仙台育英学園高等学校

仙台育英学園高等学校の通信制ってどう?評判は悪い?卒業生の口コミを調査

仙台育英高等学校の年間学費

74,620円~/年間

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※上記は通信コース/就学支援金適用時の金額
※住所を入力すると通学県内にある学校高校の資料をまとめて請求できます。

仙台育英学園高等学校(通信制課程)は、宮城県仙台市にある私立の通信制高校です。

全日制も併設されており、野球部やサッカー部は全国大会の常連ですので、仙台育英という校名を一度は耳にしたことがあるという方は多いのではないでしょうか。

通信制課程は、英語表記のIkuei Learning Centerの頭文字をとってILCとも呼ばれており、宮城のほかに青森や沖縄にもキャンパスがあります。

季節ごとのイベントがたくさん用意されているので、自分のペースで学びながらも、充実した高校生活を送りたいと考えている方にぜひ検討いただきたい通信制高校の一つです。

仙台育英学園高等学校(通信制課程)ってどんな学校?

授業料 74,620円〜 ※就学支援金適用時
通学コース 普通科
スクーリング 日曜日および土曜日のあらかじめ指定された日(青森は日曜日のみ)。日曜日は年間30回、半期ごとに15回設定されています。
所在地 宮城、青森、沖縄
進学先 東北大、弘前大、岩手県立大、慶應義塾大、同志社大、明治大他

仙台育英学園高等学校の通信制ってどう?通学コースや特徴を解説

ここでは、仙台育英学園高等学校の通信制課程の特徴や、用意されている通学コースの種類、内容などについて見ていきます。

併せて、卒業後の進路についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

仙台育英学園高等学校の特徴

仙台育英学園高等学校は、「至誠」、「質実剛健」、「自治進取」の3つを建学の精神として掲げており、通信制課程においてもこれに基づいた教育が行われています。

こちらの通信制課程の特徴の一つが「Lネットスクリーニング」と呼ばれるオリジナルのスクリーニングで、1回分のレポートについて15分から20分程度の解説動画が用意されており、生徒はそれを繰り返し視聴することで学習の理解を深めることが可能です。

また、スクリーニングは、基本的に週1回土曜日に実施されるのですが、それ以外にも生徒が希望すれば、平日に個別学習をサポートしてもらえる仕組みが用意されています。

例えば、ILC宮城では、宮城野校舎内に学習室を設置しているほか、遠隔地に住む生徒向けに登米学習センターや山形学習センターを開設しており、生徒はそこで学習サポートを受けられるようになっています。

ILC青森やILC沖縄でも平日のスクリーニングなどを通じて生徒の個別学習支援を行っているので、これらをうまく活用すれば効率的に学習の理解を深めることができるでしょう。

通学コースの種類とその内容

仙台育英学園高等学校の通信制課程の通学コースは、普通科のみとなっており、3年間で74単位以上を取得することによって高校の卒業資格を取得できます。

カリキュラムは、国語、数学、英語、地理・歴史、生物・化学・物理といった基本的な科目が中心ですが、それらに加えて論理・表現や情報といった科目も履修可能。また、卒業するためには単位取得のほかに、30時間以上の特別活動への参加が必要とされています。

ボーリング大会や研修旅行といった様々な特別活動が用意されていますので、生徒は楽しみながら充実した高校生活を送ることができるでしょう。

卒業後の進路

卒業生の進路は、大学や専門学校への進学、企業への就職など実に様々です。

過去の進学先には、東北大学や岩手大学、東北福祉大学、東北学院大学といった本校がある宮城県内の国立大学や私立大学に加え、東京理科大学や関西大学など、それ以外の地域の大学も含まれています。

また、専門学校についても、IT系や、美容系、介護系など多岐にわたっていますので、多様な選択肢の中から将来進むべき道を考えたいと考えている方にとっても仙台育英学園高等学校の通信制課程は魅力的な選択肢と言えるのではないでしょうか。

