卒業生が語る!静岡中央高校(通信制)ってどんな学校? 学費や通学コース、生徒の雰囲気を解説します。

<2018年12月:最新情報>

通信制高校は、年明け1月には出願が始まる学校も多く、12月は学校説明会が活発化する時期になります。願書や募集要項は学校説明会に参加しないと手に入らない学校もありますし、人気校は人数制限をしているところもあるので、まずは通学圏内の学校を調べて資料を取り寄せるところからはじめましょう!

通信制高校のパンフレットをまとめて取り寄せる→


静岡中央高校通信制を卒業したマミです。

学校の雰囲気や設備はどんな感じ?と気になる方に向けて、「卒業生の本音」をお話していきます。

学校選びの参考にしていただけると嬉しいです。

静岡中央高校(通信制)の基本情報

住所 静岡県静岡市葵区城北二丁目29番1号(JR静岡駅より静鉄バス)
通学コース 普通科通信制
学費 入学金:500円
授業料:336円/単位(年額)
※所得状況により支援される
教材費:20,000円
諸費:4,900円
スクーリング 日曜スクーリング18回/年
日曜中央スクーリング2回/年
水曜スクーリング18回/年
木曜スクーリング18回/年

静岡県立の通信制の高等学校です。西部、中部、東部の3か所にキャンパスを持ち、最寄のキャンパスでスクーリングを受けることが出来ます。

スクーリングと同時にレポートを提出し、規定回数のレポートを提出したら自分でテストの申し込みをします。

これを繰り返し単位を取得していき、規定単位を取得すると卒業することができます。最短在籍年数は3年、最長は何年でも在籍できます。

静岡中央高校(通信制)の通学コース


通信制過程を受講していました。

販売業のバイトをやりながら受講していたので平日、月2~4回出席していました。

足りない時は日曜日のスクーリングにも出席して補っていました。

受講科目は1年の時は必修がある程度決まっていますが、2年からは選択科目が多くなり、選んだ科目によって時間割も変わります。

そのため、学校で開講される授業の時間割表を見ながら、自分に必要な授業を決めて受けていきます。

時には一日に受ける授業が2時間しかなかったり、3時間目に受ける授業がなくてそこだけぽっかり空いてしまうこともありました。

そういう時は校外に出て時間をつぶしている人もいました。

授業だけではわからないという人は平日の夜にやっている学習会で補う方法もあります。

学習会は学校でやっているものではないですが、学校の他の学年の人と仲良くなれるのと、特活(特別活動)の出席認定をしてもらえます。

テストは決まった回数のレポートが終わっていたら自分で申し込みをします。

スクーリングの日の好きな時間に受けることが出来るので、自分の学習進度に合わせて受験できます。

静岡中央高校(通信制)の設備の充実度、専門授業の質


公立高校で授業料も安いので、特別いい施設ではないですが、平成5年に建てられたので、静岡県の公立高校の中では少し新しい方かもしれません。

教室も、中学より少し広い程度のごく普通の高校の教室という印象で、受講人数はその日によって多かったり少なかったりします。

特に年度末は、スクーリングの日数が足りない人が慌てて受講するので、席がいっぱいになることもありました。

静岡中央高校は他の定時制などもやっているので、決められた自分の教室などはなく、私物を置くロッカーも決まっていなかったです。

その日受ける授業の教材を持って登校するという感じです。

静岡の公立高校にしては珍しく、学食で温かいものを作ってくれるので、授業の空き時間に食べていました。

五階建ての大きな校舎で、使った覚えはないですがエレベーターもあったと思います。

学校の駐車場は広く、年度初めに自動車通学許可書を取ると証明書を発行してくれるので自動車通学も可能でした。

静岡中央高校(通信制)のイベントや学校行事


学校行事に出る出ないは本人の自由になりますが、学校行事の出席は「特別活動」という卒業に必要な時間数としてカウントされます。

なので、学校行事が苦手、という人にはちょっと大変かもしれませんが、自分の出やすい行事だけ選んで出ていれば大丈夫です。

