通信制高校は学校によって出願期間が変わり、長い学校では3月末〜4月末まで受け付けている学校もあります。
一校ずつ出願を受け付けているか確認するのは大変なので、通学圏内にある学校資料をまとめて取り寄せ、出願を受け付けている学校があるかを急いで探しましょう。早い学校は翌日には願書や資料が届きます。

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ID学園高等学校は、「生徒の夢を教育すること」を目標に学校法人郁文館夢学院によって運営されている通信制の高校です。
学校活動に留まらず、企業インターンシップや海外留学など学外の活動に尽力しているという特徴があります。
ここでは、そんなID学園高等学校について、学費や偏差値などの観点からどういった学校なのか評価をまとめました。
このページではID学園高等学校の学費や偏差値などを紹介します。
ID学園高等学校の学費・授業料について
ID学園高等学校では1年時に入学検定料15,000円、入学金50,000円がかかるのは共通ですが、それぞれのコースによって必要となる学費は異なります。
通信型フレックスコース
まず通信型フレックスコースの合計学費は
- 1年次:320,000円(入学検定料・入学金含む)
- 2年次:234,300円
- 3年次:165,300円です。
3年間の学費は合計で719,600円かかります。
通学型コース
通学型コースには、週3日コース・週5日コース・グローバルコース・ソーシャルコースの4つのコースがあります。
週3日コースの学費は
- 1年次:759,900円
- 2年次:573,900円
- 3年次:504,900円
一方週5日コースは
- 1年次:986,800円
- 2年次:801,100円
- 3年次:732,100円
となっています。
グローバルコース・ソーシャルコース
海外留学も行うグローバルコース・ソーシャルコースは、それぞれ
- 1年次:1,236,000円
- 2年次:234,300円+留学費用68,000円/月
- 3年次:981,300円です。
グローバルコース・ソーシャルコースの学費は留学期間によっても異なるので、あくまで目安として考えておきましょう。
ID学園高等学校徹底評価!
自分に合った学習スタイルが選べるID学園高等学校
結論から言うと、ID学園高等学校は「学びやすい自由な学校」というのが総合的な評価です。
理由は、目的や希望進路に合わせて選択できるコースの種類の豊富さにあります。
数多くのコースがあるID学園高等学校ですが、主なコースは通信型のフレックスコースと通学型コースの2つに分けられます。
通信型フレックスコースは、通信制・全日制・定時制の高校を合わせたハイブリッドな教育を受けられるのが特徴です。
例えば全日制・定時制の課題でもある時間帯と学習場所の制約も、通信型フレックスコースではリモートや自己学習の学習スタイルを推進することによって解消しています。
さらに全日制高校も運営しているため、もしものときは転籍することも可能です。
基本的に在宅でオンライン学習をすることになりますが、スクーリングの科目・授業も充実している上、希望であれば全日制の校舎を利用して勉強することもできます。
生徒のライフスタイルに合わせて、柔軟な学校生活を送ることが可能なのです。
ID学園高等学校でビジネスを学ぶ
通学型コースの特徴は、高いビジネススキルを磨くことができるところです。
NIEという課題発見力や思考力を養うカリキュラムや、コースによって席上留学など英会話スキルを身に着けられる授業も組み込まれています。
さらに、ID型探求ゼミという活動も行っており、生徒が学外で活動しながら実社会と繋がり、社会に貢献していける人材の育成にも注力いるのも特徴です。
フレックスコースと違ってオンラインでの学習環境はそれほど整っていませんが、4つのコースが用意されているため、自分に合った学習スタイルが選びやすいのも魅力だと言えます。
ID学園高等学校の入試・偏差値情報

ID学園高等学校は通信制の学校なので、具体的な偏差値などは存在しません。
中学校の成績や学力などは特に関係なく、入試を受けることができます。
通信型フレックスコースの場合は書類選考のみ、通学型コースの場合は書類選考の後に面接試験を行い、合格すれば入学可能という流れです。
出願方法ですが、基本的にはWebからの出願を受け付けています。
通信型・通学型どちらのコースもWeb出願ができます。
ID学園高等学校が向いている生徒、向いてない生徒は?
ID学園高等学校では、自由な学習スタイルが魅力です。
そのため、「自分の夢を叶えつつ高校に通いたい」という方におすすめできます。
例えば、サッカーなどのプロになるため、クラブでの練習を行いながら学校に通いたい方もいるでしょう。
しかし、もし日中にクラブでの練習がある場合は全日制の高校に通うことはできません。
ID学園高等学校であれば、日中は練習をしつつ夜間に授業を受けたり、日中に練習がない日は昼間に学習したりと自由に学習スタイルを変えていくことができます。
「何かを目指しながら高校を卒業する」という目的に、ID学園高等学校はピッタリな学校なのです。
同様に、不定期に働いている生徒や自分のペースで学習したいという生徒にも、ID学園高等学校をおすすめします。
ビジネススキル・英語力を伸ばしたい人にも向いている
また、通学型コースでは多様なビジネススキルを磨けるのもID学園高等学校の魅力です。
日々の生活の中でビジネススキル・英語力を伸ばしたいという方にも、ID学園高等学校はおすすめできます。
ID学園高等学校では海外留学のカリキュラムも採用していますが、それとは別にオンラインで手軽に外国人と接することができる席上留学といった授業も行っています。
生徒にレベルに合わせて英語の技能を伸ばしてくれるので、「中学のころから英語が苦手だった」という生徒でも大丈夫です。
さらにNIEやID型探求ゼミなどの活動を通し、高校生から社会人になるためのスキル・考え方もしっかり学んでいくことができます。
ID学園高等学校が向いてない生徒は?
ID学園高等学校にはメリットが多いですが、一方で生徒によってはおすすめできないこともあります。
例えば、「友達をたくさん作りたい!」と考えている生徒です。
ID学園高等学校は通信制の学校でありながらも、生徒の交流を重視し、友達ができる環境を用意しています。
しかし、やはり一般的な全日制の高校に比べると在籍している生徒数が少なく、交流の機会はあっても気が合う友達と出会える可能性は少なくなってしまうでしょう。
積極的に話しかけていける方であれば問題なく交友関係を築いていけますが、そうでない生徒の場合、寂しい学校生活を送ることになるかもしれません。
ID学園高等学校を目指す受験生へのメッセージ
通信制の学校と聞くと、全日制と違っていたり、特殊だったりといった印象を持つ方もいるでしょう。
しかし、ID学園高等学校は限りなく全日制の学校に近い高校です。
クラスメートとともに課題や学習を進めていける他、ID学園高等学校の生徒に向けて制服も配布されます。
それでいて、一般的な高校に比べても高レベルな英語・ビジネス学習に取り組むことが可能です。
しかし、交友関係を築くのが難しいといった通信制でありがちな課題が残っている学校でもあります。
夢を優先したい、優秀なビジネスパーソンを目指したいという方にはおすすめですが、そうでない生徒の場合は資料や口コミをよく参考にしながら入学を決めるのが良いでしょう。
通信制高校は学校によって出願期間が変わり、長い学校では3月末〜4月末まで受け付けている学校もあります。
一校ずつ出願を受け付けているか確認するのは大変なので、通学圏内にある学校資料をまとめて取り寄せ、出願を受け付けている学校があるかを急いで探しましょう。早い学校は翌日には願書や資料が届きます。

*受験にあたっては「説明会参加が必須」という学校もあります。受験間際で焦らないよう、入学願書は今すぐ取り寄せ確認しましょう!