福井県立道守高校の学費
40,000円〜/年間
※就学支援金適用時の金額
※住所を入力すると通学県内にある学校高校の資料をまとめて請求できます。

こんにちは!福井県立道守高校の通信制を卒業したひなこです。
学校の雰囲気や設備はどんな感じ?と気になる方に向けて、「卒業生の本音」をお話していきます。
学費情報や偏差値についてもまとめました。学校選びの参考にしていただけると嬉しいです!
失敗しない通信制高校選びのコツ


通信制高校選びに失敗した生徒の口コミをみると、「学校の雰囲気が自分にはあわなかった」「不登校や発達障害があるのに、サポートのない学校に入って苦労した」といった声が目立ちます。
通信制高校は、自学自習が基本の学校から、不登校や大学受験などのサポートに力を入れている学校まで様々。学校選びに失敗しないためには、「自分が住んでいる地域にどんな学校があるのか」を正確に把握することが大事です。
まずは通学圏内にある学校資料をまとめて請求・比較するところからはじめましょう。


*資料請求をしたあとは、気になる学校の説明会に参加してみましょう。学校の雰囲気を知ることで生徒も安心しますし、入学後に後悔することも少なくなります。
*学校によっては「出願には説明会の参加が必須」としているところもあります。資料は早く取り寄せ、募集要項は確認しておきましょう。
福井県立道守高等学校ってどんな学校?


学費 | 40,000円-45,000円程度 *就学支援金適用時 |
スクーリング | 月3~4回(日曜日)、年間約30日 ※日曜以外に月曜スクーリング (月3~4回)を実施し、 三修と未修得科目の対応をしています。 |
開講コース | 通信制普通科/定時制(昼間・夜間) |
入学時期 | 4月、10月 |
本校所在地 | 福井県福井市若杉町35−21 (最寄駅:JR福井駅) |
福井県立道守高等学校は、福井県にある公立通信制高校です。周辺には中学校や住宅地、運動公園、田んぼ等があるのどかな雰囲気の学校です。
1971年に現校名である道守高等学校を定時制・通信制の教育モデル校として開校し、今年には50周年を迎えます。
学校の建物は生徒数に比べるとやや大き過ぎる印象を持ちましたが、中は整備されていて過ごしやすく、修繕もされているので特に不自由な感じはしませんでした。
非常に生徒の年齢層が広くて、全日制高校では体験できない事ができました。
福井県立道守高校の学費


福井県立道守高校の学費は、授業料の他に教科書・学習書、体操服や靴代などを含めて【40,000~45,000円/年】となります。
これとは別に、協力校や本校に行くときの交通費がかかります。通信制高校といっても、完全に通いのない学校はありません。国が単位取得で必要と認める日数は学校に行く必要があるため、なるべく近くに本校・協力校があるかは事前に調べておきましょう。
福井県立道守高校に偏差値はある?





通信制高校は希望をすれば誰でも入学することができるので「偏差値」と呼ばれる基準はありません。
入学願書は本校で交付されます。出願期間は令和3年3月10日~3月12日ならびに3月23日~3月24日と受け付け期間が短めです。
選考は書類と面接で行われます。
募集定員は120名です。基本的に希望者は受け入れてもらえますが、申し込みが多数あった場合は落ちる可能性があるかもしれません。
通信制だからといって油断せず、面接では学習意欲を面接官に伝えましょう!
福井県立道守高等学校の授業内容・時間割





私は通信制に通っていたので、月に2度程度日曜日にスクーリングを受けて、他の日にレポートを提出して単位を得るというスタイルでした。
登校する日数が少ない事が魅力に感じて入学したので、毎日登校するのが厳しい方におすすめです。
レポートは教科書を見れば大抵できますが、中にはサッパリわからないものもあり、何度も再提出が必要だったのでとても簡単と言うものではありません。
また、レポートの提出期限が厳しかったのできちんと把握しないと単位が取れません。
通信制だからと言って難易度が低いわけではなく、全日制や定時制と同じ教科書を使い同じレベルの学力が求められます。
時間割はホームルームが若干遅めの9:10に始まり、授業は16:00に終わります。
昼休みが50分程あり隣のドラッグストア等でパンを購入したり、バイクで来ている方は家に帰って食べたりしていました。(学校に申請すればバイク通勤が許されます)
校則らしい校則も無く自由でのんびりと過ごせますが、普段登校しない身としては1日中ずっと学校で授業を受けるの退屈で少し苦痛に感じたりもしました。
福井県立道守高等学校の設備・学習環境はどう?





