2月の受験シーズン前に、1月末はどの通信制高校も、説明会やオンラインでの個別相談会が活性化しています。「入学には説明会参加が必須」という学校もあるので、入学願書はすぐにでも取り寄せて確認しましょう。

*早い学校は、翌日には願書や説明会資料が届きます。家族で話し合う時間が取るためにも、複数校の資料を取り寄せて検討しましょう。
新潟県立新潟翠江高等学校を通信制で卒業したヒコです。
学校の雰囲気や設備はどんな感じ?と気になる方に向けて、「卒業生の本音」をお話していきます。
学校選びの参考にしていただけると嬉しいです。
新潟県立新潟翠江高等学校の基本情報
住所 | 新潟県新潟市西区金巻1657番地 高速バス 鳥原バス停下車 徒歩20分 バイク通学可能 |
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通学コース | 通信制 定時制 |
学費 | 入学金:500円 授業料:330円/年(1単位) 教科書代:約20000円 生徒会費:1800円 諸経費:約5000円 |
スクーリング | 月2回 (土曜日・日曜日のいずれか) |
通信制と定時制の過程がある高校です。
通信制としては珍しく公立高校なのでなんといっても学費が安いです。
他の学校も見学に行ったのですが制服なども特別買う必要もなく、編入や大人になってから高校卒業の資格をとるのに通う人も多く年齢の幅も広めです。
新潟県立新潟翠江高等学校の通学コース
通信制課程は基本的に自宅でレポートをやり期限までに郵送で提出する、月に2回ほどあるスクーリングに出席する、定期試験を受ける。
この三つが卒業に必要な主なことになります。
レポートは基本的にはプリントのような物が多くそれを全部書いて提出するとABCDE五段階で評価がついて返ってきます。
高評価な方がもちろんいいのですがCになるまで何度も提出します。
教科書なども勿論見ながらでよいので基本的に難しいことはないです。
スクーリングは普通高校の授業なようなものです。
ただ違うのは月に2回ほどしか学校に通う必要がなくそれが土日であること、自分で単位の設定ができるところです。
卒業までに必要な単位数(74単位)で大学のように年間の初めにとる授業の選択をして、自分がとっている授業を設定されている時間数以上年間で受けることが必要になります。
必要学習時間数はその科目によってそれぞれです。
土曜日と日曜日で全く同じ授業をするのでどちらかに出席するので構わなく平日に行うことはないので社会人の方なども多く通われていました。
体育なども普通にありました。
定期試験は基本的に普通高校の試験と変わらないですが前期と後期の2回しかありません。
科目によって違いますが私の時は前期と後期合わせて80点程度を取らないと単位が貰いにくくなるというかんじでした。
普通高校でも赤点は40点程度からなのであまり差もなく、難易度がとても高い問題がある訳でもないので普通にしていれば問題なくこなせるかんじです。
新潟県立新潟翠江高等学校の設備の充実度、専門授業の質
定時制で平日授業しているくらいなのでいたって普通の高校と変わらない校舎ですがどちらかといえばきれいめなのかなと思います。
基本的に夏場はクーラーがついている教室が多いのでそこそこに快適な環境で授業は受けられると思います。冬も暖房ついてます。
女子トイレはタイルでなく廊下と変わらない感じなので清潔感がありましたし、基本的に掃除も行き届いていて問題を感じませんでした。
教室としては定時制の生徒が普段使っているクラス教室と他にも色々な教室を使って授業を受けます。
沢山の人がとっている授業をやる教室はとても広く、80人以上は座れそうな設備だったのには初めて見た時はびっくりしました。
先生方は過剰にこちらに踏み込んでくることもないですが困ったことなどがあれば力になってくれますし、質問すればなんでも親切に教えてくれます。
テストが近くなると職員室にイスなどを持ち込み色々とわからないところを教えてもらいましたしそういった生徒は多かったと思います。
新潟県立新潟翠江高等学校のイベントや学校行事
運動会や文化祭もありました。
運動会は体育館で行いましたが基本的な高校でやるものより強度は低めで誰でも参加できるような内容になっていました。
年齢層がとても広くそれこそ50代くらいの人もいたのでそうなっていたのかと思います。
文化祭は選択授業でとっているものを発表したり、屋台が出たりしました。
普通高校でやるクラスごとの出し物や店などはありませんでした。
あとは入学式、卒業式などもありました。
編入ではいる生徒なども多くクラス数がとても三年間で増えます。
普通と変わっているなと思った点は卒業生代表などが30代のママさんだったりするところでしょうか。あとはやはりこちらも簡易的でした。
でもしっかり卒業生を送る会などが式の後にあったり気遣いなどは感じられて嫌な感じはしませんでした。
校外授業では専門学校のオープンスクールに参加したり、ボーリングがあったりしました。
それに参加してレポートを提出すると授業時間数何時間か分になったりしたり、オープンスクールなどは進路などを考える機会にもなったので参加してとてもよかったと思います。
新潟県立新潟翠江高等学校の雰囲気やいじめ
私もそうだったのですが途中で編入してくる人も多く、前の学校で問題を起こした人、イジメにあった人、家庭の事情や大人になって会社に通っていて必要と感じたからなど本当に沢山の人がいました。
正直周りとの繋がりは薄く自分でもくもくと授業をうけるといった環境に近いです。
服装や頭髪何もかもに制限がないので派手な人が多かったしとても自由でしたが、そういった環境だからなのかイジメは全くありませんでした。
まずそこまでに発展することがないです。
意外とみんなフレンドリーなので体育など授業が一緒になるとヤンキーとおじさんがペアを組んでいたり(笑)
私自身も編入で一年しか通わなかったのにとても沢山の人とお話しができて年齢や男女問わず友達もできました。
新潟県立新潟翠江高等学校の卒業後の進路
私はフリーターを在学中から続けて上京しました。
学校生活を送る上で自由な時間が普通の学生より増えとても沢山の考える時間、働く時間ができたことは自分の人生に深く影響したと思います。
あとは自主性を養うこと。基本的にレポートなど期限があるけど早いに越したことはない、最初はギリギリだったのも最後は前倒しで提出できるようになりました。
いつもいい加減でどうしようもなかった私でしたが高校をちゃんと卒業できた事はとても嬉しかったです。
友人なども年上だった方は在学中から続けてた仕事で正社員になったり、資格をとることができたよという嬉しい報告をきけたり、同年代の子は
「教師になりたい!」
と夢を持って大学進学したり、専門学校に進んだり色んな人がいました。
分からないことがあれば先生も親切に教えてくれるししっかりやろうという気持ちがあれば絶対大丈夫です!
やる事をすれば普段は授業もないので自由な校風で自分がやりたいことに割く時間がとても増えるしやりたい格好だってなんでもできます!
学校生活で嫌な事があった人も必要以上に人と関わりたくないなって人も普通の学校生活よりも人との接触が少なめで高校卒業の資格がとれると思います。
あとなんといっても学費が普通の通信高校と比べて絶対に安いです!
2月の受験シーズン前に、1月末はどの通信制高校も、説明会やオンラインでの個別相談会が活性化しています。「入学には説明会参加が必須」という学校もあるので、入学願書はすぐにでも取り寄せて確認しましょう。

*早い学校は、翌日には願書や説明会資料が届きます。家族で話し合う時間が取るためにも、複数校の資料を取り寄せて検討しましょう。