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大阪eゲームズ高等学院ってどう?学費・偏差値・評判をまとめました

大阪eゲームズ高等学院の年間学費

605,000円~/年間

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※サポート費用+提携通信制高校の合計学費
※上記から住所入力すると、通学圏内にある学校資料をまとめて請求できます

大阪eゲームズ高等学院は、eスポーツを専攻したり、ゲーム制作のノウハウを学んだりすることができる通信制サポート校です。大阪府内で数少ないeスポーツ専門校です。

2022年の4月に開校したばかりの学校で、大阪で20年近くゲーム開発に関わっているゲーム会社(株式会社アメージング)が運営しています。

大阪府内の高校の中では、eゲームにとても力をいることで注目を集めており、

・ゲーミングPC「GALLERIA XA7C-R37」を導入

・プロゲーミングチーム「Team IBIS」によるコーチング指導

・週1日〜から本格的なeゲーム授業を学べる

と、集中的にesportsやゲーム制作を学ぶ環境が整っています。このページでは大阪eゲームズ高等学院の学費や偏差値などを紹介します。

大阪eゲームズ高等学院の学費・授業料について

大阪eゲームズ高等学院の学費

入学金 20,000円
教育設備費 100,000円
授業料 360,000円
年間合計 490,000円(2年次以降は360,000円)

大阪eゲームズ高等学校は通信制サポート校になるため、提携の通信制高校(日本航空高等学校)への入学が必要となります。上記学費に加えて、下記学費の納入が必要となります。

提携通信制高校(日本航空高等学校)の学費

入学金 50,000円
教育充実費 50,000円
システム料 5,000円
授業料 10,000円/1単位 ※就学支援金対応
年間合計 115,000円〜(2年次以降は55,000円)※就学支援金適用時

提携先の通信制高校・日本航空高等学校は、国から支給される就学支援金の対象校となっています。

世帯年収590万円未満の家庭は、1単位/10,000円が支給されるため、授業料は実質無料となります。世帯年収590〜910万円未満の家庭は、1単位あたり4,812円が支給されます。

大阪eゲームズ高等学院+日本航空高等学校の学費

初年度 605,000円〜
2年次 415,000円〜
3年次 415,000円〜

その他、希望者のみ制服の購入や修学旅行等に参加することができます。参加する場合は、別途費用がかかります。

大阪eゲームズ高等学院徹底評価!

大阪eゲームズ高等学院は、まさにゲームに特化した学校です

とりわけeスポーツ選手の輩出、およびゲーム関係のプロフェッショナルの育成を重視しています。

コース内容はeスポーツ関連の「ゲーミングコース」、ゲーム制作関連の「クリエイターコース」、総合的な「ゲーム総合コース」の3コースが用意されるようですが、具体的なカリキュラムについてはまだ公開されていません(2021年3月時点)。

