卒業生が語る!信濃むつみ高等学校ってどんな学校? 学費や通学コース、生徒の雰囲気を解説します。

<2018年12月:最新情報>

通信制高校は、年明け1月には出願が始まる学校も多く、12月は学校説明会が活発化する時期になります。願書や募集要項は学校説明会に参加しないと手に入らない学校もありますし、人気校は人数制限をしているところもあるので、まずは通学圏内の学校を調べて資料を取り寄せるところからはじめましょう!

通信制高校のパンフレットをまとめて取り寄せる→


信濃むつみ高等学校を卒業したコーメイです。

学校の雰囲気や設備はどんな感じ?と気になる方に向けて、「卒業生の本音」をお話していきます。

学校選びの参考にしていただけると嬉しいです。

信濃むつみ高等学校の基本情報

住所 長野県松本市南松本1-13-26 (最寄り駅:JR中央本線南松本駅から徒歩4分)
通学コース レギュラーコース
インセンティブコース
(※筆者の在学時。現在はテラ・スコラDaysのみ)
学費 入学金:50,000円
授業料:280,000円(年額)
維持費:60,000円(年額)
スクーリング 月~金から自分が選択した講座だけ出席

レギュラーコースは謂わば大学のような形式です。

必須科目や選択科目の中から自分で授業を選び、レポート(家でネットを使って提出)とスクーリング(学校に行って授業)を行い、試験を受けて単位を取得します。

インセンティブコースもあまり変わりませんが、スクーリングの回数が少なく家での勉強が主になるコースでした。

春と秋に入学式と卒業式がある学校でした。

入学時期に寄ってはその分卒業が遅れてしまったり、単位取得数によって秋に入学したけど春に卒業できたりもしてました。

むつみ高校は入試といっても面接だけで試験がないので自信がなくても、前の高校で不登校になってしまっていても、かんたんに転入学することができます。

信濃むつみ高等学校の通学コース


現在学校のホームページに載っているのは1コースのみですが、当時はレギュラーコースとインセンティブコースというものがありました。

基本的なシステムは同じなので、ホームページには載っていないだけで、学校にあまり来たくないというような生徒さんにはインセンティブコースを宛てられるのかもしれません。

私はレギュラーコースで通っていました。

高校で習わなければならない必須科目と、総合的な学習の時間を使った様々な選択科目があり、必須科目と選択科目の時間割を考えて自分で履修登録していかなければならないため、初めは