遠足もあり、行きたい人は行っていたようですが、年齢幅があるので普通のツアーのようだったそうです。私の時には修学旅行もあったと思います。

ホームルームのようなものはありましたが、やる気のある人が中心にやっていて、人と話すのが苦手な人は座って話を聞いているだけでも怒られなかったです。

特に不登校などで入学した人はそういう人が多かったけれど、それはそれで周りが理解しているので、無理なく特別活動に出ることが出来ると思います。

運動な好きな人は体育大会や球技大会に積極的に参加していました。

こちらも全く強制ではなかったので、運動が苦手な私は一度も参加しないで卒業してしまいました。

静岡中央高校(通信制)の雰囲気やいじめ


学校には多くの年代の人が通っていました。家の事情で高卒が取れなかったり生涯学習として通っている年配の方もいましたし。

不登校していておとなしかった人、ガラの悪い人もいましたが、そもそも授業ごとに受けている人が違うので、同じ授業を受講している気の合いそうな人がいたら、学年クラス年齢に関係なく仲良くなったりします。

年上の人には面倒見のいい人も多いので、中には何十歳も年の離れた人と意気投合している人もいました。

クラスという集団がないので、いじめというものが起こりそうな雰囲気ではなかったですし、仲のいい人達のグループで仲間割れしたとしても、違う曜日に授業を受講したりすれば十分学習が続けられる環境を維持できます。

静岡中央高校(通信制)の卒業後の進路


私はバイトしながらの通学でしたので卒業後はそのままその会社に就職しました。

私の周りは会社員など職に就いていながら通学する人が多かったので、進路相談をしている様子はありませんでしたが、不登校などの理由で入学している若い生徒は、大学進学を目指している人もいました。

個別に進路相談をしてもらえるようですが、三者面談で進路を決めるようなことはなく、まずは「高卒」という学歴をまず取得することを目標に頑張っていくというスタンスでした。

授業がゆっくりめなので、大学に進学した人は、予備校なども受講して通常の授業プラス受験対策をして受験に臨んでいたようです。

進学先は私立大学、私立大学通信制などが多かったですが、指定校推薦なども受けられるようです。


静岡中央高校は公立で学費が安い分、サポートは強くないので自分の強い意志で頑張っていかないとついていくのが大変です。

でも、3月の更新日にきちんと更新すれば、何年でも在籍出来るので、卒業を諦めなければ必ず卒業できる学校です。

好きな服を着て好きな時間に登校できるスタイルはまるで大学のようですし、単位制というシステムのおかげで苦手な教科をどんどん削り、好きな教科を掘り下げて学ぶことが出来るので、授業には楽しかったものも多くあります。

私はバイトに夢中だった時期にスクーリングを休んでしまって単位があまりとれず、更新をして在籍6年で卒業をしました。

6年も高校生をやっていたというと格好悪くみえるかもしれませんが、
週5日好きなバイトでたくさん稼いで、そのついでに高校生をやっていたという感覚だったので、経済的には同級生よりずいぶん余裕がありましたし、楽しい時期に楽しいことが出来たと思います。

学校には幅広い年齢の方がいて、バイト先での悩みを聞いてくれたり、年齢関係なく食事に行くこともあり、多くの人達と知り合うことができました。

中学校という同年齢の窮屈な枠の中で学ぶのが苦しかった私には、静岡中央高校のたくさんの年代の人達とふれあう雰囲気が心地よかったです。

周りと違う高校生活ではありますが、普通の学校生活に息が詰まってしまう人にはおすすめです。



通信制高校には一般の高校のような受験はありませんが、受け入れ生徒数が決まっているところもあり、募集要項や入試の内容はいち早く取りよせておかないと、後々焦ることも。12月は学校説明会も活発化するので、入学するしないに関わらず、パンフレットだけは早めに取り寄せましょう!


 

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