では、ここからは大阪eゲームズ高等学院で学べる分野について評価していきます。

貴重なeスポーツイベンター養成スクール

まず特徴的なのが、eスポーツ選手の育成だけでなく、「eスポーツのイベンターを育成する学校」でもあるというところです。

単純なゲーマー育成を行う学校は既に存在しますが、イベンターの育成に注力する学校はそれほど多くありません。

eスポーツのイベンターというと、大会の主催や企画・設計、司会などさまざまな仕事があります。

イベンターとしてのノウハウを積めば、eスポーツが繁栄する社会においても安定して仕事を続けることができるでしょう。

人気配信者になるためのロジックを学ぶストリーマー育成

また、「ストリーマーの育成」を行うのも大阪eゲームズ高等学院の大きな特徴になります。

ストリーマーというのは、簡単に言うと「動画配信サイトなどで、ゲームをプレイしながらトークをしている様子を配信する人」のことです。

”ゲーム実況者”と呼ばれることもあり、高収入を得ている人気ストリーマーは多数存在します。

基本的に人気になるかどうかは人柄や活動スタイルによりますが、ストリーマーの始め方や継続するコツを知らないと活躍するのは難しいものです。

ゲーム配信についても学べる大阪eゲームズ高等学院は、ストリーマーを目指す子どもにとって重要な役割を担うことになるでしょう

ゲーム好きの王道。クリエイタールート

一方、大阪eゲームズ高等学院ではゲームクリエイターの育成にも注力する方針を示しています。

eスポーツが盛り上がるにつれて、選手やストリーマーと同様にゲームクリエイターの需要も増加していくでしょう

ゲームのプレイスキル・発信力と同時にクリエイティビティも培っていけば、ゲーム業界において強い人材になるはずです。

大阪eゲームズ高等学院の評価まとめ

評価をまとめると、大阪eゲームズ高等学院は「ゲーム業界の登竜門として最適な学校」だと言えます。

ゲーム業界で活躍している職業・仕事に関連した人材の育成に力を入れており、この学校に通うだけでゲーム業界に強い人材になることができるでしょう。

また、大学進学を見据えたカリキュラムも組み込まれる予定なので、単純に「高等学校」として通学することも可能です。

大阪eゲームズ高等学院に偏差値はある?入試情報

大阪eゲームズ高等学院には「偏差値」はありません

なぜなら、大阪eゲームズ学院の入試には学力テストがないため、学力で測る偏差値はあてはまらないからです。

大阪eゲームズの入試内容(2023年度)は次の通りです。

1.入学志願書の提出(10月入学は9月末必着/4月入学は3月末必着)

2.入学検定料(10,000円)の支払い

3.面接試験

入学志願書の提出後、面接の日程についてメールまたは電話で連絡があります。面接を受けた後、10日以内に合否判定が出ます。

面接試験の内容/対策について

面接で聞かれる内容は明らかにされていませんが、eゲームに特化した通信制高校なので、

・なぜこの学校を志望したのか

・好きなゲームはなにか

・この学校でどんなゲームに関連する活動をやりたいか

・将来の夢/やりたいこと

といった内容について回答を用意しておけば良いでしょう。

通信制高校の面接は、合否を決めるためというより「お互いのことをよく知るための時間」と考えたほうが良いです。

この学校を選ぶ生徒は、なにかしらゲーム業界でやりたいこと、やり込みたいゲームがあると思うので、その気持ちをしっかり伝えることができれば合格できるはずです。

大阪eゲームズ高等学院が向いている生徒、向いてない生徒は?

大阪eゲームズ高等学院に通うのがおすすめな人はシンプルに「ゲーム業界で仕事をしたい生徒」です。

特に”eスポーツ”の分野で活躍したいと考えている生徒に、大阪eゲームズ高等学院はおすすめできます。

大阪eゲームズ高等学院では、現役で活躍しているeスポーツの選手・プロゲーマー等による講義を受けられます。

プロの考え方・練習方法などを直接学ぶことができるため、将来プロゲーマーとして活躍したい生徒にとって役立つでしょう。

さらに、eスポーツ関連のイベンターのノウハウを得ることもできるため、選手としてではなく、主催者としてeスポーツ業界に従事することも可能になります。

さらに、「ゲームを作ってみたい!」など、ゲームクリエイターを夢見ている方にも大阪eゲームズ高等学院はおすすめです

プログラマ養成学校などでもゲーム開発は学べますが、大阪eゲームズ高等学院ではeスポーツに関する知識も同時に学ぶことができます。

そのため、単純なプログラミング能力を身に着けるだけではなく、「どういったゲームを開発すれば売れるのか」といったビジネス向けの企画力・発想力を培うことが可能です。

また、ゲーム開発を学ぶにしても専門学校などは高校卒業資格が必要になるので、中学生が入学できるという点でも大阪eゲームズ高等学院は魅力的だと言えます。

大阪eゲームズ高等学院が向いてない生徒は?

一方で、大阪eゲームズ高等学院は万人におすすめできるというわけではありません。

大阪eゲームズ高等学院は、ゲームについて本気で学べる学校です。

逆に言えばゲーム以外の学習がしにくい環境になる可能性が高いため、「通学する中でさまざまな進路を模索してみたい」という生徒には向かないと言えるでしょう。

本当にゲーム業界一本で進路を考えている方以外には、入学はあまりおすすめできません

ただ、高校卒業資格は取得できるので、途中でゲーム業界以外に興味が出たとしても、大学進学などを機に進路を変えることが可能です。

大阪eゲームズ高等学院を目指す受験生へのメッセージ

小学校や中学校では、「ゲームやってないで勉強しなさい!」と言われることもあるでしょう。

勉強するのが嫌でずっとゲームばかりしていると、高校入学の際に入試テストが原因で不合格になったり、進路が狭まってしまったりする可能性があります。

そのような生徒でも、安心して入学できるのが大阪eゲームズ高等学院です。

入試条件なども特になく、ゲーム好きの学生を寛容に受け入れてくれます。

以前はダメと言われていたゲームも、大阪eゲームズ高等学院では仕事として、自分のアイデンティティとして学んでいくことが可能です。

さらに通常の高校と同じく卒業すれば高校卒業資格を取得できるので、ゲーム業界を志望している、その他大学・専門学校への進学を検討している生徒は、大阪eゲームズ高等学院の説明会に参加してみると良いでしょう。