています。
カリキュラム全体の3分の1をプログラミングとすることで、しっかりプログラミングが学べつつも生徒の負担になりすぎないバランスになっています。
3年間で学べるプログラミング関連のカリキュラムは、1年から2年の中盤までフロントエンド開発、残りの期間をバックエンド開発に費やします。
また、1年の終わりからはインテンシブ教育として、AWSを用いたインフラ構築も学べます。そして3年では1年を通して卒業制作にも挑戦。
一人ひとりの興味に合わせた研究内容が許可されているので、最後に自分の好きなことを突き詰めた集大成を披露できます。
また、開発にあたってはトライアンドエラーが大切です。そこでコードアカデミー高等学校では、チャットツールを用いて生徒同士が積極的に交流できる環境が用意されています。
不登校の生徒の中にはコミュニケーションに苦手意識を持っている生徒もいるでしょう。そこでまずは対面ではなくチャットを通してオンライン上で生徒同士で交流することで、人と関わるハードルが下がります。
また、プログラミングという同じ趣味を持つ生徒が集まっていることから、他人と話すきっかけも作りやすいです。
コードアカデミー高等学校の学費は高い?
コードアカデミー高等学校の学費は年間40万円程度。
- 入学金:100,000円
- 授業料:1単位10,000円
- 教育充実費:50,000円
通信制高校だとやや高めですが、就学支援金制度を利用すればほぼ無料で通学することが可能です。
制服もありませんし、スクーリングも年2回のみと考えると雑費も安いでしょう。
ただ、コードアカデミー高等学校ではプログラミングを学ぶにあたって使用するパソコンにMacbook airを推奨しています。
また、課題を印刷するためのプリンターも必要です。しかし昨今ではコンビニでの印刷も便利なため必ずしも必須ではありません。
Apple製品は学割が用意されていますが、それでも学生が使うノートパソコンとしては高額でしょう。
そのため、年間の学費は安くても、初期費用はやや高めということを念頭に入れておきましょう。
コードアカデミー高等学校のサポート体制ってどう?
コードアカデミー高等学校の不登校だった生徒に対する支援は特にありません。
そもそも年に数日程度のスクーリングしかないので、自分で勉強して最低限の出席日数をクリアすることが求められます。
大学に関するサポートはかなり手厚いと言えるでしょう。
元々コードアカデミー高等学校を運営する信学会は駿台予備校と提携しており、コードアカデミー高等学校の生徒は駿台予備校のカリキュラムを割引で受講できます。
コードアカデミー高等学校の場合生徒への負担を最小限にするために授業を最小限にしていますが。
駿台予備校なら数学3までカバーしており、国公立・私立問わず大学の理系学部対策も心配ないでしょう。
また、相談次第で中学の復習にも対応しています。
もちろんコードアカデミー高等学校の授業も理系科目が中心。そのため、特に効率よく大学受験に必要な勉強に取り組めます。
コードアカデミー高等学校のメリット(向いている人)
それでは、コードアカデミー高等学校が向いている人はどんな人名のでしょうか。
コードアカデミー高等学校のメリットから向いている人の特徴を紹介します。
プログラミングやゲームが好きな人
コードアカデミー高等学校はプログラミングに特化した通信制高校ということもあり、集まる生徒はIT分野に興味のある生徒ばかり。
また、IT分野と言っても様々で、仮想通貨に興味を持っている生徒や宇宙工学に興味を持っている生徒など人それぞれなので、自分と異なる分野に興味を持つ生徒に刺激を受けながら勉強に取り組めます。
また、同じ趣味を持つ生徒が集まることで、友達が作りやすいのもコードアカデミー高等学校の魅力です。
実際に高校で知り合った友人とプログラミングコンテストに挑戦する生徒もおり、大人になってからも仕事の話ができる友人を作れます。
情報系の大学進学を希望する人
コードアカデミー高等学校はカリキュラムの特徴から情報系大学に進学する生徒が多いです。
そのため、授業も理系科目が中心となっており、効率よく志望校合格に向けた勉強に取り組めます。
また、進学サポートも手厚く、予備校代の割引や進路指導が受けられることから、通信制高校でも名門校に進学したいという人でも安心です。
コードアカデミー高等学校のデメリット(向いていない人)
コードアカデミー高等学校が向いていない人は、高校進学後すぐにプログラマーとして働きたい人です。
日本は学歴社会であり、比較的働き方改革が進んでいるIT業界でも、高卒プログラマーはよほどの才能がない限り安い賃金で雇われてしまいますし、そもそも長野なら高卒プログラマーを採用する企業も限られています。
そのため、将来プログラマーになるためにコードアカデミー高等学校に入学するなら大学進学を前提に入学することをおすすめします。