卒業生が語る!愛知県立 刈谷東高等学校 通信課程ってどんな学校? 学費や通学コース、生徒の雰囲気を解説します。

通信制高校は4月を過ぎても、途中入学(編入)が可能な学校がたくさんあります。最近は通わなくても、インターネットで学べる学校も増えてきています。どんな学校があるのか、まずはパンフレットを取り寄せて見てみましょう!

通信制高校のパンフレットをまとめて取り寄せる→


愛知県立刈谷東高等学校通信課程を卒業したsiroです。

学校の雰囲気や設備はどんな感じ?と気になる方に向けて、「卒業生の本音」をお話していきます。

学校選びの参考にしていただけると嬉しいです。

愛知県立 刈谷東高等学校の基本情報

住所 愛知県刈谷市半城土町三ツ又20(最寄駅:JR野田新町駅)
通学コース 昼間定時制
夜間定時制
通信制
学費 入学金:500円
授業料:約7,000円
諸経費:約40,000円
スクーリング 月に2~3回、日曜日

愛知県刈谷市にある県立の高等学校です。

全日制普通科はなく、定時制と通信制の2つの教育課程があります。

また、定時制は昼間定時制課程と夜間定時制課程に分かれています。

通信制課程の修業年数は3年以上ですが、正規のスクーリング以外に、補充面接指導に出席することなどにより3年で卒業することもできます。

愛知県立 刈谷東高等学校の通学コース


わたしが選択したのは通信制課程です。

15歳から70歳代までの幅広い年齢層の人たちが通っています。

決められた時間数スクーリングに出席してレポートを提出し、定期考査に合格することにより高等学校修業に必要な単位数を満たせば卒業することができます。

わたしは当時、昼間はアルバイトをしていましたので、仕事が終わって夜自宅で、教科書と学習書を使ってレポートを作成しました。

教科ごとにレポートの提出枚数が決まっています。

1枚の教科もあれば2枚~3枚提出するものもあります。

レポートはそれぞれ提出期限があり、大体週に2通~3通で年間に約60通提出します。

そして月に大体2回~3回、主に日曜日に面接指導を受けに通学します。

刈谷東高等学校には分校はありませんので、刈谷市にある本校でスクーリングを受講します。

面接指導日は午前8時50分から昼食や掃除などをはさんで、午後3時35分まで6時間の授業を受けます。

そして年に2回ある定期考査を受けます。

わたしは3年で卒業できるコースを取っていましたので、2年目からは補充面接指導を受講するために、平日にも年間で数日通学しました。

愛知県立 刈谷東高等学校の設備の充実度、専門授業の質


1969年に設立された学校ですので、校舎は決して新しくてきれいとは言えませんし、最新の設備なども特にない、いわゆるどこにもある普通の公立高校のキャンパスとさほど変わりはないと思います。

教室の広さも同様で、1クラスあたりの生徒数は約30人~40人です。

クラスの数はその年にもよると思いますが、わたしが通っていた当時は3クラスほどだったと思います。

専門の授業というものは特にありません。

先生方はとても熱心に指導してくださる先生もいれば、とりあえずレポートをきちんと作成し、期限までに提出しさえすれば良いという先生もいました。

いろいろな考えの先生がいるのは、通信制の学校でも全日制の学校でも同じではないかと思います。

幅広い年齢層の生徒がいて、中には定年退職した後に入学されるような方もいますので、授業は決して難しくはありません。

先生方もそれらの事情を考慮して解り易く教えてくださっていると思いますし、特に英語と数学に関しては、中学3年間の復習から始めてもらえます。

愛知県立 刈谷東高等学校のイベントや学校行事


学校行事には体育大会と文化祭があります。これらは基本的に全員参加です。

わたしは卒業の年に自由参加のスキー合宿に初めて参加しました。

2泊3日の合宿でバスに乗って御嶽山に行きました。

スキーは初めてではなかったので、中級者用のコースを自由に滑っていましたが、まったくの初心者や希望者は初級者対象の教室に入って教えてもらうこともできました。

夜は先生方も交えてみなで宴会をして楽しかったです。

わたしが特に印象に残っていて楽しかった思い出のあるのはクラブ活動です。

入学した1年目のときの担任の先生が、以前ご自分が通っていた英会話学校のアメリカ人の先生を、英会話クラブの講師として招いてくれて、3年間その先生に英会話を教わりました。

一番人気のあるクラブで生徒数も多く、1クラス分くらいの人数がいました。

アメリカ人講師の授業も英文法などではなく、ひとりひとりが順番に会話できるような内容を、毎回毎回工夫して考えてきてくれて、みなでとても楽しみながら英会話クラブを続けることができ、学校生活の中で一番楽しかった思い出として残っています。

愛知県立 刈谷東高等学校の雰囲気やいじめ


学校全体の雰囲気もクラスの雰囲気もとても良かったと思います。

中学を卒業してすぐ入学してきた生徒もいれば、定年退職してやっと時間ができたからといって入学してきた生徒もいました。

それだけの年齢幅がありながらも、不思議とまったく違和感などはありませんでした。

若い人たちは年配の人たちを敬い、時には一生懸命勉強を教えてあげたりしていました。

また年配の人たちは若い人たちに仕事のことなど、いわゆる人生経験に基づいたアドバイスなどをしてあげたりしていました。

クラス内にいじめなどはありませんでした。

わたしも最初はどんな人たちがいるのかとても不安でしたが、すぐに仲の良い友達が何人もできました。

同じ地元の人がクラスにいて、スクーリングに行くときは一緒に車に乗せてもらって通学したり、3年間を通してとても安心して楽しく通えました。

愛知県立 刈谷東高等学校の卒業後の進路


通学していた当時にアルバイトしていたところは辞めて、卒業後はある企業に就職しました。

契約社員としてですが、ある程度安定した職につくことができました。

実はアルバイトを辞めて会社に就職しようと思ったきっかけになったのは、高校に通っていた2年目の担任の先生から、卒業したらまずは安定した収入を得て、安定した生活をするように努力しなさいとアドバイスをいただいたからです。

とても熱心な先生で在校時は苦手なタイプの先生でしたが、今思うと大変ありがたいアドバイスをしていただいたと感謝しています。

学校のカリキュラムや授業は直接進路には関係しませんでしたが、3年間努力して卒業したという自信が後の人生に大きな影響を与えていると思います。

わたしはクラスメートより1年早く卒業し、その後の交流はごく限られているので、他の人たちの卒業後の進路は多くは分かりませんが、わたしが知る限りでは入学前と変わらず、同じ職場に勤めている人が多いと思います。


通信制課程は、月に数回のスクーリングがあるとは言え、基本的には自宅等でひとりで教科書や学習書を使って勉強し、決められた期日までにレポートを提出しなければなりません。

そのことからも、やはり修業するのはとても大変なことだと思います。

自己管理がしっかりできて、最後まで成し遂げることのできる強い意志が必要だと思います。

それでも卒業後の具体的な目標を持って、クラスメートと学校以外でも一緒に勉強したり塾に通うなど、ひとりで挫折しないような環境を作ったり、方法を工夫することできっと乗り越えられると思います。

なによりも成し遂げたことでできる自信は、その後の人生をより充実した豊かなものにしてくれると思いますので、ぜひがんばってもらいたいと思います。

通信制高校には一般の高校のような受験はありませんが、受け入れ生徒数が決まっているところもあり、募集要項や入試の内容はいち早く取りよせておかないと、後々焦ることも。入学するしないに関わらず、パンフレットだけは早めに取り寄せましょう!


 

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