卒業生が解説!NHK学園高等学校(名古屋大谷協力校)ってどう? 

NHK学園高等学校の学費
98,100円〜/年間

※上記は通信コース/就学支援金適用時の金額
※住所を入力すると通学県内にある学校高校の資料をまとめて請求できます。

長野(卒業生)

NHK学園高等学校の名古屋大谷協力校を卒業した長野です。

名古屋校の雰囲気や設備はどんな感じ?と気になる方に向けて、「卒業生の本音」をお話していきます。

学校選びの参考にしていただけると嬉しいです。

通信制高校を検討している
すべての家庭に読んでほしいこと

「通信制入ったけど子どもが辞めた」

全日制と比較して自由に学べると評判の通信制高校ですが、中には失敗したという声もあります。

その後悔の声は「学校と合わなかった」に集約されます。

不登校支援がある学校を選べば良かった
「通信制高校は不登校生徒を受け入れてもらえる」という安易なイメージで選ぶんじゃなかった
  
自主学習が基本、不登校生徒へのサポートはなし、やる気がある人だけ引き上げるという感じ。不登校支援がある学校、しっかり時間かけて選べば良かったなあ

学費の安さで公立を選んで失敗

通信制高校ならどこも一緒でしょと、公立を選んだら大失敗。家から遠いし、週2日は通わないと単位取れないし、勉強もつまらない。3年間とても保ちそうにない…。

近所にあるから、学費が安いから、そんな理由で比較をせずに選んでしまうと、学校と合わずに辞めてしまうことも多いです

後悔しないためには、通学エリアにある学校を3~5校比較するのは必須

通信制高校の一括資料請求サービスを活用すれば、住所を入力するだけで、通学エリアにある学校のパンフレットを簡単に取り寄せることができます。

学校のパンフレットを見比べるだけでも特徴はわかりますし、「この学校だけは違うな」と取捨選択もできます

住所を入力するだけで簡単に取り寄せることができるので、通信制高校の比較がまだできていない家庭は、利用してみてください。

人気校は早めに募集を締め切る学校もあります。出願には学校説明会の参加が必須、など学校によって条件があることもあるので、募集要項は急いで取り寄せ確認しましょう

目次

NHK学園高等学校 名古屋大谷協力校ってどんな学校?

住所〒467-8511 愛知県名古屋市瑞穂区高田町4丁目19
通学コースネット学習Doitコース
ネット学習コース
ベーシックコース
スクーリング1~2回/月
長野(卒業生)

NHK学園高等学校は特殊法人NHKが設立した学校です。特徴としては普段の授業をテレビ番組のNHK高校講座の視聴で行うことが挙げられます。

NHK高校講座を視聴しながらレポートを作成し、郵送で提出。スクーリングは月に1~2回程度なので遠方から通う事も出来ます。登校日数が不足した場合でも年に一回集中スクーリングが行われているため、各科目の必要時間数を満たすことが出来ます。

NHK学園高等学校の入試や偏差値情報はこちらをご覧ください。

NHK学園高等学校 名古屋大谷協力校の通学コースについて

長野(卒業生)

私は名古屋大谷協力校のベーシックコースで通っていました。

ベーシックコースでは、

NHK高校講座の視聴
・レポートの提出
・スクーリングの参加(月1.2回)
・試験

を通して科目の単位を取得していきます。

NHK高校講座の視聴

テレビ番組なので録画して視聴することが出来ました。

放送時間に起きていないといけない、というようなことがなかったので気楽に取り組むことが出来ました。

名古屋大谷協力校のレポートに関して

レポートは科目にもよりますが、多い科目で月に3,4枚、少ないものでは年間1枚からの提出でした。

レポートの内容は主に穴埋め問題。NHK高校講座を視聴しながらレポートの作成を行います。

番組中に出てくるキーワードが答えになっている事がほとんどなので何度も視聴すれば必ず解けるようになっています。

私の場合は録画して分からない箇所は、早送りと一時停止を繰り返して解いていました。

NHK学園高等学校 名古屋大谷協力校のスクーリングに関して

スクーリングは月に1,2回だったので身体的、精神的に負担になることなく通うことが出来ました。

通っている子の中には不登校だった子や、車で2時間かけて通う子などもいましたが登校回数が少なくて済むのは大きなメリットだったと思います。

試験に関して

試験に関しては合格させる為のものなので簡単な内容です。万一赤点の場合でも追試を受けることで単位を取得できるので心配はなかったです。

NHK学園高等学校名古屋大谷協力校の設備・学習環境はどう?

長野(卒業生)

NHK学園高等学校 名古屋大谷協力校は、全日制の高校である名古屋大谷高校を会場として使用している学校です。

名古屋市内の通信制高校を色々と探しましたが、学校から自宅が近いという理由でこちらを選びました。

そのため平日は全日制の高校生が通っており、週末のみスクーリング会場として開いていました。一般的な公立高校と同じようにグラウンドや体育館など一通りの設備は揃っています。

クーラーはなかったと思います。

図書館などもありましたが、借りることは出来ないようでした。

教室は40人くらい入る広さで、1クラス25人前後で授業を受けていました。情報科の授業などもPCを置いた教室があったので学校内で出来ました。

学校内に売店などは開いてませんでしたが、徒歩圏内にコンビニやおにぎり屋などがあったので登校前に買ってくる生徒が多かったです。

アクセスに関しては地下鉄の駅が徒歩5分ほどの距離にあり、半数以上の生徒は電車で通っていました。遠方から来る生徒は許可証と取る事で学校敷地内の駐車場を使用出来たので通いやすかったと思います。