学校の内装は一般的な高校とそう変わりがありません。
JR福井駅前からスクールバスが出ているので、福井市外から通ている生徒は多く利用していましたが、たまに何の前触れも無く今日はバス中止という時もあり、そういう時は市バスを利用しました。
設備は教室数が多く美術室や体育館などの教室も多くあり備品も充実していました。
教室は生徒数がそれほど多くない事もあり広かったです。
1クラス当たりの人数は入学当初は20人×2クラスありましたが、途中から中退者や学校に来なくなる方が結構いたので、最終的には1クラス12,3人程度となりました。
先生はそれほど口うるさくもありませんが、親身に相談に乗ってくれたり授業で分からない点を根気よく教えてくれる良心的な方が多かったです。
特に私は数学が苦手だったのですが、カリキュラムとは別に問題集を下さり、これをすれば平常点として見てくれました。
福井県立道守高等学校のイベントや学校行事





道守高校は文化祭や希望する方は修学旅行もあり、部活動も大会に出たりしていたので、楽しむ気があれば楽しいです。
私の場合は前回通っていた学校の単位がプラスされていたので学校行事などには参加しませんでした。
単位さえ足りていれば絶対に参加しなければならない、と言う訳ではなくそこは気楽なので、他人とのコミュニケーションが苦手でイベントも好きではない方も安心できます。
在学中にはイベントには参加しませんでしたが、卒業して数年経った時に同窓会に行った時は、様々な年代の卒業生の方が集い和やかな雰囲気でしたので、イベントもアットホームで緩く、マイペースで楽しめます。
同窓会も年配の女性の方が家で漬けたお漬物を配っていたりとどこか暖かな感じで、皆さん気さくに話しかけてきてくれました。
クラスの友人の話を聞く限りでは、他の全日制高校の様に変に真面目で厳しい雰囲気でもないので、行きたかったら行き、帰りたくなったら帰るという自由なものです。
福井県立道守高等学校にいじめはある?学校の雰囲気について





年間で30日程度も行かなくてはならないため、当然スクーリング雰囲気は気になりますよね。クラスの雰囲気は良くて、皆さんフレンドリーに話しかけてきてくれました。
全日制高校にありがちな派閥やグループなどが無くとても過ごしやすかったです。幅広いタイプの人が集まっているのでグループを作りにくかった、ということがあったのかもしれません。
高校生の年齢の方、中学生の娘がいるお母さん、年配の方など、年齢の垣根は無かったです。
ヤンキー系の生徒もいましたがいわゆる普通の真面目な生徒もいました。そのヤンキー系の人もいましたが、いじめは私が知る限りではありませんでした。一見すると怖そうな感じの人でも意外と優しくて真面目だったりと人を見た目だけで判断してはいけないという事が身をもって学べました。
母親になっている方や年配の女性は面倒見が良くていろいろ教えて下さいました。一度、下駄箱に入れておいた靴が無くなるという事がりました。(その後靴は返ってきました)
教員の方の話では、窃盗が結構あるとの事だったので、余分な金銭や高価なものは持って行かない方が良いかもしれません。
福井県立道守高等学校 卒業後の進路





私は卒業後は今までやっていたアルバイトを継続したので、これと言った進路についての活動はしていませんでした。
他の生徒の方も既にお仕事をされている方が多かったので、あまり進路についての話はされなかったです。
働いてみたものの、やはり高卒の資格が欲しいから来たという感じの方が多い学校だったので、進学をされる方は少なく、学校の授業も受験に備えられるものではありませんでした。
中には元々学力の高い方が居て大学に進学した方も居たり、高校生の年齢の方はその後専門学校に入学したりしていました。
大人の年代の方はほとんどお仕事をしていましたが、中には精神疾患などで高卒の資格を得てその後の進路は成り行きに任せゆっくり考える、と言う方もいらっしゃいました。



高校を中退してしまった方も無理なく高卒の資格が取れるので、不登校になってしまったりと不本意な形で中卒になってしまった生徒にもおすすめです。
逆にこの学校からステップアップして良い大学に行きたい、といった方には授業の内容がきっと物足りないので別の学校を検討した方がよいでしょう。
幅広い年代の方が居るので、社会勉強ができて全日制高校には無いアットホームさがあります。
失敗しない通信制高校選びのコツ


通信制高校選びに失敗した生徒の口コミをみると、「学校の雰囲気が自分にはあわなかった」「不登校や発達障害があるのに、サポートのない学校に入って苦労した」といった声が目立ちます。
通信制高校は、自学自習が基本の学校から、不登校や大学受験などのサポートに力を入れている学校まで様々。学校選びに失敗しないためには、「自分が住んでいる地域にどんな学校があるのか」を正確に把握することが大事です。
まずは通学圏内にある学校資料をまとめて請求・比較するところからはじめましょう。


*資料請求をしたあとは、気になる学校の説明会に参加してみましょう。学校の雰囲気を知ることで生徒も安心しますし、入学後に後悔することも少なくなります。
*学校によっては「出願には説明会の参加が必須」としているところもあります。資料は早く取り寄せ、募集要項は確認しておきましょう。