卒業生が語る!日々輝学園高等学校(横浜校)ってどんな学校? 学費や通学コース、生徒の雰囲気を解説します。

通信制高校は4月を過ぎても、途中入学(編入)が可能な学校がたくさんあります。最近は通わなくても、インターネットで学べる学校も増えてきています。どんな学校があるのか、まずはパンフレットを取り寄せて見てみましょう!

通信制高校のパンフレットをまとめて取り寄せる→


日々輝学園高等学校横浜校の通信科を卒業したケンブリッジです。

学校の雰囲気や設備はどんな感じ?と気になる方に向けて、「卒業生の本音」をお話していきます。

学校選びの参考にしていただけると嬉しいです。

日々輝学園高等学校の基本情報

住所 神奈川県横浜市都筑区仲町台1-10-18
(最寄り駅:仲町台)
通学コース 通信制
単位制
普通制
※選択コースから更に総合コースとSTコースに分岐する
スクーリング 本校での体験学習および集中スクーリング

関東6か所に校舎を持つ通信制学校です。

不登校や非行等、中学時代に上手く学生生活を送れなかった生徒様が、自分のペースで高校に通って教育を受ける事が出来る学校です。

大きな特徴としては、この学校は通信制学校ですが、毎日通学するコースも存在する事です。

またその中に総合コースとSTコースがあり、非行で中学時代に失敗した生徒は総合コース、不登校で失敗した生徒はSTコースという風に分かれています。

(STクラスは、これまで不登校状態にあった生徒たちを対象に、時間的にも、精神的にも、ゆとりある環境を用意し、一人ひとりが自分に合ったペ-ス・方法で学習などに取り組み、それぞれの「よさ」を育み、伸ばすことのできるクラスです。日々輝学園高等学校のHPより)

日々輝学園高等学校の通学コース


私は横浜校に通っていました。

コースは、毎日学校に通う単位制コースで、その中でSTコースを選択していました。

STコースは中学時代になんらかの理由で不登校になった生徒が多く、授業に出ていない為に中学レベルからやり直す授業がほとんどでした。

また学習度によってクラスを分ける事もなかったので、もし「勉強はちゃんとやっていた」という生徒がいたら、授業はかなりレベルが低く感じられると思います。

時間割についても少し特殊で、通常の高校であれば8:30頃から朝礼が始まると思いますが、当学校の場合は9:30から朝礼と通常より少し遅い始業でした。

そして通常の高校の2時間目から授業が始まり、その後の昼休みや5・6時間目も通常の学校と変わりありません。

つまり、通常の高校の1時間目だけ無いような形です。

上記の学習レベルの低さと時間割のコマの少なさの影響か、授業範囲も普通の高校より狭いのではないかと思います。

数学でいえば数llは掴みだけやるような感じで、テスト等はありませんでした。

日々輝学園高等学校の設備の充実度、専門授業の質


キャンパスは比較的小さく、3階建ての建物で教室は全体で12個ほどでした。

体育館やプール・音楽室・化学室もなく、一般的な学校のイメージというより雑居ビルのイメージです。ただし汚いわけではなく、空調等の生活する上での設備はちゃんとあります。