NHK学園高等学校 名古屋大谷協力校のイベントや学校行事

長野(卒業生)

NHK学園高等学校 名古屋大谷協力校のイベントは、体育祭と文化祭がありました。

体育祭

体育祭では誰でも出来る簡単な種目が中心でした。

全体参加も開始前の準備運動だけです。

個別の種目に関しては、クラスにもよるかもしれませんが「あなたはコレに出てね、手順覚えてきてね」というようなキッチリものではなく、行事の開始前に「次の競技いもむし競争だけど出る人~」という感じに有志での参加を募っていました。

勝ち負けを競うというよりはちょっとみんなで運動しよう、という感じの体育祭なので終始和やかな雰囲気でした。

文化祭

文化祭は体育館で行われ、合唱の発表や作文の発表(有志)、クラスでの模擬店などを行いました。

合唱の曲目は自由で、月1のスクーリングの際にホームルームで歌を決めました。(自分のクラスはアニメソングになりました。)

歌の練習は全体で行うことは無く、各自に任せるという方針でした。

模擬店で扱うメニューはスクーリングの際にホームルームで決めました。

それほど規模が大きくないこともあり、模擬店は絶対参加というわけではなく有志での参加が中心でした。教員方は焼きそばを作るというのが名古屋大谷校の伝統のようでした。

NHK学園高等学校名古屋大谷協力校にいじめはある?学校の雰囲気について

NHK学園高等学校はスクーリングの回数が少ないので、クラスの雰囲気は良くも悪くもさばさばしていました。年齢が近くて気が合いそうな子がいれば一緒のグループが出来たりというくらいです。社会人も多かったですし、発達障害など、なんらかの学習障害を持っている生徒の姿もありました。

だからと言って友達が作れなかったという訳ではなく、気が合う子と連絡先を交換して学校帰りに遊んだり、学習グループという月1で集まってみんなでレポートを作成をするような活動もあったので、勉強も友達も特に不安に感じることは無く通うことが出来ました。

長野(卒業生)

いじめなども学校で会う回数自体が少ないので私の知る限りありませんでした。

皆何かしら悩みを持つ生徒が多かったので、攻撃的な人もいなかったです。また、社会人の方も生徒として通っていたのでそれが抑止力になっていたかもしれません。

NHK学園高等学校名古屋大谷協力校 卒業後の進路

NHK学園高等学校卒業後の進路に関しては、大学進学をする人はもちろん、それ以外の進路を選ぶ人も多かったです。

進学に関しては、学校での勉強が最低限の内容だったこともあり、進学を目指している生徒は予備校に通っている子が多かったです。

他には資格勉強に力を入れている人や、アルバイトに力を入れている人などいろんな人が居ました。

私の場合ですと、卒業後の進路は早く社会経験をしたいと思っていたので、在学中からしていたアルバイト先の書店の正社員になりました。

学校での授業で融通が効く分アルバイトのうちから長時間働いていたので、正社員にもスムーズに移行できました。通っていてよかったと思っています。

長野(卒業生)

NHK学園高等学校は、一言で言うと自由な高校でした。

好きな時間にNHK高校講座を視聴し、好きな時間にレポートを作成することで卒業できます。

当然レポートの締め切りはありますが。

試験やスクーリングもありますが、回数が少ないのでハードルは低いのでとても卒業しやすい通信制高校です。

私の場合は在学中の3年間で学校生活以外の色々な経験をする事ができたので、今後の人生にも、ためになる学校でした。

通信制高校を検討している
すべての家庭に読んでほしいこと

「通信制入ったけど子どもが辞めた」

全日制と比較して自由に学べると評判の通信制高校ですが、中には失敗したという声もあります。

その後悔の声は「学校と合わなかった」に集約されます。

不登校支援がある学校を選べば良かった
「通信制高校は不登校生徒を受け入れてもらえる」という安易なイメージで選ぶんじゃなかった
  
自主学習が基本、不登校生徒へのサポートはなし、やる気がある人だけ引き上げるという感じ。不登校支援がある学校、しっかり時間かけて選べば良かったなあ

学費の安さで公立を選んで失敗

通信制高校ならどこも一緒でしょと、公立を選んだら大失敗。家から遠いし、週2日は通わないと単位取れないし、勉強もつまらない。3年間とても保ちそうにない…。

近所にあるから、学費が安いから、そんな理由で比較をせずに選んでしまうと、学校と合わずに辞めてしまうことも多いです

後悔しないためには、通学エリアにある学校を3~5校比較するのは必須

通信制高校の一括資料請求サービスを活用すれば、住所を入力するだけで、通学エリアにある学校のパンフレットを簡単に取り寄せることができます。

学校のパンフレットを見比べるだけでも特徴はわかりますし、「この学校だけは違うな」と取捨選択もできます

住所を入力するだけで簡単に取り寄せることができるので、通信制高校の比較がまだできていない家庭は、利用してみてください。

人気校は早めに募集を締め切る学校もあります。出願には学校説明会の参加が必須、など学校によって条件があることもあるので、募集要項は急いで取り寄せ確認しましょう

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