こんにちは!愛媛県立松山東高校の通信制を卒業したコジロウです。
学校の雰囲気や設備はどんな感じ?と気になる方に向けて、「卒業生の本音」をお話していきます。
学費情報や偏差値についてもまとめました。学校選びの参考にしていただけると嬉しいです!
愛媛県立松山東高等学校ってどんな学校?
住所 | 愛媛県松山市持田町2丁目2-12 (最寄駅:勝山町駅から徒歩約8分) |
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通学コース | 普通科 通信生過程 |
学費 | 入学金:500円 授業料:336円(1単位) 諸経費:4000円 教科書代:15000円程度 |
スクーリング | 週2回(日・火) |
学校URL | https://matsuyamahigashi-h-c.esnet.ed.jp/ |
松山東高等学校は、愛媛県の通信制高校です。全日制と通信制のある学校で全日制とは別での授業や部活動を行っております。
マンツーマンでの指導をして頂けるので個人のペースに合わせての学習が可能です。通信制のみの学校行事(体育大会・修学旅行・遠足など)も充実しています。
愛媛県立松山東高等学校の学費
愛媛県立松山東高等学校の学費は次のとおりです。
授業料 | 336円/1単位 ※就学支援金対象 |
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教科書代 | 15,000円 |
諸手続き代 | 4,000円程度 |
合計 | 19,000円程度 ※就学支援金適用時 |
松山東高等学校は国の就学支援金支給の対象なので、授業料は実質無料となります。
年間の支払い総額は、教科書や科目によっても異なりますが、【20,000円/年】前後とかんがえておけば間違いありません。
これとは別に、協力校や本校に行くときの交通費がかかります。
通信制高校といっても、完全に通いのない学校はありません。国が単位取得で必要と認める日数は学校に行く必要があるため、なるべく近くに本校・協力校があるかは事前に調べておきましょう。
愛媛県立松山東高等学校に偏差値はある?
通信制高校は希望をすれば誰でも入学することができるので「偏差値」と呼ばれる基準はありません。
「入学願書の提出」「手続き・面接選考」→「合格通知」で、入学となります。
入学願書は本校で交付されます。出願期間は令和3年2月16日~3月9日です。郵送の場合も簡易書留でこの出願期間中に必着です。
選考は書類と面接で行われます。面接日に諸経費(現金14,000円程度)が必要になるので忘れずに持参しましょう。
募集定員は新入学・編入学・転入学全て合計300名までです。基本的に定員には余裕があり希望者は受け入れてもらえますが、申し込みが多数あった場合は落ちる可能性があるかもしれません。
通信制だからといって油断せず、面接では学習意欲を面接官に伝えましょう!
愛媛県立松山東高等学校の授業内容・時間割
私は全日制の高校に二年間通学していたため、残りの一年分の単位だけ取得すれば良かったので初めから通信制のコースを選択した人とは違う形で入学しました。
初めは火曜日と日曜日が授業日で、一日の授業時間は四時間程のカリキュラムを組んでおりました。
授業が無い日にアルバイトをしながら通い、一年間の後期にはほとんどの単位が取れたので一日1~2時間の授業時間になりました。
学校で一年間の時間割が決まっており、自分が取らなければいけない授業に出席して課題や提出物を出して授業を真面目に受けて、テストの点数をしっかり取ることで単位を取得できます。
制服が無くて髪の毛を染めたりピアスなどのアクセサリー類の着用などが認められており、細かいルールが無かった為とても快適に過ごせました。
とても自由な校風の為、学校行事の強制参加などはなく自由参加が認められています。
また体育大会の参加に対しては体育の6時間分の授業に出たことになります。
愛媛県立松山東高等学校の設備・学習環境はどう?
多目的教室で授業を受けていたのですが30人ほど入る教室の広さに、毎回人数は違うのですが10人ほどの生徒が授業を受けていました。
私は選択していなかったのですが専門の授業は簿記や調理の授業が選択出来て、専門の先生がマンツーマンで分かりやすく指導してくれます。
特に先生が本当に優しくて、全日制のように学生や授業の多さのストレスが無い為、どの先生も明るくて親切に接してくれました。
学校がとても綺麗で校舎が3つある内の職員室がある校舎は廊下や階段、手摺に至るまで明るい色の木目調で新しくて清潔感があります。
廊下がとても長くて30メートルほどあり、木目調の階段が吹き抜けになっていたので全体が広く見えました。
校舎や体育館とは別でアリーナと武道場があり、アリーナでは文化祭の出し物やスポーツをすることもできます。
武道場では通信制生徒は卓球の授業で使用していました。
グラウンドも広く、全日制の野球部員が毎日部活を行っていました。
愛媛県立松山東高等学校のイベントや学校行事
学校行事はとても力を入れている学校でしたので、体育大会や修学旅行に遠足などかなり充実しておりました。
全ての行事が全日制とは別で行いコミュニケーションが苦手な生徒もバッティングすることが無かったので良かったと思います。
体育大会はグラウンドを使わずに体育館で行い、3つの学年での対抗戦でリレーや綱引きや玉入れなどの団体競技が主でした。
出場する種目や競技は事前に決めているのではなく、当日に
『今からこの競技やるけど出れる人いますか!?』
という感じでその場のノリで随時決定していくという内容でした。
後半になると途中で帰る生徒もいるので人数が少なくなる為、ほぼ強制参加で全員が主役の体育大会でした。
遠足は年間に5回ほどあり、自費での自由参加ですが先生が3人ほど付いて広島などの遠方へ行くこともありました。
文化祭は日曜日に行い、家庭科の選択授業を取っている人が出展していたり文科系の部活道の作品の展示が主でした。
愛媛県立松山東高等学校にいじめはある?学校の雰囲気について
比較的全日制の生徒に比べてコミュニケーションが苦手な生徒が多かった印象があります。
あまりクラス内でいろんな人と喋るということが無く、2~3人の友達とだけ喋るというような生徒が多かったです。
クラス内でのいじめなどはなかったですが、ヤンキーのような子がトイレでタバコを吸ったりということがあり、その時は先生からとても強く指導されておりました。
しかし、特別に害のある生徒などはいなかったので安心して通うことが出来ました。
授業時間内はお喋りをする子がいなくてみんな静かに授業を聞いていたので集中して受けることが出来ました。
1年間通って仲良くなった友達とは今でも親交が続いており、かけがえのない一生の友達になりました。
愛媛県立松山東高等学校 卒業後の進路
私を含め、卒業した7割程度の生徒が就職の進路を選びました。
どの学年でも卒業後は就職する生徒が多いようです。
受けた授業ひとつひとつを真剣に取り組むことで、周りの先生がそれを評価してくれたので、今の勤務先でも頑張れば見てくれている人がいるということを考えて過ごすことができています。
通信の授業では、前向きに何でも取り組むことの大切を学びました。
これからもそのことは生かしていけると思います。
また、進学した生徒も50名ほどいるようで、愛媛大学や聖カタリナ大学、特に専門学校への進学を選ぶ生徒が多いようでした。
看護の専門学校や、ペットの専門学校などここの通信制の選択授業にない科目でも先生方が親身になって相談に乗ってくれるため、ひとりひとりが好きなジャンルの進路を選ぶことができるのだと思います。
あまり人と関わるのが得意でない方、これから前向きにいろいろなことにチャレンジしたい方におすすめの学校です。
自分と年齢の近い生徒や、年上の先輩方とも同じ授業や行事に参加することができるのでこれからの人生を通して貴重な経験をすることができると思います。