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卒業生が解説!NHK学園高等学校(神戸須磨キャンパス)ってどう? 

NHK学園高等学校の学費
98,100円〜/年間

※上記は通信コース/就学支援金適用時の金額
※住所を入力すると通学県内にある学校高校の資料をまとめて請求できます。

YURI(卒業生)

こんにちは、過去にNHK学園高等学校の神戸須磨キャンパスを卒業したYURIです。

NHK学園高等学校ってどんな学校?

学校の雰囲気や設備はどんな感じ?と気になる方に向けて、「卒業生の本音」をお話していきます。学校選びの参考にしていただけると嬉しいです。

目次

NHK学園高等学校(神戸須磨キャンパス)ってどんな学校?

住所〒654-0131 兵庫県神戸市須磨区横尾9丁目5番1
年間学費109,512円~
通学コースネット学習コース/ネット学習Doitコース/ネット学習海外コース/登校コース/ベーシックコース/教養コース/海外特科コース
スクーリング月1回〜2回が基本
※集中スクーリングは年4日程度(合宿)
進学先慶応大学、早稲田大学、同志社大学、明治大学他
YURI(卒業生)

NHK学園高等学校は、東京に本校がある通信制高校です。

ですが、全国各地に協力校があり、私が行っていたのは神戸市須磨区にある「啓明学院高等学校」でした。兵庫県内にある通信制高校は色々とありましたが、家から近いという理由でこちらのキャンパスを選びました。

私の選択コースはベーシックコースで、基本的にNHKテレビやラジオを見て自分で勉強して、月一回の郵送によるレポートと、同じく月一日のスクーリングで学習していくタイプです。

NHK学園高等学校は全国どこに住んでいても入校できます。入試内容も書類提出のみで、学力試験はないので偏差値もありません。他にもネットを使って勉強するコースや、年2回1週間の集中スクーリングのコースなど自分のライフスタイルに合わせて選びます。

神戸須磨キャンパスの授業・学生生活ってこんな感じ!

YURI(卒業生)

ベーシックコースの学習スケジュールですが、基本的にNHKテレビとラジオの高校講座の放送時間と同じ時刻になります。

NHK高校講座の授業は、毎日1-2時間程。

ですが、時間帯は早朝か夜の遅い時間帯になってしまうため、たいてい録画をして後で見るか、週末の再放送を見て勉強します。

レポート提出は単位取得に必須

加えて、毎月一回各科目のレポートを東京の本校まで郵送しなければなりません。レポートは添削されたものが数週間後に帰ってくるしくみです。レポートの提出期限を守る事がとても大切です。

レポートの提出の他に、毎月一回のスクーリングに参加します。スクーリングは朝の9時から夕方の5時まで、一授業50分単位でほぼ全教科書の授業です。

授業内容はそれまで1か月の授業の復習と確認になります、もし、分からないことがあったならその場で尋ねます。

そして、年に2回テストがあります。テストは2日に分けて行われるため、テストがある月はスクーリングを含めて2、3回登校する必要があります。

神戸須磨キャンパスの教室・設備について

NHKの通信高校の地方のスクーリングはほぼ、外部の協力校か施設を借りての学習になります。それで、環境や設備はどこの場所を使うかによって変化します。

私の通っていた啓明学院高等学校は中学、高校、大学(関西学園大学)の一貫教育の学校で、とても落ち着いた学校でした。

実際、日曜にはクラブ活動で登校している生徒に会うだけでしたが、どの生徒も上品で礼儀正しい神戸人という雰囲気でした。

校内は清潔に保たれていて、スクーリングで使っていた教室もよく整理されています。教室は実際にそこの生徒が使っている一室の一つを使っていました。

スクーリングで集まる生徒は約20人ほどで、先生の一部は東京本校から来られていましたが、一部の先生は地元の先生だと思います

私のクラスの生徒は年齢も様々で、年齢が40を超えた方もおられたため、授業はその方のレベルで進めていました。少しゆっくり目で丁寧に確実にといった感じです。

神戸須磨キャンパスのイベント・学校行事について

YURI(卒業生)