「興味のある科目が必須科目と被っていたりして受けれない…どうしよう」

と悩んだこともありましたが、学年が上がってもとれる科目もあるので、後から履修したりしていました。

いろんな時間に科目が振り分けられているので、自分で時間割を考えることができて、楽しかったです。

人によっては、あたかも全日制のような感覚で学校に通っている人もいました。

試験は、レポートがかわりになったり、実際に学校でテストとして受ける科目もそれぞれ様々でした。

信濃むつみ高等学校の設備の充実度、専門授業の質


通信制なので、全校生徒全員が一気に学校に集まるということはないため、意外と小さいキャンパスです。

屋上含め4階建てで、教室は1階と2階にしかありません。

3階はフリースペースと職員室、保健室がありますが、様式でそうというだけで、括りがないためオープンになっています。

その為、職員室との隔たりを感じず、先生と生徒が仲良く過ごせる学びの場です。

1階の教室は視聴覚室にもなるため、きちんとドアがありますが、2階の教室はほぼオープンです。

壁があると、閉じ込められている感覚になってしまう方への気配りです。

屋上には畑もあります。授業で作ったり、部活で作ったりしていました。

敷地が狭いので、校庭やプールはありません。

体育の授業はオープンな教室で机や椅子などを片付けて、スペースを広げそこでできることをやっていました。

たまに、スポーツピクニックというイベントを季節ごとに開催していて、そこでは体育館を借りて球技や、教室でできないことをやっていました。

スポーツピクニックなどのイベントごとの授業に参加すると、それでも単位を修得できるので、イベントごとの参加者は多かったように感じます。

信濃むつみ高等学校のイベントや学校行事


入学式、始業式、スポーツピクニック、サマーキャンプ、文化祭、アートフルDay(芸術鑑賞)、ウィンターキャンプ、卒業式など充実していました。

入学式と始業式、卒業式が年2回あるため、なんと、文化祭も8月と2月の年2回あります。

部活をやっている人は文化祭での発表に向けて年2回忙しくなるので、ほぼほぼ学校に通っていました。

やりたくてやれるようになるので、学校に行くということ自体が楽しくなっていいことだと思います。

スポーツピクニックは体育の授業の延長線上なことをしたり、ピクニックなごとく長距離を歩いてみたりしました。

ウィンターキャンプはスキー教室のような感じです。

スケートに行くこともありました。

また、修学旅行のようなもので、沖縄と中国に行きます。

どちらかを選んで行ってもいいし、どちらも行かなくてもいいし、行ってもいいし、自由選択でした。

この学校では決して強制はされないので、やりたければやればいいし、やらなければまぁやらなくても、な雰囲気が自主性を育んでいたのかなぁと思います。

私は沖縄にしか行かなかったのですが、沖縄では離島に1週間ほど滞在して、ホームステイのような形で二人一組になりその島のお家にお世話になります。

緊張しますが、いろんなことを知れる機会でしたので楽しかったことを覚えています。

信濃むつみ高等学校の雰囲気やいじめ

いろんな生徒が通っていました。

長野県の真ん中付近に学校があるので、県内いろんなところから通っていました。

中学を卒業してすぐこの学校に入った人や、高校に入ったけど行けなくなって転校した人、社会人の人、などなど、全校で集まったことがないのでなんとも言い難いですが、年代も様々でした。

ちょっとヤンチャしちゃったんだなっていうような見た目危なそうな人もいましたが、ある意味最後の砦である高校でしたので、悪さはせずちゃんと卒業していました。

通っている誰もがいろんな過去を抱えているので、打ちとけやすさは他の全日制の高校とは比べ物にならないと思います。

既にある部活に入ったり、人を集めて部活を立ち上げたりなど、前の学校ではできなかったことをやれている人もいました。

私が通っている間では、いじめはなかったと思います。

障害者の方も通っていましたが、差別することなく一緒に学んでいました。

信濃むつみ高等学校の卒業後の進路

私は専門学校に進学しました。

友達の中でも専門学校に進学する人が多かったように思います。

また、信州大学や東京大学といった難関大学への進学を決めた人もいましたし、そのまま高校を卒業したら就職、なんて人も様々でした。

進路相談等で学校側もすごく丁寧にアドバイスしてくれたり、試験対策もマンツーマンでしっかりと行ってくれます。

生徒数に比べて先生の数はすごく少ないですが、普段の授業からサポート面まですごくしっかりしていて、相談しやすい面もあるので本当に心強く思える学校でした。

あまりに学校生活が楽しかったので、卒業したくないと思う人もいたりして、同じ部活の先輩はその気持ちで2年浪人していましたが意を決して同じ年に卒業を決めていました。

居心地の良さもピカイチだと思います。


私は中学の頃不登校で、高校に進学しましたが、また不登校になってしまい、信濃むつみ高校に転入しました。

高校での単位は全然なかったものの、秋に転入して、同い年の人達と同じ春に卒業することができました。

自分のやる気にもよりますが、サポートがあったお陰で卒業することができたと思います。

いろんな選択科目が用意されているので、一度オープンキャンパスに行ってみることをお勧めします。

また、文化祭も年2回開催されていますし、その時にも足を運んでみる事をお勧めします。

学校の外見も一見「え?ここ学校?」というような感じですが、その見た目からして学校に行き難い人達が通いやすいようになっているのかなとも思います。

単位制ですので、学校に行き難い人も、学校に通いながら趣味に取り組みたい、働きたい、なんて人にもお勧めできる学校です。

ぜひ一度足を運んでみてください。



通信制高校には一般の高校のような受験はありませんが、受け入れ生徒数が決まっているところもあり、募集要項や入試の内容はいち早く取りよせておかないと、後々焦ることも。12月は学校説明会も活発化するので、入学するしないに関わらず、パンフレットだけは早めに取り寄せましょう!


 

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