人数は1学年20人×3クラス程度で、教室は広すぎず狭すぎずという印象です。

また、この学校の特性上、別の高校で不登校になってしまった生徒が度々編入してくるので、高校1年から3年になるまでの間に学年全体で15人前後人数が増えます。

授業の質としては、先程もお伝えしたように学習レベルは高くありません。

また、教員の質は悪いとは思いませんが、化学室等の施設がないので実験系の授業は一切ありませんし、専門的授業はほとんど無いと言ってもいいと思います。

ただし、体育に関しては近隣の公民館やグラウンドを借りて、月2回程度ですが授業をしていました。

そのグラウンドまでは学校所有のバスに乗っての移動ですので、心配はありません。

日々輝学園高等学校のイベントや学校行事


学校の人数が小さく、グラウンドがないのでいかんせん小規模ではあったが、学園祭と体育祭がありました。

当学校はクラブ活動は存在していますがあまり盛んではなく、ほとんどの生徒が帰宅部だと思われますので、学園祭の出し物は基本的にクラス単位でした。

私は高校3年次に転入したので1回しか経験していませんが、クラスの教室を使ってクラス全員でハンドベルの演奏をしました。

教室の飾りつけ準備や演奏練習等、一般の高校と同じようにクラス全体で楽しんで準備が出来ると思います。

また、来客は基本的に家族中心で、生徒全体的にあまり校外に友人がいるタイプではないので、招待券を持っていなければ入場出来ないようになっていたと思います。

体育祭も小規模ながら、開催されていました。

近隣のグランドを借りて、科目数も少なめだったと記憶しています。

学校全体の人数も少なく学外での開催だったので応援合戦等はありませんでしたが、生徒同士の交流として最低限の楽しみは出来ると思います。

日々輝学園高等学校の雰囲気やいじめ


総合クラスとSTクラスで雰囲気が大きく異なります。

私が通っていたSTクラスは生徒ほとんどが中学~高校時代に不登校を経験している人たちでしたが、雰囲気は悪くなかったと思います。

不登校になった過去があるからといって気を使いあう雰囲気ではありませんでしたし、暗い生徒が多いという感じもありませんでした。

逆に、以前につらい経験をしているからか喧嘩やいじめはほとんど無く、その点ではむしろ雰囲気は良いと思います。

総合クラスの場合は、中学~高校時代に非行に走ったタイプが多く、タバコが見つかったり喧嘩があったりと少し荒れ気味ではあったようです。

ただ、わざわざSTクラスまで来て暴れるような事はありませんでしたし、一部にはSTクラスの生徒と仲の良い総合クラス生徒もいました。

住み分けはしっかりできていると思います。

日々輝学園高等学校の卒業後の進路


私は卒業後、受験をして4年生大学に進学しました。

その進路には学校の授業やカリキュラムは影響しませんでした。

私は高校3年時にこの学校に転校してきましたが、それ以前は比較的学力の高い高校に通っていました。

一方でこの学校の授業のレベルはとても低く感じ、授業内容は私からすれば「既に習ったもの」ばかりでした。

その為、大学進学を目指す私は授業には全く頼らず、塾等で学力を伸ばすようにしていました。

周囲の進路については、比較的成績や態度の良い生徒の場合は推薦で大学に行く事が出来ます。

ただ、あまり聞いたことのない大学ばかりなので、大学進学希望者にとってはそこまで魅力的なものではありません。

その他の生徒の7割程度は専門学校に進学していたと思います。

高卒で就職する人は数人程度しかいませんでした。


今現在不登校で悩んでいる生徒には、この学校は立ち直る為の助けになると思います。

これまで書いてきたように、STコースの場合ほとんどの生徒が不登校経験者であり、他の高校から転校してくる生徒もいます。

ですので同じ辛さを知っている友人が沢山出来ますし、学校側のサポート・気配りもしっかりしています。

私はこの学校に入学する前は正直に言うと通信制やサポート校に良いイメージを持っていませんでしたが、今ではここに転校して良かったと思います。

学習レベルや施設等、決してパーフェクトの環境ではありませんが、今の環境に悩み続けて潰れてしまうよりも、新しい環境に身を置いて今後の長い人生を立て直す事が大事だと思います。

この学校で、不登校時代の心の傷をゆっくり癒し、大学や専門学校等の次の進路を決めて、その為に努力が出来れば人生の巻き返しを図る事は十分可能だと思います。

通信制高校には一般の高校のような受験はありませんが、受け入れ生徒数が決まっているところもあり、募集要項や入試の内容はいち早く取りよせておかないと、後々焦ることも。入学するしないに関わらず、パンフレットだけは早めに取り寄せましょう!


 

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