
通信制サポート校「中央高等学院」の池袋キャンパスを卒業した栗田です。
学校の雰囲気や設備はどんな感じ?と気になる方に向けて、「卒業生の本音」をお話していきます。学校選びの参考にしていただけると嬉しいです。
中央高等学院(池袋校)ってどんな学校?


住所 | 東京都豊島区東池袋1-12-8(最寄り駅:JR池袋駅から徒歩3分) |
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学費 | 中央高等学院の学費詳細はこちら |
通学コース | ライフサポートコース 通信制高校サポートコース 高卒認定試験コース 大学入試コース 社会人コース 中学生コース 介護福祉就職コース |
スクーリング | カリキュラムによる |
キャンパスURL | https://chuos.com/school/ikebukuro/ |
中央高等学院は、ひとりひとりの生徒の個性を受け入れようと努めてくれる学校です。
生徒の相談に親身に乗ってくれたうえで、どのようなコースを選択し、どのようなカリキュラムを組めば良いかをアドバイスしてくれます。
中央高等学院(池袋校)の授業内容・時間割



このコースは、毎日学校に通学する必要はなく、自宅での勉強と学校への通学を併用しながら勉強を進めていき、3年間で卒業できるコースとなっています。
私の場合は、通学する日数は週に1日でした。
私は高校に通うことが馴染めず、一度、普通科高校を中退した経歴がありました。
そのため高校に通うという点についてはトラウマが消えなかったため、入学ガイダンスで担任教諭に相談したうえで、週に1日に通学するのみで、その他は自宅で学習するというカリキュラムを組んでもらいました。
学校に登校した日の授業のカリキュラムは、対面で教わったほうが上達する英語と、苦手としていた数学、そして科学と人間生活という科目の3つの授業構成となっていました。
なお、この学校は1時限目のスタートが午前10時です。一般の高校と比べると1時間遅くなっています。
このため、朝が辛い生徒には、やさしい授業編成となっています。
そして2コマの授業だけで午前は終了し、昼食をはさんで午後1時から3時限目が始まります。
中央高等学院(池袋校)の設備・学習環境はどう?



通信制高校は、私のように高校を中退している人間や、中学時代から不登校を続けてきた人が通っている学校です。
このため、例えば英語の授業ならば、本来ならば中学で習うレベルの英単語や英文法をメインに扱って授業を進めていました。
そのため、習熟度の高い生徒にとっては退屈な授業と感じられたのかもしれません。私にとっては、自分のレベルとぴったり合うと感じていました。
先生の特徴としては、情熱的な感情を前面に押し出してくる方がいたり、温和な性格でひとりひとりの生徒を気遣うタイプの方もいました。
この点は、普通の高校とは異なり、生徒に対してはフレンドリーでした。
キャンパスの内装は、白い色で統一されていました。なおかつ外から日光が室内に入りやすいように設計されていました。
このため、学校にいるときは暗い気持ちに襲われずに済みまあす。太陽の光を浴びていると、人間は明るい気持ちを持つのだと感じることができました。
また、教室の広さは普通の高校よりもやや狭い程度で、約30名が座れる広さとなっていました。
このキャンパスの特徴は、自習スペースがオープンスペースとなっていることや、職員室が受付にあり、オープンスペースとなっている点です。
どこでも誰でもが、自由にコミュニケーションをとれるように設計上、配慮がされていました。
中央高等学院(池袋校)のイベントや学校行事



中央高等学院(池袋校)では、大きなイベントは毎月のように開催されます。
普通の高校のように4月には入学式がありますし、5月にはディズニーランドへの遠足がありました。
また、7月には修学旅行がありました。
他にイベントとしては、ボウリング大会や冬にはスキー教室もあり、イベントは充実していました。
しかし、クラスメートとは普通の高校のように毎日顔を合わせてワイワイガヤガヤと学校生活を過ごしているわけではなく、それぞれ一人一人の生徒は、通学ペースが異なります。
毎日通学してくる生徒がいれば、週に1日しか通学しない生徒もいるため、普通の高校とは異なり連帯感は乏しいのが実情です。
それに、生徒ひとりひとりには、後ろめたさがあったり、さまざまな事情により通信制高校に通学しているのです。
そのため、積極的に友達を作る生徒もいますが、お互いに一定の精神的な距離感を置きつつ、イベントを楽しむ生徒のほうが多かったです。
そして、3月に卒業式が開催され、単位を取得した生徒は卒業していくのでした。
中央高等学院(池袋校)にいじめはある?学校の雰囲気について



いわば社会のレールから一度脱線した人間が通っている学校です。このため入学当初のクラスの雰囲気は、生徒同士がどこかよそよそしいものがありました。
そして、一方では「自分たちは社会のレールから脱線した人間だよな」という気持ちをお互いに抱くような雰囲気も漂っていました。
そのため、例えば教室の入り口などで生徒同士がぶつかりそうになると、お互いに道を譲って「どうぞどうぞ」という態度で遠慮をしていました。
生徒のなかには、いわゆる尖った生徒もいましたがごく少数でした。それに尖った生徒も他の生徒と徒党を組もうとはしませんでした。このためクラス内にいじめは発生しませんでした。
中央高等学院(池袋校) 卒業後の進路



大学の通信課程ならば、入学試験は簡単な論文で済むのです。
そして大学の通信課程は通信制高校よりも自由度が高く、自宅でレポートを書いて大学に郵送で提出し、試験に合格さえすれば単位を取得できるのでした。
年に数回、スクーリングに出席する必要はありましたが、大学へ出向いたのは4年間で2回で済みました。
私の場合は、通信制高校での授業やカリキュラムは、私の進路については強い影響はなかったです。ただ、高卒資格を取得することができたため、大学に進学することができたというメリットがありました。
そして私は大学卒業の資格を得ることができたのです。
なお、通信制高校の私の同級生のなかには、大学受験に合格して昼間の大学に進学した人もいました。
一方では、高卒資格を得るとすぐに就職した人もいました。また、どうしても組織に馴染めないということでフリーターとなった人もいます。
中央高等学院(池袋校)を検討する生徒へ



私のように一度高校を中退してしまっても、再度チャレンジできるのが中央高等学院です。
しかも毎日通う必要はありません。私のように週に1日の通学でも問題ありません。
週に何日通うかの選択肢は、あなた自身にあります。自分の気持ちに対して無理をする必要はありません。
一度挫折してしまったけれども、なんとか高卒の資格を取りたいという人には、最適といえる学校です。
失敗しない通信制高校選びのコツ


通信制高校選びに失敗した生徒の口コミをみると、「学校の雰囲気が自分にはあわなかった」「不登校や発達障害があるのに、サポートのない学校に入って苦労した」といった声が目立ちます。
通信制高校は、自学自習が基本の学校から、不登校や大学受験などのサポートに力を入れている学校まで様々。学校選びに失敗しないためには、「自分が住んでいる地域にどんな学校があるのか」を正確に把握することが大事です。
まずは通学圏内にある学校資料をまとめて請求・比較するところからはじめましょう。


*資料請求をしたあとは、気になる学校の説明会に参加してみましょう。学校の雰囲気を知ることで生徒も安心しますし、入学後に後悔することも少なくなります。
*学校によっては「出願には説明会の参加が必須」としているところもあります。資料は早く取り寄せ、募集要項は確認しておきましょう。