仙台育英学園高等学校の口コミ・評判

通信制に来て、自分が大きく成長できたのを感じます。ボウリング大会や沖縄旅行はとても楽しかったです。(ILC宮城)
最初はスクーリングでも行くのが大変でした。でも、先生が声をかけてくれたおかげで、だんだんなじんでいくことができるようになりました。(ILC青森)
甲子園で見た仙台育英の選手たちの姿に感動しました。一歩でも近づこうとがんばります。(ILC宮城)

仙台育英学園高等学校(通信制)の学費情報

入学金 30,000円
教育振興会費 10,000円
授業料 288,000円(1単位12,000円)
施設維持費 10,000円
教育運営費 24,620円
就学支援金 ▲288,000円
年間学費 74,620円 ※就学支援金適用時

学費支援制度・サポート情報

学校側で用意している学費支援制度は特にありませんが、一定の条件を満たせば、国の高等学校等就学支援金制度を利用することが可能です。

具体的には、世帯年収が910万円以下であれば、この制度を利用して所定の支給上限額までの学費を支援してもらえます。

支給上限額は、世帯年収が590万円以上910万円以下の場合には118,800円、590万円未満の場合には297,000円(私立の場合)で、実際の支給金額は単位数によって変わってきます。

奨学金情報

学費支援制度と同様に、奨学金についても学校側で用意されているものは特にありませんが、自治体やその他の団体の育英奨学資金を利用することは可能です。

ただし、育英奨学資金を受給するには、所定の学力基準や所得基準をクリアしている必要があるほか、事前に必要書類を用意しておかなければなりません。そのため、希望する場合は、早めに学校に相談して準備を進める必要があります。

仙台育英学園高等学校の通信制に偏差値はある?入試情報について

仙台育英学園高等学校偏差値と入試の内容

仙台育英学園高等学校の通信制課程には、明確な偏差値は存在していません。

というのも、同課程の入試には学力試験がないからです。入試の内容は、作文と面接だけであり、英語や数学といった学力を問う試験は一切ありません。これは、ILC青森、ILC宮城、ILC沖縄のいずれのキャンパスにおいても同様です。

必要な対策

仙台育英学園高等学校は作文と面接だけで入学できるため、一見すると入学するのはそれほど難しくないように見えるかもしれませんが、実際にはそういったことはありません。

なぜなら、仙台育英学園高等学校は全国規模の知名度を有するため、毎年定年を大きく上回る受験者が押し寄せるからです。

高い倍率を勝ち抜いて合格するためには、入念な作文と面接の対策が不可欠です。特に、志望動機や入学後に希望する高校生活のイメージは、聞かれた場合に明確に答えられるように、頭の中を整理しておくとよいでしょう。

仙台育英学園高等学校の通信制が向いている生徒/向いていない生徒

仙台育英学園高等学校(通信制課程)が向いている生徒

こちらの学校に向いているのは、以下のような生徒です。

・マイペースに高校生活を楽しみたい生徒

・勉強以外にも様々な体験をしたい生徒

・しっかり勉強をサポートしてもらいたい生徒

週1回のスクーリングに参加すれば、後は決められたレポートを提出して特別活動に参加するだけで卒業することができるので、自分のペースで高校生活を楽しめるでしょう。

また、特別活動を通じて日常生活ではできないような体験をすることも可能です。個別教育のサポート制度も充実しているため、しっかり勉強したいという生徒にも向いています。

仙台育英学園高等学校(通信制課程)が向いていない生徒

一方、以下のような生徒は、こちらの学校には向いていないかもしれません。

・レポートが苦手な生徒

・専門分野を学びたい生徒

スクーリングと特別活動以外は、基本的に自宅などで与えられたレポート課題をこなす日々を送らなければなりません。また、普通科しか開設されておらず、特定の分野に特化したコースは設けられていないので、専門的に何かを学びたいという方は他の選択肢を検討した方がよいかもしれません。