NHK学園高等学校(神戸須磨キャンパス)に通う生徒の多くはもうすでに仕事をしていたり、結婚して子どもがいる人もいいらっしゃいます。さらに、皆さん地方から出てくるため、イベントというイベントはとても少なかったです。

スクーリングとテストを除き、イベントは入学式、卒業式と遠足のみ。

遠足とは、年一回の生徒と先生の交流会です。大阪のある大きな公園で、一日みんなで遊ぶというイベントです。ですが、集合と昼食、解散の時以外は自由行動とかなりざっくばらんな計画で、集団行動を強制しない学校だという印象を受けました。

東京の本校から来られた先生方はとても熱心で、集合時には生徒一人一人に声をかけて学習で大変な事はないか話を聞いておられました。

勉強についていけない生徒は退学していくケースが多いらしく、そのイベントで悩みを解決してあげたいんだと先生は言っておられました。

神戸須磨キャンパスにいじめはある?

YURI(卒業生)

NHK学園高等学校(神戸須磨キャンパス)のクラスは、年齢が10代、20代、30代、40代とバラエティにとんでいて、障害者の方も生徒の中にはおられました。

普通の高校の雰囲気とは全く違い、家庭的な雰囲気があります。

生徒のほとんどは社会経験が豊富だったり、子どもがいる主婦だったり、中には会社を経営している方もおられました。

若い時に高校に行けなくて、やっと今来れるようになったという苦労しておられる方がばかりでした。

そういう方たちは、勉強したくて来られてる方なので授業には熱気があります。人間的に成熟しておられる方も多く、気軽に話しかけてくださって本当に付き合いやすかったです。

悩みなども、先生にではなく生徒で社長をしておられる方などに尋ねる事もありました。

障害者の方もとても明るく、クラスのムードメーカー的な存在でとても明るいクラスでした。ですが、もちろん一人でいる事を好む生徒さんもおられました。

NHK学園高等学校(神戸須磨キャンパス) 卒業後の進路・進学実績は?

YURI(卒業生)

8割の人はすでに仕事に就いていたので、進路について考える必要はありませんでした。

私の場合は、地元神戸での就職を希望していたので、卒業近くには自分で就職活動をして、最終的に建設会社に就職できました。

就職に関してはそれほど手厚いサポートは得られないと感じました。特に地方での就職希望は、自分で頑張るしかないと思います。

ですが、進学に関しては普通の高校と同じように相談に乗ってもらえます。

スクーリングの時や、電話やメールで東京の本校に直接連絡する事もできます。私のクラスでは2人ほど大学受験を決めていたようでした。

NHK学園だけではなく、啓明学院高等学校の先生方も協力されていたようなのです。このように、スクーリングの協力校の先生にも助けてもらえるので、その点は進学したい人にとっていい環境だと思います。

今、NHK学園高等学校への進学を考えている方へ

YURI(卒業生)

NHK学園高等学校(神戸須磨キャンパス)は自主性と計画性が求められます。

学校からも強制的に求められる事もありません。ですが、勉強したいと本気で考えていて、計画性自主性がある人にはピッタリだと思います。

実際、NHKのテレビやラジオの授業は一流の先生方です。しっかり聞けば多くを学ぶことができます。時間も有効活用できるので、働きながら勉強したいという人にはとってもおすすめの通信高校です!

失敗しない通信制高校選びのコツ

通信制高校選びに失敗した生徒の口コミをみると、「学校の雰囲気が自分にはあわなかった」「不登校や発達障害があるのに、サポートのない学校に入って苦労した」といった声が目立ちます。

通信制高校は、自学自習が基本の学校から、不登校や大学受験などのサポートに力を入れている学校まで様々。学校選びに失敗しないためには、「自分が住んでいる地域にどんな学校があるのか」を正確に把握することが大事です。

まずは通学圏内にある学校資料をまとめて請求・比較するところからはじめましょう。

資料請求をしたあとは、気になる学校の説明会に参加してみましょう。学校の雰囲気を知ることで生徒も安心しますし、入学後に後悔することも少なくなります。

*学校によっては「出願には説明会の参加が必須」としているところもあります。資料は早く取り寄せ、募集要項は確認しておきましょう。

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