今治精華高等学校の学費
73,000円~/年間
今治精華高等学校は、2003年に四国初の広域通信制課程を開校しました。広域通信制高校のため全国どこからでも入学が可能で、専門高校からの転編入もできます。愛媛県に本校を構え、県内を中心として各地に学習拠点があり、所属校によってスクーリングスタイルも違ってきます。
・登校パターンに幅がある
・学校行事が楽しめる
・自然に囲まれた環境
全日制の登校パターンに馴染めなかった人も、今治精華高等学校でなら自分に合ったスタイルが見つかるかもしれません。
今治精華高等学校の通信制ってどんな学校?
住所 | 愛媛県今治市中日吉町2丁目1番34号 |
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スクーリング | 週1~4日 |
通学コース | 集中スクーリング+平日スクーリング、週2日登校コース、週4日登校コース、在宅コース、週1日登校コース、一般コース、大学受験コース、不登校生サポートコース |
キャンパス所在地 | 愛媛県今治市、西条市、四国中央市、松山市、宇和島市、高知県高知市 |
学校URL | https://correspondence.imabariseika.ac.jp/ |
今治精華高等学校の特徴・通学コース
今治精華高等学校の通信制課程は、愛媛県に5校、高知県に1校の学習拠点があります。
そのほか、全国各地に学習支援センターを配置しており、学習塾・予備校といった施設を利用して指導を受けることができます。それぞれの拠点ごとに選べる通学スタイルなどが違います。
今治精華高等学校では、
●今治本校
・集中スクーリング+平日スクーリング
●西条学習センター・四国中央学習センター
・週2日登校コース
・在宅コース
●松山学習センター
・週2日登校コース
・週4日登校コース
・在宅学習コース
●宇和島学習センター
・週1日登校コース
・在宅コース
●学習支援センター
・一般コース
・大学受験コース
・不登校生サポートコース
といったコースが用意されています。
学習拠点やコースに関わらず、数多くの特別活動が実施されていることも今治精華高等学校の特徴です。特別活動には、遠足、修学旅行、ボルダリング、工場見学などがあります。ほかの生徒との交流などを通して、主体性・協調性・社会性を身につけることができ、高校生活の思い出を作ることもできるでしょう。
集中スクーリング+平日スクーリング
今治本校では、全日制の高校のように教室や体育館などでスクーリングを受けます。
スクーリングは夏期(7月下旬)と冬期(12月下旬)に集中して実施され、夏期のみ・冬期のみ、もしくは夏期と冬期に分けて出席することができます。
集中スクーリング以外にも平日スクーリングがあり、レポート指導が受けられます。遠方からの生徒などには、テレビやラジオ等を視聴すれば出席回数の一部が免除される制度もあります。
週2日登校コース
西条学習センター・四国中央学習センター・松山学習センターでは週2日登校コースが実施されています。西条学習センター・四国中央学習センターの場合、A、B、C、Dの4コースから登校時間が選択できます。
松山学習センターの場合はさらに月・水登校コースと火・木登校コースに分かれ、A~Hの8コースから登校日・時間を選べます。受講科目に応じて、「NHK高校講座」の視聴・報告書の提出が必要となります。
週4日登校コース
松山学習センターの週4日登校コースでは、月~木曜日の週4日登校します。午前・午後の時間帯でコースが分かれています。
週1日登校コース
宇和島学習センターの週1日登校コースでは、週1日4時間の授業が実施されています。受講科目に応じて、「NHK高校講座」の視聴・報告書の提出が必要となります。
在宅コース
普段は自宅学習としてレポートに取り組み、年に約10日間の集中スクーリングを今治本校で受講します。
今治精華高等学校の学費情報(2023年度)
今治精華高等学校(通信制課程)の学費は以下のようになっています。
入学金 | 30,000円 |
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授業料 | 250,000円(25単位取得時/就学支援金対象) |
施設設備費 | 20,000円 |
教育運営費 | 20,000円 |
諸費 | 3,000円 |
就学支援金 | ▲250,000円 ※世帯年収590万円未満 |
初年度学費 | 73,000円※就学支援金適用時 |
*その他、実費で教材費(年間10,000円程度)、特別活動参加費(参加する行事による)がかかります。
就学支援金の適用で授業料は最大全額免除に
今治精華高等学校は国の就学支援金制度の対象です。制度を利用することで、都道府県民税所得割額と市町村民税所得割額(保護者の合計)に応じて、就学支援金が支給されます。
就学支援金支給額の目安
年収590万円未満相当:10,000円×単位数
年収590万円~910万円未満相当:4,812円×単位数
年収910万円以上相当:0円
支給対象の上限は74単位(履修単位数)となっています。74単位以上の習得が卒業条件であるため、世帯年収590万円未満の場合、基本の授業料が最大全額免除となるケースも考えられます。また、年間の上限支給対象単位数は30単位、上限支給期間は4年間(48ヶ月)と決められています。
今治精華高等学校の偏差値・入試情報
今治精華高等学校の通信制課程では、入学に際して基本的に学力試験は行われておらず、偏差値という基準もありません。
入学までの流れ
入学・転編入学を希望する生徒は、まず個別相談会・学校見学会に参加し、出願(転編入は随時受付)といった形になります。その後、新入学生は出身中学校長宛に、 転入・編入学生は志願者宛に合格通知が届くので、受講申込や学費振込といった入学手続きをします。
出願のために準備するもの
出願には以下の書類が必要となります。
・入学願書
・新入学調査書
・PRカード
・転学照会・在学証明書(転入の場合)
・転入学・編入学調査書(転入・編入の場合)
・科目別履修状況証明書(転入・編入の場合)
このうちPRカードは、今治精華高等学校通信制課程への入学志望理由や、将来の夢、今までで一番楽しかった思い出などについて、志望者本人が必ず記載しなければなりません。記入欄も数行にわたっているため、事前に書くことを準備しておきましょう。
今治精華高等学校の通信制が向いている生徒/向いていない生徒
今治精華高等学校の通信制課程が向いている生徒
今治精華高等学校の通信制課程は、
・長期欠席経験のある生徒
・高校を中退している生徒
・自然に囲まれた場所でのびのびと勉強したい生徒
などに向いているといえます。
多様な通学コースが用意されているため、毎日学校に通うのは辛いと思っている人でも、自分のペースで授業を受けることができます。また校外での特別活動も充実しているため、勉強だけでは息が詰まると感じる人にもおすすめです。
今治精華高等学校の通信制課程が向いていない可能性のある生徒
・課外活動が苦手
・集団行動はなるべくしたくない
といった生徒にはあまり向いていないかもしれません。今治精華高等学校の通信制課程では、特別活動に30単位時間以上出席することが卒業の条件となっています。参加しないと卒業ができないので、どうしてもやりたくない人は入学について再考したほうがいいでしょう。