卒業生が語る!北海道有朋高等学校ってどんな学校? 学費や通学コース、生徒の雰囲気を解説します。

通信制高校は4月を過ぎても、途中入学(編入)が可能な学校がたくさんあります。最近は通わなくても、インターネットで学べる学校も増えてきています。どんな学校があるのか、まずはパンフレットを取り寄せて見てみましょう!

通信制高校のパンフレットをまとめて取り寄せる→


北海道有朋高等学校を卒業したかりんです。

学校の雰囲気や設備はどんな感じ?と気になる方に向けて、「卒業生の本音」をお話していきます。

学校選びの参考にしていただけると嬉しいです。

北海道有朋高等学校の基本情報

住所 北海道 岩見沢市東山8−1−1(最寄駅:岩見沢駅)
通学コース 単位制過程
通信制課程
学費 入学金0円
授業料:340円(1単位)
教材費:25,000円程度
諸納金:6,000円程度
スクーリング おおよそ週2回
7月に本校にて3日間の夏季スクーリング
12月に本校にて2日間の冬季スクーリング

公立高校としては北海道で唯一の通信制課程がある学校です。

広い北海道でスクーリングを行うのは大変ですが、基本的には道内各地にある「協力校」へ通う形です。

たまに「実施校」と呼ばれる、札幌市屯田の校舎へも行きます。

服装や髪型に規定はなく、私服で来る人や、以前通っていた高校の制服で来る人もいますし、黒髪も金髪もいる自由な学校です。

卒業は4年ですが、希望すれば3年で卒業することも可能です。

北海道有朋高等学校の通学コース


私が選択した通信制課程は、自宅学習が基本です。

学校から購入したテキストを読みつつ、「報告課題」と呼ばれるプリントに書き込んでいきます。

このプリントはほとんどが穴埋め形式で、それほど頭の良くない私でも難なくこなせました。

「報告課題」の答え合わせはスクーリングで先生が教えてくれます。

スクーリングや自宅学習を通して、レポートを完成させるのが学習の流れです。

出来上がったリポートは郵送で送り、認められれば単位がもらえます。

このレポートも、書くのがとても大変というレベルではありませんでした。

授業の内容をまとめたノートを作る感覚なので、普段から真面目にやっていればすぐ完成させることができます。

私の場合、週に1回だけ「協力校」である岩見沢東高等学校へ通いました。

有朋高校は自分で好きな授業を選ぶことができます。大学のようなイメージです。

朝が弱い人は、12時45分から始まる4限以降の授業を選んでいました。

私は毎週金曜日に地理と体育の授業を受け、授業の無い時間は空き教室で過ごしていました。

北海道有朋高等学校の設備の充実度、専門授業の質


「協力校」は普段、普通の高校として使われています。

なので、校舎の造りはよくある高校と変わりません。

しかし、「実施校」である札幌市の校舎は、有朋高校が専門に使っている校舎で、単位制課程の生徒たちが通っています。

私たち通信制課程の生徒も、月1回程度、札幌市の校舎へスクーリングに通いました。

校内は土足で入ることができ、パソコンルームや調理室、音楽室といった部屋だけ靴を脱ぎます。

1クラスの人数は30人ほどでした。

ただ全員が揃うことは無く、それぞれが受けたい授業に顔を出すため、教室には10人程度しか座っていません。

先生たちは優しく、わからないことがあれば丁寧に教えてくれました。

私は体育が苦手で、最初のうちは体育館の隅で見学しているだけだったのですが、私がみんなの輪に入れるよう簡単なレクリエーションを企画してくださいました。

ちなみに、体育が嫌いなら見学しているだけでも大丈夫です。怒られることはありません。

座学だけでなく、体育のような専門科目でも手を抜かずに指導してもらえます。

北海道有朋高等学校のイベントや学校行事


遠足や見学旅行があります。

これらのイベント・学校行事に参加すれば「特別活動」の出席日数が認められます。

遠足は何年生かによって目的地が変わるため、楽しみにしている生徒も多いです。

もちろん「集団行動が苦手」とか「学校行事にトラウマがある」という人も少なくはないため、そこは先生に相談しながらカリキュラムを組んでいくことになります。

見学旅行は関東・関西・沖縄のローテーションです。

北海道から出発するため長旅になるのですが、普段のスクーリングで会えない生徒と出会ったり、先生と一緒にご飯を食べに行ったり、修学旅行気分が味わえます。

私はもともと普通の高校に通っていて、それから有朋高校の通信制課程に転校しました。

そのため修学旅行や体育祭、文化祭といった「高校生らしいこと」へのあこがれが非常に強かったのですが、たとえ通信制課程でも存分に楽しむことができました。

ちなみに、こういったイベントに参加しても一切しゃべらず、マイペースに過ごす生徒もいます。

ほかの生徒とうまく話せなくても、それを笑う生徒も、叱る先生も有朋高校にはいません。

北海道有朋高等学校の雰囲気やいじめ


私は当初「絶対に友達は作らない」と決めて有朋高校に入りました。

友人関係のトラブルで、ひどく落ち込んだ経験があったからです。

そのため最初は誰とも話さなかったのですが、浮くことはありませんでした。

スクーリングのあいだじゅう寝ている人もいます。

授業が始まる直前に教室へ入り、終わったら走って帰っていく人もいました。

しばらくして、よく顔を合わせる生徒たちとお弁当を一緒に食べるようになりました。

ちょっとオタクっぽかったり、ギャルっぽかったりと見た目はバラバラなのですが、普通の高校より団結力は強いです。

通信制課程の生徒はいろいろな事情を抱えている人が多いため、仲間意識が強いのです。

いじめもありませんでした。

そもそも、ほかの生徒と毎日合うわけではないため、いじめるネタも無いのです。

スクーリングはいつもまったりした空気でした。

北海道有朋高等学校の卒業後の進路


卒業後は一般入試で4年生大学へ入りました。

有朋高校に在籍しているとき、国語が一番得意だったため、文学部を選びました。

大学を受験すると決めたら、進路指導担当の先生が親身に話を聞いてくれます。

自分の成績などを加味して、一緒に進学先を考えてくれるので助かりました。

周りの生徒は、就職するよりも進学する人のほうが多かったです。

すでに就職していて、仕事をしながら有朋高校へ通っている人もたくさんいたので、卒業後はそのまま社会人として働くという生徒も見かけました。

とりあえず高卒の資格を得て、やりたいことを探すという友人もいました。

どの進路を選ぶにしろ、先生方が相談に乗ってくれるので安心できます。

ほかの生徒たちと進路について話し合うこともあり、心強かったです。


朝学校へ行き、夕方帰宅するという、いわゆる一般的な高校生活が窮屈に感じる人にオススメです。
有朋高校は自分の自由な時間をたくさん確保できます。

私は授業の無いときにアルバイトをしていたので、大学進学のための資金をたくさん貯めることができました。

ただ、自分に甘い人はちょっと難しいかもしれません。

カリキュラムがあるとはいえ、自宅学習をサボってしまうと、卒業が遠のきます。

「やるときはやるけど、自分の時間を大切にしたい」という人は、ぜひ有朋高校への進学を考えてみてくださいね。

通信制高校には一般の高校のような受験はありませんが、受け入れ生徒数が決まっているところもあり、募集要項や入試の内容はいち早く取りよせておかないと、後々焦ることも。入学するしないに関わらず、パンフレットだけは早めに取り寄せましょう!


 

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